●過去の選考を振り返り、自分が就活に落ちた理由を考えることで、今すぐ改善すべき点を明確にすることが可能です。
●[ネームコーリング]や[お礼状の送付]など、裏技を活用することができると、面接通過率向上に繋がる可能性もあります。
就活に落ちてお祈りメールを受け取る回数が続いてしまうと、以下のようにネガティブに考えてしまうこともあるでしょう。
- 「就活全落ちしてしまった…」
- 「自分はこのままどこからも内定をもらえないかも…」
- 「自分は誰にも必要とされていないのかな」
このような就活生に向け、本記事ではあなたがなぜ面接で落ちてしまうのか、面接官は面接中にどんなことを考えているのか、面接の通過率を上げる4つの裏ワザなど、面接の通過率を上げるためのヒントを大公開しております。
自分が選考に落ちてしまう原因をしっかりと理解し、対策をすることで、今から挽回し納得内定を目指していきましょう!
就活で”落ちる”のは当たり前!

就職活動において選考に落ちることは誰もが経験していることです。中には「就活で全落ちした…」という経験のある人もいるのではないでしょうか?
もちろん圧倒的に優秀で誰もが欲しがるような人材であれば、全ての選考に合格することもあるかもしれません。しかし大半の就活生は多くの不採用を経て、内定を獲得しています。
2023年にキャリタスが実施した「7月1日時点の就職活動調査 」によると、24卒学生の7月における1人あたりのエントリー社数は平均24.8社でした。
同社の5月に実施した同様の調査では、平均23.2社だったことから、月を追うごとにエントリー社数が増加していることがわかります。
なぜなら就活が進むにつれ、合否が出て選考が進んでいる持ち駒の状況に変化があるためです。
つまりこのように多くの就活生が複数の企業にエントリーをし、並行で進めながら内定獲得に向け就職活動を進めています。
選考に落ち続ける就活生の特徴とは?

以下では就活で全落ちする人の5つの特徴を解説していきます。
過去の自分の選考を振り返り、「何がだめだったんだろう?」「あの発言が良くなかったのかな?」と落ちた理由を考えるのは辛く感じる人もいるかもしれませんが、次にとるべき行動を明確にするためには必要なステップです。
自分に当てはまる特徴があるかどうか、確認してみてください。
業界や企業の数を絞りすぎている
- 「どうしても〇〇業界にいきたい!」
- 「絶対にあの会社じゃないと嫌だ!」
- 「選考の数が増えるとめんどくさいから選考は出来るだけ少なく済ませたい」
このように考えて、エントリー数を絞りすぎている人は、就活に落ち続けてしまうと持ち駒がなくなってしまう危険性が高いです。
この場合、単純に選考を受ける企業数が少ないため内定獲得のチャンスを逃してしまっているだけではなく、選考経験を積む機会を逃してしまっていることにもなります。
就職難易度の高い企業だけを受けている
就職難易度の高い企業と聞くと皆さんはどのような企業を思い浮かべますか?恐らく日常から目にすることが多いような有名企業や大手企業を考えた方が多いでしょう。
このようにパッと多くの人が思い浮かべるような企業は多くの就活生からの応募が殺到するため、企業はその中からより優秀な学生を採用しようと考えます。
そのためもちろん就職難易度も上がります。つまりこのような人気の高い就職難易度が高い企業だけを受けている人は、業界や企業の数を絞りすぎている人同様自らのチャンスを狭めてしまっていると言えるでしょう。
コミュニケーション能力が不足している
選考に落ちることが多い人の中には、グループディスカッションや面接で受けた質問の意図に沿った回答がうまくできていないなどコミュニケーション能力が不足している可能性があります。
中には自分は「グループディスカッションの中でたくさん発言したし、面接でも自分のことをたくさん話せたから、きっと今日こそは大丈夫!」と考える方もいるかもしれません。
しかし、それは話の流れにあった適切な会話でしたか?
もちろん発言数が少なく積極性がないと評価されるのも良いことではありません。しかし自分がアピールしたいあまり相手のことを考えずに長々と話したり、人の発言の機会を奪ってまで積極的に発言をすることは選考での評価が下がることに繋がります。
自己分析ができていない(企業が求めている人物像と合っていない)
就活では、書類選考・適性検査・面接、とさまざまな選考フェーズにおいて、自分自身のことを自分の言葉で説明することを求められる場面がたくさんあります。
また新卒採用では学生の人柄やこれまでの経験、入社後の意欲などから合否を判断します。
そのため書類選考や面接では自分自身のことを適切に、そして企業があなたを採用するメリットがあると感じるようアピールする必要があるのです。
しかし自己分析ができていないと自分の魅力を言語化することができず、企業が求めている人物像に合わせたアピールはできません。
選考ごとの対策ができていない
就活は書類選考から始まりWEBテスト・適性検査、そして面接など選考フェーズがあります。また面接とはいえ、一次・二次そして最終と、面接回数を重ねるごとに面接官の役職や質問内容が異なることから、それぞれの対策が必要です。
つまりそれぞれの選考の対策ができていないと、”書類選考は通過できたけど面接は通過できない”、”一次面接は通過できたけど最終面接は通過できない”ということが起こりうるのです。
「1人で全ての選考対策をするには何から始めたらいいかわからない」という方もいるでしょう。就職エージェントneoでは、1人ひとりの就活状況に合わせた選考対策を実施しています。

【選考フェーズ別】就活に落ちる原因と対策

ここでは就活に落ちる原因と対策を選考フェーズ別に紹介します。就活がうまくいかず並んでいる人は参考にしてみてください。
書類選考
書類選考で落ちる主な原因の1つは、自己PRや志望動機が曖昧で、企業が求める人物像と就活生の強みがマッチしていないことです。そのため、企業に合わせた具体的なアピールが重要になります。
また、誤字脱字や空白の多さなども、志望度が低い印象を持たれる可能性があります。
これらの対策としては、企業の求めるスキルや価値観を事前に調べ、それに合わせたアピールを心がけること・丁寧な書類作成を意識することが重要です。
またエントリーシートを作成する際は使い回しの文章ではなく、企業の特徴に合わせた具体的なエピソードを盛り込むことで、あなたの熱意をより効果的にアピールすることができます。
さらに、エントリーシートを作成したら第三者にチェックしてもらうと良いでしょう。客観的なアドバイスを取り入れることで、内容や記述の不備を減らすことができるため、書類選考を通過する可能性を高めることができます。
適性検査
適性検査で落ちる原因としては、理解不足や時間配分の誤りが挙げられます。特に、問題形式に慣れていないと、実力を発揮できないことがあります。
対策としては、事前に過去の問題を解き、出題傾向を把握することが重要です。これにより、問題形式に慣れ、効率的に解答できるようになります。
また、時間配分の対策も欠かせません。限られた時間内で全ての問題に目を通すためには、スピードと正確性のバランスが必要です。どの問題にどれだけ時間をかけるべきかを事前に把握し、本番でのパフォーマンス向上を目指しましょう。
グループディスカッション
グループディスカッションで落ちる主な原因は、コミュニケーション能力の不足や積極性の欠如です。
例えば[自分の意見をうまく伝えられない]あるいは[他者の意見を尊重せず一方的に話してしまう]といった場合に、評価が下がる可能性があります。
また、議論の進行を見失ったり、感情的になることもマイナス評価につながります。
これらの対策としては、日頃から自分の意見を簡潔かつ分かりやすく伝える練習を心がけましょう。具体的には、家族や友人との会話で、1分間で意見をまとめる練習をすると効果的です。
また、他者の意見をしっかりと聞き、その内容を要約して確認する習慣を持つことで、相手への共感や理解を示すこともできるでしょう。
さらに、グループディスカッションのテーマを事前に調べておくことも大切です。よく出題されるテーマ例(社会問題・企業戦略・新商品の提案など)について、基本的な知識を整理し、自分の考えを簡単にまとめられるようにしておきましょう。
実際に練習を重ねることで、自信を持って議論に参加できるようになります。
一次面接
一次面接で落ちる原因は、第一印象や対人印象が悪い、基本的なコミュニケーションに問題があることが多いです。
具体的には以下のような例が挙げられます。
・声が小さい
・目を見て話さない
・見た目の清潔感がない
・質問に対する回答がずれている
・結論から話さない
・長々と話す
・志望動機やガクチカの内容が矛盾している
上記のような特徴がある学生は、[基本的なビジネスマナーが備わっていない][コミュニケーション能力が低い]と判断されてしまうでしょう。社会人にとって、ビジネスマナーやコミュニケーション能力はどのような業界・職種であっても最低限求められる能力です。
対策としては、大学のキャリアセンターや就活エージェントを活用し、模擬面接で練習を繰り返しおこなうと良いでしょう。
模擬面接を受けることで、ビジネスマナーはもちろん、質問に対する回答の精度を上げることもできます。また、面接本番に自分の改善すべき点を知ることができるため、積極的に参加すると良いでしょう。
二次面接
二次面接で落ちる原因は、志望動機の内容が薄い、自己アピールが足りないなどが挙げられます。
他の企業でも通じるようなありきたりな志望動機だと「うちの会社じゃなくてもいいだろう」と判断されてしまい、志望度が低い印象を持たれてしまいます。
また、自己アピールが十分にできていないと、自分が企業にとって必要な人材であること、つまり採用するメリットを示すことができず、あなたの魅力を最大限伝えることができません。
こうなると二次面接で落とされる可能性が高くなります。
対策としては、再度自己分析をおこない、企業選びの軸や強みを明確にしましょう。
企業選びの軸や強みがわかれば[同じ業界の中でもなぜこの会社を選んだのか][自分の強みを企業でどう活かすか]をアピールすることができます。
また、あわせて業界・企業研究もおこないましょう。業界のトレンドや競合他社の動向を把握することで、企業の立ち位置や強みを理解し、それにもとづいたアピールが可能になります。
二次面接では、一次面接よりも深い質問がされることが多いため、企業のビジョンや文化に対する理解を深めておくことが必要です。企業の求める価値観に共感し、自分の考えをしっかりと伝えることで、選考を突破する可能性が高まるでしょう。
最終面接
最終面接で落ちる原因は、企業の方向性と学生のキャリアビジョンが合致していない、入社への熱意が不足していることが挙げられるでしょう。
最終面接では「本当にあなたは弊社で採用すべき人材なのか?」といった厳しい目で就活生を評価しています。
また「会社の方向性と就活生のキャリアビジョンがかけ離れていないか?」「異動や組織変更があっても継続して働いてくれるのか?」という点も確認しています。
そのため対策としては、会社のビジョンや方向性を踏まえ、自分が入社することで会社や事業の成長にどのような貢献ができるのかについて、自分の言葉で話せるようにしておきましょう。
また、熱意が足りずに内定がでないという事態を避けるためにも、その企業ならではの志望動機を伝えるようにしてください。
選考対策は、就職エージェントneoを活用しよう!
- 「選考に落ち続けているけど何がだめなのかわからない…」
- 「こんなに頑張っているのにどうして私はまだ内定がないんだろう…?」
- 「もうこれ以上就活の選考で落ちるの嫌だ…!」
就活が思うように進まないと、上記のような悩みや不安を感じることもあるでしょう。
こういう時こそ、1人で就活を進めるのではなく、就職エージェントneoをご活用ください。
キャリアアドバイザーなど第三者に今の状況を相談することで、客観的な意見をもらうことができ、次にすべき行動が明確になることもあると思います。
就職エージェントneoでは、専任のアドバイザーが個別面談を実施し、就活生一人ひとりの就活状況をお伺いした後に、状況にあったアドバイスの実施や希望や適正に合った企業の求人情報を紹介しています。
また就職エージェントneoでは、ナビサイトに載っていないような非公開求人や一次選考免除などの特別選考ルート付の求人のご紹介も可能です。
そのため上記のような悩みを抱えている方は、ぜひ一度就職エージェントneoを活用してみてはいかがでしょうか?