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【業界研究】出版業界の動向6選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介

「出版業界って華やかそう!!」というようなイメージを抱いている人は多いと思いますが、1つの出版物を完成させるには想像以上に地道な作業がたくさんあります。

出版業界の仕事内容についてしっかり把握しておかないと入社後のミスマッチに繋がってしまう可能性もあります。

そのため本記事では出版業界の業界研究をしたいと思っている人に向けて、業界の動向や仕事内容、求める人材像、志望動機・自己PRのポイントを紹介しています。

また出版業界の売上や利益、年収、従業員数、勤続年数をランキングで紹介しているので、志望企業が決まっていない人は参考にしてみてください。

目次

出版業界の仕組み

出版業界の仕事は大きく分けると「出版社」「出版取次」「書店」の3つに分類されます。

それぞれがどのような役割を担っているのか以下でわかりやすく解説していきます。

出版社

出版社の主な業務な書籍や雑誌の製作、コンテンツの企画です。

具体的な仕事内容としては、編集者が本の製作から発行までを管理し、校閲者が誤字脱字、誤った表現はないかの確認をしています。

営業は本の販売促進をしています。

さらに出版社の中でも、書籍、雑誌などジャンルを問わず様々なコンテンツを扱う総合出版社と、学習参考書、経済書などジャンルごとに強みを持つ出版社に分けられています。

■代表企業
・集英社
・小学館
・講談社
・KADOKAWA

出版取次

出版取次の仕事は、出版社が製作した書籍を全国の書店に送り届けることです。

電子書籍の場合は出版社から送られてきたデータを書店に送っています。

他にも出版社、書店の売上データや市場動向を双方向に提供することで、出版社と書店の効率的な流通や取引が可能なります。

また書店への販売促進を支援し、商品の売上げアップを目指すのも出版取次の仕事です。

■代表企業
・日本出版販売
・トーハン
・大阪屋栗田

書店

書店の仕事は本を販売することです。

販売にも種類があり、店頭での販売や大学、公共図書館への図書館図書、学術用データベースの販売などがあります。

また最近では電子書籍の流通に伴い、電子書籍を扱う会社も増えてきています。

■代表企業
・紀伊国屋書店
・丸善CHIホールディングス
・楽天
・Amazon

ここまでで出版業界の仕事内容については理解できたと思います。次はそんな出版業界の動向について学んでいきましょう。

出版業界の動向

ここでは出版業界の動向を「現在」「過去」「将来」に分けて紹介していきます。

それぞれ以下のトピックスについて紹介しているので、出版業界の動向を把握しておきましょう。

■現在
・ネットやフリマアプリの普及
・電子媒体の売上高は好調
・出版物事業以外に強みを持つ企業の業績は堅調

■過去
・83年にニューメディアの時代が到来
・2020年の出版市場規模

■将来
・出版業界は新たなビジネスモデル構築を模索してる

まず動向を学ぶ前に出版業界について数字で見てみましょう。

参照元:業界動向サーチ/全150業界の業界ごとの合計、または平均を項目ごとにランキング。出版業界21社が対象(2019年-2020年)

それではまずは現在の出版業界の動向から紹介していきます。

現在

現在の出版業界の動向は大きく分けると以下の4つが挙げられます。それぞれについて詳しく解説していきます。

ネットやフリマアプリの普及

現在ではインターネットやスマホの普及によって、ネット上で情報収集する人が増えたことや、若者の活字離れによって情報を得るために本を活用するという人が少なくなってしまっています。

またフリマアプリの普及も出版業界に大きな影響を与えています。

現在では誰でも簡単にフリマアプリで物を販売、購入することが可能です。

フリマアプリで購入する場合は実際に書店に行く必要もないため、手軽かつ安く購入することができると考え、フリマアプリを積極的に活用する人も増えています。

電子媒体の売上高は好調

電子コミックは前年比31.9%増の3420億円、電子書籍は前年比14.9%増の401億円増加しています。

一方電子雑誌は15.4%減の110億円と市場規模は減少していますが、電子書籍と電子雑誌を合わせた電子媒体で見ると市場は拡大しており、好調だと言うことができます。

電子コミックの市場規模は前年度を大きく上回っていますが、理由としては海賊版サイトの閉鎖も大きな要因だと言えるでしょう。

また、Amazonの「Kindle Unlimited」や楽天マガジン、めちゃコミックなど定額制の読み放題サービスが増加したことも電子媒体の伸びに大きく関わっています。

出版物事業以外に強みを持つ企業の業績は堅調

既存出版物が苦戦している中で出版事業以外にも強みを持っている企業の業績は堅調となりました。

■例
ベネッセ:通信教育『進研ゼミ』
ゼンリン:カーナビなどの地図データベース事業

他にも女性向けファッション誌では売上向上を狙う施策として、アパレル業界やコスメ業界とタイアップしバッグやポーチ、化粧品などの豪華な付録を付けています。

また雑誌のサイズを女性が持ち歩きやすいバックサイズに展開するなど、売上を伸ばすために様々な工夫を行っています。

過去

続いては出版業界の過去の動向について紹介していきます。ここでは出版業界の電子化の始まりや2020年の市場規模についてお伝えします。

83年にニューメディアの時代が到来

字媒体以外の開発に関心が高まったことで、70年代末に初めて実用化されたコンピューター組版(CTS)が普及し始めます。

さらに85年には日本で最初のCD-ROMソフトとして和英独3か国語による「最新科学技術用語辞典」が三修社から出版されました。

1986年には出版社、印刷会社、コンピューター会社、ソフトウェア会社、書店などが協力して日本電子出版協会が設立されたことから電子化がさらなる進展を迎えていきました。

2020年の出版市場規模

2020年の出版業界の市場規模は書籍が0.9%減の6661億円、雑誌が1.1%減の5576億円と減少していますが、単行本などのコミックスは昨対24%と増加しています。

これには漫画「鬼滅の刃」の大ヒットが大きく影響しているため、出版業界ではヒット作を出すことが非常に重要だと言えます。

さらに新型コロナウイルスにより、学校の臨時休校やステイホームなど、家にいる時間が増えたことから学習ドリルや参考書、ゲームの攻略本などの売上も好調となりました。

また、近年では出版業界の流れが変化しており、コミックスが売れるとアニメ化され、そのアニメがヒットするとさらにコミックスが売れるという潮流もあります。

将来

最後は将来の出版業界の動向について紹介していきます。

出版業界は新たなビジネスモデル構築を模索してる

出版業界各社は将来を見据え、ネットや映像との融合、デジタルメディア事業の強化、電子書籍事業の展開など、出版以外のビジネスモデルを模索しています。

以下は出版業界内で既に行われている事業展開例です。

カドカワ:「ニコニコ動画」を運営するドワンゴと経営統合し、ゲーム化、映画化、グッズ化、海外展開など、クロスメディアコンテンツの展開強化を図っている

昭文社:旅行事業として「旅ナカ」サービスを強化。海外旅行の予約やグアムにマリンアクティビティ会社を設立

講談社:企業や団体が販売促進や広告宣伝に取り組むためのサイト『C-station』を展開

集英社:DeNAと共同会社を設立し、エンターテインメント事業を開拓

出版業界の志望動機の書き方

出版業界の志望動機を書く際は「なぜ出版業界なのか」「なぜその出版会社なのか」をしっかりと深堀りしておくことが必要です。

“なぜ出版業界なのか”については具体的には自分が将来何を成し遂げたいのかを伝えます。

例えば「小説というエンターテイメントを多くの人に提供したい」などといった出版業界ならではの理由を述べるようにしましょう。

その際に業界の仕事内容と絡めて伝えることができればより深い志望動機になるため、業界の職種や動向についても把握しておきましょう。

次に“なぜその出版会社なのか”については、出版業界の中でもなぜその企業を志望しているのか、強みや事業形態などの特徴を調べて、競合他社と差別化しながら伝えていきましょう。

例えば、KADOKAWAは「ニコニコ動画」を運営するドワンゴと経営統合するなどクロスメディアが強みの一つです。

このように企業によって強みは異なるため、しっかりと企業研究を行い、企業ごとの特徴や強みを把握した上で、志望企業を決めるようにしましょう。

テレビ業界の志望動機の例文を見てレベル感を掴みたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

▶参考:出版業界の志望動機の書き方と例文~講談社など3社の選考通過ESを公開~

志望動機の書き方の次は高評価をもらえる自己PRの書き方をマスターしましょう。

出版業界でうける自己PRの書き方

自己PRの書き方について学ぶ前に、まずはテレビ業界の求める人物像を把握しておきましょう。

企業に評価される自己PRをするためには、その業界ではどのような人が求められているのか知っておくことが重要です。

出版業界の求める人物像

制作や編集は文字を扱う職種ですので、国語力があることが大前提です。

また、作家やライターと一緒に一つの作品を仕上げていくので、コミュニケーション力や異なる価値観、立場の人とも協力して物事を進められる素養が求められます。

同様に営業でも、書店の担当者からニーズを聞き出したり、自社の書籍の販売促進を行うため同じ素養が必要です。

さらに出版業界の仕事は新しいコンテンツを生み出していかなければならないため創造力が大切です。

新しいコンテンツを生み出していくのは簡単なことではありません。そのため試行錯誤しながら、粘り強くチャレンジし続ける忍耐力も求められます。

出版業界の求める人物像について学んだら次は自己PRの書き方を学んでいきましょう。

自己PRを書く際は基本的に「強み⇨エピソード⇨結果・学んだこと⇨入社後どう活躍できるか」の順番で書きます。

それぞれどのように書けばいいのかについては以下で詳しく紹介していきます。

自己PRの基本的な書き方

(1)結論

自己PRを書く際は最初に「私は○○することができます」といったように自分の長所を端的に述べます。

最初に結論を述べ面接官に今から何の話をするのか伝えることで、聞き手側も話が入りやすくなります。

そのため、自己PRをする際は結論として、まず長所を伝えるようにしましょう。

(2)エピソード

長所を伝えたら、実際にその長所があることを証明できるエピソードを交えます。

ここではできるだけ具体的なエピソードを伝えるために、その出来事の中で生じた課題・目標や、その課題・目標に対してどのような行動をとったのかについてまで書くようにしましょう。

また企業は、課題・目標やそれ対する行動を通してその人の人柄や価値観を判断しているため、なぜその課題・目標に取り組もうと思ったのか、なぜそのような行動をとったのかについて、しっかりと見つめ直しておいてください。

(3)結果・学んだこと

エピソードの次は、自分がとった行動によってどのような結果になったかについても書きましょう。

結果を書く際は、定量的に表すことを意識してください。

例えば「〇〇というアイディアを出し実践したところ、売上を40%上げることができた」など数字を用いてアピールした方が相手に伝わりやすいです。

また、この経験を通して何を学んだのかについても書きます。

面接官はその人の学びからも価値観や人柄を判断しています。

価値観や人柄はその学生を採用するかどうかの大きなポイントとなるため、自分がどういった人なのか、いかにその企業に必要な人材であるのかをアピールするようにしましょう。

(4)入社後どう活躍できるか

企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれる人材を求めています。

つまり、面接官にこの学生は「自社で活躍する素養がある」と思わせるのが大事です。

そこで自己PRをする際は、最後に今伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくかまで伝えるようにしてください。

そのためには企業が求めている人物像を把握する必要があります。業界研究・企業研究を通してどのような強みをアピールするのか考えておきましょう。

より詳しい自己PRの書き方について知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。

▶参考:企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説

最後に出版業界の売上げランキングを紹介します。まだ志望企業が決まらないという人は参考にしてみてください。

出版業界ランキング

ここではテレビ業界のランキングを紹介します。まずは「売上」「経常利益」「利益率」のランキングを紹介していきます。

また「年収」「従業員数」「勤続年数」のランキングも以下で紹介しています。

出版業界の業績ランキング

参照元:業界動向サーチ/テレビ業界の売上高ランキング(2019-2020年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。

売上については1位が講談社、2位が集英社、3位がKADOKAWA、経常利益は1位がベネッセHD、2位がKADOKAWA、3位が学研HDです。

売上や利益、利益率をチェックした方が良い理由は、以下の2点です。

・売上は企業の財務力を表しているから
・利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しているから

売上は企業の財務力、ビジネスの規模を表しています。つまり売上が高い企業の方が行っているビジネスの規模が大きいということです。

またA社とB社が同じ利益の場合、売上が大きい企業の方が金融機関からの融資を受けやすいとされているため、売上を見ることで企業の資金調達力もチェックすることができます。

次に利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しています。そのビジネスによる付加価値がどれくらいあるかを測る指標です。

つまり利益がほとんど出ていなかったり、赤字だとビジネスに何らかの問題があるということになります。

ただし、このランキングだけでなく、成長率も大事であるため各企業の過去についても振り返っていきましょう。

出版業界の社内環境ランキング

参照元:業界動向サーチ/テレビ業界の平均年収ランキング(2019-2020年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。

年収は1位がベネッセHD、2位が学研HD、3位がKADOKAWA、勤続年数は1位がゼンリン、2位が学研HD、3位が文溪堂となります。

勤続年数が長いということは定着率が高いということになります。一概には言えませんが、定着率が高い会社は良い会社である可能性が高いです。

また従業員数が多い会社は多様な人と関わり合うことができるというメリットがあります。

しかし多いと自分の意見が通りにくい場合もあるというデメリットもあるため、自分にとってどの環境が合っているのか考えてみましょう。

まとめ

本記事では出版業界について紹介してきました。

若者の活字離れや出版以外の事業展開など業界が現在抱えてる課題やそれに対する取り組みについて理解できたと思います。

出版業界の選考を通過するためには業界の動向や、仕事内容について把握することは非常に重要です。

業界研究をする際はその業界ではどのような人材が求められているのかについてを調べ、効果的な自己PRを考えましょう。

さらに詳しく業界研究を行う場合の”やり方”は下記記事を参考にしてください!

▶参考:たった4ステップで業界研究を完璧に!誰でも簡単にできるやり方を紹介

就活相談は就職エージェントneoへ

ここまでは、業界研究に必要な情報をお伝えしてきました。

それでも、「自分の場合はどうすればいいの?」と不安な方も多いのはではないでしょうか。

そんな時は、自分ひとりで抱え込まず、客観的な視点からフィードバックをもらうべきです。就職エージェントneoでは、企業人事の要望を把握したプロのアドバイザーが年間2万件以上の就活生の悩みにお応えしています。

就活でモヤモヤしている方は、少しでも早くそのお悩みを解決し、自信をもって本番に臨んでください。

 

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