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公務員試験の面接で聞かれる質問32選!|定番質問の回答例や言葉遣いも解説

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目次

「公務員試験の面接の概要が知りたい!」「公務員試験の面接では何が聞かれるの?」と思っている人もいるのではないでしょうか。

公務員試験では、筆記試験の合格者を対象に、面接を実施します。

面接で聞かれる質問は、多くの官公庁間・自治体などで聞かれる定番なものから、組織独自のものまであります。

そのため、自分が受ける自治体の面接では過去にどのようなことを聞かれたのか事前に調べておき、あらかじめ回答内容を考えておくと良いでしょう。

本記事では公務員と民間企業について仕事内容や安定性はもちろんのこと、就職や転職情報に関しても紹介しています。

公務員試験で面接が実施される時期

公務員試験の面接は基本的に5月以降に行われることが多いです。しかし職種や自治体によって異なる場合もあり、地方公務員であれば7月以降に開催されることもあります。

また、公務員試験における面接は2次試験と採用面接の2回に分かれており、それぞれ開催時期が異なっています。

いくつかの官公庁や自治体を併願する場合、短期間に複数の面接が集中する可能性があるため早い時期から面接対策を行い雰囲気や緊張感に慣れておくのが良いでしょう。

公務員試験における面接の種類

公務員試験の面接は集団面接と個別面接の2種類に分かれています。

集団面接と個人面接では立ち振る舞い方や注意点が異なるため、それぞれの違いをきちんと把握しておきましょう。

集団面接

集団面接では複数人の就活生と一緒に面接を受けることになるため、他の学生にも配慮する必要があります。

具体的には、端的に話し他の学生の時間を奪わない、他の学生の質疑応答にはきちんと耳を傾けて聞く、この2点を意識しましょう。

また、他の学生の話にインパクトがあったからといって自分の話を変える必要はありません。

エピソードの大きさよりも、自分の想いや考え方、魅力をしっかりと伝えることの方が重要です。

個人面接

個人面接を受ける際は、長く話しすぎない、ハキハキ話すということに注意しましょう。

たくさんアピールしたいという気持ちはわかりますが、ダラダラと話してしまうと、要点が絞れていないという印象を持たれてしまう可能性があります。

また、個人面接では集団面接よりも1人あたりに与えられる面接時間が長いため、より質問への回答を深掘りされることが考えられます。

この時面接官は対応力や思考の早さなどをチェックしているため、基本的にはすぐ回答できた方が良いです。

しかし、どうしてもすぐに答えられない場合は黙ってしまうのではなく「少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか」と聞き10秒ぐらい時間をもらいましょう。

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公務員試験の頻出質問4選とその回答例

公務員試験の面接では様々な角度から質問されます。

まずは過去に出題された質問をまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。

今回紹介する質問例はあくまでも一例ですので、あなたが志望している官公庁や自治体では過去にどのようなことを聞かれたのか、面接前に調べるようにしましょう。

★公務員試験でされる質問一覧★
自己PR
自己紹介
ガクチカ
併願状況
転勤について
過去の失敗談
自分の強み・弱み
仕事内容に関して
入社後にしたいこと
面接シートの深堀り
民間を受けているか
公務員を選んだ理由
趣味・特技について
ストレスの解消方法
苦手な人はどんな人?
公務員としての将来像
取り組んでみたい仕事
該当地域を希望する理由
学生と社会人の違いとは
今まで頑張ってきたこと
希望する部署とその理由
公務員と民間の違いを教えて
専攻分野、卒論の内容について
希望部署に配属されなかったら
公務員試験に全落ちたらどうするのか
自分に対する周囲からの評価とその理由
関心のあるニュース、時事問題とその理由
自分のどこが公務員に向いていると感じるか
意見が対立したときにとのように解決するのか
公務員に求められる資質・能力とは何だと考えるか
最後に一言
逆質問 など

また上記の質問の中でも特に頻出される質問があります。その頻出質問とは自己紹介・自己PR・志望動機・ガクチカの4つです。

以下ではこの4つの頻出質問に対する答え方と回答例を紹介していますので、面接対策に役立てていただければと思います。

自己紹介

自己紹介を聞かれるのは面接の冒頭です。

つまり自己紹介の内容や喋り方で第一印象が決まってしまうと言えるため、自己紹介だからと油断せずしっかりと準備をしておかなければなりません。

ここで注意すべきことは、自己紹介では必要な情報を簡潔にまとめて話すということです。

どのように答えればいいのかについて以下で解説していきます。

公務員試験の面接で聞かれる質問32選!|定番質問の回答例や言葉遣いも解説_1

【回答例】

面接官:それでは自己紹介をお願いします

就活生:

  1. はい、就活大学経済学部経済学科の就活太郎です。
  2. 趣味はゴルフで休日にはラウンドを回ることもあります。
  3. 中学高校時代は野球部に所属しており、
  4. 大学でも体育会野球部に所属しておりました。
  5. また、私は野球を通じて継続することと諦めないことが大切であると身をもって学びました。
  6. 本日はよろしくお願いいたします。

自己PR

自己PRを話す際に重要なことは「自分の強みをどのように活かしたのか」を伝えることです。

面接官が知りたいのは、あなたの強みはなにか、その強みをどのように活かしてきたのかであるため過去の出来事を羅列しただけの内容にならないよう気を付けましょう。

公務員試験の面接で聞かれる質問32選!|定番質問の回答例や言葉遣いも解説_2

【回答例】

面接官:自己PRをお願いします。

就活生:

  1. 私の強みは根本的な課題を発見し的確に改善する能力です。
  2.  この強みが活かされたのは長期インターン先での蓄電池の営業です。自分の営業成績を分析したところ、アポイント数が少ないということに気が付き、アポイントが取れない原因は何かを探るため、ロープレを行いました。同僚たちのアドバイスから、お客様のニーズを高められていないことが根本的な問題だと分かりました。そこでトップ営業マンが使っていた他社との比較をする内容を新しく追加したところ、差別化ポイントが明確な営業トークが出来上がったのです。
  3. その結果、アポイント数を増やすことができました。
  4. こうした経験から、客観的な目線で自分を評価してもらうことで課題を抽出し、結果を出している人を参考にすることが重要であることが分かりました。
  5. この強みを活かして御社でのお客様の抱える様々な課題を解決していきたいと考えています。 

志望動機

志望動機では学生の志望度の高さや各省庁・自治体への理解度などが図られています。

そのため、志望先独自の魅力やその志望先でしかできないことなどについて説明しましょう。

ポイントは「それ他の自治体や官公庁でもできるよね?」という質問を常に想定しながら対策を練ることです。このことを意識しておくと、より詳細でより説得力のある志望動機を考えやすくなります。

公務員試験の面接で聞かれる質問32選!|定番質問の回答例や言葉遣いも解説_3

【回答例】

面接官:数ある市の中からなぜ○○市役所を希望されたのですか?

就活生:

  1. ○○市は私が生まれ育った街であり、今後の発展に貢献したいと考えているためです。
  2. 私は○○市の△△町で生まれ、小学校から高校までは○○市の学校で、大学は隣町の××市の学校に通っていました。そのため幼少期からずっと○○市に住んでおり愛着があります。
  3. そんな○○市では、今後10年にわたりショッピングモールの誘致、小学校の新設、新しい路線の開通などが計画されていることを知りました。子どもたちからお年寄りまで誰もが安心して快適に暮らせる街づくりに貢献し、次の世代にもこの素晴らしい街を繋いでいけることに魅力を感じました。
  4. また、こうした計画の中で私が大学で学んだ都市経済学の知識を活かせるのではないかと考えています。
  5. こうした理由から、私は○○市役所を志望いたしました。

ガクチカ

ガクチカでは、就活生がどのような学生時代を過ごし、どんな経験を得たのかなどが問われています。

そのため、注力したことだけではなく、どんな学びを得て今後どのように活用しようと考えているかまで答えましょう。

公務員試験の面接で聞かれる質問32選!|定番質問の回答例や言葉遣いも解説_4

【例文】

面接官:学生時代にどのようなことに注力しましたか。

就活生:

  1. 私はモロッコに留学し海外文化を学びました。 
  2.  様々な国籍の人と触れ合うことで経験・知見を広めたいと考えたためです。
  3. 留学当初、私はイスラム文化に触れるのが初めてであり、地元の仲間意識も強く現地のコミュニティに馴染めませんでした。すると現地の友人にムスリムの文化を受け入れていないと指摘されたため、肌の露出を控えたり礼拝を行ったりするなど生活スタイルから変えて現地文化を受け入れる努力をしました。私が行動ベースで文化を受け入れたところ、現地の人たちと徐々に打ち解けることができたのです。 
  4. こうしたモロッコでの留学経験から、頭で理解するだけではなく行動に移すことも重要であると学びました。
  5. 社会人になっても、課題とその解決策を頭で理解したつもりになるのではなく、きちんと実践することで、より正確により効率的に業務に取り組めるようになりたい考えています。

面接に苦手意識がある_青

公務員試験の面接で気をつけるべき言葉遣い

ここまで面接での質問例や回答例について紹介してきました。

面接の質問を想定し回答を準備していたとしても、いざ面接本番となると緊張や焦りから言葉遣いが乱れてしまうことがあります。

どんなに回答内容が良かったとしても、言葉遣いでマイナスになってしまうこともあるため以下で紹介している点に気を付けて臨みましょう。

です・ます調を使う

フランクに話しかけてくれる面接官もいますが、面接という場では必ず敬語を使い、語尾はです・ます調に統一しましょう。

呼び名に気を付ける

面接官の名前を呼ぶ際は「~さん」か「~様」を付けます。

~部長のように「名前+役職」でも問題ありませんが、基本的には「さん付け」が無難でしょう。

また、集団面接や集団討論で就活生同士を呼び合うときは「~くん」「~さん」が基本です。くれぐれも呼び捨てにしないようにしましょう。

呼び名で特に迷いやすいのが、官公庁や自治体の名称を呼ぶときです。基本的にはそのままの名称で呼ぶか「御」を付けます。

例えば、横浜市役所であれば、そのまま「横浜市役所」と呼ぶか「御所」「御市役所」と呼ぶことが多いです。

相槌には気を付ける

民間就活や公務員就活問わず学生がやりがちなミスは、相槌で「なるほど」と言ってしまうことです。

一見悪くなさそうですが、面接官によっては失礼な表現と捉えられる場合があるため、なるべく使わない方がいいでしょう。

相槌には「はい」「ええ」「そうなのですね」「仰る通りです」などを使い分けたほうが無難です。

就活生が使いがちな言葉に注意する

最後に就活生が使いがちな丁寧ではない表現をまとめてみましたので参考にしてみてください。

注意すべき言葉一覧
・了解しました・分かりました→承知しました・かしこまりました
・大丈夫です→問題ございません
・すみません→申し訳ありません
・参考になります→勉強になります
・とても→非常に
・~させていただきました→~しました
・拝見いたしました→拝見しました
・(変化しないものに対して)~になります→~です 例)✖「第一志望は○○庁になります」 〇「第一志望は○○庁です」

まとめ

今回は公務員試験における面接の概要や質問例、回答例などについて紹介してきました。

特に面接では、質問を想定したり過去にされた質問を調べたりして、事前に回答案を考えておくことが大切です。

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