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体育会学生が就活でアピールすべき強みって何?実際の例文をもとに解説!

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目次

「体育会経験のアピールの仕方がわからない」といった悩みを持つ就活生は多いのではないでしょうか?本記事を読むことで、体育会の経験を効果的にアピールする方法を知ることができ、内定にグッと近づくでしょう。

自己PRの書き方、そして体育会のエピソードを使った例文をご紹介していますので、ぜひご一読ください。

体育会のメリット・デメリット

以下では就活における体育会学生のメリット・デメリットについて解説していきます。

体育会のメリット(1): 理解しやすい自己PR

体育会学生の活動内容はシンプルで面接官の方に理解してもらいやすい傾向にあります。というのも取り組み内容や実績を定量的に示しやすいからです。

一方で、「長期インターンでの仕組みづくり」「学生団体での活動」を説明する際には複雑な背景や条件を説明するのに苦労する場合があります。

そのような意味で体育会は面接官にPR内容を分かってもらいやすいと言えるでしょう。

体育会のメリット(2):OBの存在

OBの存在は体育会学生が最も大事にすべきリソースです。

なぜなら体育会のOBは様々な業界で活躍していることも多く、OB訪問の相手探しに困ることはありませんし、選考で優遇されることも少なくないためです。

業界によっては選考の評価にOB訪問をした回数が含まれるところも存在します。

よって体育会学生はOBをフル活用しましょう。

体育会のメリット(3): 体育会枠が存在する企業が一定数あること

企業によっては「〇〇大学の〇〇部からは〜名」といった枠を設けているところもあると聞きますし、OBの力を最大限に活用して志望企業から内定を獲得する学生も多く存在します。

ただ企業は体育会枠の存在を明確にしているわけではないので、あくまでもそのような枠がもしかしたらあるという程度に思っておきましょう。

続いてはデメリットを紹介します。

体育会のデメリット(1):時間不足

やはり体育会で活動する以上、時間が足りないというデメリットはどうしても避けれません。

準備の量が結果に直結する就職活動において、準備に割く時間が少ないことは致命的な欠点だと思います。

そのため、早め早めの行動が就活で成功するうえでカギになるでしょう。

体育会のデメリット(2):所属するコミュニティの狭さ

コミュニティの狭さもデメリットの一つとして挙げられます。どうしても部活のメンバーと過ごす時間が長いため、就活に関する情報をキャッチアップしづらいのも事実です。

ただ情報収集という課題については、自分の意識次第で改善することができます。

例えば、SNSを活用したり、同じ大学の友達に聞いたりなど、情報の集め方はいくらでも存在します。

体育会であることを言い訳にせず、積極的に自分で情報をもぎ取るマインドを大切にしましょう。

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体育会学生が意識すべきこと

体育会ということを押し出すのなら、意識しておきたいこと、注意点があります。自己PRする際は以下で紹介することを意識し、アピールするようにしましょう。

ライバルは他の体育会学生

ライバルは学業・サークルを頑張ってきた学生ではなく、他の体育会学生と考えると良いでしょう。実際、グループ面接の際に体育会の学生だけが集まっている場合もあるそうです。

体育会学生が就活で成功するポイントは「いかに他の学生と差別化を図っていくのか」ということです。

アピール内容がシンプルなだけに、どの体育会学生も似たような自己PRをしていることが多く、差別化を図るのは簡単なことではありません。こう聞くと不安になってしまう方もいると思います。しかし心配無用です。

このあと「体育会学生のなかでどう差別化していくのか」のノウハウについて詳しく説明していきます。

実績自慢はNG

体育会の学生は「実績自慢型」の自己PRになっていないか、今一度確認してみてください。これは多くの方が陥りがちなPRです。

例えば「100メートルでインターハイ優勝しました」といったアピールをしても、面接官は「ただの足が速い人」という印象しか持ちません。

実績ではなくその実績を獲得するまでどういうことを考え、どういう行動を起こしたのかを訴求するようにしましょう。

ハロー効果を活用しよう

まず前提としてハロー効果というのは「ある特定の人物、または物事を評価するとき、目立つ特徴が人物や物事の他の要素に対しても、影響を与えてしまうこと」です。

たとえば、「東大」という学歴を言われただけで「頭の回転が速い」といった印象与えることが挙げられます。

これを体育会に当てはめる場合、面接官は「体育会」という肩書を聞くと「元気がいい、明るい」などのイメージを抱くと考えられます。

よって部屋に入る時は他の学生よりも大きな声で挨拶し、面接中も胸を張って堂々と話す、常に笑顔、といった点を意識するといいでしょう。

このように体育会に抱く一般的なイメージをうまく活用してみてください。

体育会学生が訴求できる強み

体育会の学生は人事に対してどのような強みをアピールしていけばいいのかを悩んでいるのではないでしょうか?

今回は、実際に内定を獲得した方々が訴求していた強みを4つご紹介していきたいと思います。

継続力

本記事における「継続力」の定義は「どんな仕事でも最後までやり遂げることができる」もしくは「困難なことでも創意工夫や努力を続けることができる」です。

そのためアピールする際には、どのような想いや理由があって継続することができたのかを明記するといいでしょう。

自己PRで継続力をアピールする場合の伝え方は下記の記事を参考にしてください。

関連記事:
自己PRで”継続力”をアピールする方法・注意点|例文8選を掲載

調整力

この記事における「調整力」の定義は「価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる力」を指します。

つまり、自分の意見を主張する発言力と相手の意見を受け入れる柔軟性を兼ね備えた人物を訴求できるということになります。

他者の意見を取り入れる上でどのような工夫をしていたのか、またはどのように利害関係の調整をしていたのか等をアピールするとさらに良くなるでしょう。

自己PRで調整力をアピールする場合の伝え方は下記の記事を参考にしてください。

関連記事:
自己PRで”調整力”をアピールする方法・注意点|例文8選を掲載

責任感

最後に、「責任感」の定義は「自身の役割・立場を把握したうえで自分のやるべきことをしっかりやり遂げることができる力」とします。

この強みをアピールする際の注意点として、「責任感の強さ」が具体的にどのような行動・実績につながるのかについて説明しなければなりません。

よって、具体的な行動や成果につながる強みと合わせたアピールをする必要があります。

自己PRで責任感についてアピールする場合の伝え方は下記の記事を参考にしてください。

関連記事:
自己PRで”責任感”をアピールする方法・注意点|例文6選を掲載

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体育会学生の自己PRの例

ここからは本記事のメイントピックである「効果的なPRの方法」について徹底解説していきます。

自己PRの書き方・フレーム

まずは簡単に自己PRの書き方について解説していきます。

本サイトでは以下のようなフレームを推奨します。この順番で書いていくことで読み手は納得感を持って読むことができるでしょう。

自己PRの書き方・フレーム

(1)結論:あなたの強みは?

まずはあなたの強みや人柄をひと言で示しましょう。

ここでのポイントは企業側が求めている人物像が持つ強みを書くことです。なぜなら、企業は掲げているビジョンを叶えるための手段として新卒を採用しているからです。

例えば「最強のサッカーチームを作りたい!」と考えているのに野球が上手い人をわざわざ採用しませんよね?もちろんサッカーの上手い人を採用します。

よって、企業が求める人物像に沿った強みをひと言で表しましょう。

(2)強みを表す具体的エピソード

このステップでは、あなたの強みを説明できる出来事を記述しましょう。直面した課題に対してどのように行動したのか、なぜその行動をとったのかを中心に書いていきます。

また、強みを発揮するために意識したことについても明記します。あなたがその強みを発揮するために「どのように行動するか」「どんなことに留意しているか」を伝えましょう。

強みを発揮するための具体的な方法論(how)を提示することで、あなたの自己PRの信憑性・具体性がグッと高まるはずです。

(3)結果・学んだこと:どんな結果?どんな学びを得た?

エピソードを記述した後は、経験を通して「どんな結果が得られたのか」「どんな学びがあったのか」を伝えましょう。

結果を伝える際のポイントは「数字を用いて伝える」ことです。

例えば、「カフェのアルバイトを続けてきました。」と伝えるよりも「カフェのアルバイトを4年間継続しました。」と伝えた方が面接官は理解しやすいです。

(4)強みの活かし方:その強みを入社後にどう活かす?

このステップは就活生が見落としがちのステップです。あなたの自己PRは「以上から私の強みは○○と言えます。」で終わってはいないでしょうか?

多くの就活生が前述の内容で書き終えるケースが多いです。つまり「強みを入社後にどう生かしていくか」の説明を書かない人が多数いるということです。

なぜこのステップが大事かというと、企業側が重視するのはあくまで「あなたが企業の利益に貢献できる(=企業で活躍できる)人材かどうか」だからです。

よって企業に対して「私を採用すべきですよ」と表す一文を必ず入れるようにしましょう。

体育会での活動に関する自己PRの例文

ここからは「調整力」と「継続力」を訴求した実際の例文をもとに、上記のフレームに当てはめていきたいと思います。

例文内のハイライトカラーの凡例
●結論⇨ 緑  ●エピソード⇨ 青  ●結果・学んだこと⇨ ピンク  ●入社後⇨ オレンジ 

(1)「調整力」をアピールした例文

 私の強みは「調整力」です。私は体育会○○部で部員の意識改革に挑戦し、チームをリーグ○○に導いた。  我が部は厳しい練習を積むも勝てない日々が続き、降格寸前であった。私は、残留への想いや部員同士の思いやりに溝があることに勝てない原因を見出した。組織のために、私がこのチームをもっと良くしたいという想いが生まれた。そこで部員全員と積極的に1対1の対話を重ね、先輩の想いを後輩に、後輩の想いを先輩に伝え、さらには自身の強い想いもぶつけた。自身の言葉が120%以上で響くように誰よりも自主練習を行うことで信頼獲得を目指した。  私が強い意志を持って部内の調整役を果たしたことでチームの意識は1つにまとまり、○○戦に勝利し○○を果たすことが出来た。 

⇨非常にわかりやすいPR内容であると言えます。最後に、学んだことや会社で強みをどのように生かしていくかを記述できるさらに良い内容になるでしょう。

(2)「継続力」をアピールした例文

 私は「粘り強く、物事を継続できる人間」です。  大学3年次に15人の選手全員から主将に推薦された時は、周囲の信頼を実感することができた。「世界一の舞台でバスケットがしたい」という想いから留学をしたが、当初日本人というだけでチームメイトに全く相手にされなかった。しかし、身長2mを超す選手達の中で、体格で劣る私の存在価値を確立するために「皆がやりたがらないこと」を率先して行った。試合の出場機会がない状況でも、毎朝6時からの練習では大声でチームを盛り上げ、授業の合間に対戦相手をビデオで研究し、試合前にレギュラーの選手達にその特徴を詳しく伝えるなど、私なりの努力を2年間以上積み重ねた。  主将選出は、そうした地道な貢献が信頼を生んだ結果だと自負している。 

⇨キャプテンになるまでに非常に苦労した様子がひしひしと伝わってくる内容となっています。強いて言えば、この強みを入社後どのように発揮していくのかを明記できると良かったでしょう。

上記例文の他にも就活支援サイトUnistyleでは選考通過者のESや選考レポートなどを7万件以上掲載しています。下記画像からサイトに移動できるので、ぜひES作成の参考にしてください。

ユニスタイル_ES_CTA

面接でよくされる質問

ここでは実際の面接で留学に関してどのような質問されるのかについて集めました。

頻出質問
  • なぜ体育会に入ったのか?
  • 体育会での活動を通して一番成長した事は?
  • 部活での失敗や苦労した体験は?
  • 部活で得たことを教えてください。
  • 部活をして一番良かったことはなんですか?
  • 部活の印象的なエピソードを教えてください。
  • 部内ではどんな活動をしたの?
  • 部内での役割は?どんな価値を発揮したの?

面接では体育会関連の質問だけでなく、志望動機や業界など様々な質問をされます。あるある質問集とその答え方は下記記事で確認してください。

関連記事:
【面接でよく聞かれる質問集】答え方のポイントと前日までに準備すべき対策も紹介

まとめ

今回は就活において体育会の学生はどんなメリット・デメリットがあるのか、また体育会はどのような強みを出していけばいいのかについて紹介しました。本記事を参考に内定に向けて頑張っていきましょう。

是非本記事を執筆している就職エージェントneoもご利用ください。

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