「JR東日本都市開発の強み・弱みは?」「どのような選考対策をすればいいの?」「会社の安定性や成長性はどうなの?」などと考えていませんか?
本記事ではJR東日本都市開発の事業や会社の強み・弱みなど、企業研究に役立つ情報を紹介していきます。
他にも内定を獲得するために知っておくべき”過去の選考情報”なども紹介していくので、企業研究に自信が持てない人や選考に不安を抱えている人は、確認してみてください。
また当サイトを運用している就職エージェントneoは内定支援実績が約40,000件にのぼり、就活における様々な悩みを日々解決しております。ぜひ本記事を参考に悩みを解決していきましょう。
不動産業界のホットニュース
近年“少子高齢化による人口減少”という社会課題により、様々な業界が影響を受けていますが、不動産業界も例外ではありません。
人口が減少することによって、住宅を購入する人が減り、不動産業界の国内市場が縮小してしまうというリスクがあります。
そのためJR東日本グループでは国内市場の縮小に対し、海外での事業展開や社会ニーズに合わせた住宅の提案を積極的に行っているのです。
例えば、シニア世代に向けた住宅提案では、高齢者でも楽に扉を開け締めできるよう、住居内の扉を全て引き戸にしたり、玄関には折りたたみ式ベンチを設置したりと、安心で快適な設備を備えたプランを用意しています。
他にも、新型コロナウイルスによって普及したテレワークに対応するために、新ニーズへの様々な対応も行っています。
テレワーク対応セキュリティマンションプランによる不正通信を自動で検知・遮断し、安心・安全な住宅内インターネット環境の提供や、テレワークなど多様な働き方のニーズに応える住居者専用のラウンジを設けるなど、充実した設備の提供も行っているようです。
不動産業界のビジネスモデルなどさらに知見を広げたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
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【業界研究】不動産業界の動向7選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介
データで見るJR東日本都市開発の企業研究
ここでは、企業研究で見るべき事業内容や業績について紹介します。さらにSWOT分析という企業研究を深堀りする際に役立つ分析方法についても紹介するので、見てみましょう。
JR東日本都市開発の企業概要
JR東日本都市開発の企業概要について紹介するので、以下の情報を参考に企業選択をする手段の1つとしてご利用ください。
創立年:1989年4月20日
資本金:14億5,000万円(株主:東日本旅客鉄道株式会社 100% )
従業員数:713名(2020年2月時点)
平均年齢:47.9歳
平均勤続年数:7年
平均年間給与:771万円(単体)
平均残業時間:9.6時間
福利厚生:JR東日本グループ社員持株会、JR東日本グループカフェテリア倶楽部、住宅援助金、JR東日本グループ共済会等
JR東日本都市開発の事業内容
JR東日本都市開発では「開発管理事業、ショッピングセンター事業、オフィス・住宅事業、物販・飲食事業」を行っています。
以下では、各事業部門の概要を述べていきます。
■開発管理事業
開発管理事業部門は、JR東日本の首都圏における高架下を中心に飲食・物販の店舗やサービス施設などを積極的に開発しています。
また、既設の駐車場などをより付加価値の高い魅力あるものに創造するとともに、駅型保育園の新設など新規の開発にも積極的に取り組んでいます。
■ショッピングセンター事業
ショッピングセンター(SC)事業部門は、「駅」という立地特性を活かし、東京近郊のJR18駅で展開しています。
食料品からファッション、雑貨、サービスなど、地域のお客さまのニーズに応えられるよう、幅広く取り組んでいます。
■オフィス・住宅事業
オフィス・住宅事業部門では、オフィスや物販・飲食店舗の賃貸事業、一般向け賃貸住宅、分譲住宅事業並びにJR東日本とグループ会社向け独身寮の賃貸事業を行っています。
■物販・飲食事業
物販・飲食事業部門は、自社ブランド商標で展開している「直営店」、フランチャイジー事業の展開による「FC店」、運営を外部の会社へ委託している「委託店」、及び定温管理された「トランクルーム」を営業しています。
参照元:JR東日本都市開発|HPJR東日本グループの業績
次にJR東日本都市開発が属している「JR東日本グループ」の売上高・営業利益(本業で稼いだ利益)を紹介します。
■JR東日本グループの売上高
ここではJR東日本グループの実績を基に、2020年〜2022年の売上高及び営業利益を作成しています。
売上高とは、営業活動として商品やサービスを提供した際に、対価として受け取った販売額のことを指し、営業利益とは、販売した商品の「売上高」から「売上にかかったコスト」を差し引いた残りのもののことを指します。
一般的に営業利益が大きいほど優良企業だとされています。
*各年度の決算書より就職エージェントneoが独自に作成
グループ企業を含めた連結ベースでの売上高は2020年と比較すると大幅減少していますが、2021年よりは増収しています。
参照元:JR東日本都市開発|有価証券報告書JR東日本都市開発のSWOT分析
以下にて、SWOT分析というフレームワークを活用して、JR東日本都市開発の事業環境を分析していきましょう。
SWOT分析とは、競合や法律、市場トレンドといった自社を取り巻く外部環境と、自社の資産やブランド力、さらには価格や品質といった内部環境をプラス面、マイナス面にわけて分析する手法です。
この分析により、企業の置かれた状況を客観的に俯瞰して見ることができ、将来性のある企業かどうかを判断することが可能になります。
・生活インフラを支える重層的でリアルなネットワークとヒトの交流の拠点となる駅等をもち、首都圏を中心に、ヒト・モノ・カネ・情報が交流・蓄積している
・移動(輸送)や購入、決済(ITやSuica)などの技術やデータの融合により新たな価値を創造する
<弱み>
・鉄道を中心とした輸送サービスの質的変革
<機会>
・新型コロナウイルスによるオンライン化が進み、郊外の都市開発需要が増加
・品川開発プロジェクトによる高輪ゲートウェイの開発
<脅威>
・人口減少、働き方の変化やネット社会の進展、自動運転技術の実用化等により、鉄道による移動ニーズの縮小
*就職エージェントneoが独自で作成したSWOT分析になります
参照元:JR東日本グループ経営ビジョンJR東日本都市開発の選考対策
ここでは、JR東日本都市開発の選考対策について紹介していきます。
JR東日本都市開発のインターン対策
JR東日本都市開発のインターンは以下のような選考フローが組まれています。最新の選考では選考フローが変わる恐れもあるので予めご了承ください。
ES→面接
■エントリーシート(ES)
JR東日本都市開発のエントリーシートでは、志望動機や大学時代に注力したことを問われることが多いそうです。本記事では、JR東日本都市開発内定者の志望動機をご紹介します。
JR東日本都市開発の本選考対策
過去の情報によるとJR東日本都市開発では、下記の選考フローが組まれています。最新の情報では選考フローが変更されている恐れもありますので、予めご了承ください。
ES→WEBテスト→1次面接→2次面接(2019年)
以下で実際にJR東日本都市開発のESと面接で問われた内容を紹介していきます。本選考対策として、ぜひご活用ください。
■エントリーシート(ES)
JR東日本都市開発のエントリーシートでは、志望動機や大学時代に注力したことを問われることが多いそうです。本記事では、JR東日本都市開発内定者の志望動機をご紹介します。
※就活サイト「unistyle」に記載されている原文を引用
その中でも貴社を志望した理由は2つあります。
1つ目は駅・沿線のエリアを強みとして、その地域の生活を支える開発が行えるためです。
駅は多くの人の1日の始まりと終わりを繋ぐ場所であり、その生活に寄り添い豊かさを提供できる貴社であれば、より多くの人の心を動かす開発が行えると考えています。
2つ目は座談会で社員の方とお話をさせて頂き、その働き方に大きな魅力を感じたためです。様々なお話を聞く中で共通して“自由な発想”という言葉が印象に残りました。
特に「大規模な開発だけではなく、日常のちょっとした豊かさを自由に提供できることも強みであり、やりがいに感じている」というお話に大変共感し、貴社でなら自らの想いを積極的に発信して形に残していけると感じました。
以上の理由から貴社を志望します。
■WEBテスト
JR東日本都市開発では、ES選考後、自宅で受ける形式のWEBテストが課されます。問題形式は、一般的なWEBテストとなっています。
■面接
下記にて、JR東日本都市開発の各面接においてどのような質問があるのかについて紹介します。人によっては、質問の内容が異なることもあるので、参考程度に見ておきましょう。
<内容>
・自己PR
・学生時代頑張ったこと
・志望動機
・入社後やりたいこと
<感想>
雰囲気は和やかで気持ちに余裕が持てた。自己分析をどこまでやれてるかを探られているように感じた。
【2次面接】社員3人:学生1人、新宿JR本社ビル、40分程
<内容>
・志望動機
・入社後やりたいこと
・当社の物件を見たことあるか、それを見て自分ならどうしたいと感じたか
<感想>
企業研究をしっかりしていないと答えられない内容であった。
雰囲気はとても和やか。
年次によって質問内容が異なってくる場合もあるので、選考前は最新の情報を各サイトから確認して情報収集しておいてください。
JR東日本都市開発の財務状況
ここでは、JR東日本都市開発の財務状況を「会社の安定性を図る指標」「会社の成長性を図る指標」の2つの観点から説明していきます。
”安定性”を図る指標
まずは、会社の安定性を図る指標である「流動比率」について紹介します。
「流動比率」とは会社の安全性を測る代表的な指標です。自己資本比率とは異なり、短期的観点から企業の安定性を判断でき、以下の公式により流動比率を算出することができます。
「流動比率=流動資産÷流動負債×100」
ここではJR東日本都市開発の2022年の流動比率を紹介します。
流動比率=907,001÷1,688,558×100%=53.7%
*JR東日本都市開発の財務諸表(貸借対照表)の流動資産合計と流動負債合計より就職エージェントneoが独自に計算
流動資産は原則として1年以内に現金化できる資産を表し、流動負債は1年間以内に返済可能な金銭債権のことを表します。
この流動比率を計算することで会社にどれだけすぐに現金化できる資産があるかがわかり、流動比率が120%の会社であれば安全であると言われています。
ちなみに流動比率はあくまで簡易的に会社の安定性を判断する指標であるため、流動比率が低いからといってJR東日本都市開発が破産することを示唆するものではありません。
”成長性”を図る指標
続いて、会社の成長性を図る指標である「売上高」「純利益」「純利益率」について紹介します。
参照元:JR東日本都市開発|有価証券報告書上記の表はJR東日本都市開発の直近3年の売上高・純利益・純利益率を表したものです。
ちなみに純利益とは、法人税など企業が支払うべき費用を差し引き、最終的に会社に残ったお金のことを指します。
2022年の売上高は2020年と比較すると大幅に減少していますが、2021年よりは回復してきていると言えます。
まとめ
本記事では、JR東日本都市開発の企業研究に役立つ情報を紹介してきましたが、いかがでしょうか。
企業研究は内定獲得をするための重要な要素の1つですが、ただ情報を見るだけでは内定を獲得することはできません。
ぜひ本記事を参考にし、JR東日本都市開発への理解を深め、内定までの一歩を踏み出してください。
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