WEBテストにはたくさんの種類が存在するため、それぞれ何が違うのかわからないと思っている人も少なくないでしょう。
本記事では「種類別の特徴が知りたい!」という人に向けて、6種類のWEBテストの特徴をそれぞれ紹介していきます。
効率良くWEBテストの対策を行うためにも、それぞれの特徴や出題傾向などを把握しておきましょう。
WEBテスト種類
上述しましたがWEBテストにはたくさんの種類が存在するため、対策を行う前にまずはそれぞれの違いについて学んでいきましょう。
今回はWEBテストとして使われることが多い、以下6種類のテストについて紹介していきます。
SPI
SPIはリクルート社が提供している適性検査で、出題頻度が最も高いテストです。受験者の回答状況によって出題内容が変化し、正答率が高ければ高いほど、難易度が上がるという特徴があります。
さらに企業によっては、以下で紹介する出題内容に加えて、英語や構造的把握力のテストを実施する場合もあるようです。
ENG-SPI
ENGはSPIの英語版で、SPIのセットで実施されることが多いテストです。難易度としては英検準2級レベルだと言われています。出題内容が全て英語というのがENGの特徴です。
玉手箱
玉手箱は日本SHL社が提供している適性検査で、金融、コンサルティング業界の採用試験で使用されることが多いです。
スピード重視だと言われており、問題数が多いわりに回答時間が短いという特徴があります。難易度としてはSPIより高めだと言われています。
GAB/C-GAB
GAB/C-GABは玉手箱と同じ日本SHL社が提供している適性検査で、新卒総合職の採用試験で用いられることが多いです。
玉手箱は一般的な基礎能力や性格を判断するのに対し、GAB/C-GABはバイタリティやチームワークなどの職務能力を判断するためのテストといった違いがあります。
TG-WEB
TG-WEBはヒューマネージ社が提供している適性検査で、外資系コンサルティング業界や金融業界で利用されることが多いです。他の適性検査と比べると問題数が少なく、難易度が高いと言われています。
また、TG-WEBの中にも「従来型」と「新型」の2パターンがあり、従来型の方が難易度が高く、新型は難易度は低いが、問題数が多いというのが特徴です。
ちなみに現在は従来型が主流となっています。
CAB
CABは日本SHL社が提供している適性検査で、SEやプログラマーなどコンピューター職の採用テストで用いられることが多いです。就活生の学力を測るSPIなどとは異なり、論理的思考力を測る問題が出題されるという特徴があります。
WEBテストの対策
ここまで6種類のWEBテストの特徴を紹介してきました。それぞれのWEBテストについて少しは理解できたのではないでしょうか。自分が受けるテストの特徴がわかった人は早速対策を始めましょう。
対策の仕方はそれぞれの状況によって異なりますが、まだ一度もWEBテストを受けたことがないという人は、参考書やアプリを活用してまずは問題を解いてみることをオススメします。
ただ「参考書を使って勉強したいけど、どれを買えばいいかわからない」という人も少なくないと思うので、そのような人は以下の4冊の中から試してみてください。
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各本の特徴や他の対策の仕方については以下の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

まとめ
本記事では6種類のWEBテストの特徴を紹介してきました。
種類が多いからこそ、対策を始める前に自分が受けるテストの基本情報を知っておくのはとても大事なことです。
高得点を獲得するためにも自分が受けるテストの出題内容や制限時間を予め把握しておき、余裕を持った状態で本番に臨めるようにしましょう。