「最近関心のあること」と仕事を結びつけて答えるのは、テーマの幅が広いだけに「こんな答え方でよいのだろうか?」と迷う就活生も多いと思います。
「なぜ聞かれているのか?」「どこを評価しているのか?」といったポイントがわからず、気になるところでしょう。
そこで今回は、関心と仕事を結びつけることで、面接官へのアピールになる回答例などを紹介しますので参考にしてみてください。
企業が面接で「最近関心のあること」を質問する意図
面接であなたの関心ごとについて聞かれる、意図はどこにあるのでしょうか。
中には意味が分からず、面接官の意図を捉えずにそのまま答えてしまう就活生もいるでしょう。
しかし、雑談感覚で答えるのはNGです。企業側が何を知りたくて質問しているのか、意図をしっかりと理解し、面接官の印象に残る回答をしましょう。
社会への関心は持っているのか?
面接官が知りたいポイントのひとつが、就活生が「社会情勢への興味と関心」を日頃から持っているかどうかという点です。
常日頃から情勢へ関心を持ち「考える能力と自身の意見を持っている」ことがアピールができれば、面接官への印象もよくなるでしょう。
また、問題点に対して自分の意見を伝えられると「企業の問題点に積極的な姿勢」という印象も面接官に残せる可能性があります。
人物像を知りたい
「最近関心のあること」という質問においては、何を題材にしたか、なぜそれに関心を持ったのかというポイントで「人となり」を見られています。
よって、賭博関係など、自身のイメージを下げてしまう題材は避けてください。
就活の早い段階から社会情勢の勉強をはじめ、即座に答えられる準備をしておくと安心です。
準備ができていれば、深掘りされる事があっても焦らずに答えられます。
面接で「最近関心のあること」を質問されたときの答え方
最近関心のあることを答えるときは、下記のフレームワークに沿って答えようにしましょう。
伝わりやすく意図も捉えた答え方になるので、面接官の評価も上がることでしょう。
面接で聞かれた際に、まずは関心を持っている「題材」から述べることが重要です。
その後、興味を持っているトピックスに関する内容説明を簡潔におこないます。
関心を持った理由を話すことで面接官により伝えやすくなるでしょう。
その内容を面接官が知っていると思っていても、自分の言葉で簡潔にわかりやすく話すことが大切です。
次に、そのトピックスについて自分がどう感じたのか回答していきます。
この段階で考え方や価値観をアピールすることができますので、一般論ではなく自分なりに考えた内容を伝えることが重要です。
そして、その考えた内容を自身にどう活かせるか、成長した自分が企業にどう貢献できるか話せることができれば、面接官への印象もよくなっていくと思います。
どんなことに興味や関心を持つのかという点をみられてはいますが、その点よりも「どう感じて、考えているのか」ということを面接官は重視しています。
自分の考えを自分の言葉で伝えることを忘れずに準備していきましょう。
「面接の質問」への答え方の詳細、注意点、面接官のタイプ別対策方法を知りたい方は下記の記事をご覧ください。
関連記事:
【面接】質問の正しい答え方|面接官のタイプ別に特徴と対策を紹介
どう答えればいいかわからない、または面接になかなか受からないから通過率を上げたいという方はぜひ就職エージェントneoを利用してください。
面接で「最近関心のあること」を質問されたときの回答例
上記からこの質問をされた意図が分かったと思います。ここから回答例を10個紹介しますので、この質問に悩んでる方は参考にしていきましょう。
時事問題
時事問題と一括りにしてしまうと様々なジャンルに分かれてしまいますが、業界と無関係になってしまう話題は避けましょう。
幅が広い題材なので、具体的で分かりやすい話題を準備してください。
■インバウンド需要
【想定追加質問】
⇨提携した際の付加価値としてどのようなものが考えられますか?
■ICT化
【想定追加質問】
⇨保育以外にICT化が進むべき業界はどの業界だと思いますか?
⇨ICT化により問題点は何か考えを持っていますか?
■5G
【想定追加質問】
⇨6Gの研究開発も進んでおりますが、そちらへの関心はどれくらい持っていますか?
⇨ローカル5Gとプライベート5Gの違いはなんですか?
■人工知能
AIの進化と人の成長は比例していなければならないと思います。つまり「AIに仕事を取られた」と嘆くのではなく、人がAIを有効活用してこれまでよりレベルの高い仕事をするべきなのですAIのおかげで負担が減ったからといって楽をするのではなく、常に成長しようという向上心を持って業務に携わり企業の成長に貢献していきたいと思います。
【想定追加質問】
⇨AIがもたらすメリットとデメリットはどちらが大きいと思いますか?
志望動機
志望動機と関心を結びつける事で、あなたの業界への理解度の深さがも示せる可能性もあるためおすすめです。
■再生可能エネルギー
【想定追加質問】
⇨地球温暖化問題以外に何か環境問題に関心は持っていますか?
⇨水素以外の再エネの知識はどれくらいお持ちですか?
■自動運転技術
【想定追加質問】
⇨自動運転技術の応用が他には何か考えられていますか?
■(御社の)経営理念
【想定追加質問】
⇨弊社の他のコロナへの対策はご存知ですか?
⇨人々の笑顔と生活を支えるような商品とはどのようなものだと思いますか?
趣味・興味
趣味や興味について話す際には、何を話すべきか悩んでしまうかもしれませんが、雑談ではなく、あなたの人となりがわかるようなエピソードを話していきましょう。
■読書
【想定追加質問】
⇨その本以外にどのような本を読みましたか?
■旅行
今後こういった便利アプリはネットの普及と並行して、需要が増えていくと思っています。ユーザー目線を第一に考える御社でスキルに磨きをかけ、企業向け補助システムの開発や、便利アプリを沢山の人に届けていきたいです。
【想定追加質問】
⇨弊社の他の便利アプリやシステムサービスは何かご存知ですか?
⇨具体的に何に関するシステム開発を考えていますか?
⇨なぜ企業向けの補助システムを開発したいと思っていますか?
■ボランティア活動
【想定追加質問】
⇨それ以外のボランティア活動はどんなことをしましたか?
⇨商品やイベント問わず地域活性化を図る案は何か考えていますか?
面接でよく聞かれる質問集と回答例は下記の記事を参考にしてください。
関連記事:
【面接でよく聞かれる質問集】答え方のポイントと前日までに準備すべき対策も紹介
面接で「最近関心のあること」を質問されたときのNG例
面接で関心のあることを聞かれたときの答え方のNG例も紹介します。
NG例も理解しておくことで、面接時に必要な柔軟な対応力を身につけておきましょう。
思想に関わる話題や賭博に関する話題はNG
宗教や政治は思想信条に関わってしまい、自分や企業との繋がりが薄くなくなってしまうためアピールにはつながりません。
また、賭博や事件に関連した題材も印象がマイナスイメージになってしまうのでやめましょう。
質問意図に沿った回答を心がけ、志望している業界や自身のアピールに繋がるように答えてください。
浅い知識で話さないこと
関心を持ったことを深掘りせずに、深い知識を持たない段階で話すのはやめましょう。
次の質問でその話題を広げる質問が来た場合に、何も答えられなくなります。また、面接官への印象も悪くなってしまうでしょう。
面接官から続けて「そのニュースと類似していますが〇〇はご存知ですか?」というような質問をされた場合、分からない内容だったときには、しっかりと「すみません、分からないので帰宅後すぐに調べさせていただきます」と素直さや誠実さを感じさせる答え方をしましょう。
まとめ
面接で「関心があることはなんですか?」の質問に対して、正しい回答例やNG例を紹介しました。
幅が広いだけに悩んでしまうかもしれませんが、ポイントを押さえる事で答えやすくなるでしょう。
なぜその話題を選び、どのように思ったのかについて、しっかりと自分の意見を伝えられるように心がけ面接に挑んでもらえればと思います。
面接を通過するためには想定質問への対策として、答え方を知るだけではなく、マナーの習得や事前の練習も必要です。
下記ページに面接突破のためのノウハウ記事をまとめているので、面接に少しでも不安がある方は参考にしてください。
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面接対策と質問回答例
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