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証券業界の志望動機の書き方とは?評価される志望動機を書くコツを紹介!

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●証券業界の仕事は大きく[ブローカー業務][ディーラー業務][アンダーライティング業務][セリング業務]の4つに分けることができる。

●証券業界の志望動機では「若者の老後が少しでも楽になる手助けがしたい」など、証券業界ならではの理由を伝えると良い。

●証券業界の求められる人物像は[情報をキャッチアップできる][アウトプット力がある][コミュニケーション能力がある][傾聴力がある][冷静に判断し臨機応変に対応できる]を満たす人である。

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目次

証券業界では、株の取引をしていることは知っていても、実際にどんな業務があるかがイメージしづらい証券会社。

証券業界に興味を持っている就活生の中でも、具体的な仕事内容まではわかっていないという就活生も多いのではないでしょうか?

そのような就活生は志望動機を作成する前に、まず証券業界の仕事内容について理解する必要があります。

本記事では、証券業界の仕事内容や評価される志望動機の書き方について紹介しています。

また、実際に証券業界の選考を通過した志望動機例文も紹介していますので、これから志望動機を作成するという就活生は参考にしてみてください。

証券業界とは?

証券業界とは?

証券業界とは、株式や債権、投資信託、不動産投資信託の売買をおこなっている業界です。

証券業界の主な仕事は、株式を買いたい人と売りたい人の仲介をおこなう[ブローカー業務]、株式を発行した会社から株式を買い取り個人や法人に売る[アンダーライティング業務]、新規で発行された株式や社債を一時的に預かり、企業や他の会社の委託を受け買ってくれる人を探して販売する[セリング業務]などになります。

証券業界の動向や仕組みについて知りたいという就活生は以下記事をご確認ください。

【業界研究】証券業界の動向6選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介
証券業界は、ある一部の事象が業界全体に影響を及ぼしたり国内外の情勢に左右されるので、業界の全体像や動向などを正確に把握する必要があります。本記事では証券業界の仕組みや動向だけでなく、証券業界への理解を手助けする用語も紹介しています。業界理解を深めるために是非ご確認ください。

証券会社と銀行の違いとは?

同じ金融業界に属している証券会社と銀行ですが、どのような違いがあるのか明確にわかっていないという就活生も多いのではないでしょうか?

以下で証券会社と銀行の違いについて簡単にご紹介します。

●用途の違い
銀行:お金を預けたり、ローンを組む
証券会社:投資をする

●仕組みの違い
銀行(間接金融):預金者から預かった資産を元手とし、資金を必要としている企業や人に貸し出す。
証券会社(直接金融):資金を必要としている人に対し、資金を提供する側が直接的に出資する。(例:企業が発行する株式を投資家が買う)

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証券業界の4つの主要部署

証券業界の4つの主要部署

ここでは証券業界の様々な仕事の中でも主要な4つの業務をピックアップして説明していきます。

ブローカー業務

ブローカー業務とは、株を売りたい人と買いたい人の代わりに取引を成立させる取引の[仲介]をおこなうことをいいます。

ブローカー業務のビジネスモデル

上の図のように、株式を買いたい、または売りたい人々の注文を受け付け、それを証券取引所に伝えます。

ディーラー業務

ブローカー業務とは違い、自社の株式を売り買いする仕事です。

証券会社自体が取引所に入ることによって、株式の取引の売買の成約率を上げています。

ディーラー業務のビジネスモデル

アンダーライティング業務

株式を発行した企業の株を買い、その株を売る仕事です。そもそも、株式は、企業がお金を集めるための手段として発行されます。

よって、アンダーライティング業務は企業の資金調達を手伝う役割を担っているということになります。

アンダーライティング業務のビジネスモデル

セリング業務

新しく発行された株式を一時的に預かって、買ってくれる人を探して売る仕事です。

下図で、証券会社Aが証券会社Bに株式の販売を委託し、株式を証券会社Bが投資家に売却することをセリング業務といいます。

証券会社Aと証券会社Bの取引を1社で完結させている証券会社が、大手総合証券会社です。

セリング業務のビジネスモデル

アンダーライティングとの違いをよく問われますが、アンダーライティング業務は発行した証券が売れ残った際には証券会社がそれを全て引き取るのに対し、セリング業務は販売をおこなうだけで売れ残りの責任は負いません。

発行市場においてアンダーライター業務がとても重要であるとされるのは、発行した証券を一時的に全て買い取ってもらえるため、発行者は資金調達の計画が立てやすくなるところにあります。

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証券業界で評価される志望動機を作る3つのステップ

証券業界で評価される志望動機を作る3つのステップ

ここでは証券業界の志望動機を書く際に意識してほしいポイントを3つ紹介します。これから志望動機を作成するという人は、以下のポイントを参考に作成してみてください。

(1)志望動機に必要な要素を把握する

志望動機を作成する際は『なぜ証券業界か』『なぜその企業なのか』をしっかりと深掘りしましょう。

■なぜ証券業界なのか

『なぜ証券業界なのか』については、数ある業界の中でもなぜ証券業界を選んだのかについてしっかりとした理由を準備しておく必要があります。

具体的には「お客様1人ひとりに合った資産形成をサポートしたい」「若者の老後が少しでも楽になる手助けがしたい」などといった、証券業界ならではの理由を伝えられると良いでしょう。

その際、証券業界の仕事内容や特徴と絡めて書くことができれば、説得力のある志望動機になるため、志望動機を書く際は事前に証券業界の仕事内容や特徴について調べてみてください。

■なぜこの証券会社なのか

『なぜこの証券会社なのか』については、志望企業の強みや事業形態などの特徴を調べて、競合他社と差別化しながら伝えます。

最近は、大手の総合証券会社だけでなく、メガバンクグループの証券会社からや、楽天証券、GMO証券などといったネット証券まで、数多くの企業が存在しています。

それぞれの会社が得意とする分野や特徴は異なるため、企業ごとの特徴を把握した上で志望動機を作成してください。

(2)証券業界の求める人物像を把握する

証券業界は世界情勢の影響を受けやすい業界であるため、世の中の情報に敏感でなければなりません。そのため、常にアンテナを張り、情報をキャッチアップできるといった素養は重要です。

また、キャッチアップした情報を顧客にわかりやすく伝えるアウトプット力や、顧客がどのような資産形成を望んでいるのかを聞き出せるコミュニケーション能力、傾聴力も必要です。

さらに世界情勢の影響を受けやすい業界だからこそ、予期せぬアクシデントや何かしらの影響を受けた際に、冷静に判断し、臨機応変に対応できるという素養も求められています。

(3)志望動機のフレームワークを知る

情報収集や自己分析をもとに、伝えることが決まればあとは書くだけです。必ずしもオリジナルの構成にする必要はありません。

シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり読んでもらうコツです。

文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうことで[て・に・を・は]、接続語[です・ます]調など細部まで整えましょう。

■志望動機の構成例
(1)志望動機を一言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか

志望動機の考え方、書き方を詳しく知りたい就活生は下記をご覧ください。

【志望動機の書き方】選考通過率をUPさせる方法とは?
志望動機は書き方ひとつでレベルが上がります。ESが落ち続ける人、通る人の違いは書くべき内容を入れ、読みやすい構成で書けているかどうかです。本記事では志望動機のセオリーともいえる書き方のコツをお伝えします。

志望動機と自己PRの作り方とは?_CTA

証券業界の志望動機例文

証券業界の志望動機例文

ここでは実際に証券業界の選考を通過した志望動機例文を紹介します。志望動機の書き方について理解できたら、次は例文を見て書き方のイメージをさらに掴んでいきましょう。

野村証券の志望動機例文

野村證券を志望した理由
あらゆる情報を織り込んで、日々変化する金融市場を理解することは世界の動向を把握することに不可欠であると考え、日々変化する刺激的な環境は自らの成長機会にもなると感じ、金融市場に身を投じて働きたいと思っています。

金融業界は世界経済の動きにタイムリーに接することができ、私にとっては最適の環境であると考えています。

金融の中でも証券会社に特に魅力を感じている理由は人間力、個の力で勝負したいと思っており、中でも貴社は国内1位の証券会社として多くの知見を有すると同時に、個人として勝負できる環境と人を育てる文化があると感じたため、貴社で自分の一生をかけて世界で戦える金融マンになろうと決意しております。

⇒金融業界を志望している理由+金融業界の中でも証券会社に魅力を感じている理由についてしっかり書けており、熱意の伝わる志望動機と言えるでしょう。

引用元:unistyle/選考通過者本選考ES(野村證券23卒)

大和証券の志望動機例文

当社及び選択したコース・職制を志望する理由をご記入ください。(400字以内)
私は、「日本経済発展に貢献したい」という想いがあるため、証券業界を志望する。金融業界の発展無くしては日本経済の発展は無い。その中で、投資や資産運用に関心を持つ人が増加しており、最も可能性に満ちているのが証券業界であると考えた。

貴社を志望する理由は、企業理念でもある「信頼の構築」の精神に魅力を感じたためだ。貴社は証券業務を中心とした幅広いビジネスを展開しており、それらは多様なニーズに対して、より柔軟な提案を可能にしている。

このように、お客様第一での貢献と厚い信頼の獲得を最も実現できるのは、貴社であると確信している。信頼関係が人を動かす推進力になることを学んだ学生団体やアルバイトでの経験からも、お客様の信頼のもと、高度な価値提供ができる人材として活躍したいと考えている。

また、インターンシップなどを通して、社員の方々のお客様第一やチャレンジの精神を肌で感じ、そのような環境で働いてみたいと思った。

⇒証券会社の中でも大和証券を志望している理由を具体的に書けており、企業研究をしっかりおこなっていることが伝わる内容になっています。また、過去の経験を交えて書けている点もGoodです。

引用元:unistyle/内定者本選考ES(大和証券24卒)

SMBC日興証券例文

SMBC日興証券を志望する理由をご自身の体験と想いを踏まえ300字以内で記入してください。
友人と将来について話しているとき、「将来の資産について漠然と不安を感じる」という話になりました。

年金がもらえないのではないかや、老後に向けてどれくらいの資産が必要なのだろうかなど、不安に感じる要素はたくさんあります。同じように考え、不安を感じている若者は多いと思います。

そんな若者の金融面での困りごとを自らの知識や経験を活かして解決したいという風に思うようになり、証券業界を志望しています。

中でも貴社を志望するのは、社員の個性を尊重しているという点に惹かれたからです。社員の想いや個性を尊重する貴社であれば、私のやりたいことにも挑戦できるのではないかと思い、志望します。

⇒実体験を交えた上で証券会社を志望している理由を伝えており、説得力のある志望動機と言えます。さらに良い志望動機にするには、まず最初に志望している理由を伝えてから具体的なエピソードを伝えるという流れにすることで読み手が理解しやすい志望動機になるでしょう。

引用元:unistyle/内定者本選考ES(SMBC日興証券24卒)

みずほ証券の例文

当社を志望する理由を入力してください。(300字以内)
「顧客一人一人に寄り添い、成長や挑戦を支援したい」という想いを実現できると確信したためだ。私は、個別指導塾のアルバイトを通じて、他者の成長を支援することにやりがいを感じた。

貴社のインターンシップ参加経験から、証券業務もお客様の成長や挑戦を支援するため、熱意を持って働くことができると感じた。中でも貴社は「One MIZUHO戦略」による銀証信の一体運営に強みを持つため、「顧客に寄り添ったオーダーメイド型のソリューション提供」を通じて、私の想いを実現できると考える。

入社後は、貴社の「グループ力」と、私の「相手の立場に立ち、問題を解決する力」という強みを活かし、顧客に寄り添った成長支援を行いたい。

⇒なぜそのような夢を持ったのか、過去の経験を踏まえて書けているためとてもわかりやすい志望動機と言えます。また、志望動機の中で「相手の立場に立ち、問題を解決する力」という強みをアピールできている点もGoodです。

引用元:unistyle/内定者本選考ES(みずほ証券23卒)

上記例文の他にも就活支援サイトunistyleでは選考通過者のESを7万件以上掲載しています。

下記画像からサイトに移動できるので、是非ES作成の参考にしてください。

ユニスタイル_志望動機_CTA

まとめ

本記事では、証券業界の仕事内容や評価される志望動機の書き方・例文を紹介してきました。

証券業界の志望動機を作成する際は、金融業界の中でもなぜ証券会社なのかを明確にした上で作成するようにしましょう。

その際は本記事で紹介した志望動機の書き方を参考にしてみてください。

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