ガクチカを作成していく中で「これで大丈夫かな?」と不安になっていませんか?他にも「例文を参考にして自分のガクチカを更に良くしたい」と考えている人も多いかと思います。
本記事では600文字、400文字、300文字に分けてアルバイトとインターンを題材にしたガクチカの例文を紹介しています。選考を受ける企業の文字数に合った例文を参考にして、あなただけのガクチカを作成しましょう。
ガクチカとは何か?
就活を始めて「ガクチカ」という言葉をよく耳にするかと思います。「ガクチカ」とは「学生時代に頑張ったこと・力を入れたこと」の略称です。
実際の選考では「学生時代に最も打ち込んだことを教えて下さい」「学生時代、どのようなことに取り組みましたか?」と質問の仕方は企業によって変わりますが、志望動機や自己PRと同じ様にESや面接でよく聞かれる問題となっています。
頻出問題の1つに該当するので、ガクチカについて理解をしておきましょう。
面接官がガクチカを聞く理由
ガクチカが「学生時代に頑張ったこと」だと分かった人は、面接官がガクチカを質問する理由を知っておきましょう。なぜ質問をするのか?という背景を知ることで、書く際にどのようなことを押し出せばは良いのかが理解出来ます。面接官がガクチカを聞く理由は、下記になります。
✓意欲や人柄を知るため
困難への向き合い方を知るため
企業側は長く一緒に働きたいと考えています。社会に出ると学生の頃には経験しなかった壁に直面することがたくさんあり、挫折を経験する人も出てきます。そのためガクチカを通して「困難を乗り越えた経験や乗り越え方」を知ることで、入社後に生じる困難に対して「どの様に行動するのか?」「仕事への向き合い方はどうか?」を面接官はチェックしています。
意欲や人柄を知るため
面接官は、エピソードの中身から「その人はどんな役回りに徹するのか?」「どのような人間性や価値観を持っているのか?」を見極めようとしています。そこから「社員と良い関係性を築けるのか?」「当社とマッチする人材か?」を知ろうとしています。
そのため例えアルバイトを4年間続けていたり、部活の全国大会で優勝していたりしても、「能動的な行動」「何も得るものがなかった」「困難を乗り越えようと努力しなかった」のであれば、ESが通過することは難しいです。
大きな実績を残していなくても、あなたなりに頑張ったことがあれば、それをアピールすれば良いです。
ガクチカのテーマとして使える題材
「面接官が質問する理由は理解できたけど、結局何を書けば良いの?」と悩んでいる人は、下記を参考にテーマを探してみましょう。
ガクチカで使われやすいテーマ
まずは、ガクチカで使われやすいテーマを紹介します。他の学生もよく使うことから、文章の流れが整っていなかったり、具体性がなかったりすると他の人よりもマイナスの評価になりやすくなる可能性があるので、注意しましょう。下記の内容がガクチカで多く用いられている内容となります
✓ゼミ・学業
✓インターン
✓アルバイト
どんなに素晴らしい取り組みをしていても面接官に伝わらなくては意味がないので、「なぜそれをやろうと思ったのか?」「どれぐらいの成果が出たのか?」等を詳しく記載することを意識してください。
日常生活に隠れているガクチカ
次に日常生活にあるテーマを紹介します。人によっては「書けるエピソードがない」「サークル等に所属していない」と悩んでしまう人がいます。しかし、「部活で優勝した」等のような出来事でなくてもガクチカに書いて構いません。例えばどのようなテーマがあるのか下記を確認してみましょう。
✓筋トレを毎朝行っている
✓日記を毎日続けている
✓毎朝5時に起きている
✓犬のしつけで、〇〇の技を取得した
✓勉強を毎日○時間行っている
✓資格の勉強
✓趣味(映画ノートをつけている、ハンドメイド商品を販売等)
✓友人の悩み相談にのる際は、〇〇を意識した
✓流行を誰よりも早くキャッチアップして、SNSで発信する
✓スキマ時間の有効活用法を考えた
✓本を年間○冊読んだ 等
例えば、「ハンドメイド商品を販売して始めは1日3個しか売れなかったが、〇〇をしながら販売をしたら1日10個も売れるようになった」のように事実を記載します。
どれぐらい変化が起きたのかという実績を記載するだけでなく「なぜ行おうと思ったのか」「具体的に何をしたのか」「その出来事から何を学んだのか」というあなたの考えや価値観をより詳しく記載しましょう。
更に詳しく知りたいという人は下記を確認してみてください。
▶参考:「ガクチカがない」と悩んでいる学生必見!~書き方・テーマ・題材の見つけ方を紹介~
評価されるガクチカの特徴
面接官がガクチカを質問する理由がわかった人は、どうすれば評価が高いガクチカを書くことができるかを確認していきましょう。大前提、指定された文字数に収められているか、誤字脱字はないか、専門用語を使っていないかは守るようにしましょう。
そのうえで、下記が出来ているガクチカは評価が高い傾向にあります。
✓数字を使用している、または第3者目線の評価を記載してある
■結論ファーストで記載
エピソードをダラダラと記載するのはNGだと覚えておきましょう。面接官は何十人ものESを確認しているため、全員のESを細かく見ることは難しいです。そのため、読みにくいESや伝えたいことが分からないと感じられたら、先を読んでもらえなくなることも大いにあります。
最後まで読んでもらうためにも、先に結論を伝え「これから〇〇について説明するんだな」とエピソードの全体像を理解してもらうことが大切です。
■取った行動に対する、具体的なエピソードが書かれている
ガクチカを書いている皆さんは、エピソードを詳細に理解しているため抽象度が高くてもエピソードの内容を理解出来ますが、面接官は初めて見るため、具体的に説明をする必要があります。例えば「〇〇を頑張りました」という内容は抽象度が高いです。
そこで、「バイトの教育係として〇〇を行ったことで、独り立ちまで3ヶ月かかるところを1ヶ月に短縮させることができた」のように具体的に説明をするように心がけましょう。
■数字を使用している、または第3者目線の評価を記載してある
ESのガクチカでは決められた文字数の中であなたが行った成果について具体的且つ分かりやすく伝えなくてはいけません。そのため「サークルの参加率20%を80%にした」等のように数字を使うことで、具体性が増し、あなたの行動でどのような成果に繋がったのかを分かりやすくアピールすることができます。
他にもエピソードに説得力を増すためには、第3者からの意見を入れると良いです。例えば「〇〇をした結果、皆から助かったと言われた」「始めは皆からは成功しないと言われていた」等のような内容を伝えましょう。
ガクチカでアルバイトは書いても大丈夫?
ガクチカでは長期インターンのことはもちろん、アルバイトのことを書いても問題ありません。
巷で「ガクチカでアルバイトを書いても受からない」と言われているのは、長期インターンや部活などと比較するとアルバイトに関するガクチカを書く就活生が非常に多いため他の人と差別化するのが困難だからです。
・アルバイトを通じてコミュニケーション能力を身に付けることができました
こうした内容では選考に通りづらいです。
なぜなら、数え切れないほどのガクチカを読んでいる人事の印象に残らないからです。
また、笑顔で接客することは当たり前のことであり、コミュニケーション能力は主観的に判断できるものではないからです。
では、アルバイトをどのようにガクチカに反映すればよいのでしょうか。
それは、『どのような考え方を持って取り組んだのか』『どのような価値観を得たのか』を書くことです。
・お客様からの意見をスピーディーかつ積極的に業務へ反映することで、お客様の満足度の向上につながることを学んだ
上記の例文のように、どのような考えを持っていたのか、そこから何を得たのかをきちんと書くようにしましょう。
ガクチカにおけるアルバイトと長期インターンの違い
ガクチカを書くときにアルバイトと長期インターンでは意識するべきことが異なるため、どんな相違点があるのかきちんと理解しておきましょう。
アルバイト
アルバイトは、個人がある程度の裁量を持って働ける場です。例えば、塾講師であれば自分でテキストを作って授業を行うなどが挙げられます。そのため、自分の創意工夫や持ち味などをアピールしやすいという特徴があります。
そのため、アルバイト経験をアピールするときには自分の行った創意工夫や培った強みなどをアピールするのがよいでしょう。
長期インターン
長期インターンでは、企業のオフィスなどで業務に関わっていくことになります。そのため、社員に教わりながら従業員に近い業務を行えるので仕事内容を深く理解できます。直接自分の成果が定量的に現れることが多いため、仕事をすることの責任感や難しさを体感できる貴重な経験でもあります。
こうしたことから、長期インターンで身に付けたスキルや経験がそのまま就職した企業で生きてくることも少なくありません。
また、アルバイトと異なり業績などの指標から定量的に結果をアピールしやすいことも特徴として挙げられます。
ガクチカでアルバイト・長期インターンを書くときの注意点
ガクチカでは多くの人がアルバイトや長期インターンについて書いています。特にアルバイトに関するガクチカは多いとされています。
他の就活生と似た内容だと面接官の目に留まらないため、注意して書く必要があります。
以下では、ガクチカでアルバイトや長期インターンについて書く時の注意点などを紹介していきます。
他の就活生と内容を被らせない
まずはガクチカによくある例文を紹介します。
・こつこつと継続することの大切さを学びました
このような内容で書いている人は非常に多いです。しかし、こうした内容では選考に通りづらいです。なぜなら、数え切れないほどのガクチカを読んでいる人事の印象に残らないからです。
また、結果を求めて努力するのは当たり前であり、継続して努力することの大切さなどはだれでも知っているからです。あなたならではの考え方や価値観を持って取り組んだことを必ず書くようにしましょう。
短期でやめているものはNG
短期で退職しているものは、企業側からすると『この人はすぐにやめてしまうのかもしれないな』という印象を受けてしまうことがあります。そのため、最低でも半年間は続けたものを書くようにしましょう。
もし短期しか働いたことがなければ、理由をきちんと書くようにしましょう。
その際には「なぜ辞めてしまったのか」を明確にし、「すぐに辞めてしまうわけではない」という意図をきちんと伝えるようにすると印象は悪くなりません。
また、短期間の勤務で特筆すべき内容がなければわざわざ自分からいう必要はありません。
専門用語はNG
確かに専門用語を使うと、いわゆる“できる感”を出すことができますが、面接官や読み手に伝わらなければ意味がありません。
そのため、知識を持っていない人でも分かるように平易な言葉に変える必要があります。
また、どうしても専門用語を使わなければならない場合は必ず補足説明をつけるようにしましょう。
ガクチカの書き方
ガクチカを書く上での注意点を理解できた人は、ガクチカをどのような流れで書いたら良いのかを紹介するので、書き方を見ながら実際に作成してみましょう。
ガクチカは『結果→動機→目標と課題→取り組みや対策→結果→学び』の順番で記載することで、面接官に分かりやすく、かつ論理的に説明することが出来ます。
結果
最初に、一言で学生時代に頑張ったことを述べましょう。数字を使って記載できる場合は、具体的な数字を使いましょう。
例えば「学生時代に頑張ったことは30人が所属しているバスケ部の部長として、退部率を20%まで引き下げたことです」のように記載します。文字数によっては「学生時代に頑張ったことは」を削除しても構いません。
動機
次になぜ、結果で記載したことを取り組もうと考えたのかを述べます。文字数によっては自分の感情や周囲からの声を入れると動機に説得力が増します。
例えば「”部員同士の交流の場が少なく楽しくない”という思いから、入部1年目で辞めていく同級生が半数以上いたことに問題意識を感じました」等のように記載しましょう。
目標と課題
続いて、どんな目標を掲げ、どんな課題に直面したのかを記載しましょう。ここでも変化を数字で表せる場合は、数字を使います。
例えば「まずは新入生の退部率を40%まで抑えることを目標に、〇〇を行いました。そこで、△△という課題があり、退部率を下げるのは容易ではありませんでした」のように記載します。
取り組みや対策
上記の課題に対しての取り組みや行った対策について述べていきます。「話を聞いた」等のように抽象的な言葉は使わず、「どの様に話を聞いたのか」を具体的に記載することがポイントです。
例えば「相手の意見を尊重しながら、本質となる課題を解決するために全員と1対1で対話をしました。その上で意見をカテゴリー化しながら何が課題かを考え、〇〇という問題を見つけ出し、△△を行いました」と記載します。
結果
その取り組みを行ってどうなったかを述べます。ここの部分は1~2文程度で収められるようにしましょう。
例えば「結果、〇〇することができ、退部率を20%まで引き下げることができました」のように記載します。
学び
ガクチカを書いたエピソードから学んだことを述べましょう。ここでも1~2文程度で収められるように記載します。
例えば「部員の声に耳を傾けることで〇〇ができることを学びました」のように記載しましょう。文字数によって、どうしても他の箇所を削ることが出来ない場合は「学び」を記載しなくても大丈夫です。
更に詳しく書き方を知りたい人は下記を確認してみましょう。
▶参考:評価される「ガクチカ」の書き方を解説|見直しに役立つ”チェック表”つき
ガクチカの例文
評価されるガクチカの特徴がわかった人は、他の人の例文を見ながらレベル感を確かめてみてください。自分のガクチカが「何か足りない」という人はどこが足りないのかを明確にしましょう。
例文で色分けを行っていますが、下記の内容ごとに行っていますので参考にしてください。
アルバイトの例文
サービス業を志望しており、お客様と近い距離で働きたいと感じたため居酒屋にした。
コロナウイルスの影響で半年間赤字が続いていたため、かつての黒字経営まで戻すことが急務であると感じていた。
店舗の売上を増やすためにを2つの提案を店長に行った。1つ目は朝から営業することである。モーニングとランチを提供することで売上を上げようと考えたためだ。しかし、営業時間の延長に伴って人件費が増加する問題が生じた。そこで私は、バイキング形式で予め仕込みをしておく解決策を講じたことで人件費の削減にも成功した。2つ目はSNSを始めることである。SNSであれば広告費用を掛けずに宣伝できると考えたためだ。本やブログを読んだりして投稿していたがあまり集客効果はなかった。そこでツイッターアナリティクスという自分の投稿の分析を見ることができるツールを使いフォロワーの動向への理解を高めた。すると、価格に関する投稿の閲覧者数が圧倒的に多いことが分かった。そのため、値段や具体的なサービスの内容などを詳細に乗せると、飛躍的に閲覧者数が伸び約9%の集客効果を得ることができた。
こうした努力の結果、売上を24%回復させることができ、コロナ禍でも営業を続けることができた。
この経験から、きちんと考えながら試行錯誤を行うことで困難を打破できることを学んだ。
→文字数が多いですが、きれいな構成で書くことができています。
具体的に『売上が最大18%減少した』『約9%の集客効果を得ることができた』『売上を24%回復できた』などのように数値で表されているため、とても分かりやすくなっています。ただし、どんな内容の投稿をどのように分析したのかも重要になってくるため、文字数に余裕があれば、こうした内容も盛り込むようにしましょう。
お客様と一番近い距離で働きたいと考えていたため飲食店に勤務していた。
ここでは人手不足が深刻であり、定着率の悪さと1人当たりの仕事量の少なさが原因であった。
そこで、私は新しいアルバイトを募集するにあたって2つの労働環境の改善に行った。1つ目は飲食店で勤務経験がある人のみを採用したことである。これは仕事の流れさえ教えればある程度の業務ができるようになるため、即戦力という観点から優先的に採用することにした。2つ目は、主婦のように生活環境が変化しにくい人材を選ぶことである。近い地域である程度生活環境が整っている人であれば、すぐにやめることはないと考えたためだ。
こうした結果、飲食店の人手不足は解消し、労働環境の改善を行うことができたのである。
この経験から、表面的ではなく根本的な問題解決を行わなければ効果を得られないことを学んだ。
→フレームワークに沿って分かりやすく書けています。
結果の箇所で『労働環境の改善を行うことができた』とあるのですが、もっと具体的に『1年以上働いてくれる人を2人雇うことができた』と書けるとよりわかりやすいガクチカになります。
初めは強引に高いコースを勧めて入店させていたが、数字は振るわなかった。
そこで先輩の助言から、接客態度と顧客のニーズに応えること、そして信頼されることを意識した。顧客によって声のかけ方を工夫し、短時間で関係性を築く事に尽力した。顧客の疑問や要望に答えることで大きく売り上げを伸すことができた。
その結果、最高1か月に200万円売り上げ、また3か月連続店舗で売上1位などの成果を残しせたのだ。
この経験から、お客様のニーズに寄り添った対応をすることがが重要だと学んだ。
→文字数が少ないのでフレームワークの要素は全て入れなくても構いません。
『顧客によって声のかけ方を工夫し』とありますが、具体的にどのような工夫を施したのかまで書けると独自性のある自己PRになります。
長期インターンの例文
もともと不動産関係の職に就きたいと考えていたため、早いうちから経験を積んでおこうと考えていた。
他の社員やインターン生と比較して成約率が低いことから、お客様対応時に2点の改善を行った。
1点目は、アンケートで他社員よりも数値が低かった「信頼度」を上げる施策を打ったことである。具体的には、必要知識を徹底的に暗記した。お客様から質問をされたときに曖昧な回答をすることがあり頼りがいがないと思われていると感じたため、あらゆる知識をインプットしてどんな疑問にも答えられるようにした。2点目は、徹底的に事前のヒアリングを行うことである。この取り組みで、見込みの高い顧客のみに時間を割くことができるようになった。情報を求めているだけか否かを見分けるだけはなく、お客様の顕在的なニーズから潜在的なニーズまで把握することでどんな物件を探しているのかを見極めるようにしている。
結果として、成約率が20%向上し、当初の目標を達成することができただけではなく、お客様からの満足度が店舗で最も高い営業マンになることができた。
この経験から、自分の業務に関する知識を完璧にインプットしておく大切さとお客様の潜在的なニーズまでヒアリングできてこそ一流の営業マンであることを学ぶことができた。
→フレームワークに沿って分かりやすく書けています。
目標を具体的に『月間売上100万円』と書いてあるため分かりやすくなっています。
『事前のヒアリング』で具体的にどのようなヒアリングを行うようにしたのかまで書けるとより良いガクチカになるでしょう。
すべてのビジネスの根幹には営業力があると考えたためである。
毎月2契約以上取って継続的に結果を出すことを目標としていたが、契約が取れない月が続いた。
そこで私はPDCAサイクルの質を上げる取り組みを行い、具体性を徹底的に追及した。お客様対応時の音声を聴きなおして、質問に対してどのような回答をして相手がどのような反応をしたのかまで詳細に振り返るようにしたのだ。また、改善策も行動ベースで書くことで同じミスをしないよう心掛けた。例えば、『はきはきと話す』ではなく、『高齢の方であれば声の大きさを一段階大きくし、ゆっくり話す』というように具体的に書くことである。
現在も取り組んでいる途中ではあるが、商談率が11%増加し月間平均契約数が2.2まで上昇した。今後も目標に向けて努力を継続したいと考えている。
この経験から、具体性を持って試行錯誤することの大切さを学ぶことができた。
→400文字の中で上手に要素を組み込めています。ただし、文字数に余裕がないのであれば②動機ではなく⑥活用を削りましょう。
『高齢の方であれば声の大きさを一段階大きくし、ゆっくり話す』と具体的に書かれているため、どのような対処をしたのか分かりやすくなっています。
Webマーケティングに関する知識は将来必ず役に立つと考えたため勤務している。
業務の目標として上位表示される記事を作成していたが、一番苦戦したのは他記事と差別化を図ることだ。
まずは自分が作る記事のキーワードに関する情報を徹底的に調べ上げた。具体的には検索上位記事や他の就活情報サイトのコラムまで熟読することである。次に他記事が想定したターゲットや記事の内容を分析することで掲載されていない要素を明確にし、差別化のポイントとした。
その結果、上位表示される記事を8つ製作することができた。
この経験から、差別化を図るには徹底的な分析が必要であることを学んだ。
→300文字という制限のなか、しっかりと要素を組み込めています。
最後に定量的な結果として『PV数で1位』という内容があるため、どのような成果を生んだのか分かりやすくなっています。
ガクチカの見直しで利用できるチェック表
例文を見て他の人のレベル感が確認が出来た人は、下記のチェック表を基に「自分の文章に足りないところはないか?」「修正すべき点はないか?」「例文との違いはどこか?」を確認してみましょう。
チェック表を利用して完成度の高いガクチカを書けるようになりましょう。
まとめ
本記事では、評価されるガクチカの特徴と例文を紹介しました。例文を全て転用してしまうと著作権に反してしまいます。他にも面接官は何十人もの学生のESを確認しているため、転用をしていることがバレてしまうこともあります。
そのため、あくまで参考程度に自分に足りないところを補う要素として使用しましょう。そして、作成ができたESは大人の人に読んでもらい「話が通じるか?」「今の内容で具体性があるのか?」を確かめてもらうことをオススメします。
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