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面接で「アルバイト経験」を効果的に伝える方法!回答例10選付き

✔ 本記事のまとめ
●面接でアルバイト経験を聞く意図は「人柄」「継続力があるかどうか」を判断するため。

●面接でアルバイト経験について聞かれたら「仕事内容+アルバイト経験で学んだこと・身についた能力」を伝える。

●面接でアルバイト経験を答える際は「アルバイト経験は1つか2つに絞る」「お金の話はしない」「アルバイトで学んだことを伝える」の3点を意識すると良い。

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目次

面接ではこれまでのアルバイト経験を聞かれる機会が多くあります。しかしゼミやサークルとは違い、アルバイトは誰もが経験していることではありません。

そのため、回答が難しいと感じる方も多くいるのではないでしょうか。

面接ではこれまでのアルバイト経験について聞かれる機会が多くあります。

しかし就活生の中には「アルバイトはしてるけどすぐに辞めてしまって続かない…」「まだアルバイト始めて数ヶ月だし話せるエピソードないな…」と何て答えればいいかわからないという人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、面接で「アルバイト経験」について聞かれた場合の答え方や注意点、回答例を紹介しています。

これから面接を受けるという就活生は、本記事で紹介している内容を参考に面接対策をおこなっていきましょう。

面接で「アルバイト経験」について質問する意図

面接でアルバイト経験について聞く意図

企業はなぜ面接で「アルバイト経験」について聞くのでしょうか?

就活生の中には質問の意図を理解できていない状態で、回答してしまう人も少なくありません。

しかし面接で高評価を得るには、面接官の質問の意図に沿った回答をする必要があります。

以下で面接官がアルバイト経験について質問する意図を紹介しますので、面接官の質問の意図を理解した上で回答を考えてみましょう。

人柄を知るため

面接官はアルバイト経験を聞くことで、就活生の人柄を知ろうとしています。

具体的には、なぜそのアルバイトをしようと思ったのかアルバイトを通じてどんな経験をしたのかといった話を聞くことで、就活生の考え方や価値観等を把握しようとしているのです。

また、アルバイトの内容によっては、社風とマッチしているのかを判断する材料にもなるでしょう。

面接でアルバイト経験について話す際はあなたの人柄をアピールするためにも、成果だけでなく、成果に至るまでの過程を伝えるということを意識してみてください。

継続力があるかを知るため

面接官はアルバイト経験から人柄とあわせてアルバイトを続けた期間もチェックしています。

そのためアルバイトが長く続かずいろんな職種を転々としている場合「継続力がないのでは…?」と思われてしまう可能性があります。

企業は自社で長く働いてくれる人を採用したいと思っているため、継続力があるかどうかは選考において重要なポイントと言えるでしょう。

また、面接官はその就活生の成長意欲についてもチェックしています。

いくら長く続けていても、その中で成長が見られなければアピールとしては弱くなってしまいます。

そのため、面接でアルバイト経験について伝える際は、アルバイトの中でどのような成長があったかについても触れられると良いアピールとなるでしょう。

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面接で「アルバイト経験」を聞かれた時の答え方

面接でアルバイト経験を聞かれた時の答え方

面接で「アルバイト経験」について答える際は、上記フレームワークに沿って答えるようにしてみてください。

最初の結論部分では「カフェでアルバイトしています」といったように、アルバイト経験を簡潔に伝えましょう。

そしてなぜそのアルバイトを選んだのか、アルバイトを通して成長できたと感じることを具体的に伝えます。

もし、何か成果を上げたエピソードがある場合は具体的な数字で伝えることで、より説得力のあるアピールとなるでしょう。

  例  カフェの空間が好きで、カフェに行くだけで気分転換になったり、リラックスすることで前向きになれたりと、そんな空間づくりを私自身もおこないたいという思いから、カフェでアルバイトをすることを決断しました。

カフェのアルバイトでは、お客様の表情や行動を見て今お客様が求めているものは何なのかを考え、自分なりに積極的に行動するようにしています。

例えば寒そうなお客様がいたらブランケットを渡したり、何を注文するか迷っている方にはオススメ商品の提案をおこなったりしています。

このアルバイトの経験から、周りの求めているものを読む力や積極性を身に着けることができたと思っています。

上記のようなエピソードを伝えたら、最後に「入社後はどのように貢献して志望企業にメリットを与えるか」について話します。

単なるイメージではなく、具体的にどのようなことを成し遂げたいかを述べると印象がよくなるでしょう。

  例  入社後もお客様のニーズを理解し、それに適したサービス提供をおこないリピーターを増やすことで、御社に貢献できるよう努めます。

その他、面接での頻出質問への答え方が知りたい就活生は「面接の質問」への答え方の詳細、注意点、面接官のタイプ別対策方法を知りたい方は下記の記事をご覧ください。

【頻出質問例付き】面接で評価される質問への答え方とは?
面接を突破するには答え方が重要です。いくら良い話をしていても、質問を意図を踏まえた回答ができていないと、面接官にしっかりと伝わらない可能性があります。あなたの魅力を十分に伝えるためにも、答え方をマスターしておきましょう。本記事では面接での正しい答え方や注意点等について紹介しています。

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アルバイト経験が無い場合の面接での答え方

アルバイト経験がない場合の面接での答え方

もしアルバイトの経験がないという人は、嘘をつくのではなく正直に「アルバイト経験はありません」と伝えるようにしましょう。

アルバイトをしていなかったからといって選考で不利になることはありません。

大事なのはアルバイトをしてきたかどうかではなく、アルバイト経験を通して何を学んだかであるため、アルバイト経験がなくても十分にアピールすることはできます。

例えば「学業が忙しくてアルバイトできなかった」という人は、学業を通して学んだことや身に着けたスキルについて伝えます。

そしてそれを入社後志望企業でどう活かしていくかまで伝えられれば全く問題ありません。

そのためアルバイトしたことがないという人は、まずはなぜアルバイトしてこなかったのかを言語化し、その期間に他で学んだことはないかを考えてみてください。

また、アルバイト経験はあるけど、どれも長く続かなかったという人もいるでしょう。

そのような人は「様々な仕事を経験し、自分に合う仕事を見つけたかった」といった前向きな理由を伝えられればマイナスな印象にはならないはずです。

数々のアルバイトを経験したからこそ学ぶことのできたエピソードを話し、その経験を入社後どう活かしていくかを伝えるようにしてください。

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面接で「アルバイト経験」について聞かれた時の回答例

面接でアルバイト経験を聞かれた時の回答例

ここでは面接で聞かれるアルバイトの経験の回答例を紹介します。よくあるアルバイトの経験を元に紹介していきますので、自分に当てはまる例文はないか探してみてください。

また、回答に対して想定される質問も併せて紹介します。面接でアルバイト経験について聞かれた際にスムーズに答えられるよう、しっかりとチェックをしておきましょう。

居酒屋のバイト

私は「居酒屋でアルバイト」をしていました。

居酒屋のアルバイトではバイトリーダーを任されていて、その経験が人をまとめる統率力を培ってくれました。バイトリーダーはどのような忙しいときでも、冷静に状況を見極めて指示を出さないといけません。バイトメンバーの悩みをヒアリングし、内容をまとめた上で改善策を練りました。その後、社員さんに直談判したことで、お店の雰囲気が大きく変わりました。

的確に状況を判断する能力や意見をまとめる力は、社会に出てからも必要です。どのようなときでも冷静に物事を進めて、さまざまな人の意見をまとめてプロジェクトを成功させたいと思っています。

【想定追加質問】
⇨指示を出すときに注意していたことは何ですか?

コーヒーショップのバイト

私は「コーヒーショップでアルバイト」をしていました。

そのコーヒーショップではお店のメニューを決めるという貴重な経験ができました。私が勤めていたコーヒーショップはカップルのお客様が多かったのですが、カップルに向けたメニューが少ないことに気付いたのです。すぐに店長に相談し、デザートをみんなで考案しました。結果的にカップルのお客様のリピート率があがり、売上に貢献できました。

お客様のニーズに気付き、それに適したサービスを提供するのは、入社後も必要になってくると思います。コーヒーショップでのアルバイト経験を活かして、お客様の喜ぶサービスを提供して御社に貢献したいと思います。

【想定追加質問】
⇨顧客ニーズに気付くためにどのようなことが必要ですか?

カフェのバイト

私は「カフェのアルバイト」を経験してきました。

カフェのアルバイトでは、新人の育成に力を入れていました。2年半勤めていた私は、新人に業務を教える担当に任命されました。新人育成で気をつけていたのは「相手を尊重しすぎない」ことです。

相手を尊重することも大切ですが、尊重しすぎてしまうと新人が育たなくなってしまいます。指導するときははっきりと改善すべき点を伝えるなど、メリハリをつけて接することを心がけていました。この心がけは、入社後も必要になってくると感じています。相手を尊重しつつ自分の意見もしっかり伝えながら、良いチームワークを築きたいと思います。

【想定追加質問】
⇨新人への具体的なアドバイスを教えて下さい。
⇨新人教育をしていた際に難しいと思ったことは何ですか?

ファストフード店でのバイト

私は「ファストフード店でアルバイト」を経験しました。

ファストフード店は、アルバイトのなかでも一般的な仕事のため、誰にでもできるものだと思われがちです。しかし実際は、現場での高いコミュニケーション能力が必要とされる仕事のため、他のスタッフとのチームワークを大切するように心がけました。

他のスタッフに積極的に声をかけ、自分の意見だけではなく相手の意見を引き出すことで、全員が働きやすい環境を作ることができました。入社後はコミュニケーション能力を発揮するシーンがたくさんあると思います。ファストフード店での経験を活かして、優れたチームを作りたいです。

【想定追加質問】
⇨コミュニケーションを交わすうえで、気をつけていることは何ですか?

アパレルのバイト

私は「アパレルのアルバイト」を経験して、商品の魅力を見つける能力を培いました。

お客様に洋服を買ってもらうためには、その洋服の魅力を見つけることから始まります。自分が心から良いと思えなければ、お客様におすすめできません。そのため、それぞれの洋服のアピールポイントを見つけ、お客様に伝えるように心がけていました。

御社のマーケティング部に入ったあかつきには、自社商品の良さを誰よりも理解し、お客様へ自信をもって届けられるように努力していきたいです。

【想定追加質問】
⇨商品の良さはどうやって見つけますか?

塾講師のバイト

私は学生時代に「塾講師のアルバイト」をしていました。

塾講師のアルバイトでは、それぞれの生徒がどうすれば成績が上がるのかという点を常に意識して働いていました。生徒の成績はそれぞれで、成績が良くない子もなかにはいました。そこで私はなぜ成績が上がらないのか、その生徒の得意な科目や苦手な科目を洗い出し、徹底的に分析したのです。

分析した結果をアドバイスしたことで、生徒のモチベーションも向上し成績を上げることに成功しました。そして、勉強に興味を持つという好循環が生まれたのです。入社後も塾講師のアルバイトで身につけた分析力を活かし、プロジェクトを成功に導きたいです。

【想定追加質問】
⇨生徒を分析する際に苦戦したことは何かありますか?

ブライダルのバイト

私は「ブライダルのアルバイト」で緊張感への対応力を身につけました。

ブライダルのアルバイトでは、基本的に配膳サービスを担当していました。サービスの仕事自体に特別な技術はいりませんが、結婚式という人生の一大イベントの現場には独特な緊張感がありました。

少しの失敗も許されないシチュエーションを多く経験したので、緊張感あるシーンでも平常心で物事を進められるようになりました。社会人になると緊張するシーンの連続だと思います。ブライダルのアルバイト経験で培った平常心で、常にベストなパフォーマンスを発揮できるように努めます。

【想定追加質問】
⇨平常心を保つためにどのようなことに気をつけますか?
⇨なぜブライダルのアルバイトをしようと思ったのですか?

コールセンターのバイト

私は「コールセンターのアルバイト」を経験することで、ビジネスマナーと対応力を身につけました。

コールセンターではお客様と顔を合わさずに、コミュニケーションを交わします。顔を合わせないからこそ言葉遣いや状況に応じた対応力が大切と感じ、人一倍勉強を重ねました。その結果、どのようなお客様に対しても、適切に対応できる能力が身につきました。

ビジネスマナーや対応力は入社後も求められる能力です。今後もこの能力をさらに伸ばし、どのような相手に対しても失礼のない適切な振る舞いができるようにしたいと思います。

【想定追加質問】
⇨クレーム処理をするときに気をつけたことはありますか?
⇨人一倍勉強を重ねたとありますが、具体的にどのような勉強をしていましたか?

コンビニエンスストアのバイト

私は「コンビニエンスストアのアルバイト」で、不明点をうやむやにせず、すぐに解決することの大切さを学びました。

コンビニの業務はレジ打ちや品出しの他にも覚えることが多く、アルバイトを始めた当初は苦労しました。アルバイトをはじめて半年ほど経った後、レジの特殊操作を理解しておらずミスをしてしまい、お客様に迷惑をかけてしまったことがありました。

店長から事前に説明は受けていたものの、理解できずにそのままにしてしまったのがミスの原因でした。その反省から通常業務はもちろん、新しい業務が増えても納得いくまで理解を深めるよう努力しました。

入社後はわからないことばかりだと思います。しかし、わからないことが出てきたら放置せず、その都度上司や先輩の方々に質問して理解することで、お客様によい提案ができるようにしたいです。

【想定追加質問】
⇨業務の理解を深めるときに工夫したことを教えて下さい。
⇨理解できていないのにそのままにしてしまった理由を教えてください。

事務のバイト

私は2年間の「事務アルバイト」を経験し、臨機応変に対応する柔軟性を身につけました。

事務のアルバイトはルーチンワークに加えて電話対応や他部署への伝達など作業量が多く、ときにはそれらを同時に進行するため、なかなか自分のペースで仕事ができませんでした。

このままではお客様と職場の人の両方に迷惑がかかると思い、指示を待つのではなく、自分から積極的に業務を解決する工夫をしました。

社会人になってからは、どのような仕事でも柔軟な対応が必要になってきます。事務のアルバイトで培った臨機応変に対応できる能力を発揮し、御社の力になりたいと思います。

【想定追加質問】
⇨臨機応変な対応のために工夫している事例を教えてください。

面接でよく聞かれる質問集と回答例は下記の記事を参考にしてください。

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面接で「アルバイト経験」を答える際の注意点

面接でアルバイト経験を答える際の注意点

ここでは面接でアルバイト経験について回答する際の注意点を紹介します。

注意点を把握し、面接の際に活かしてみてください。

アルバイト経験は1つか2つに絞って伝える

面接でアルバイト経験について伝える際は1つか2つに絞って伝えることがポイントです。

就活生の中には今まで様々な種類のアルバイトを経験してきたという人もいるでしょう。

アルバイト経験の豊富さは、幅広いスキルや価値観を得るために役立ちます。

しかし面接官によっては複数のアルバイトを経験してきたということは「1つのアルバイトに従事した期間が短いのでは…?」「この人は継続力がないのではないか…?」とマイナスに捉えられてしまう場合もあります。

そのため、仮にたくさんのアルバイト経験があったとしても、面接で伝える際は1~2つに絞って回答することをオススメします。

お金の話はしない

就活生の中には「お金がほしいからアルバイトしている」「時給が高いからこのアルバイト先を選んだ」という人もいるでしょう。

もちろんその選び方が悪いわけではありません。しかし面接でアルバイト経験について話す際は、お金のことだけを伝えることはあまりオススメできません。

お金だけが理由でアルバイトしていると思われてしまうと「うちの会社も金銭面だけで選んだのかな・・・ ?」「条件面だけしか見てないのか…?」と仕事に対する熱意や意欲がないと判断されてしまう可能性があります。

どこの企業も選考の評価基準として「自社への志望度が高い」といったところを重要視しているため、熱意や意欲が低いと思われてしまうと選考を通過するのは難しくなってしまうでしょう。

お金でアルバイト先を選んだという人は後付けでもいいので、何か他にそのアルバイト先を選んだ理由がないか考えてみてください。

アルバイトを通して学んだことを伝える

アルバイト経験を回答する際にやりがちなのが、仕事内容のみを伝え、終わってしまうパターンです。

もちろん仕事内容を伝えることは必要ですが、それよりもそのアルバイトの仕事を通して何を学び、どんな能力が身についたかを伝えることが重要です。

面接官はアルバイト経験を通して就活生の人柄や仕事に対する姿勢をチェックしているので、面接官の質問の意図に沿った答えを準備しておきましょう。

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まとめ

本記事では面接で「アルバイト経験」について質問する意図や答え方のポイント、注意点等を紹介してきました。

面接官は就活生のアルバイト経験から人柄や価値観、仕事への姿勢等を知ろうとしているため、仕事内容だけを伝えるのではなく、アルバイト経験で学んだことや身についた能力を明確に伝えるようにしましょう。

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このように就活に関する悩みは人それぞれでしょう。

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