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面接で志望動機を聞かれた時の答え方とは?好印象を残すためにできる工夫もご紹介!

✔ 本記事のまとめ
●面接で志望動機を伝える際は[結論から簡潔に話す][ダラダラと話しすぎないようにする]の2点に注意する。

●面接で伝えた志望動機が、履歴書やESに記載している内容と大きく異なる場合、面接官を混乱させてしまったり、一貫性がないとマイナスの評価に繋がってしまったりする可能性がある。

●志望動機では[福利厚生や給与][他の企業にも当てはまる内容][憧れている]などを伝えるのは避けましょう。

志望動機と自己PRの作り方とは?_CTA

目次

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  • 「面接で志望動機を聞かれたら何を答えるべき?」
  • 「履歴書・ESに記載した志望動機と面接は伝える内容を変えた方がいいの?」
  • 「面接で志望動機を伝える際に、意識すべきことは?」

面接が控えている就活生の中には、このような疑問を抱えているもいるでしょう。

新卒の面接では、履歴書やESに記載した志望動機に関してより深く質問をされることがあります。そのため面接で志望動機を答える際は、何に気を付けて回答すべきか事前に理解しておくことが重要です。

本記事では[面接で志望動機が聞かれる理由][志望動機を上手く伝えるためのポイント]、[新卒学生の志望動機に関するよくある悩み]などについて紹介していきます。

新卒の面接で志望動機を聞かれる理由

新卒の面接で志望動機を聞かれる理由

志望動機は『選考を受ける企業で働きたいと思った理由』のことです。

採用担当者は[志望度の強さ][会社の社風・ビジョンとマッチするか]を確かめるために志望動機を質問します。

なぜならどんなに優秀な人材に内定を出しても入社してもらえなかったり、入社後にミスマッチがあり早期離職になってしまったりすると、企業にとって採用活動の意味がなくなるからです。

上記のようなことを防ぐため、採用担当者は志望動機という設問を通して「内定を出したら本当に入社してくれそうか?」「入社後にどのくらい活躍できそうか?」を判断します。

特に新卒の面接では、履歴書やESに記載されている志望動機を深堀りすることで「なぜ多くの業界の中で自社を選んでくれたのか?」「どこに興味を持ってくれたのか?」「どのくらい熱意があるのか?」なども見極めます。

そのため志望動機では、企業にとっても自身にとっても損のないようその職を通じてやりたいこと、挑戦したいことを明確にし、どうしてもこの会社に入りたいという熱意や覚悟を伝えましょう。

【高評価を得る志望動機とは?】採用担当者が見ているポイントを抑えて志望動機を作ろう!
志望動機を作成する際は、採用担当者が志望動機から知ろうとしている内容を踏まえて『数ある企業の中で、その企業を志望している理由』を伝えましょう。
本記事では新卒採用担当者が志望動機で見ているポイントや高評価を得るためのコツなどを紹介しています。

履歴書やESと面接の志望動機の違いは?

履歴書やESと面接の志望動機の違いは?

志望動機におけるESと面接の違いは『深堀りされるかどうか』という点が大きく異なります。

ESは学生から企業への一方通行であり、どれだけ志望度が高くても、上手く書くことができなければ、企業に熱意を伝えることができません。

それに対し、面接は学生と企業双方のコミュニケーションの場です。そのため面接官は志望動機の中で気になる点があれば「なぜ?」「それはどうして?」と質問することができます。

具体的には以下のように深掘りされます。

  企業選びの軸を深堀りする質問例  学生:私は個人として勝負できる業界で働きたいと思っています。そのため、商品の差別化が難しく、個人の実力が成果に直結する証券業界を志望しています。

企業:「どうして個人として勝負がしたいと思うんですか?」

上記は「なぜそう考えるの?」「そのきっかけになった経験はありますか?」というような質問で、企業選びの軸が根拠に基づいているかを確認します。

企業選びの軸は過去の経験に基づくものであるため、過去の経験や人柄についても深く質問される可能性があります。面接を受ける前にしっかりと深堀りしておきましょう。

  業界・企業間の比較をさせる質問例  学生:大学時代の海外留学の経験から日本の良さを海外に伝える仕事がしたいと思って総合商社を志望しています。

企業:「その志望動機なら自動社メーカーでも良くないですか?」

上記を聞く理由は、は「他の企業じゃダメなの?」「他の業界じゃダメなの?」といった質問で、業界・企業を比較できているかを確かめるためです。

その他にも、あえて似ている業界や企業を対比させ、どのくらい調べたのかを聞くことで、志望度の高さをはかるという意図もあります。

自分が選考を受ける業界・企業だけでなく、自分の軸に沿って近しいと考えられる業界・企業の研究も欠かさないようにしましょう。

  入社後のキャリアプランに関する質問例  学生:多様なスキルや技術を持った人をまとめ、新しい価値を生み出す仕事がしたいと思い、総合商社を志望しています。

企業:「具体的に取り組みたい仕事などはありますか?」

上記は企業の業務内容に対する理解度の深さや、企業の志望動機と入社後のキャリアプランの一貫性を確かめることで、志望度の高さを間接的に確認しています。

現場レベルの仕事や取り組みに関しては、企業HPを確認する、OG・OB訪問をおこなうなどして出来るだけ事前に調べておきましょう。

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新卒の面接で志望動機を伝える際のポイント

新卒の面接で志望動機を伝える際のポイント

ここでは志望動機を伝える際のポイントを紹介します。面接官にしっかりとアピールするためにも、以下のポイントをおさえておきましょう。

結論から簡潔に話す

志望動機を分かりやすく伝えるためには、論理的に話す必要があります。つまり「結論から話す」ということです。

結論を伝えないまま話しはじめてしまうと、話が回りくどくなり、何を伝えたいのかわからないと思われてしまうことがあります。

そのため「志望動機を教えて下さい」と言われた際は、まず「○○だから御社を志望しました」といった具合に話のゴールを示しましょう。その後に、結論に至るまでの根拠や背景を具体的に話していきます。

最後に締めくくりとして「入社できた際には、○○に取り組んでみたい」といった、入社後の展望を付け加えるのも忘れないよう注意してください。

結論から話すことを念頭に置いて、実際に話す際は以下の流れで話してみましょう。

(1)将来の目標
「~に取り組みたいから御社を志望しています。」
(2)将来の目標をおもったきっかけ・理由
「なぜ~に取り組みたいのかと言うと、○○な経験をしてきたからです。」
(3)会社との一致点
「業界の中でも、御社は△△という点に力を入れているので、私の目標である~~~の様により力を入れられると考えたからです。」
(4)入社後の意気込み
「将来的には、○○部署で●●な力を活かし、貢献していきたいです。」

長く話しすぎないようにする

面接での基本は簡潔に伝えるということです。

「たくさんアピールしたい!」という思いで、ダラダラ話してしまうと、かえって何を伝えたいのかわからなくなってしまい逆効果です。

そのため、話すのが苦手でどうしても長くなってしまうという人は、1分以内でまとめられるように日頃から練習しておくことをオススメします。

また、志望動機の中で一番面接官の印象に残りやすいのは締めくくり部分であるため、大事なことは最後にもう一度伝えておくと良いでしょう。

志望動機の締めくくりについては以下の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

【例文付き】志望動機の締めくくりが重要な理由|4つのルールからテンプレまで紹介~
志望動機は締めくくりが重要であり、志望動機全体の印象を左右します。本記事で紹介している志望動機の締めくくりで伝えるべき内容、締めくくる際の4つのルールを押さえ、志望動機作成に役立てましょう。また締めくくりのテンプレや志望動機の例文も掲載しているので参考にしてください。

話し方・表情、話すスピードも意識する

面接で話している内容は同じでも、[目が合わずオドオドした状態で話す人]よりも、[目が合った状態で身振り手振りを付けて楽しそうに話す人]のほうが好印象を残す可能性が高いです。

そのため志望動機に限らず、面接では以下のようなポイントを意識してください。

  • 背筋を伸ばして座る
  • 面接官の目を見て話す
  • できるだけ柔らかい表情を作る
  • 話す内容に応じて身振り手振りを付ける
  • 小さすぎず大きすぎない適切な声量で話す
  • 早口過ぎない聞きやすいスピードで話す

現時点で自分ができているかわからない・自信がない人というは、大学のキャリアセンターなどを活用して[模擬面接をしてもらう]もしくは[web面接の様子を動画に撮り振り返る]などして、現在の自分の面接の立ち振る舞いを確認してみると良いでしょう。

書類と面接で話す内容を大きく変更しない

面接官は、事前に就活生が提出した履歴書やESに記載されている志望動機の内容を確認した上で、面接に臨んでいます。

そのため面接で志望動機を伝える際は、履歴書やESに記載した志望動機の内容を大きく変えずに伝えるようにしてください。

なぜなら履歴書やESに記載している内容と大きく違うことを伝えてしまうと、面接官を混乱させてしまったり、一貫性がないとマイナスの評価に繋がってしまったりする可能性があるためです。

ただし履歴書やESの文字数制限により記載しきれなかった内容がある場合は、面接で補足しつつ伝えるようにしてください。

[御社]と[貴社]の違いを押さえておこう!
面接で志望動機を伝える際、志望企業のことを何と言うべきか迷う就活生も少なくないでしょう。

志望企業のことを指す言葉には[御社(おんしゃ)][貴社(きしゃ)]があります。面接などの口頭で使う場合は『御社』、ESや履歴書の志望動機など文字で記載する場合は『貴社』を使います。

面接時にどちらを使うべきか迷ってしまう就活生は多いので、間違えないよう事前に確認しておきましょう。

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面接で伝える志望動機の基本構成

面接で伝える志望動機の基本構成

ここでは新卒の面接で志望動機を伝える際の基本構成を確認していきましょう。

就活生の中には[履歴書やESに記載する志望動機]と[面接で伝える志望動機]の構成は違うものと考えている就活生もいるかもしれません。

結論、書類用と面接用とで志望動機の構成は変わりません。

そのため面接での志望動機を考える際は、志望動機を作成する時と同じ以下の構成で作成するようにしてください。

(1)志望動機を一言で伝える
(2)背景・動機を伝える
(3)その企業を志望する理由を伝える
(4)入社後にどのように活躍したいと考えているかを伝える

具体的にそれぞれどのような文章を書けばよいのか、IT業界の選考を通過した内定者の志望動機を参考にして確認してみましょう。

(1)志望動機を一言で伝える

ITを通じて人々の生活を根底から支える仕組みをつくりたいからだ。

(2)背景・動機を伝える

コロナ禍のサークルにて、自身が発案したオンライン指導と練習マニュアルの構築により組織の存続を後押しした経験から、前例の無い手法で社会課題の解決に向けた仕組みを構築できるIT業界に魅力を感じた。

(3)その企業を志望する理由を伝える

中でも貴社は、生活の全てを楽天ID1つで完結させる楽天エコシステムを有し、幅広いソリューションで社会基盤を支えている。また社員の方々と接する中で、楽天主義の中でも「常に挑戦し改善し続けるスピード感」が特に根付いていると感じた。よって、人々の生活の営みに欠かせない仕組みをゼロから構築し、少しでも早く顧客へ届けられる貴社を強く志望する。

(4)入社後にどのように活躍したいと考えているかを伝える

その中で、自身の強みである「自らアクションを起こし、周囲を巻き込む力」を活かし、スピード感を持って自走し仕事をやり抜く。そして、多様性の富んだチームで成長を共に、人々と社会をエンパワーメントしたい。

上記の志望動機では[その企業を志望する理由]がしっかりと記載されているため、IT業界の中でも楽天グループだからこそ実現できること・実現したいことが明確に感じることができることから、良い志望動機と言えるでしょう。

引用:unistye/楽天グループ(ビジネス総合職)24卒

【例文あり】志望動機が思いつかない時の考え方は?大手企業内定者の志望動機も紹介!
本記事では「志望動機が思いつかない」「何を書くべきかわからない」と悩む就活生に向けて、志望動機の考え方を紹介しています。
またこのような悩みのある就活生は、面接官が志望動機を求める意図や志望動機に必要な要素を確認してください。

【新卒】面接の志望動機回答例12選

【新卒】面接の志望動機回答例12選

ここでは、面接における志望動機の回答例を12選紹介します。これから面接を控えている就活生は、どのように回答すればいいのか参考にしてみてください。

事業・ビジネスモデルに関する志望動機

■例文1

私はエネルギーの安定供給を通して日本に貢献したいと思い、貴社を志望しました。

大学を休学し留学をした際、そこでインフラの脆弱性を目の当たりにし、生活の生命線であるエネルギーを安定供給することの重要性を強く感じたためです。

貴社は上流から下流まで全てのエネルギー供給業務を担っており、貴社でなら日本のエネルギーの安定供給を守ることが出来ると考え、その責任とやりがいに惹かれ志望しました。

参考:unistyle/ENEOS(旧JXTGエネルギー)のES・選考レポート一覧

■例文2

私はモノづくりで広く社会に貢献したいという思いから、素材メーカーを志望しています。貴社は幅広い事業展開を日本だけに留まらずグローバルに行い、多くの主要事業でトップシェアの製品を持っております。

私はその製品を安全に効率よく生産・普及させ、世界中の人を笑顔にできる技術者になりたいと考えています。 貴社の営業・研究・製造が三位一体となった開発体制を生かし、部署の垣根を越えた知識や技術を積み重ね、時代と市場のニーズに合わせた新しい生産技術を迅速に生み出し、貴社と社会の発展に貢献したいです。

参考:unistyle/信越化学工業のES・選考レポート一覧

社風に関する志望動機

■例文1

沿線地域を束ね発展させるという鉄道の持つポテンシャルを生かし、日本経済の要である3大都市圏や東海地方の輸送を支えることを通して地域、さらには日本の成長・発展に貢献したいという思いから貴社を志望しています。

また、リニア中央新幹線や新幹線の海外展開など、現状維持ではなくさらに高い目標に向かって挑戦し、より高い水準の鉄道輸送を目指すことで地域や日本のさらなる発展に対して能動的に働きかけていく貴社の姿勢に魅力を感じています。

入社後は、これまで学んだ電気・通信の知識に加え、自身の強みである「計画性」や「粘り強さ」を生かして周囲と一体となって課題に挑戦し、より安全・確実な輸送を実現するべく電気・システム系統の社員として尽力していきたいです。

■例文2

私が貴社を志望する理由は、主に二点あります。

一点目は「ご高齢者に手帳文化を浸透させる」という夢を持っていることです。私の祖母が認知症になったことを契機として、毎日の生活を記録することの重要性を実感しました。そこで私は貴社に入社後、日記・手帳制作に携わり、高齢者が使いやすい日記および手帳を企画開発したいと考えています。

また二点目に、私が持っている就職活動の軸と貴社の社風が合致していると考えたためです。「社会に影響を与えられる」、「チャレンジする文化がある」、「人を大事にする」という三点を軸としていますが、貴社が長年にわたる歴史の中で常に挑戦を続けている姿勢や、お客様だけではなく社員も大事にするよう具体的な数値目標を挙げていることと合致していると思います。

以上の二点の理由から、私の夢を主体性を持って働きながら実現できる場は貴社だけであると考えます。

企業理念に関する志望動機

■例文1

私は人や企業を支えることによって社会を豊かにできるような仕事をしたいと思っています。そこで私は証券業務を通じてお客様の資産運用の提案・営業をし、お客様の人生に関わり喜びを分かち合えるような仕事がしたいと思いました。

貴社は「One MIZUHO」のスローガンを掲げている銀行・証券・信託が一体となったグループの総合証券会社です。私はそのグループ間の連携を活かし、他の証券会社にはできない多方面からの提案でお客様の期待・ニーズを越えるサービスの提供をしたいと思いました。そのため貴社を志望させていただきました。

参考:unistyle/みずほ証券のES・選考レポート一覧

■例文2

私が御社を志望する理由は、御社の企業理念である「未来を拓く、明日への飛躍~CHALLENGE TOMORROW~」を純粋に素敵であると感じたためです。

住友商事グループの合同企業説明会で、御社のブースに行ってお話を伺った際、この企業理念は実は社員が作ったとお聞きし驚きました。社長にも声が届きやすい風通しの良い会社であると納得しました。

また、私の強みでもある飽くなきチャレンジ精神を、チャレンジできるフィールドがあるという御社でなら最大限活かせると思っております。

私は特にソリューション事業に興味があるのですが、それ以上に御社の社風に惹かれ志望させて頂きました。

参考:unistyle/住友商事のES・選考レポート一覧

社員に関する志望動機

■例文1

貴社を志望した理由は、貴社でのクルマ作りを通して、自動車開発のグローバルリーダーを目指したいためです。

私は、世界中の人々に自分が創ったモノを届けられる仕事がしたい想いを強く抱いてきました。多くの人に自社製品を使って貰えること自体が喜びであり、多彩なフィードバックを得ることがより良い製品作りにも繋がると考えているためです。

これらは、学生時代に音楽作りやライブ活動に取り組む中でも実感しました。また、私がモノづくり業界の中でも自動車業界を志望する理由は、自動車は単なるモノに留まらず、人と人を繋ぐツールの側面も持ち合わせた、かけがえのない製品だと考えているためです。

私は幼い頃、父のキャンピングカーに乗って、青森の祖父母の家に家族で遊びに行くことが最高の楽しみでした。クルマでなら電車の通っていない田舎町にも簡単に行くことができ、プライベートな車内空間では、家族の絆を深めることも出来ました。

そんな価値創出に貢献できるといった点で、自動車業界は魅力的です。また貴社は、ダイバーシティやグローバルを重視しており、多様なバックグラウンドや価値観を持った社員が、世界中のお客様を対象にビジネスを行い、持続的な成長を続けています。

そんな貴社の強みは、業界屈指の技術開発力に加え、世界全体のニーズを視野に入れつつ、組織を成功へと導ける力(=グローバルリーダーシップ)を持つ社員が多いことだと考えます。このような理由から世界に認められるエンジニアを目指せる唯一のフィールドである貴社を志望いたします。

■例文2

提案営業によって新たな価値を創出できる点に魅力を感じ、化学メーカーを志望しています。

中でも貴社を志望する理由は、幅広く事業を展開することで市場の変化に柔軟に対応しているためです。競合他社に比べて、変動する社会のニーズに適した提案が可能であると感じています。

また、座談会において真面目で熱意を持った社員が多いと感じました。自身の性格とも合致し、貴社において働きたいと強く思いました。

入社後には、強みである主体性と粘り強さを生かし、関係者と密に連携を取りながら、お客様の課題解決に繋がる提案を実現したいです。

参考:unistyle/住友化学のES・選考レポート一覧

製品・サービスに関する志望動機

■例文1

貴社を志望した理由は、私、父、祖父が一番好きなビールだからです。物心ついた時から私の家や祖父の家にはスーパードライがあり、父と祖父が談笑しながら、お酒を飲むシーンを幾度となく見てきました。

私が成人して初めて飲んだのも貴社のビールで、私の一家には欠かすことのできないものです。現在、私は一人暮らしで、親と離れて暮らしています。そのため、自分のやっている仕事を親に伝えたいという気持ちが強く、親が一番好きな貴社のビールの開発を通して、その思いを叶えたいと思うようになりました。

また、貴社に入社したら、女性やビールが苦手な人でも飲めるビールを開発し、販売したいです。現在、貴社はビール市場において圧倒的なシェアを持ち、生ビール、発泡酒、新ジャンル、ノンアルビールと様々なビールを販売しています。ですが、これらのビールはどれもビール好きのためのビールであり、ビールの味が苦手な人に向けた対策が成されていないと考えます。

日本における飲み会の席では「一杯目は必ずビール」という風潮があり、私の周りにいるビールが苦手な人たちも、我慢して飲んでいる姿が見受けられます。こういった人たちでも、飲みやすいようなビールを私は貴社で開発したいです。

例えば、普通のビールにフルーツのフレーバーを追加することで、ビール独特の臭いを抑え、飲みやすいような香りにするといったことが考えられます。このようなビールをそのまま売るのではなく、ご当地のお菓子とコラボさせて販売したいです。

地方には多くの美味しいお菓子がある一方で、埋もれてしまっている気がします。そのため、お酒に合うつまみとしてプロデュースすることで、ビールを通して地域活性化を達成したいと考えています。

■例文2

私の企業選びの軸は最先端のものづくりと社会貢献です。”もの”に惹かれなくては、その製品の魅力を存分に伝えることができません。

営業を志望する自分にとって、自社製品のファンであることが何よりも大切だと考えます。そして”もの”を通じて人々の生活を豊かにしたいです。その中で貴社の魅力に感じた点は、触媒事業です。紙オムツの原料となるSAP(高吸水性樹脂)に関心があります。

私の親戚に1歳の赤ちゃんがいて、この前オムツを替える機会があったのですが、おしっこをしたにもかかわらず、その形跡はまるでみられませんでした。貴社の製品は赤ちゃんに不快感を覚えさせることなく、快適な生活を提供しています。

また赤ちゃんが泣かないことで、母親父親の育児ストレス軽減にも一役買っています。このように人々の暮らしを陰から支える貴社にぜひ入りたいです。

参考:unistyle/日本化薬のES・選考レポート一覧

教育制度に関する志望動機

■例文1

私は大学・大学院で学んできた情報工学の知識を生かし、IT技術を用いた最適なサービスやソリューションをお客様に提供しながら社会や人々のためになる仕事をしたい。

その考えの中で、貴社はICTソリューションにおいて自社パッケージ商品があり、外部から評価を得るという製品の技術力やカーエレクトロにクスなど多種多様な開発事業を展開しており、お客様に対して高品質・高性能な製品やサービスを提供することができる。この環境の良さは、自分の成長にもつながり、毎日の仕事を充実した時間にすることができると感じ貴社を志望した。

また、貴社に入社した友人の話から聞く教育制度や働き方改革の取り組みの良さも志望した理由の1つだ。

参考:unistyle/SkyのES・選考レポート一覧

■例文2

貴社を志望する理由は2つある。

1点目はIT技術を用いてグループを支えられることに魅力を感じたからだ。大学受験予備校のチューターとして生徒との面談を管理するツールが紙からデジタルに変更された際に、面談の質が向上しただけでなく、教室運営の効率が向上した経験からITシステムの魅力を感じた。課題解決のシステムを導入することやその他の業務改善を世界で活躍している貴社のグループに支えたいと考えた。

2つ目は世界規模でチャレンジできる点に魅力を感じたからだ。これまでの人生経験を通じて、新しいことに挑戦することがやりがいである。ソニーグループ内で浸透する「自由闊達」なカルチャーから裁量が与えられる環境や充実した教育制度があることを知り、自身の強みを活かしながら成長できる環境であると考えたため、貴社を志望します。

参考:unistyle/ソニーグローバルソリューションズのES・選考レポート一覧

新卒の面接で伝える志望動機に向かないアピール内容

新卒の面接で伝える志望動機に向かないアピール内容

ここでは志望動機には向かないアピール内容を紹介します。避けるべき志望理由を把握し、あなたの熱意を最大限アピールできる志望動機を作成しましょう。

福利厚生や給与に関する内容

福利厚生や給与はもちろん働く上で重要な要素ですが、志望動機で伝えるのは避けた方が良いでしょう。

「福利厚生が良いから志望しました」「給与が良いから志望しています」などとアピールしてしまうと、「福利厚生や給与が良い企業ならどこでもいいのか…」と判断されてしまう可能性があります。

企業は自社に貢献してくれる人材を採用したいと思っているため、上記のように思われてしまうと採用されるのは難しいと言えるでしょう。

他の企業にも当てはまる内容

他の企業にも当てはまる志望理由を伝えてしまうと「それならうちじゃなくてもいいのでは?」と思われてしまう可能性があります。

企業は熱意があり、志望度の高い就活生を採用したいと思っています。そのため他の企業にも当てはまる志望理由を伝えてしまうと「それならうちじゃなくてもいいのでは?」と思われてしまう可能性があります。

この企業だから志望しているという気持ちをアピールするためにも、志望動機を考える際はその企業ならではの理由を伝えるようにしましょう。

「憧れている」といった内容

「この仕事に憧れているから」といった理由では志望動機として不十分です。上述していますが、企業は自社のファンを探しているわけではなく、自社で活躍してくれる人材を求めています。

憧れているという気持ちを伝えるのは良いですが、それだけで終わりにするのではなく、憧れている職場でどう活躍するのかについても伝えるようにしましょう。

「サービス・商品が好き」といった内容

上述した内容と近いですが「この商品・サービスが好きだから」といった理由も志望動機として不十分です。

たしかに好きな製品を取り扱っているからという理由で志望企業を選ぶ人もいるでしょう。しかし企業が採用したいと考えているのは、自社製品・自社サービスのファンではなく自社に貢献してくれる人材です。

そのため志望動機を作成する際は「御社の製品が好きだからです!」といった内容ではなく、自分はどのように志望企業に貢献したいと考えているのか、あなたを採用するメリットをアピールすることを意識してください。

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【新卒】志望動機は様々な形で質問される

【新卒】志望動機は様々な形で質問される

面接で志望動機を聞かれる際は「志望動機を教えてください」とストレートに聞かれる場合もあれば、企業によっては「将来のキャリアビジョンについて教えてください」という質問により志望動機を確認する場合もあります。

そこで、ここでは志望動機を聞かれている様々な質問パターンを、場合分けして紹介していきます。

ストレートに志望動機を聞かれるパターン

●志望動機を教えて下さい。
●なぜ弊社を志望しているのですか?

志望動機に関する質問は、自己PRや学生時代に頑張ったことといった定番の質問が終了した後に聞かれることが多いです。上記でお伝えした流れに則って回答すれば問題ありません。

将来のことから志望動機を聞かれるパターン

●将来の夢、成し遂げたいこと、キャリアビジョンについて教えて下さい。
●5年後・10年後のビジョンについて教えて下さい。
●具体的に取り組みたい仕事について教えて下さい。

上記は将来の夢や入社後に成し遂げたいと考えていることが、会社のビジョンや方向性と一致しているかを確認するための質問です。自身のキャリアビジョンと志望企業で働くことが一致していることを示しましょう。

また、入社後のキャリアパスについても調べておくとより良いです。

企業選びの軸から志望動機を聞かれるパターン

●企業選びの軸について教えて下さい。
●他にはどのような業界を受けていますか。
●他業界ではなくこの業界を志望する理由について教えて下さい。
●業界内でも当社の理由について教えて下さい。
●あなたにとって就職するとはどういうことですか?

上記はどのような観点や経験から企業を選んでいるのか、あなた自身の考え方を知るための質問です。

軸に関しては、企業を選ぶ段階でも必要となるので、早めに考えておくと効率的に就活を進められるでしょう。

就活状況から志望動機を聞かれるパターン

●他社の選考状況について教えて下さい。
●内定を出した場合、すぐに就職活動を辞めますか?

他社の選考状況を知ることで、本当に入社してくれるか、第一志望かどうかを見極めようとしています。

「内定を出した場合、すぐに就職活動を辞めますか?」という質問は最終面接が近づくにつれよく聞かれる質問です。

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面接で聞かれる志望動機に関するよくある悩み

面接で聞かれる志望動機に関するよくある悩み

ここでは[面接で聞かれる志望動機]に関する就活生のよくある悩み・質問に回答していきます。自分の悩みに近いものがあれば、是非回答を参考にしてください。

面接で志望動機を答える際はどのくらいの長さにすべき?

志望動機は『1分~2分』を目安に答えるようにしてください。

一般的に1分で話せる文字数は300文字程度と言われているため、300字~600字に収まる程度で考えると良いでしょう。

しかし企業によっては「○分で志望動機をお願いします。」というように具体的な時間を指定される場合もあります。そのような場合は、決められた時間内に収まるよう答えてください。

また志望動機を作りこみすぎた場合「1分で志望動機をお願いします」と指定されると、何を伝えるべきか悩んでしまう場合もあると思います。

そのため事前に[1分用][3分用]と分けて志望動機の内容を考えておくと良いでしょう。

面接で志望動機を聞かれる際、嘘でも第一志望ですと伝えるべき?

志望動機の回答によっては入社意欲や熱意が伝わり「弊社が第一志望ということですか?」といった質問に繋がることもあると思います。

結論、嘘をついてまで「第一志望です」と伝える必要はありません。

もしも本当に第一志望なのであればその旨を伝えれば良いですが、もしもそうではないのであれば「御社は現在私が入社を考えている企業の1つです。」といった回答をするようにしましょう。

その際「実はそんなに志望度は高くないです」「志望度は今受けている企業で一番低いです」などと正直すぎる回答は選考結果に悪影響を与える可能性があるため避けるようにしてください。

【例文10選】面接で「弊社が第一志望?」と聞かれたら?評価される答え方や注意点を紹介!
面接で「弊社が第一志望ですか?」という質問をされたことのある就活生の中には、嘘をついてでも「御社が第一志望です」と答えるべきか悩んだことがある人もいるでしょう。
本記事では企業が「自社が第一志望ですか?」と質問する意図や回答例、回答時の注意点などを紹介しています。

面接で志望動機を伝える際、カンペを見てもいい?

志望企業への熱意が強いが故に面接で失敗することが不安で、カンペの活用を考える就活生もいるでしょう。

Web面接が主流になっている今、カンペを活用するのは問題ないと思います。

実際カンペがあると[伝え忘れを防ぐことができる][事前に話す流れを用意しているため、話がちぐはぐにならない]などのメリットもあるでしょう。

しかし[面接中ずっと目線がカンペを向いている][カンペの文書を淡々と読み上げている]といった状態になってしまうとマイナスの評価に繋がりかねません。

そのため上述した面接時のふるまいを意識した上でカンペを活用するようにしてください。

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まとめ

本記事では履歴書やESと面接における志望動機の違いや、面接で志望動機を伝える際のポイントなどを紹介してきました。

上述していますが、企業が志望動機を質問する意図は履歴書・ES・面接で変わりません。違う点は『深掘りされるかどうか』だけです。

そのため履歴書やES用に作成した志望動機をもとに、熱意や意欲が伝わる面接での伝え方を考え対策していきましょう。

また志望動機にはあらゆるパターンの質問の仕方が存在するため、どのように聞かれた場合でもしっかりと志望動機を答えられるよう、事前に準備をおこなうようにしてください。

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