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例文10選|学生時代に頑張ったことを聞かれた時の答え方!注意点や質問の意図も紹介

✔ 本記事のまとめ
●学生時代に頑張ったことを面接で聞く意図は[人柄を知るため][伝える力があるかチェックするため][能力を知るため]である。

●学生時代に頑張ったことを面接で伝える際は[頑張ったこと⇒頑張ったことの詳細⇒学んだこと⇒経験を入社後どのように活かすか]の流れで伝えると良い。

●学生時代に頑張ったことを面接で伝える際は1分程度でまとめる。

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目次

「面接で学生時代に頑張ったことを聞かれたらどう答えればいいんだろう?」このような不安を感じている就活生もいると思います。

本記事では、大切な面接が控えているあなたに向け、面接官が学生時代に頑張ったことを聞く意図や答え方、回答例文、注意点などを紹介していきます。

面接官の意図を知り、回答を準備しておくことで自信を持って面接に挑むことができるため、これから面接を受けるという就活生は是非本記事を参考に面接対策をおこなってみてください。

「学生時代に頑張ったこと」を面接で聞く意図

「学生時代に頑張ったこと」を面接で聞く意図

企業が面接で「学生時代に頑張ったことは?」と聞く意図は以下の通りです。

・人柄を知るため
・伝える力があるかチェックするため
・能力を知るため

以下では、それぞれの意図について詳しく解説していきます。

人柄を知るため

面接官が学生時代に頑張ったことを聞くのは、就活生の人柄を知るためです。

例えば「学生時代はボランティアをたくさんしてきました」と回答した場合、面接官は「人とコミュニケーションをとったり、人の役に立ったりすることが好きなんだろうな」という印象を持つでしょう。

他にも「4年間、部活動に打ち込んできました」と回答した場合は、面接官は「努力家そうだな」「何か1つのことに打ち込むのに向いている人なのかも」という風に捉えるはずです。

このように、回答によって面接官に与える印象が大きく異なるため「自分の回答は面接官にどういう印象を与えるのか」という視点を持っておくことが大切です。

伝える力があるかをチェックするため

学生時代に頑張ったことは、基本的に1~2分程度で回答します。面接官はその中で就活生に伝える力があるかどうかを確認しているのです。

伝える力はどの企業でも求められる能力であるため、選考における重要な評価ポイントと言えます。

そのため「話すことが苦手」「うまく話せる自信が無い」という就活生は、面接を受ける前に親や友達の前で学生時代に頑張ったことについて話す練習をおこないましょう。

能力を知るため

面接官は就活生に備わっている能力を知るために学生時代に頑張ったことを質問している可能性が高いです。

ここで言う能力とは、以下の3つを指します。

・目標達成欲(困難をどう乗り越える人なのか)
・計画性(どうやって困難を乗り越えてきたか)
・チャレンジ精神(高い壁を乗り越えようとしたか)

つまり面接で「学生時代に頑張ったことは?」と聞かれたら、これらの能力をアピールするチャンスだと判断し、存分にアピールしましょう。

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「学生時代に頑張ったこと」を面接で聞かれた時の答え方

面接対策シリーズ

面接で「学生時代に頑張ったこと」を聞かれた際は、上記フレームワークに沿って答えましょう。

最初の結論部分では「学生時代に頑張ったことはアルバイトにおける接客業務」といったように、どんな失敗をしたのかを簡潔に伝えます。

学生時代に頑張ったことについて伝えたら、次はエピソードを具体的に説明します。このエピソードはあなたの人柄や価値観を伝える重要な部分となるため、できるだけ具体的に回答しましょう。

  例  アルバイトを始めた当初は、持っている知識をすべて提供しようと前のめりに接客をしてしまったことで良い販売実績を残すことができなかった。初めは自身の知識不足が原因だと考え、約一か月半、カタログを用いて猛勉強をしたが、大きな効果は出なかった。

そこで、接客力の高い社員の方々にアドバイスを請い、傾聴することが大切だというアドバイスを頂いたため、お客様主導でコミュニケーションを取り、不必要な情報を提供せずに、まず、ニーズに対して適切な情報を提供することを意識した。

また、自身で接客経験を蓄積し、ニーズの仮説立てをするようにもした。結果、自発的な提案と受動的な提案の両方が可能になり、購買に繋がるお客様を、アドバイスを請う前の一日当たり約〇人から、〇人まで伸ばすことができた。この経験から、傾聴する姿勢を持つこと、ニーズの仮説立てをすることの大切さを学んだ。

上記のようなエピソードを伝えたら、最後に「入社後はどのように貢献して志望企業にメリットを与えるか」について話します。

単なるイメージではなく、具体的にどのようなことを成し遂げたいかを述べると好印象を残すことができるでしょう。

  例  入社後はこの経験から学んだことを活かし、お客様のニーズに最適な提案をおこなえるよう努力します。

その他、面接での頻出質問への答え方が知りたい就活生は「面接の質問」への答え方の詳細、注意点、面接官のタイプ別対策方法を知りたい方は下記の記事をご覧ください。

【頻出質問例付き】面接で評価される質問への答え方とは?
面接を突破するには答え方が重要です。いくら良い話をしていても、質問を意図を踏まえた回答ができていないと、面接官にしっかりと伝わらない可能性があります。あなたの魅力を十分に伝えるためにも、答え方をマスターしておきましょう。本記事では面接での正しい答え方や注意点等について紹介しています。

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「学生時代に頑張ったこと」を面接で聞かれた時の回答例文

「学生時代に頑張ったこと」を面接で聞かれた時の回答例文

ここでは、面接で「学生時代に頑張ったことは?」と聞かれた際の回答例文を紹介していきます。

また、回答した後の想定深掘り質問も紹介していきますので、併せて確認してみてください。

学業・ゼミ

■例文1

私が学生時代に頑張ったことは学業です。

大学に入学してすぐに受けたTOEICで380点を取ってしまったことがとても悔しかったため、大学での勉強と並行して英語を学ぶことにしました。

毎日最低30分の勉強時間を確保し、継続的におこなったことで3年生になる頃には830点を取れるようになりました。

しかし、私はその点数では満足できなかったため、大学でも必修以外の英語も選択して徹底的に学ぶことにしたのです。

結果、4年生の最初に受けたTOEICでは自己最高の910点を取ることができました。継続した努力がこの結果に結びついたのだと思います。

入社した後もコツコツと努力を重ね、3年後には御社を引っ張っていけるような人材になりたいと思っています。

【想定追加質問】
⇨TOEICの勉強で工夫したことはありますか?
⇨これまでの勉強をどう会社に活かしていきたいと考えていますか?

■例文2

私が学生時代に頑張ったことはゼミのグループリーダーです。

ゼミでは「IT業界の歴史と今後の動向」というテーマで研究をおこなっていました。

私はグループの討論で発言できていないゼミ生などに対し「自分は○○だと思うんだけど、○○さんはどんな風に考える?」などと振ることで、討論が円滑に進むための手助けをおこなっていました。

さらに、グループワークをした後に浮かび上がってきた問題点や改善点などをオンライン上で共有し、より効率的な活動ができるような工夫も大切にしています。

その結果、ゼミの合同発表会では1位をとることができたのです。

入社した後もこれまでの経験を活かして、目の前の仕事を効率的にこなしていけるように改善を重ねていきたいと考えています。

【想定追加質問】
⇨グループワークをする際にあなたが重要だと思うことは何ですか?

アルバイト

■例文1

私が学生時代に頑張ってきたことはアルバイトです。

私は大学4年間、飲食店のホールで接客を担当していました。アルバイトで学んだことは協調性やチームワークの大切さです。

アルバイト先の飲食店は忙しいことが多かったため、合理的な行動を常に求められていました。

そのため、土日など特に忙しい日はホールのメンバーで開店前に集まり、動線や役割などをしっかりと打ち合わせするよう徹底していました。

忙しい日でも問題なくお店を回すことができたのは、ホールメンバー全員がチームワークを意識していたからだと思います。

入社後も協調性やチームワークを大切にして、自分だけではなく他の社員のためにもなるような行動を心がけたいと思っています。

【想定追加質問】
⇨協調性を意識するうえで大切にしていることは何ですか?

■例文2

私が学生時代に頑張ったことはアルバイトです。

私は大手カラオケ店でアルバイトをした経験があります。部屋の掃除や廊下の掃除からはじまり、厨房での料理作りや受付など、さまざまな仕事を体験できました。

どの仕事をしている時も「お客様が過ごしやすい空間を作る」ことを意識した結果、店長から「社員にならないか」というオファーをいただくことができました。

これまでの仕事を高く評価していただけたことがとても嬉しかったです。私はこのような経験から、単に仕事をこなすだけではなく利他的な行動を取ることの大切さを知ることができました。

入社した後も自分のためだけに頑張るのではなく、同僚やお客様の力になれるような仕事をしていきたいと思っています。

【想定追加質問】
⇨社員のオファーを断った理由は何ですか?

部活動・サークル

■例文1

私が学生時代に頑張ったことは部活動です。

私はサッカー部に所属しており、サッカー部の活動を通して、目標に向かって努力することの大切さや面白さを学ぶことができました。

私が所属していたサッカー部は強くなかったため、10年間最下位のリーグにいたため、「リーグ上位入賞」を目指して日々練習に励んでいました。

私は目標を達成するために、自宅でのトレーニングや走り込みなどをおこない、常にリーグ上位入賞を意識するように心がけていました。

その結果、リーグ戦の重要な試合で2ゴールを決めることができ、チームも10年ぶりにリーグ上位入賞を果たすことができたのです。

入社後も、ただ仕事をこなすだけではなく、会社の目標や自分の目標を達成できるよう常に努力していきたいと思っています。

【想定追加質問】
⇨練習をしていてつらいと感じたことはありますか?
⇨目標を達成するためのモチベーションはどのようにして作っていましたか?

■例文2

私が学生時代に頑張ったことはサークル活動です。

サークルではタッチラグビー部の部長を務めていました。部長の仕事は、OBとコミュニケーションを取ったり、サークルとしてボランティア活動に参加したりすることです。

ボランティア活動では、タッチラグビーを知らない子供たちにタッチラグビーの楽しさを教え、一緒に楽しむなどの活動をしていました。

また、私が部長になる前は6人だった部員を40人まで増やすことにも成功しました。部員1人ひとりに楽しんでもらうことはもちろん、積極的にコミュニケーションを取ることで楽しいサークル作りをおこなった結果だと思っています。

入社後もコミュニケーションとチームワークを大切にし、チームとして会社に貢献していきたいと考えています。

【想定追加質問】
⇨部長やっていて大変だったことはありますか?

ボランティア

■例文1

私が学生時代に頑張ったことはボランティア活動です。

地元から近いところにある海岸のごみ拾いを3年間おこなってきました。大学1年生の時に遊びに行った海岸にたくさんのゴミが落ちており、その光景を見て非常に残念に思って活動を開始したのがきっかけです。

最初は友達と2人で活動をおこなっていたのですが「もっとたくさんの人に活動を知ってほしい」という思いから、大学内やSNSで呼びかけをはじめました。その甲斐もあり、多い時には20名以上の人たちでゴミ拾いをすることができたのです。

ボランティア活動が評価され、新聞に掲載されたこともあります。私はこのような経験から、多くの人を巻き込むことでより大きな効果を得られることを学びました。

入社後もたくさんの人を巻き込みつつ、大きな成果を残していきたいと考えています。

【想定追加質問】
⇨学校やSNSではどのような呼びかけをしたのですか?

■例文2

私が学生時代に頑張ったことはボランティア活動です。

私は大学2年生から4年生の冬にかけて、毎週老人ホームで絵本の読み聞かせをさせてもらっていました。読み聞かせをするようになったのは、私の祖母がその老人ホームで過ごすことになったからです。

最初は読み聞かせに興味を持ってもらえず、よそ見や居眠りをする方も多かったのですが、声を大きくしたり読む速度を遅くしてみたりすることで、少しずつ興味を持ってもらえるようになりました。

私はこのような経験から、誰かに喜んでもらうためには自己満足で物事を進めるのではなく、相手の立場に立って改善していくことが大切なのだと学びました。

入社後もお客様の立場に立ち、改善を重ねることでたくさんの人に喜んでいただけるようになりたいと思っています。

【想定追加質問】
⇨ボランティア活動で苦労したことはありますか?

インターン

私が学生時代に頑張ったことは、参加したインターンで結果を残したことです。

私は夏休みにインターンに参加し、志望する業界の企業で社員の方々とほぼ同じ業務に取り組んだことで、業界で必要なスキルや社会人マナーなどを身につけられたと思っています。

インターンでは、まだ取引が無い会社に電話をしてアポイントを取るという仕事をしていました。

最初の5日間は1つもアポイントを取ることができなかったのですが、先輩にアドバイスを聞いたり自分なりに改善を加えたりすることで、1週間目にして2件のアポイントを取ることに成功しました。

私が取ったアポイントに向かった社員の方も無事契約を取ることに成功し、とても喜んでいただけたことが印象的でした。

入社後も先輩のアドバイスを聞いたり改善を重ねたりすることで、会社の売上に誰よりも貢献できる人材になりたいと思います。

【想定追加質問】
⇨電話営業で自分なりに大切だと思ったことは何ですか?

留学

私が学生時代に頑張ったことは留学での経験です。

元々海外へ行くことが好きだったということもあり、留学プログラムをゼミの先生に紹介された際に「参加します」と即答しました。

アメリカの大学で1年間学ぶことが決まりワクワクしていたのですが、最初は現地の勉強についていくだけで精一杯でした。

そのため現地では積極的なコミュニケーションを心がけ、できるだけ英語に触れる時間を長くとるようにしていました。

留学が終わる頃には親友もでき、人間関係の大切さに加え、英語の可能性や重要性を再認識できたことが成果です。

入社した後も現地で学んだ英語を活かし、海外事業を任せられるような人材になりたいと思っています。

【想定追加質問】
⇨海外で大変だったことは何ですか?
⇨外国人とのコミュニケーションを取る際に気をつけていたことはありますか?

面接でよく聞かれる質問集と回答例は下記の記事を参考にしてください。

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「学生時代に頑張ったこと」を面接で答える際のポイント

「学生時代に頑張ったこと」を面接で答える際のポイント

学生時代に頑張ったことを面接で答える際は基本的に1分程度でまとめるようにしましょう。

たくさんアピールしたいという思いから、長々と話してしまう就活生も少なくありません。

しかし長々と話すことによって、1番伝えたいことが伝わらなかったり、面接官に何を言っているのかわからないと思われてしまったり、かえって逆効果になることもあります。

あなたの人柄や能力を十分にアピールするためにも、1分という時間の中で学生時代に頑張ったことをしっかりまとめて伝えるように心がけましょう。

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「学生時代に頑張ったこと」を面接で答える際の注意点

「学生時代に頑張ったこと」を面接で答える際の注意点

最後に、学生時代に頑張ったことを答える際の注意点を2つ紹介します。これから面接を受ける就活生はチェックしてみてください。

単なる自慢話をする

学生時代に頑張ったことのエピソードが単なる自慢話にならないように注意しましょう。

この質問を通して面接官が知りたいことは「学生時代に頑張ったことで何を得たか」ということです。

そのため、ただエピソードを話すのではなく、最後には必ず「その経験から得たもの」を述べるようにしてください。

嘘をつく

学生時代に頑張ったことが浮かばないからといって嘘をつくのはNGです。

面接官は多くの就活生と対話をしているため、嘘をついても簡単に見抜かれてしまうでしょう。

仮に嘘がばれなかったとしても自分自身が働き続けづらい環境を作ってしまうことになりかねません。

「学生時代に頑張ったことなんてにない…」という就活生は、自分のこれまでの経験を深掘りしてみましょう。

どんな些細なことでも良いため、その経験から学んだことを付け足して、自信を持って回答すればきっと好印象を与えられます。

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まとめ

本記事では、学生時代に頑張ったことを聞かれた際の回答方法や例文などを紹介してきました。

この質問は、あなたの印象を面接官に残す大きなチャンスです。模範的な回答よりも、自分らしさのある回答を心がけましょう。

面接を受ける際は本記事を参考にし事前に回答を準備しておくことをオススメします。

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