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面接で「リーダシップを発揮した経験は?」と質問された時の正しい答え方~回答例14個紹介~

「今まで役職についた経験がない」「人をまとめるのは苦手」

と悩んでしまう就活生も多いのではないでしょうか。そのような場合は、この記事で説明している「なぜ企業がリーダーシップについて質問するのか」を理解しておきましょう。

面接官にはどのような内容を伝えるべきか把握することが大切です。

本記事ではリーダーシップについて聞かれた場合のよくある回答例を紹介しているので、ぜひ参考にして面接の対策をしてください。

目次

企業が「リーダーシップ」を聞く意図

まずは、企業側が「リーダーシップ」について質問するのはどういう意図があるか知りましょう。

企業側はどのような役職についていたかが知りたいわけではなく、自社に合う人材なのかを確かめるために聞いています。

質問の意図に沿った回答ができるよう、企業が聞きたいことを正確に把握してください。

企業に貢献できる思考や行動力があるかを判断するため

リーダーシップを発揮した経験があるかを聞く意図には、企業に貢献できる人材かどうかを見極める目的があります。

企業が求めるリーダーシップとは組織の代表になる能力ではなく、企業に貢献できる思考や行動力です。

入社後は他の社員とともに、目標に向けて仕事に取り組まなければなりません。その際、リーダーシップがあればメンバーに働きかけ、目標達成の原動力になります。

企業はリーダーシップの経験を通し、物事にどう取り組み、向かい合うのかを判断します。

このような企業の意図に沿うためには、リーダーシップを発揮した経験談を伝えながら、その経験を「入社後にどう活かしたいか」「どのように会社に貢献したいか」ということをアピールするとよいでしょう。

また、実際にリーダーシップを発揮した経験がなくても、リーダとして必要な能力を得た経験を伝えることで自身の思考や行動力をアピールすることは可能です。

どのような人柄かを知るため

リーダーシップについて聞くもう一つの意図は、どのような人柄なのかを知るためです。

リーダーシップを発揮した経験を聞くことで、履歴書だけではわからない学生の人柄や考え方がわかります。

つまり、人柄や考え方によって、自社の社風に合う人材かどうかを確かめたいのです。

社風に合わない場合、早期退職につながる可能性もあります。企業にも学生にも不幸な結果になってしまうでしょう。

そのような事態にならないよう、企業は自社との相性について細かくチェックしています。

このような意図に応えるため、リーダーシップを発揮した経験について話すときには「リーダーとしてなぜその行動を取ったのか」「その経験から何を学んだか」を明確にするとよいでしょう。

「リーダーシップ」の答え方

リーダーシップを発揮した経験について答える際は、以下のフレームワークに沿って答えるようにしてみてください。

最初に自分が考えるリーダーシップの定義から述べましょう。そして、定義に当てはまる、リーダーシップを発揮した経験、もしくはリーダとして必要な能力を得た経験を伝えます。

その際、当時の状況や目標、実際に取った行動、結果や学びを順序よく伝えることで、どのような強みを発揮したかがわかりやすく伝わるでしょう。

リーダーシップを発揮したエピソードを話したら、最後に「経験を入社後どのように活かすか」について話します。

単なるイメージではなく、具体的にどのようなことを成し遂げたいかを述べると印象がよくなるでしょう。

「面接の質問」への答え方の詳細、注意点、面接官のタイプ別対策方法を知りたい方は下記の記事をご覧ください。
▶参考:「【面接】質問の正しい答え方|面接官のタイプ別に特徴と対策を紹介」

「リーダーシップ」の回答例

これまでの説明で、リーダーシップについて答える際の流れについては理解できたと思います。

ここからは、よくある「リーダーシップを発揮した経験」の回答例を14個紹介します。

回答例をチェックして自分に当てはまるものを参照し、スムーズに返答できるようにしましょう。

回答に対して想定できる質問も紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。

ゼミ

❏例文1

私は、メンバーの異なる意見をまとめながら、ひとつの目標を達成するために導くことがリーダーシップだと考えます。

大学のゼミでは積極的にまとめ役を引き受けています。大きな成果が出たのが、自分の意見を自由に発言できる話し合いの場を設けたことです。当初、ゼミでは意見の対立が多く、話が噛み合わない場面もたくさんありました。

しかし、自分の意見を率直に発言することでそれぞれお互いの考えについて理解が深まり、対立する意見の妥協点を見いだせるようになりました。その結果、研究内容を決める際もスムーズに意見がまとまり、学部の中でも特に団結力の強いゼミと言われるまでになったのです。

仕事でも周りの意見をまとめて、目標達成に向けてリーダーシップを発揮できるようになりたいと思っています。

 【想定追加質問】 

⇨ゼミで決まった研究内容とその成果について、詳しく教えてもらえますか?
⇨対立する意見の妥協点を見出すために、どのようなことを心がけていましたか?

❏例文2

私にとってリーダーシップとは、目標達成に向けてメンバーのモチベーションを高められることだと考えます。

大学2年生のときゼミ活動の企画でヒット商品を開発するプロジェクトに携わっていました。私は責任感があるという理由でプロジェクトの代表に選ばれましたが、開発までにさまざまな障害があり当初の予定より完成の時期が大幅に延びてしまいました。

ゼミ生のモチベーションも低くなり、それを盛り立てることは大変でした。しかし、商品の完成でどれだけ多くの人が助かるかを説明し、モチベーションアップにつなげました。

この経験を忘れず、メンバーの気持ちに寄り添いながら目標を達成できる人になりたいと思います。

 【想定追加質問】 

⇨メンバーのモチベーションを保つために、他に行ったことはありますか?

部活

❏例文1

私が考えるリーダーシップは、各メンバーが責任を自覚できるように働きかけることです。

高校生のときにテニス部に所属していましたが、思うような結果を出せず、部員もやる気を失って練習を休みがちでした。それを見て私は、顧問の先生と部長にミーティングの場を持つよう提案しました。

やる気を出すにはどうしたらいいか、結果を出ために何をするべきか意見を求め、それぞれが責任を持つことを話し合いました。このミーティングで部員みんなが責任感が持つようになり、練習に打ち込んで大会でも上位入賞を果たすことができました。

この経験は、入社後にチームで仕事に取り組むときにも活かせると思います。

 【想定追加質問】 

⇨例えば、なかなか責任を自覚できない人にはどのように声をかけますか?

❏例文2

私はリーダーシップについて、的確な分析で戦略を作って確実に目標を達成できる能力だと考えています。

中学時代はバスケ部に所属していましたが、メンバーには強い選手が多く試合に出ることはできませんでした。しかし、次に戦う相手の試合を分析することが得意だったため、それに基づきアドバイスをしたところ順調に勝ち進み、優勝を勝ち取ることができました。私はこの経験から状況を分析して戦略を練ることを学びました。

この能力で、入社後も会社の成長のために貢献できると思っています。

 【想定追加質問】 

⇨その分析について、一つの試合を例にして具体的に教えてもらえますか?

サークル

❏例文1

私が考えるリーダーシップは、自ら目標を決めて実行することです。

大学では演劇サークルに所属していますが、規模が大きかったためメインの役者にはなかなかなれませんでした。仕方なく舞台裏の装置を担当していましたが、これが意外に楽しく、役者の演技を引き立てるためにはどのような演出がいいか考えるようになりました。演出はお客さんの好評を得られたので、次の講演では集客を倍にするという目標を立てることにしました。教室の前でアピールする、役者自らがチラシを配るといった宣伝を行ったところ、来客は倍以上になり、見事目標を達成できたのです。

御社に入社後はこの経験をもとに会社の成長に向けた具体的な目標設定を行い、貢献したいと考えています。

 【想定追加質問】 

⇨特に好評だった演出はどのようなものか教えてもらえますか?

❏例文2

私にとってリーダーシップとは、メンバーの意見をまとめて団結力を高めることだと考えます。

私は大学1年生のとき漫画サークルに入っていました。さまざまな好みを持つ学生が集まっていたためまとまりがなく、派閥のようなものができていました。中立的な立場にあった私は自然に仲を取り持つようになり、卒業間際の頃にはサークルの雰囲気がだいぶ良くなっていました。

私はこの経験から、自らの利害関係にこだわらず働きかけることが組織の団結力を高めるコツだと学びました。この経験を、入社後も活かしたいと思います。

 【想定追加質問】 

⇨対立している人の仲を取り持つ方法について、具体的に教えてもらえますか?

留学

❏例文1

私はリーダーシップについて、人を動かす能力だと考えています。

高校時代にアメリカへ短期留学をしましたが、留学中にイベントがあり、私のクラスは語学の成果を披露するため寸劇を行うことになりました。

練習に来ないメンバーもいましたが、私はクラスの全員が出場することが大切と考え、パーティを企画しました。パーティーの参加者に台本を渡し、イベントへの勧誘を行いました。そのあと練習への参加は増え、結局イベントの寸劇はクラス全員で行うことができました。

この経験は入社後でも、目標達成に向けたプロジェクトなどに活かせると思っています。

 【想定追加質問】 

⇨他の人をパーティーに誘うときは、どのように働きかけましたか?

❏例文2

リーダーシップとは、目標に向けてメンバーを一つにまとめる能力だと思います。

私は大学2年生のときフランスに留学していましたが、留学先で入った寮では人種の壁が厚く、同じ国籍の者同士が集まる傾向がありました。語学の勉強にならないと感じていた私は、寮の交流会を計画しました。各国の歌や料理などを紹介する企画を練るなど、さまざまな国の人たちと触れ合う機会を作りました。その結果、寮内には団結力が生まれ、交流が深まりました。

この経験を、入社後の仕事でも活かしていきたいと考えています。

 【想定追加質問】 

⇨交流会に集まってもらうために、特に工夫したのはどのような点ですか?
⇨留学先での経験は、入社後に自社でどのように活かしていけると思いますか?

インターン

❏例文1

リーダーシップとは、高い行動力で目標を達成する能力だと思います。

私は半年間、ボランティア団体でインターンシップを行い、ボランティアを広めるキャンペーンの企画に携わりました。

自分と同じ若者が参加できるキャンペーンにしたいと思い、いくつもの大学を訪問して学生の声を調査し、企画に反映させました。キャンペーンは成功に終わり、目標達成には確かな計画に基づく行動力が必要なことを学びました。

この経験を、御社での企画や営業の仕事でも活かしていきたいと考えています。

 【想定追加質問】 

⇨会社に入ってから、まずどのようなことを目標にしたいと思っていますか?
⇨学生の声を調査する際、大変だったことは何ですか?

❏例文2

私はリーダーシップについて、的確な目標設定を行い、それに向かって有効な戦略を立てることだと考えています。

大学2年生のとき広告代理店でインターンをしましたが、経営陣の不祥事がニュースになり、契約が取りづらいという事態に遭遇しました。この状況で契約を取るには個人よりもチームで協力体制を作ることが大切と考え、契約数を以前の水準に戻すという目標を設定しました。目標達成に向けて、お互いの情報を共有しサポートするという戦略を立てたのです。契約数は徐々に増え、社員のモチベーションを高めることができました。

この経験は自信になり、入社後も御社の発展のために貢献できると思っています。

 【想定追加質問】 

⇨結果に結びついた戦略は、具体的にどのようなものだったか教えてもらえますか?

バイト

❏例文1

リーダーシップとは、メンバーに目標を与え、それに向かって何をしたらよいか示すことだと考えます。

私は大学1年生のとき、居酒屋でアルバイトをしていましたが、社員が減り、他のバイトスタッフ5人をまとめる役割を任されることになりました。ただ仕事を教えるだけではいけないと考え、1日の売上目標を達成するにはどうしたらよいか一緒に考える提案をしました。

その結果、目標を達成できただけでなく団結力も生まれ、何かあった場合はすぐに相談してもらえる関係を築けました。

この経験は、入社後に他の人と働く現場でも活かせると思っています。

 【想定追加質問】 

⇨我が社では入社してしばらくは数人でチームを組んだ営業を行いますが、そこであなたの経験はどう活かせると思いますか?
⇨売上目標を達成するために、どのようなことを行いましたか?

❏例文2

リーダーシップとは、メンバーの特性を活かした人材配置ができる能力だと思います。

私は大学3年のとき、大型スーパーの販促キャンペーンにバイトスタッフとして参加しました。他に10名ほどのスタッフがいましたが、これまで販促の経験があった私はスタッフ内の役割分担をするリーダーに任命されました。

私は各スタッフから得意分野を聞き取りそれに合わせた配置を行ったところ、素晴らしい働きでキャンペーンは大成功に終わりました。

この経験は、入社後の仕事にもきっと活かせると考えています。

 【想定追加質問】 

⇨例えば営業部に配属された場合、あなたの経験はどのように活かせると思いますか?
⇨役割分担をする際は、得意分野を考慮する以外に意識していたことはありますか?

その他(リーダー的役割をしていない場合の回答例)

❏例文1

リーダーシップとは、目標を立て、そこに向けて行動できる能力だと思います。

私は高校時代、卓球部に所属していました。高校2年になると周りは受験のために部活を辞めていきましたが、私は県大会の入賞を目標にしていたため部活動と受験勉強を両立しようと考えました。

放課後は練習、朝と夜は受験勉強と計画を立て、忠実に実行しました。卓球の練習では積極的に周りに声をかけ、キャプテンのサポートを申し出るといった行動も行なっていました。限られた時間の中で集中して取り組んだ結果、大会では3位入賞、大学は念願の第一志望校に合格できたのです。

私はリーダーとしてのポジションについたことはありませんが、目標に向かって計画的に物事を進め、部活のチームにも貢献することで、リーダーに必要とされる能力を養うことができたと考えています。

この経験を活かし、入社後は少しでもリーダーシップを発揮できるようになれたらと思います。

 【想定追加質問】 

⇨部活との両立で一番大変だと感じたのはどういうことですか?

❏例文2

私はリーダーシップについて、人をまとめて一緒に目標に向かわせる指導力だと考えています。

これまで特に役職などについたことはありませんが、仲の良いグループなどではいつも人をまとめる役割をしていました。

大学1年生のときにメーカーの製造ラインでアルバイトをしていましたが、チームの連携が求められる仕事でした。そこでは相性が合わずたびたび衝突する人がいたため、私はその人たちの言い分を聞いたところ、どちらの言い分にも納得できる部分があることに気づいたのです。そこで、自分を含めてみんなで話し合う場を設け、それぞれが相手に抱いている誤解を解くことに努めました、それ以来衝突はなくなり、うまくまとまって楽しく働けるようになりました。

このような経験で、リーダーシップに求められる能力が得られたと考えています。御社に入社後もこれを活かし、貢献したいと考えています。

 【想定追加質問】 

⇨人の間を取り持ったり、まとめたりする際に心がけていたことは何ですか?

面接でよく聞かれる質問集と回答例は下記の記事を参考にしてください。
▶参考:「【面接でよく聞かれる質問集】答え方のポイントと前日までに準備すべき対策も紹介」

「リーダーシップ」のNG例

ここでは、リーダーシップについて回答する際に注意したい答え方について紹介します。

NGなのはどのような答え方なのかを知り、面接の際に活かしてみてください。

役職を説明してしまう

企業が知りたいのはどのような役職についていたかではありません。そこを勘違いして、役職の説明だけに時間を費やしてしまうのは、質問の意図に答えたことにはならないでしょう。

具体的なエピソードを話し、どのようなリーダーシップを発揮してどう貢献したかを伝えることが大切です。

エピソードに具体性がない

エピソードはできるだけ具体的に伝えましょう。話を聞いて、面接官が十分に想像できる内容であることが必要です。

何をどう変えようとして、どのようなリーダーシップを取ったのか、どのようなことを工夫して以前とどう変わったのかをしっかり伝えてください。

自己PRの内容と一貫性がない

自己PRで話した内容とリーダーシップの経験談には一貫性を持たせるようにしましょう。

一貫性がないと、企業は本当の人物像がわかりません。経験した内容にも疑いを持たれてしまいます。

まとめ

本記事では企業がリーダーシップを発揮した経験を聞く意図や回答例、NGの解答例について解説してきました。

リーダーシップについて説明することは自分の人柄や考え方を伝え、企業にどのような貢献ができるかをアピールする機会にもなります。

本記事で紹介した企業側の意図やポイントなどを意識して、リーダーシップを発揮した経験について上手に伝えましょう。

面接を通過するためには想定質問への対策として、答え方を知るだけではなく、マナーの習得や事前の練習も必要です。

下記ページに面接突破のためのノウハウ記事をまとめているので、面接に少しでも不安がある方は参考にしてください。
▶参考:「面接対策と質問回答例」

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ここまでは、面接対策の情報をお伝えしてきました。

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