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【2024年最新】食肉業界の動向3選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介

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目次

食肉というと、食卓にて主菜として食されることが多いですが、「好物である」という人も多いのではないでしょうか。

そんな私たちにとって身近である食肉業界ですが、実際のところどのような仕事をしているのでしょうか。

本記事では「食肉業界の仕事ってどんな人が向いている?」「食肉業界って将来性あるの?」という人に向けて、食肉業界の仕組みや動向、志望動機・自己PRの書き方についてわかりやすく解説していきます。

また食肉業界の売上や利益、年収、従業員数、勤続年数をランキングで紹介しているので、志望企業が決まっていない人はES作成の参考にしてみてください。

食肉業界の仕組み

食肉業界においては数多くの業種が関わっています。

まず商社を介して原料を調達し、次に食肉メーカーにて食肉の生産卸売や食肉加工品の生産を行います。その後販売小売店や外食産業を通して、私たち最終消費者に届くのです。

今回の記事では、食肉の卸売や加工品生産を担う食肉メーカーについて解説していきます。

業界研究_食肉業界の仕組み

食肉業界の動向

ここでは食肉業界の動向を4つ紹介していきます。

それぞれ以下のトピックスについて紹介しているので、食肉業界の動向を把握しておきましょう。

・堅調な国内食肉市場の動き
・ハム・ソーセージ等の値上げ
・健康志向の高まり

参照元:業界動向サーチ/2021-22年の業界レポート ※2023年7月10日作成時点

堅調な国内食肉市場の動き

日本国内においては、皆さんもご存じの通り人口減少や少子高齢化が課題となっています。その影響により市場が伸び悩む業界が多い中、食肉業界の市場規模は順調に拡大しています。以下では、その要因を2点に分けて紹介していきます。

消費者の肉食志向の高まり

近年、高齢者を含めた消費者の肉食志向が高まっています。

もともと高齢者が好む食事といえば穀類や野菜を中心とした粗食が一般的でしたが、現在の高齢者は肉料理を好んで摂取する傾向にあります。

その背景には、食肉が良質なタンパク質やを含んでおり健康維持にはもってこいであることが挙げられ、高齢者以外の消費者にとっても有益な食品なのです。

魚介類の消費量減少に伴う相対的な肉類人気の高まり

水産庁によると、食用魚介類の1人当たりの1年間の消費量は、統計開始の1989年から2010年まで肉類のそれを上回っていたものの、2011年には初めて肉類を下回りました(※1)。

このような現象が起きた背景の1つには魚介類の価格高騰が挙げられるでしょう(※2)。

先進国における健康志向や途上国における食生活水準の向上といった世界的な動きの影響も相まって、世界全体の水産物消費量は増加の一途をたどっています。

魚介類の需要増に伴い価格も高騰していることから、食卓では食肉が選ばれる傾向が強くなったと考えられます。

また、食の欧米化も肉類人気の高まりに起因しており、肉類の1日当たりの消費量は2009年から10年連続で上昇しています。

※1:水産省 令和元年度 「水産白書内 図特-1-13 食用魚介類の国内消費仕向量及び1人1年当たり消費量の変化」 ※2:水産省 令和元年度 「水産白書内 図2-3-10 世界の水産物価格の推移」

ハム・ソーセージ等の値上げ

原材料価格の高騰やロシアのウクライナ侵略、円安などを要因とするコストの上昇が続いていることを踏まえて、食肉大手4社※はハム・ソーセージ等の加工品や業務用商品の値上げに踏み切っています。

例えば、大手4社の一つである丸大食品では、2022年春から2023年春にかけて3度の値上げを行っており、2023年10月には4度目の値上げが決定されています。

今後さらなるコストの増加も懸念されており、各社の値上げが加速していくと予想されています。

※日本ハム、伊藤ハム米久HD、プリマハム、丸大食品の4社

健康志向の高まり

①鶏肉の需要増加

現在、国内の肉類消費を品目別でみると豚肉の消費量がトップですが、最近では鶏肉の消費量が伸びています。

鶏肉が伸びている要因の一つとして、消費者の健康志向が挙げられます。とくに「鶏むね肉」の人気が高く、コンビニ大手のセブン-イレブンから発売された「サラダチキン」は大ヒットを記録しました。

今後は、さらに高齢化が進み人々の健康志向が高まることが予想されます。鶏肉の消費量が豚肉の消費量を上回る可能性も十分考えられるでしょう。

②大豆ミート

皆さんは「大豆ミート」とは何かご存じでしょうか?

大豆ミートとは、お肉を一切使用せず、その代わりとして大豆を用いた植物性の食材のことを指します。

ベジタリアンやウィーガンなどの菜食主義者のための「もどき肉」として重宝するほか、

高タンパク質・低カロリーであることから女性やダイエット中の人から人気を博しています。こうした消費者の健康志向の高まりを受けて、食肉メーカー各社は大豆ミート市場に注力し始めています。

また、日本能率協会総合研究所(JMAR)の調査によると、2025年度の大豆ミート国内市場は40億円となる見込みだと予測されており、さらなる市場拡大も期待されています。

食肉メーカー各社の大豆ミート食品
・日本ハム NatuMeat(ナチュミート)
・伊藤ハム米久HD まるでお肉! 大豆ミートシリーズ
・プリマハム Try Veggieシリーズ

食肉業界の動向を知ることは選考を突破するために必要です。

そのため「志望業界についてもっと知りたい」「選考の通過率を上げたい」という方は、ぜひ就職エージェントneoを利用してみてください。

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食肉業界の企業紹介

ここでは、食肉メーカーを計5社紹介していきます。

各社の違いを理解するために、社風や強みなどを比較しながら読んでみてください。

各社の顔ともいえる主力商品、売上や利益などの業績に関しては、記事の後半で紹介していますのでそちらをご覧ください。

日本ハム

業界のリーディングカンパニーである日本ハムは、食肉業界内で唯一売上高1兆円を超える企業です。

売上高の約半数が食肉部門によるもので、業界内1位を誇ります。「バーティカル・インテグレーション・システム」と呼ばれる飼育から販売まで自社で一貫して行う独自の管理システムを構築しており、高品質で安全な食肉の提供に一躍買っています。

海外展開にも注力しており、オーストラリアを中心として牛肉の繁殖・肥育事業を行っています。オーストラリアの牧場で育てられた牛はワイアラビーフと呼ばれ、日本向けに出荷されています。

また、ハム・ソーセージ部門は業界内2位ですが、『シャウエッセン』は強いブランド力を誇っています。

伊藤ハム米久HD

伊藤ハム米久HDは2016年4月に家庭用に強みを持つ伊藤ハムと業務用に強い米久が経営統合したことにより誕生しました。

ハム・ソーセージ部門に最大の強みを持ち、業界内1位の座についています。

具体的な商品としては、『グランドアルトバイエルン』や『朝のフレッシュシリーズ』などが挙げられます。

また、少子高齢化の進行に伴う将来の市場縮小を見越し、海外展開にも取り組んでいます。経済発展により肉食化が進んでいる中国への進出を皮切りとして、中国・アジア市場に基盤を固めました。

その後、2017年にはニュージーランドの食肉大手であるアンズコフーズ社を完全子会社化し、アジアを中心に自社商品の拡販に努めようとしています。

プリマハム

プリマハムは2019年に伊藤忠によって完全子会社化されました。

ハム・ソーセージを中心とする加工食品を事業の柱としており、コンビニ向け総菜に強いのも特徴です。『香薫あらびきポーク』や『香りの物語シリーズ』などが代表的商品でしょう。

また、業界で唯一東京ディズニーリゾートの公式スポンサーを担っているのも強みといえます。施設やレストランにおける商品の提供のほか、独自のキャンペーンも展開しており、東京ディズニリゾートのパークを貸切ったキャンペーンは2014年より毎年実施しています。(現在はコロナウイルスの影響を受け、キャンペーン内容が異なる場合があります)

スターゼン

スターゼンは食肉部門に強みを持ち、業界内3位に位置づけています。

業務としては卸業が中心ですが加工食品も取り扱っています。

1972年から日本マクドナルドと契約し、現在に至るまでマクドナルドのハンバーガーに牛肉100%のパティを供給しています。

また、食肉輸出事業にも注力しており、米国、香港などをはじめとした30の国と地域に輸出対応可能な環境を整備しています。

そもそも日本の和牛は世界中で人気を博していますが、現在では外国産の“WAGYU”も人気が高まっています。そこで、スターゼンでは外国産の“WAGYU”を生産国から世界の消費地へ提供する三国間貿易の事業を推進することも視野に入れており、世界での協業がより活発になることが見込まれます。

丸大食品

丸大食品は創業当時より、「至誠通天」という社是(しゃぜ)があります。この言葉には、日々誠意を尽くして業務に当たれば、いつかその誠意は通じるものであるという意味があり、同社ではこの考え方が長年にわたり受け継がれています。

商品としてはハム・ソーセージのイメージが先行しがちですが、加工食品部門も同様に主力部門として同社の事業を支えています。

1995年3月に発売を開始した『燻製屋シリーズ』は、ハム・ソーセージ業界で初めて、特定JAS(※4)の認定を受けた製品です。

※4:特別な生産や製造方法についてのJAS(特定JAS)を満たす食品や、同種の標準的な製品に比べ品質等に特色があることを内容としたJAS(熟成ハム類、りんごストレートピュアジュース等)を満たす食品に付されるマークのことを指す。

ウインナーソーセージの場合は、原料肉に使用できるのは豚肉・牛肉のみであり、でん粉などの結着材料は一切入っていない原料を、3日間(72時間)以上塩せきしたもの。そして、熟成期聞が3日以上あるなど特色のある製法で製造されたものに付けられる。

食肉業界の職種

皆さんは食肉業界にどのような職種があるのかご存じでしょうか?

ここでは食肉業界の代表的な職種をご紹介していきます。

商品企画

商品企画とは、市場や消費者のニーズをくみ取った商品を生み出すことです。

商品企画をするにあたって、まず必要なのが市場分析です。

消費者動向、特にターゲット層の嗜好・志向の動向、また競合他社の動きや、シーズン毎の流行の変化など、様々な情報の分析を行います。

その分析結果に基づいて、新商品の企画をしたり、既存商品のリニューアルの提案をしたりします。加えて、自社商品の販売戦略を考えることも商品企画の仕事内容の1つです。

研究・開発 

商品企画部門と連携し、顧客のニーズに合わせた商品を実際に作り開発する仕事です。 

新商品のコンセプトに従って、原料を選定したり、調合の微調整を行ったりします。また、

試作・試食を繰り返し、商品コンセプトに近づけていきます。

ちなみに、「研究・開発」と混同されがちな職種に先に述べた「商品企画」がありますが、それぞれ異なった役割を持っています。端的に述べると、商品企画は「アイデアを明確化する」仕事、商品開発は「明確化されたアイデアを元に実際に商品を生み出す」仕事です。

生産(設備管理・品質管理)

生産工程においては、研究・開発により企画された商品の大量生産を行っています。

生産ラインの管理、工場の設備機能の不備の確認など、安全な商品をつくるために万全の生産体制を整えることも生産における仕事の1つです。

商品によっては、新設備を導入することもあります。

営業・販売促進

営業における主な仕事としては、スーパーやコンビニのような小売店を巡回し、製品の提案(売り込み)をすることが挙げられます。また、自社の商品を手に取ってもらうため、以下の2点が求められるでしょう。

1点目は「継続的に売れる商品」を提案することです。どんなに良い営業マンでも商品自体が悪ければ取り合ってもらえません。そこで自社の商品を的確に把握することが重要です。

2点目に、商品が売れるような売り場づくりの提案をすることです。取り扱う商品自体は素晴らしかったとしても、売り場の構成一つで売上に影響が及びます。そのため売り場づくりの提案も重要な業務です。

営業という職種には常に数字や成果が付きまとうため、前向きさやメンタルの強さが求められます。また、取引先との信用関係を生むため、商談の時間を厳守する、納品日に商品を届けるなど、約束を必ず守る「責任感」も欠かせません。

就活において業界研究は必要不可欠であり、ただ情報を集めるだけでなく、その情報を志望動機・自己PRの作成や面接対策などに活かすことが大切です。本記事では業界研究のやり方から注意点、情報を集める際に活用すべきものを紹介しています。

食肉業界の志望動機の書き方

はじめに、食品業界の中で、パンや冷凍食品などではなく、なぜ食肉業界なのかを説明する必要があります。

具体的には自分が将来何を成し遂げたいのか、例えば食肉業界であれば「人々の健康を根底から支えられる食品業界に携わりたいと考えており、中でも自らの好物である食肉を取り扱う食肉業界に最も興味があったから。」などといった食肉業界ならではの理由を述べるようにしましょう。

次に“なぜその食肉メーカーなのか”については、他のメーカーではなくそのメーカーでなければいけない理由を伝えます。

各メーカーの企業理念・社風の違いや注力している事業などをしっかりと調べ、メーカーごとの特徴や強みを把握した上で、志望企業を決めるようにしましょう。

志望動機の書き方の次は高評価をもらえる自己PRの書き方をマスターしましょう。

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食肉業界でうける自己PRの書き方

食肉業界の求める人物像

食肉業界は、先にも述べた通り消費者の肉食志向や、魚介類の消費量減少に伴う相対的な肉類人気の高まりといった要因により市場は堅調な動きを見せています。

しかし、今後少子高齢化に伴う日本の人口減少により、国内市場は縮小の一途をたどることが予想されます。そこで、刻一刻と移り変わる消費者のニーズを把握し、新たな需要を創出することが求められます。

また、国内にとどまらず海外に視野を広げていく必要性も見受けられます。

そのためには、常に変化し続ける情勢、流行にアンテナを張る必要性があります。

そこで、常に向上心を持ち、また著しい変化にも柔軟に対応し行動できる人物が求められます。

また現状の課題を打破していく中で、周りを巻き込んで、組織全体をまとめ上げるリーダーシップも重要です。

加えて、営業を行うに当たってはモチベーションの高さや根気強さ、そして会社の顔としての責任感も求められます。

学歴が大きく影響しないため、やる気次第でトップに上り詰めることが可能であり、やりがいも感じやすいでしょう。

食肉業界の求める人物像について学んだら次は自己PRの書き方を学んでいきましょう。

自己PRの基本的な書き方

自己PRを書く際は基本的に「強み⇒エピソード⇒結果・学んだこと⇒入社後どう活躍できるか」の順番で書きます。

自己PRのフレームワーク_カメラ業界

(1)結論

自己PRを書く際は最初に「私は○○することができます」といったように自分の長所を端的に述べます。

最初に結論を述べ面接官に今から何の話をするのか伝えることで、聞き手側も話が入りやすくなります。

そのため、自己PRをする際は結論として、まず長所を伝えるようにしましょう。

(2)エピソード

長所を伝えたら、実際にその長所があることを証明できるエピソードを交えます。

ここではできるだけ具体的なエピソードを伝えるために、その出来事の中で生じた課題・目標や、その課題・目標に対してどのような行動をとったのかについてまで書くようにしましょう。

また企業は、課題・目標やそれ対する行動を通してその人の人柄や価値観を判断しているため、なぜその課題・目標に取り組もうと思ったのか、なぜそのような行動をとったのかについて、しっかりと見つめ直しておいてください。

(3)結果・学んだこと

エピソードの次は、自分がとった行動によってどのような結果になったかについても書きましょう。

結果を書く際は、定量的に表すことを意識してください。

例えば「〇〇というアイディアを出し実践したところ、売上を40%上げることができた」など数字を用いてアピールした方が相手に伝わりやすいです。

また、この経験を通して何を学んだのかについても書きます。

面接官はその人の学びからも価値観や人柄を判断しています。価値観や人柄はその学生を採用するかどうかの大きなポイントとなるため、自分がどういった人なのか、いかにその企業に必要な人材であるのかをアピールするようにしましょう。

(4)入社後どう活躍できるか

企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれる人材を求めています。つまり、面接官にこの学生は「自社で活躍する素養がある」と思わせるのが大事です。

そこで自己PRをする際は、最後に今伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくかまで伝えるようにしてください。

そのためには企業が求めている人物像を把握する必要があります。業界研究・企業研究を通してどのような強みをアピールするのか考えておきましょう。

より詳しい自己PRの書き方について知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:
企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説

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食肉業界ランキング

食肉業界の業績ランキング

業界研究_食肉業界_ランキング1
参照元:業界動向サーチ/食肉業界の売上高ランキング(2021-2022年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。また、企業名にあるホールディングスを「HD」と省略しています。(※2023年2月時点)

売上については1位が日本ハム、2位が伊藤ハム米久HD、3位がプリマハム、経常利益は1位が日本ハム、2位が伊藤ハム米久HD、3位がエスフーズです。

売上や利益、利益率をチェックした方が良い理由は、以下の2点です。

・売上は企業の財務力を表しているから
・利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しているから

売上は企業の財務力、ビジネスの規模を表しています。つまり売上が高い企業の方が行っているビジネスの規模が大きいということです。

またA社とB社が同じ利益の場合、売上が大きい企業の方が金融機関からの融資を受けやすいとされているため、売上を見ることで企業の資金調達力もチェックすることができます。

次に利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しています。そのビジネスによる付加価値がどれくらいあるかを測る指標です。

つまり利益がほとんど出ていなかったり、赤字だとビジネスに何らかの問題があるということになります。

ただし、このランキングだけでなく、成長率も大事であるため各企業の過去についても振り返っていきましょう。

食肉業界の社内環境ランキング

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参照元:業界動向サーチ/食肉業界の平均年収ランキング(2021-2022年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。また、企業名にあるホールディングスを「HD」と省略しています。(※2023年2月時点)

年収は1位が日本ハム、2位がプリマハム、3位が伊藤ハム米久HD、勤続年数は1位が日本ハム、2位がスターゼン、3位がプリマハムとなります。

勤続年数が長いということは定着率が高いということになります。一概には言えませんが、定着率が高い会社は良い会社である可能性が高いです。

また従業員数が多い会社は多様な人と関わり合うことができるというメリットがあります。しかし多いと自分の意見が通りにくい場合もあるというデメリットもあるため、自分にとってどの環境が合っているのか考えてみましょう。

まとめ

本記事では食肉業界の仕組みや動向、志望動機・自己PRの書き方について紹介してきました。

食肉業界は景気動向の影響を比較的受けづらく、安定している業界です。

しかし、今後人口減少に伴い市場規模が縮小することは否めず、対策が必須です。

そこで、各食肉メーカーは消費者志向の動きを把握し、新たな需要創出に向けた取り組みに尽力しています。

また、海外市場に価値を見出し、海外展開を積極的に行なっている企業も多く見受けられます。

各社によって取り組みは異なるため、自分が少しでも興味を持っている企業はどのような事業に注力しているのか、業界研究を通してしっかりと学んでおきましょう。

さらに詳しく業界研究を行う場合の”やり方”は下記記事を参考にしてください!

関連記事:
たった4ステップで業界研究を完璧に!誰でも簡単にできるやり方を紹介
【本記事のまとめ】
●”食肉業界”の主な職種
職種(1):商品企画
職種(2):研究開発
職種(3):生産(設備管理・品質管理)
職種(4):営業・販売促進
●”食肉業界”の動向
動向(1):堅調な国内食肉市場の動き
・消費者の肉食志向の高まり(魚介類の消費量減少)
動向(2):ハム・ソーセージ等の値上げ
動向(3):健康志向の高まり
・鶏肉の需要増加 ・大豆ミート
●”食肉業界”の求める人物像
・常に向上心を持てる人
・変化に対して柔軟に対応・行動できる人
・責任感のある人

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