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インターン応募時の志望動機の考え方

「周りの学生がインターンに参加しているから、自分も参加したい」と思ったものの、「どんな内容を書けばいいのかわからない」という学生は多いものです。

そして、その状態のまま、「なんとなく」ESを提出しようとしている人もいるのではないでしょうか。しかし、本選考ではないとはいえ、人気企業のインターンは「なんとなく」で参加できるほど簡単ではありません。

最近では、優秀な学生を早い段階から採用するために、インターンに参加した学生を特別ルートへ案内するなど、企業側は本気で学生の見極めを行っています。

そのため、インターンに参加することは自分が納得の行く就活を行う上でも重要なのです。

また、本選考用の志望動機とインターン用の志望動機は、アピールすべきポイントが異なります。

そこで本記事では、本選考とインターンの違いから、インターンの志望動機に必要な要素それぞれの違いを理解した上で、インターン選考を通過できるような志望動機を作成し、選考突破を目指しましょう。

目次

本選考とインターンの志望動機の違い

本選考とインターンでは、求められる要素が異なります。

本選考

基本的には、内定を出した後にどれだけ入社する意思があるのか、入社後長く働いてくれるかを判断するために志望動機を求めます。

志望動機があいまいであったり、業界知識が足りないと分かれば、企業側も「自分の企業のことをちゃんと調べてくれてない」=「志望度が低い」と感じざるを得ません。

インターン

業界・企業研究があまり進んでいない状態の学生が応募することが多く、企業側もある程度はその状態に理解があるため、設問としては「なぜインターンに応募しましたか?」というようなインターンに参加する目的を問う設問が多いのです。

つまり、インターンはどちらかというと志望度よりも「目的意識があるかどうか」や「参加すること」自体に意味があるということです。

そのためインターンの志望動機では、本選考の志望動機で伝えるべき「志望動機の高さ」や「会社の社風・ビジョンとマッチする人材かどうか」を伝えることはもちろんですが、それに加え「インターンに参加する目的」を明確に書く必要があります。

企業がインターンを行う目的

では、そもそも企業は、なぜインターンを行うのでしょうか。企業がインターンを行う目的は、以下の3点だと考えられます。

●自社を多くの学生に知ってもらうため
●自社に興味がある学生と早い段階で出会うため
●優秀な学生を早期に採用するため

そのため、志望動機を考える際には、企業を志望する理由と、企業が求める人物像の整合性がとれた志望動機を作成することが大切です。

インターンの場合も同じで「自分がインターンに参加したい理由」を記載するだけでは、企業にとって魅力的な学生には映らないのです。

企業がどんな人材を求めているのか、人事はインターンにどんな学生に参加してほしいのかを考慮したうえで伝えることで、人事が評価する志望動機に近づくことができます。

どれだけ将来のビジョンややりたい仕事内容が一致していても、企業の求める人物像が「リーダーシップがある人」であるのに、自分の主張が「サポーターとして頑張りたい」では、入社後にミスマッチを起こしてしまう可能性があるので注意しましょう。

企業のインターン開催目的「番外編」

上記で述べた目的以外でも、企業によっては、あまり志望度が高くない学生でも、インターンに参加してほしいと思っている場合もあるようです。

例えば、「自社に興味を持ってもらい本選考に参加してもらう」という目的でインターンを開催しているケースもあります。

一部の企業を除けば、自社の採用基準を満たした学生を毎年確実に採用できているという企業は多いとは言えません。つまり、1人でも多く、可能性がある学生と出会いたいと思う企業心理があります。

インターン志望動機を考えるポイント

企業がインターンを開催する目的を理解することができたところで、次に実際に書いていくとしたら、どんなポイントを考えればよいのかを整理していきましょう。

インターンの志望動機では、「目的意識」があるかどうかを伝えることが大切であるとお伝えしました。

では、それを伝えるために、

●将来の目標がきまっている場合
●インターンへの参加が目的の場合

の2つの観点から考え方を紹介していきます。

将来の目標がきまっている場合

「社会問題を解決したい」「能力をつけ自立したい」など、将来の目標が決まっている場合は、それを軸に志望動機を作成しましょう。

考える際は、将来の目標を達成するために、「なぜその業界や職種を選んだのか」「選ぶに至ったきっかけは何なのか」、「このインターンに参加するとどんな能力が身につけられるか」の視点から、インターンを志望する動機を考えてみてください。

そして、将来の目標を達成するために「インターンに参加することでこんなことを学びたい」というような書き方をしましょう。

例えば、

「私は将来、〇〇の仕事に携わらいたいと考えています。それは○○という経験をしたことがきっかけです。これを達成するためには、まだ○○という力が自分には足りないと感じ、この力を身に着けたいと考えました。貴社のインターンを通して~~~を行い、力を身につけ、将来入社した際には、その力を活かして活躍していきたいです。」

のようにです。

選ぶに至ったきっかけは他の学生と志望動機を差別化できるポイントになります。サークルやアルバイト、留学の経験など自分自身の過去の経験を深ぼってみましょう。

インターンへの参加が目的の場合

やりたいことが見つかっていない、自分に向いていることがわからないという人は、「業界を理解するため・仕事を経験するため」を目的として書いてみましょう。

興味がある業界がある場合は、なぜその業界を理解したいのか、なぜその仕事を経験したいのかを深堀りしてみてください。

そして、深堀りするためには「なぜこの業界に興味があるのか?」またその答えに対して「それはなぜ?」と繰り返し問いかけます。そうすることで、自分の奥深くにある「軸」が明確になっていくはずです。

インターンへの参加の目的が、自分の軸とともに明確にすることができれば、以下のような志望動機を書くことができます。

「○○業界に興味があり、理解を深めたいと思っています。○○業界に興味を持ったのは△△がきっかけでした。貴社のインターンでは○○業界の~~な仕事を体験できるため将来のどんな職種につくかを考えるきっかけにできるかと思いました。」

インターンの志望動機を書くフレームワーク

インターンの志望動機を書く際に使用するフレームワークは、基本的に本選考のフレームワークと同じで大丈夫です。

ただし、冒頭でもお伝えしたとおり本選考とインターンに参加することでは目的が異なるため、「志望動機のフレームワーク+インターン参加への意気込み」を記載することがフレームワークとしてはベストとなるでしょう。

それを踏まえると、インターンの志望動機のフレームワークは以下の様になります。

(1)インターンへの志望動機をひと言で
(2)背景・動機
(3)その会社・インターンを選んだ理由
(4)インターンを通して身につけたいことは何か、インターンへの意気込み

インターンへの志望動機をひと言で

まずは、最初に本選考のフレームワーク同様、インターンに応募した理由を書きましょう。

最初に結論を提示することで、この志望動機全体で何を伝えようとしているのかが伝わり、人事はなぜ参加したいと思ったのかを知った上で読み進めることができます。

結論を後回しにしてしまうと、なぜ応募したのか、参加したいと思ったのかが伝わりにくい文章になってしまします。

背景・動機

最初の「インターンへの志望動機をひと言で」でインターンに参加したい動機を述べたと思います。ここでは、過去の経験に基づくきっかけを書きます。

自分はどういう軸で就活を進めているのか、この業界に対して興味を持ったきっかけを丁寧に伝えましょう。

ここで大切なのは、過去の自分の経験とインターンに参加したい理由に一貫性があることです。そうすることで、次の「その会社・インターンを選んだ理由」が書きやすくなります。

その会社・インターンを選んだ理由

上記で述べた、インターンの志望動機ときっかけを、参加するインターンに紐付ける作業をここで行います。つながりを示す際に、業界の中でもなぜその企業のインターンを選んだのかという部分を伝えましょう。

例えば、

「○○という目標を達成するためには、△△という能力が必要であると考えており、この業界の中でも御社の□□という職種だとそれが実現できると考えたからです」

このように書くことで自然な流れで自分の将来の目標からこの職種、つまりはインターンを選んだことを伝えることができます。

インターンを通して身につけたいことは何か、インターンへの意気込み

最後に、このインターンを通してどんな能力を身につけたいのかを、想像しインターン参加後にどんな能力が身についているかについて書いてみましょう。

これら全てを書き終え、それでも字数に余裕がある場合は、参加することができた際に、どの様に取り組むかといった意気込みを伝えてみましょう。

「周囲と協力して制作物を完成させる」「リーダーシップを発揮する」など、参加している場面を人事がイメージできるよう具体的に書くことができると評価に繋がると考えられます。

インターン志望動機の例文

ここでは、インターンシップ選考の通過ESの志望動機を紹介します。

三菱UFJ銀行のインターンエントリーシート(ビジネススペシャリスト職)

Career design Internshipに応募した理由を教えてください。 (200文字以内)
応募した理由は二つあります。一つ目に目に見えないものを扱うため、お客様との信頼関係が重要となる銀行業界に興味があるからです。中でも国内最大の金融グループである貴行で、銀行業界と貴行について学びたいと思いました。二つ目に銀行の窓口業務について理解を深めたいからです。ケーススタディを通して、具体的なイメージを掴みたいと考えております。そして自らの強みや弱みを認識し、成長につなげていきたいです。

⇨今、抽象的である銀行業界のイメージを具体的にしたいという意思が現れています。人気業界でもあるため、目的の明確化によって差別化を図りましょう。

博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ インターンエントリーシート(総合職)

あなたが博報堂/博報堂DYメディアパートナーズのインターンシップに参加を志望する理由について、何を得たいかを中心に記入してください。
私は将来、目に見える実績を積むことができる可能性のある企業で働きたいと考えています。 そこで広告だったら、広く人々の心を突き動かすことができると感じ、貴社のインターンシップを志望させていただきました。 私は生活者発想を活かし、さらにグループの広告会社と連携しコミュニケーションの市場を創り上げる、貴社の企業理念に共感し、 コミュニケーションをデザインすることができる広告の制作のプロセスについて、インターンシップを通じて学びたいと思っています。 広告だけなく様々な事業に取り組む貴社で、メディアコンテンツのスキルを身につけたく思います。

⇨志望動機自体は企業視点よりも自身のやりたいことがメインです。また、ES内の他項目も決して企業の特徴を細かくとらえているものでもありません。

インターンシップは企業の志望度以上に業界の志望度、あるいは人物像を重視されているといえるでしょう。

トヨタ自動車 インターンエントリーシート

インターンシップの志望動機
世界中の人々に幸せを届けることのできる自動車業界に魅力を感じており、その中でもQCDを向上させることでお客様により満足してもらえるクルマづくりに携わることのできる生産技術の仕事に興味を持っているからです。その思いから、他社の完成車メーカーの長期インターンシップに参加し、生産技術の仕事にやりがいを感じました。本インターンシップでは、生産技術の可能性・モノづくりの可能性を発見したいと考えています。

⇨他社のインターンシップにも参加しており業界内で志望度が高いかどうかは不明であり、本選考では避けた方がいい内容です。

しかし、漠然としている時期だからこそ、業界内のインターンシップを経験しようとする姿勢が評価された一例です。

まとめ

本記事では企業がインターンを行う理由から、インターンで志望動機を聞く意図、フレームワークまでを紹介してきました。

本選考でもインターンでも聞かれることが多い志望動機ですが、企業が志望動機から知りたいことは本選考とインターンでは微妙に異なるようです。

特にインターンシップは、周りが参加しているからという理由で応募する学生が多く、志望動機の内容に目的や志望理由が明確に書かれていない場合もあります。

一般的に企業がインターンを行うのは、そこで採用条件に近い学生と出会い、最終的に採用につなげることを目的としていることが大半です。

本記事を参考に、インターンに参加するための志望動機作成に励んでください。

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