「そもそも合同説明会で質問をした方がいいのかな…」「どうしたら人事の印象に残るような質問ができるんだろう…」と悩んでいませんか。
結論から言うと合同説明会では質問をした方が良いです。また「なぜ(Why)」「どのようにして(How)」を意識すると人事の印象に残りやすい質問を作ることができます。
しかし、人事の印象に残るような質問をすることだけに注力するのでなく、自分の気になる点について質問することも意識して下さい。
他にも合同説明会で質問をする際には大きな声でハキハキ話したり、質問を短くまとめたりするといったマナーがあります。
本記事では合同説明会の質問に関する情報をまとめていますので、これから参加する方はぜひ参考にしてみてください。
また他にも合同説明会の概要や服装についてまとめた記事もありますので、合同説明会に関してもっと知りたいと考えている方はぜひ下記記事も活用してみてください。
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合同説明会で質問をする意味
基本的に説明会では就活生から社員へ質問する機会が設けられています。
こうした機会にはなるべく質問するほうが良いです。なぜなら、説明会での態度や積極性などを見ている企業もあるのでその後の面接に影響がある可能性もあるからです。
また、説明会の説明だけでは分からないことを質問することで、志望動機を作成するヒントを得ることができます。説明会での質問から得た答えを基に「説明会で~と答えていただいたことが○○だと感じました」と根拠を付けができれば強い説得力を持たせることができるのです。
社員の印象に残すためだけに質問をするのではなく、「自分が知りたいことについて質問した結果、印象に残った」という形がもっとも望ましいです。
このように合同説明会で質問することは非常に重要です。合同説明会後に案内される個別説明会で質問をすることも忘れないようにしましょう。
合同説明会で質問するときのマナー
合同説明会に限らず、就活では質問する際にいくつかマナーを守らなければ印象が悪くなってしまうこともあります。
そのため、キチンとマナーを守って質問をしなければなりません。
今回は合同説明会での質問時に守るべきマナーを3つ説明していきます。
①最初に大学名と名前を名乗る
最初に名前を名乗るのは社会人として最低限のマナーです。そのため、質問をする前に「〇〇大学の△△と申します。よろしくお願いします。」と言ってから始めましょう。
②大きな声でハキハキ話す
合同説明会では多くの企業や学生が会場に集まっているため声が通りにくいことがあります。そのため相手に伝わるように大きな声でハキハキ話すのが良いです。また、ハキハキ喋ることで明るい印象を与えることができます。
③端的に質問する
合同説明会は個別説明会よりも時間が短いため、他の学生の時間を奪わないようにすることは最低限のマナーです。
以上の3つのポイントを踏まえて、質問を終えるまでの一連の流れを紹介します。
社員「はい、お願いします。」
学生「先ほど説明会の中で××と仰っていたのですが、なぜ××なのでしょうか」
社員「~~だからです。」
学生「そうなんですね!分かりました!お答えいただきありがとうございます」
おおむね上記のような流れを認識しておくと良いでしょう。
どんな質問が印象に残るのか
合同説明会で質問したほうがいいということ、そして質問時にはマナーを守る必要があることは述べてきました。
では、どのような質問が印象に残るのでしょうか。それは大きく分けると2種類に分けることができます。ここではその2種類の質問について説明していきます。
①「なぜ(why)」「どのようにして(How)」を意識する
1つ目は「なぜ(why)」「どのようにして(How)」を意識することです。この要素を意識すると質の高い質問を作れるため、社員の印象に残りやすいです。
なぜなら、このような質問は「〇〇だからです」「××を△△のようにしています」のように考えてから答える必要があるからです。また、「はい」か「いいえ」で答えられる単純な質問ではないため「本当に興味をもって質問してくれているんだな」という印象を与えられるからです。
例えば「なぜ〜という事業を展開しているのか」「これからどのようにして企業規模を拡大させようと考えているのか」といった質問をするのが良いでしょう。
対照的に「はい」「いいえ」のみで答えられる単純質問や調べれば分かるような質問は、機械的に答えるだけで終わってしまうため印象が薄くなりやすいです。
例を出すと「残業はありますか?」「転勤はありますか?」といった質問です。
以上のように「なぜ(why)」「どのようにして(How)」を意識して質問をすることで印象に残りやすくなります。
②抽象的な説明について質問する
2つ目は社員の抽象的な話に対して質問することです。
例えば「わが社には大切な方針がいくつかあり、その1つが〇〇です」という説明に対して「他の方針にはどのようなものがありますか」といった質問をすることです。
合同説明会の場合、1回の説明会の時間が限られているため社員は説明を省略しなければならないことがあります。そのため、抽象的な説明に対して質問することで有益な情報を得ることができるのです。
抽象的な話に対して質問することで「きちんと話を聞いているな」「気づく力があるな」という印象を与えることがあります。
時間が限られている合同説明会では簡略化した説明や抽象的な表現が多くなるため、上記で紹介した2つのポイントを意識しておくと説明の途中でも印象に残りやすい逆質問を簡単に作成することができます。
合同説明会でするべき質問12選!
ここまで印象に残りやすい質問のポイントや質問時のマナーについて説明してきました。
社員の印象に残ることを意識するのはもちろん大切ですが、説明会の中で自分が疑問に思ったことを質問することも非常に重要です。なぜなら、志望動機を書く際に参考にすることができるためです。
他の学生がどのような質問をしているのか、自分が何を知りたいのかを考えてから質問をすることで学びの多い機会にすることができます。
合同説明会では主にインターンを見据えて説明される場合と本選考を見据えて説明される場合の2パターンがあります。説明会の目的や選考の基準が異なることもあるので質問の内容はそれぞれの説明会で変えた方が良いでしょう。
そのため、以下ではインターン選考と本選考に分けてすぐに使える質問例を紹介しています。
すぐに実践できるものなのでぜひ参考にしてみてください。
インターン
まずはインターンに関する合同説明会で使える質問について紹介していきます。
合同説明会でインターンに関する内容が説明されるのは、多くの場合が3年生の6月~12月にかけての早い時期になります。
そのため、就活慣れしていない学生の中で質問で差別化を図ることは非常に有効です。
質問例だけでなく、なぜその質問をするのかといった「目的」についても記載していますので参考にしてみてください。
①インターンを開催しない企業様もあると思いますが、なぜ御社はインターンを開催するのでしょう
【目的】
インターンを開催する目的を聞き、何を学生たちに感じ取って欲しいのかを確認することで志望動機に役立てることができるため
②御社のインターンでは実際にどのような経験をすることができ、どんなスキルや考え方が身に付きますか
【目的】
・自分が知りたい内容、経験したい内容と相違がないのかを確認するため
・インターンに参加するメリットを知るため
③御社のインターンに参加することでその後の選考に影響はありますか
【目的】
多くの場合は「その後の選考には影響しません」と回答されるが、インターンに参加する重要性を知るため
④インターンの選考と本選考では学生を見る視点はどのように異なりますか
【目的】
インターン選考でどんな人物が求められているのかを明確にし、選考の対策を立てるため
本選考
次に本選考に関する質問について紹介していきます。
インターンとは異なり、実際に自分が働くことになる可能性もあるため下記で紹介する質問だけでなく単純に疑問に感じたことも質問してみてください。
①通常の業務を行う際の1日のスケジュールを教えてください
【目的】
・残業の有無や出社時間を確認し、実際に自分が働く時のイメージを鮮明にするため
②新卒1年目の1日のスケジュールを教えてください
【目的】
・来年には自分がその人の立場になるので、事前に内情を聞いておきミスマッチを防ぐため
・この質問は新卒の社員がいたらぜひ聞いておきたい質問です
③なぜ入社を決められたのですか
【目的】
・新卒の社員がいたらぜひして欲しい質問であり、就活生に一番近い人の目線からその企業ならではの魅力を知り志望動機の参考にするため
・やりたいこと・興味のあることが出来るのかを知るため
④業務の中でどのようなやりがいがありますか
【目的】
・その企業ではどのようなことができるのかを把握しつつ、志望動機の参考にするため
・やりたいこと・興味のあることが出来るのかを知るため
⑤御社の特徴的な社風を教えてください
【目的】
・労働環境を知り、自分の志望度を明確にするため
・企業と自分の相性を図るため
⑥御社から内定を頂く学生はどのような共通点がありますか
【目的】
・事前にどのような採用傾向や求める人物像があるのかを知り、選考の対策を立てるため
⑦御社に入社された方々はその後どのようなキャリアステップを歩む方が多いですか
【目的】
・その企業ではどのようなキャリアを築けるのかを知り、自分の思い描くキャリアプランに合っているかどうかを確認するため
⑧コロナ禍での業績の変化やその際に行った施策を教えてください
【目的】
・企業の柔軟性を知り、働きたい環境かどうかを見極めるため
今回紹介した以外に、その場で質問を作る際には説明を受けたうえで「なぜ」「どのようにして」を意識して作ると質の高い質問を作ることができるでしょう。
まとめ
今回は合同説明会での質問に関して説明してきました。
インターン選考と本選考によって質問する内容が異なってきます。そのため、目的や合同説明会の内容に応じて適切な質問をしましょう。
ただし、合同説明会のような自分以外にも就活生がいる場ではマナーを守って質問することが大切になってきます。
周囲への配慮は忘れずに、他の学生とは差別化できるような質問ができるように準備しておきましょう。
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