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面接で「留年した理由は何ですか?」と質問されたときの正しい答え方~回答例10個紹介~

「面接で留年理由について聞かれたらどうしよう……」このような不安をお持ちではありませんか?

本記事では、これから重要な面接があるという就活生に向け「留年理由の正しい答え方」「絶対にやってはいけないNG例」などを紹介していきます。

本記事を読むことで、答えづらい留年理由を問題なく回答できるようになり、かつ内定にも大きく近づくでしょう。面接で失敗したくないという人はぜひ参考にしてみてください。

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目次

企業が面接で「留年した理由」について質問する意図

企業が面接で留年した理由を聞く意図は下記の通りです。

■病気や事故など体の状態を知るため
■留年をして得たものを知るため
■人柄を知るため

それぞれの意図について詳しく解説していきます。

病気や事故など体の状態を知るため

面接官が留年理由を聞くのは、病気や事故などがあり、体の状態を悪くして留年したのではないかを聞くためでもあります。

入社して長い付き合いをしていく中で、体の状態が悪いとお互いにとって良いことはありません。

無理をすれば体調の悪化につながりますし、会社側も社員になる人の健康状態を正しく把握しておきたいためです。

そのため、もし病気や事故などで体の状態が悪い場合は正直に伝えるようにしましょう。

留年をして得たものを知るため

面接官は「留年をして何を得たのか」を知るために質問しているケースもあります。

どのような理由であれ、留年することで何かを学んだり気づいたりすることは多いです。

留年して気づいたことや、学んだことなんてないかもしれない」という人は、留年する前の自分と留年後に過ごした自分の考え方を比較してみましょう。

深堀することで、何か面接官にアピールできる要素が見つかることもあります。

人柄を知るため

面接官が留年した理由を聞くのは、人柄を知るためという可能性もあるでしょう。

例えば、求職者が留年したことをどのように捉えているかによって、面接官はあなたの人柄を想像します。

留年を楽観的に捉えている人だと、面接官は「良い意味で捉えればポジティブだけど、考え方が短絡的であるともいえるな」という印象を抱く可能性もあるでしょう。

また、自分の留年理由を他者に話してみるなどして、あらかじめ客観的な意見をもらっておくとよいです。

客観的な意見をもらっておくことで、自分の留年理由が面接官にどのような印象を与えるのかを、前もって知ることができます。

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面接で「留年した理由」について質問されたときの答え方

面接で留年理由を聞かれた際は、以下のフレームワークに従って答えましょう。

面接対策

まずは、結論部分で留年した理由を簡潔に述べます。

次に、エピソード部分で「留年して気づいたことや学んだこと」「どうして留年することになったのか」などについて詳しく説明しましょう。

続いての改善方法では、「今後このようなことが起きないためにどうするべきか」を述べます。

最後にエピソードの話をまとめつつ、今後会社でどう活かしていきたいのかを述べるとよいでしょう。

「面接の質問」への答え方の詳細、注意点、面接官のタイプ別対策方法を知りたい方は下記の記事をご覧ください。

関連記事:
【面接】質問の正しい答え方|面接官のタイプ別に特徴と対策を紹介

どう答えればいいかわからない、または面接になかなか受からないから通過率を上げたいという方はぜひ就職エージェントneoを利用してください。

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面接で「留年した理由」について質問されたときの回答例

以下では、面接で留年理由を聞かれた際の回答例を10個紹介していきます。

留年理由については、面接の合否を分ける重要な質問です。面接で間違った回答しないためにも、ぜひ以下の例文を参考にしてみてください。

また、例文に加え、想定質問についても紹介していきます。

部活動

■例文1

私が留年した理由は、部活動に割く時間を多くとりすぎたからです。

私は3年生の時に部活動の部長を任され、土日は朝から晩まで練習し、平日も朝練を行っていました。練習の甲斐あって、全国大会に出場することもできたのですが、私は3年生での単位が足らず、留年することになってしまいました。 留年した原因は、私が野球のことばかりを考えてしまい、全体を俯瞰して見えなくなってしまったからであると思っています。そのため、私は視野を広げ物事の優先順位を意識して行動するようなりました。

入社した後は、これらの失敗経験を活かし、2手3手先を見ながら仕事に取り組みたいと考えています。

【想定追加質問】
⇨大学1年生や2年生の時の単位を取れていましたか?
⇨どのような基準で優先順位をつけましたか?

■例文2

私が留年した理由は、講義よりも部活動にあてる時間の方が多くなってしまったからです。

私は大学の4年間、ラグビー部に所属していました。私の所属していたラグビー部は、毎年全国大会を狙うようなチームであったため、毎日のように熾烈なレギュラー争いが行われていました。私も全国大会の出場メンバーを狙って、過酷な練習を続けていました。その結果、大学での勉強がおろそかになってしまい、留年することになってしまいました。今後はこのようなことがないように、自己管理を徹底しやるべきことをきちんとやれる人間になろうと思っています。

入社した後は、これまでラグビー部で培ってきた体力や精神力を活かし、どんなタフな仕事にも臨んでいきたいと思っています。

【想定追加質問】
⇨今後自己管理をする際にはどのようなことを意識して管理していこうと思っていますか?

留学

■例文1

私が留年した理由は、大学2年生の時に留学した際、講義のスケジュールをうまく調整できなかったからです。

私は大学でどうしても留学経験をしたいと思っていたため、少し無理なスケジュールであることは承知の上で留学しました。留学をして素晴らしい体験や学びをたくさん得ることができたのですが、結果的に留年することになってしまいました。今後は他のスケジュールを調整する前にやるべきことのリストを作成し、優先順位を決めるなどして、やるべきことをおろそかにしないように気をつけていきたいと思っています。

社会で仕事をしていく際も、スケジューリングはとても大切なことだと思っています。そのため、先輩方からスケジュールのやり方を学ぶなどして、同じ失敗をしないようにしていきたいです。

【想定追加質問】
⇨留学をして得られたことは何ですか?
⇨今後スケジュール調整をする際に気をつけたいことは何ですか?

■例文2

私が留年をした理由は、留学やそれに伴う勉強に割く時間を多くとり過ぎたからです。

私は大学2年生の時に、半年の留学や海外でのボランティアなどを経験してきました。海外のボランティアは、全国の大学から集まった学生同士でチームを作り、海外に住んでいる子どもたちの手助けをするというものでした。しかし、それに伴うミーティングや勉強などの時間が多くなり、大学の講義をおろそかにしてしまいました。今後は、このようなことがないように、やるべきことの棚卸と優先順位を決めたうえで、他のスケジュールと調整するなど、計画性をもって行動していきたいと思っています。

入社後は、留学や海外でのボランティア経験などで得たコミュニケーション力や語学力を活かし、御社の力になれればと考えています。

【想定追加質問】
⇨計画性を持って行動するために必要なことは何だと思いますか?

事故・病気

■例文1

私は、大学2年生の時に病気を患い、半年間入院をしていました。入院中は大学の講義に出席できなかったため、単位を取ることができず、留年することになってしまいました。

退院後はリハビリに励んだことにより経過もよく、現在は患っていた病気も完治しています。病気になった経験を経て、健康管理には気をつけるようになりました。その甲斐もあり、退院してからは風邪を引いたこともありません。

入社した後も、健康管理を徹底し、毎日100%の力で仕事に取り組めるようにしていきたいと思っています。

【想定追加質問】
⇨体調管理で大切だと思うことは何ですか?
⇨入院中大変だったことは何ですか?

■例文2

私は大学3年生の時、部活動で頸椎を痛め、3ヶ月間入院していました。入院中はもちろん、リハビリ中も大学に行くことはできなかったため、単位が取れず、留年することになってしまいました。

仕方のない事故だったとはいえ、自分の至らなさが招いたことだと思っているため、とても反省しています。今はリハビリの甲斐もあり完治し、後遺症も一切ありません。むしろ辛いリハビリ経験を乗り越えたことで、「自分ならできる」という自信がつきました。

入社した後は、部活動やリハビリで得たタフな精神力を活かし、 主体的な姿勢で仕事に取り組んでいきたいと思います。

【想定追加質問】
⇨リハビリ経験ではどのようなことがつらかったですか?

就活のやり直し

■例文1

私が留年をしたのは、就活をやり直したかったからです。

会社選びは、これからの人生においてとても大事な選択だと思っています。去年は自分にとって納得できる選択ができなかったため、一度留年をして就職活動をやり直しました。留年をしてからは社会で役立つスキルや業界について学び、今年こそ自分にとって納得できる選択ができるようにと、懸命に取り組んできました。そのため、今年の就職活動にはとても自信があります。

入社した後は留年で失った1年間を取り戻すために、全力で働きたいと思っています。誰よりも結果を残し、先に社会人になった同期を越えて行くと決めています。

【想定追加質問】
⇨あなたが会社選びで大切にしていることは何ですか?
⇨去年はどうして納得のできる選択ができなかったのだと思いますか?

■例文2

私が留年をした理由は、就職活動のやり直しをしたかったからです。

会社はこれから何十年とお世話になるので、どうしても自分の中で納得できる選択をしたいという思いがありました。また、去年は自己分析や企業分析が足りないと感じたことも理由の一つです。そのため、今年はしっかりとした自己分析と企業分析を行いました。今年は必ず自分にとって納得のできる選択をしたいと思っています。

入社した後は、誰よりも真剣に選んで入った会社であることに自信を持って、仕事をしていきたいと思っています。

【想定追加質問】
⇨自己分析の結果自分はどのような人間だと分かりましたか?
⇨企業分析で大切だと思ったことは何ですか?
⇨なぜ去年は十分な自己分析や企業研究ができなかったと思いますか?

遊んでいた

■例文1

お恥ずかしい話なのですが、私が留年をした理由は、大学1年生のときサークル活動や遊びに時間を割きすぎたからです。

高校時代に留年をしたことがなかったということもあり「どんなに遊んでも留年はさすがにしないだろう」とタカをくくっていました。しかし、結果的に留年することになってしまい、親にも学費面で迷惑をかけ、自分の不甲斐なさを痛感しました。しかし、3年生になってからは、もう二度とこんな失敗はしないということを心に決め、大学の講義は1日たりとも休みませんでした。このような経験から、計画的な行動を行うことの大切さを学ぶことができたため、今となってはプラスの経験だと思っています。

これから社会人として働く際も、計画性を大事にして、たくさんの仕事をこなしていきたいと考えています。

【想定追加質問】
⇨留年後、変化した環境から何か学んだことはありますか?
⇨留年している間は具体的にどのように過ごしましたか?

■例文2

恥ずかしながら、私が留年をした理由は、大学3年生のとき、アルバイトやサークル活動ばかりをして、大学の講義にほとんど出なかったからです。

アルバイトで稼いだお金を使い、サークルの仲間たちと遊んでばかりの毎日でした。しかし、留年をして自分の生活スタイルが間違いだったことに気づき、それ以降は学業を優先するようになりました。まずは単位の取得が一番だと考えたため、優先順位を明確にし、遊びやアルバイトなど学業以外のことに使う時間を減らしました。大学の講義に出るようになってからは、勉強も面白くなり、大学での時間がより有意義なものになりました。

今後は、このような失敗をしないために、計画性をもち、社会人としてふさわしい行動を取り続けたいと思っています。

【想定追加質問】
⇨大学の講義のどういった部分が面白かったですか?

面接でよく聞かれる質問集と回答例は下記の記事を参考にしてください。

関連記事:
【面接でよく聞かれる質問集】答え方のポイントと前日までに準備すべき対策も紹介

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面接で「留年した理由」について質問されたときのNG例

面接で留年理由を聞かれた際の NG 例は下記の通りです。

■留年したことを他責にする
■留年理由でウソをつく

留年理由に関する回答を間違ってしまうと、面接官にとても悪い印象を与えてしまいます。

確実に内定を取るためにも、以下で紹介していく NG 例は必ず避けるようにしましょう。

留年したことを他責にする

留年したことを他責にするのはよくありません。他責とは、自分以外の人や環境のせいにしてしまうことです。

他責にしてしまうことで面接官は「この人は失敗を人のせいにするから、これからの成長はあまり望めないだろうな」という風に考えます。

そのため、留年理由を与える際は、どのような内容であっても、あくまで自分の行動が招いた結果であることを述べるようにしましょう。

留年した理由でウソをつく

留年理由でウソをつくのも NG です。面接官は、百戦錬磨と言っても過言ではありませんから、求職者のウソも簡単に見破ってしまいます。

また、ウソが通ったとしても、入社後、自分にとって居づらい環境を作ってしまうことになるかもしれません。

そのため、たとえ留年理由がネガティブなものであったとしても、潔くよく自分のせいだと述べるようにしましょう。

まとめ

本記事では、面接で留年理由について聞かれた際の回答例を紹介してきました。

「留年理由はちょっと答えづらい」という人もいるでしょう。しかし、前述の通り、以下のポイントを押さえておけば、面接官に悪い印象を与えることはありません。

そのポイントとは、

✓ウソをつかない
✓他人や環境のせいにしない

この2つだけです。

ポイントを押さえて留年理由をわかりやすく伝えることができれば、内定にもグッと近づきます。

面接を通過するためには想定質問への対策として、答え方を知るだけではなく、マナーの習得や事前の練習も必要です。

下記ページに面接突破のためのノウハウ記事をまとめているので、面接に少しでも不安がある方は参考にしてください。

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