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ゲーム業界の志望動機の例文・書き方~任天堂など3社の選考通過ESを公開~

ゲーム業界を志望する方の根底には必ずゲームが好き、という思いがあるのではないでしょうか。ただ、一口にゲーム業界と言っても、プラットフォームによって提供するサービス、ターゲット層は変わります。志望企業で、自身がどのようなキャリアを積んでいきたいのか、なぜその企業でないとダメなのか、その思いをしっかり言語化して面接官に伝えられるよう、徹底した自己分析と緻密な企業研究が必要です。

目次

ゲーム業界の特徴

ここでは、ゲーム業界の動向や仕事内容について話していきます。 

ゲーム業界の動向

家庭用ゲーム機の売上やゲーム人口の減少から一時は「ゲーム離れ」という言葉が取り沙汰された時期もありましたが、スマートフォンの普及によってゲーム会社は今までゲームで遊ぶことのなかった層もプレイヤーとして取り込むことに成功しました。その結果、国内ゲーム市場は10年連続で成長を続けています。

国内ゲームの市場規模を見てみると、ゲーム機とソフト(オンラインを含む)合計が4368億円という規模になっています。また、世界全体のゲームコンテンツ市場は、前年比約2割増の15兆6898億円と推定されています。ゲームはただの娯楽ではなく、世界経済において重要な産業の一つとなりました。 


そして新たな技術の開発により、ゲーム業界は増々の変化・拡大をしています。例えば、大手企業がサービス提供を開始しているクラウドゲーミングサービスです。

クラウドゲーミングサービスとは、最新のゲーム機を購入しなくても、手元にあるスマートフォンやPCなどの端末からインターネットにアクセスすることで常に最新タイトルのゲームで遊ぶことが可能な仕組みです。

新作のゲームで遊ぶ際には、ゲーム機を購入後、ソフトを購入しインストールする、などというような作業が発生します。

しかしクラウドゲーミングサービスは、ゲーム機やゲームソフトの機能や情報をサーバーに持たせているため、サーバーで作り出されたゲームの映像をストリーミング方式で自身の端末で受信・表示するだけで、最新のゲームタイトルで遊べます。

クラウドゲーミングサービスはストリーミング配信に耐えることができるネットワーク環境が整っておらず、普及が難しいと言われた時期もありました。しかし、高速・大容量・低遅延の通信が特徴の5Gの通信システムが誕生したことで、クラウドゲーミングサービスで快適に遊ぶことができる環境が作られたと言われています。

ソニー、マイクロソフト、google、ソフトバンク、NTTdocomoなどの大手企業がクラウドゲーミングサービスに参入していることから分かるように、今最も注目されるゲーム環境です。

その他、VR(Virtual Reality:仮想現実)ゲームへの取り組みも盛んになりつつあるゲーム業界。ゲーム産業はテクノロジーの進化と共により領域を拡大していき、その未来は明るいと言えるでしょう。

ゲーム業界の主要職種

ゲーム業界の職種は大きく分けて4つに分けられます。

制作企画系

制作企画系には、ゲーム制作における企画や構成を担うゲームプランナー、開発スタッフへの助言や開発における各工程のスケジュール管理などを行うゲームディレクター、全体的なゲームの方向性を決める「統括マネージャー」であるゲームプロデューサーという3つの職種があります。

アイデアを提案して終わりではなく、プログラマーやデザイナーにアイデアを正しく理解してもらうために、情報を論理的に整理して仕様書やデータに置き換える仕事もします。

発想力だけではなく、周囲を巻き込むコミュニケーション力、ゲームリリースまでの進行管理やメンバーのマネジメントも必要となるためバランス感覚が必要です。

エンジニア系

クライアントサイドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、フロントエンドエンジニアなどの種類があります。

実際にゲームを動かすためのプログラミング作業やインフラ構築作業をなど行い、サービスのリリース後は莫大なアクセスを処理します。また、ユーザーがストレスなく快適にゲームをプレイできるようなインフラ環境を構築し、日々チューニングを行なっていきます。

デザイン系

ゲームのデザインの管理と制作に携わる仕事です。主に各種ゲームの登場キャラクターアイテム・背景など作品中に登場する図柄をデザインするのが仕事ですが、場合によってはゲームの世界観やストーリー 、ゲームシステムなどを決める役割を担うこともあります。

ゲームデザインはCGを用いて行われるため、デッサン力だけではなくプログラミングスキルを身に着ける必要があります。

サウンド系

ゲームの魅力を引き立てる音楽や効果音を制作します。作曲スキルに加えて、プログラミング言語を用いて音をデータ化する技術も必要とされることがあります。専門的な知識や技術がないと応募ができない職種のように思えますが、新卒採用でサウンドクリエイターを募集しているゲーム会社もあります。

ゲーム音楽はゲームの世界観に大きく関わる要素です。そのため、音響だけでなくコンテンツ制作に関与することもあり、他職種と連携しながら作曲という業務に携われることが、ゲームサウンドクリエイターの特色です。

営業・バックオフィス系

営業は、店舗に自社新作のゲームタイトルを置いてもらえるように実際に足を運ぶことや、ユーザーに向けて発売前のプロモーションを行うことで自社のゲームの認知度を上げ、売上に貢献します。

また、ゲームやキャラクターを著作権や特許権などの面から保護する法務・知財知的財産管理、海外展開している企業では翻訳・海外販売管理など、ゲーム開発・運営以外にもゲームの売上に貢献し、制作を支える多くの業務があります。

志望動機の作り方のポイント

ゲームが好きであること、それはもちろんゲーム業界で活躍するために必要な要素です。

ただ採用する側は、変化の激しいゲーム業界において新たな価値を生み出し、流行を作り、会社に貢献してくれる人物を求めます。

ビジネスの道具としてゲームをどう見ているか自分なりに考え、語れるようにすることが大切です。ゲームへの熱い思いは胸に持ちつつも、なぜファーストキャリを築く場所がゲーム会社でないとダメなのか、面接官を納得させることができる理由を突き詰めて志望動機に反映させましょう。

なぜゲーム業界か

エンターテイメント業界を志すうえで「人を楽しませたい」「人を笑顔にしたい」という理由は前提にくると思いますが、なぜそれがゲームでないとダメなのか、ゲームを通じて実現していきたいことをロジカルに語れるようにしましょう。

また、プランナーを志す人は、企画書を書く練習をすることをおすすめします。

プランナーの採用試験では書類選考や、面接時に企画を出すことを求められるケースが多いです。ただ企画書をゼロから考えて形にすることは、容易ではありません。就活解禁前に準備をしておくことで、自信を持って採用試験に臨むことができるでしょう。

なぜその企業か

コンテンツを制作する会社には少なからず、その会社のカラーというものがあります。

例えば、大人向けのゲームをメインに制作している会社で、子供向けゲームを制作したいと語った場合、なぜ自分たちの会社を志望したのかと面接官は疑問に思うでしょう。

また大手企業であれば、ゲーム開発以外の事業を行っている場合もあります。

志望職種以外のその会社の事業を把握することも大切です。

例えば、スクウェア・エニックスは出版事業も行っており、ゲーム開発者と書籍の担当者がチームを組み、業務を行うこともあります。

その企業が制作するコンテンツのカラー、全ての事業内容を知ることで、志望企業の特徴を知ることができます。

志望企業の特徴と自身の志望動機を結びつけることは、なぜその企業でないとダメなのか、という面接官の質問に対する回答につながります。

志望企業のHPは熟読し、なぜその企業か、という自分なりの理由を必ず見つけましょう。また企業研究の一つとして最低限、選考を受ける企業のゲームはプレイをし、意見を求められたら感想を言うことが出来るようにはしておきましょう。

なぜ自分が向いているのか

採用HPの社員インタビューなどを通じてゲーム業界で活躍する方の人柄や仕事内容を知り、自分なりにどういう人物像が求められるのか考え、自身の経験や強みと絡めてアピールできるといいでしょう。

例えば、ゲームプランナーの仕事は人と関わることが多い仕事だという印象を受けたら、学生時代に仲間と何かを作りあげた経験がアピールになるかもしれません。

プログラマーやデザイナーを目指す方は、変化を楽しめる性格であることを伝えられると、新たなプラットフォームが続々と開発されるゲーム業界においての活躍を期待されるかもしれません。

ゲームに詳しいことは大前提とされます。そのうえで、自身の性格がどうゲーム業界の力になれるのか、具体的なエピソードと共に面接官に伝える必要があります。

志望動機の書き方

情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは書くだけです。必ずしもオリジナルの構成にする必要はありません。シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり、読んでもらうコツです。文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうことで、「て・に・を・は」、接続語、「です・ます」調など細部まで整えましょう。

■志望動機の構成例
(1)志望動機を一言で
(2)背景・動機
(3)その会社を選んだ理由
(4)入社後どの様に活躍したいか

ゲーム業界3社の志望動機の例文

ゲーム業界の中でも人気の高い企業3社の選考通過ESの志望動機を紹介します。

任天堂の志望動機の例文

任天堂のどのようなところに、はたらく場としての魅力を感じるのか、簡潔に記入してください(150文字以内)
二点あります。まず、「誰もが楽しくプレイできるゲームを作っている」点で、これは世界中の人々をゲーム体験で笑顔にしたいという私の思いと合致しています。次に、インターンシップを通じて知った「積極的に最新技術を導入する風土がある」点で、技術者として成長できる環境であると感じています。

インターンに参加したうえで、会社の風土と、技術者として成長したいという自身のビジョンが合致していることが判明したということを簡潔に伝えられており、良い志望動機だと思います。

バンダイナムコエンターテインメントの志望動機の例文

あなたがエンターテインメント業界を志望する理由と、 その中でもバンダイナムコエンターテインメントを志望する理由を教えてください。
私がエンターテインメント業界を志望する点は、2つある。 1人々の心を動かし、人々を行動させ、社会に影響を与えたい点。これは私が学生時代に企画、実行した「アイドルを学園祭に呼び、フリーライブを行う」活動から想いがきている。 2業界の垣根を越えてビジネスが展開されていくであろう社会をもっと楽しくさせたい点。Amazonのように今後、様々な企業が業界の垣根を越えてビジネスを展開すると考えている。そこにエンターテインメント性という付加価値を付けて、社会全体を楽しく、ワクワクさせたい想いからきている。 その中で貴社を志望する理由は、可能性が無限大な点である。貴社は世界的に有名なIPを所有している。また、そのIPの世界観を現実世界でも展開することもしている。その強みを活かして、様々なビジネスに付随しながらシナジーを起こし、人々の心を動かしたい。そして結果として社会全体を楽しく、ワクワクさせたい。

志望理由が学生時代に行った活動に基づいており、エンターテイメント業界で働きたいという思いに納得感を与えられています。自身の経験と志望理由を絡めることができると面接における会話の広がりにもつながります。

スクウェア・エニックスの志望動機の例文

スクウェア・エニックスを志望する理由をご記入ください。 (300文字以下)
カナダへ留学中、「ファイナルファンタジーXV」が全世界同時発売され、ゲーム好きの友人宅で一晩中同ゲームをやりこみました。日本のアニメや漫画、ゲームの現地での人気は私の想像以上で、私の知らない作品は「絶対に見る/やるべき!」とその良さを熱弁されることがありました。この経験から、「日本のエンターテイメント・コンテンツを更に世界へ広げていく仕事がしたい」と考えるようになりました。貴社はデジタルエンタテインメント、アミューズメント、出版、ライツ・プロパティ等事業の4領域をグローバルに展開しており、様々なアプローチで人々に幸せを届けられることに大変魅力を感じ、貴社を志望させていただきました。

具体的なエピソードとともに、志望理由が語られています。また様々なコンテンツを持ちながらグローバル展開を行うという企業の特性と、自身の携わりたいビジネスの内容が合致しており、多くのゲーム会社がある中でも、この企業に特に魅力を感じているという志望者の思いが伝わってきます。

終わりに

ここ近年で新たなゲームジャンルが開拓され、その影響でゲーム制作会社も増えています。また5G時代が来ることで、今まで出来なかったことがゲームで出来るようになり、ゲーム業界においての人材確保は今後、ますます求められるでしょう。

とはいえ、市場のトップに立つ「ソニー」「任天堂」「バンダイナムコHD」のような大手ゲーム会社は新卒採用市場において非常に人気のある企業であり、募集人数も多いとは言えないため、就職難易度は高いです。

ぜひ、ゲーム業界への就職を目指される方は大手だけでなく、中小の採用情報も収集するなど視野を広く持ち、就職活動に臨んで頂きたいです。

就活の不安・悩みはプロに相談

ここまでは、志望動機を書くために必要な情報をお伝えしてきました。

それでも、「自分の就活はどうすればいいの?」と不安な方も多いのはではないでしょうか。

そんな時は、ひとりで抱え込まず、客観的な視点からフィードバックをもらうべきです。就職エージェントneoでは、企業人事の要望を把握したプロのアドバイザーが年間2万件以上の就活生の悩みにお応えしています。

就活でモヤモヤしている方は、少しでも早くその悩みを解決し、自信をもって本番に臨んでください。

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