花王の「フレアフレグランス」やライオンの「NANOX」など、 トイレタリー業界の商品は 日々の買い物・生活で実際に触れる機会も多いため、業界のイメージがしやすいかと思います。また企業についてはテレビCM等で目にすることも多いことから、認知度も高い業界です。
本記事ではトイレタリー業界の動向や仕組みの紹介と「業態は何がある?」「選考までにやっておいたほうが良いことは?」という人に向けて、業態の種類、志望動機・自己PRの書き方などについてわかりやすく解説していきます。
またトイレタリー業界の売上や利益、年収、従業員数、勤続年数をランキングで紹介しています。ビジネス規模や働きやすさ等がわかるので、志望企業が決まっていない人は参考にしてみてください。

トイレタリー業界の仕組み
トイレタリー業界は商品を取り扱う「トイレタリーメーカー」から「卸売業」に出荷され、そこから各「小売店」に卸されます。それにより「消費者」に商品が届けられます。
ここでは、「トイレタリーメーカー」「卸売業」「小売店」についてどのような仕事内容や特徴を紹介します。
トイレタリーメーカー
まず「トイレタリー」とは、日常生活に欠かすことのできない体の衛生・洗浄等を目的としたヘアケアや歯磨き用品、生理用品、紙おむつなどの商品のことを指します。企業によっては「トイレタリーメーカー」とは呼ばずに「消費財メーカー」と呼ぶ場合もあるので、覚えておきましょう。
仕事内容としては、消費者のニーズを調査・分析をし、商品の開発・販売を行っていきます。他にも商品の研究をする研究者などが存在します。詳しい職種内容については下記の「トイレタリー業界に関わる職種」を確認してみましょう。
卸売業
卸売業とはメーカーと販売元である小売店の間に立って、商品の流通を行う業態のことを言います。場合によっては、メーカーが直接小売店に販売するシステムを取ることもありますが、トイレタリー業界は卸売業を間に挟んで販売することが多いです。
理由としては、卸売業を挟むと卸売業が持つ全国の販売網を利用することができ、メーカーの製品を消費者に効率的に届けることができるからです。
小売
小売店はドラッグストアやスーパーマーケット、量販店、コンビニなどが挙げられます。実際に店舗に足を運んで商品を手に取る機会も多いため、イメージがしやすいかと思います。
小売店で働く場合は、店舗のある地域に求められている商品をメインに卸売業者から購入し、消費者に販売します。そのため世の中のトレンドだけでなく、地域のトレンドにも目を向けながら商品を仕入れ、販売していくことが必要です。
トイレタリー業界に関わる職種
ここではトイレタリー業界に関わる職種について紹介します。どんな職種があるのか確認しておきましょう。
営業
卸売業や小売店等に対して自社製品を扱ってもらえるようにするのが主な仕事内容になります。基本的にはBtoB営業が中心で、新規開拓と既存顧客のどちらを担当するかは各企業によって異なります。
また卸売業や小売店に営業をかけるだけでなく、より製品が売れるようにするために販売店の店舗を実際に巡回しながら売り場の状況を確認し、「店舗の棚にどのように商品を配置すると良いか」等の販売戦略について関わることもあります。
マーケティング
消費者に選ばれる商品を作るためには、マーケティングはとても重要な仕事です。トイレタリー商品は生活に欠かせない必需品で、費用も安く様々な商品があるため1つ1つの商品に対するイメージ作りが重要になります。
様々な商品の中から自社の商品を選んでもらえるように、消費者のニーズやトレンドをリサーチしながら商品開発をしていくことが大切です。
商品開発(研究開発)
多くの会社が自社製品の研究・開発を社内で行っています。マーケティング担当が調べたニーズやトレンドを元に商品開発(研究開発)担当が商品案を実物に落とし込みます。そのために、素材の研究や他職種と協力して商品の企画・開発を行います。
商品改善をせずに同じ商品を出し続けると消費者に飽きられてしまう可能性が高いことから常に新商品や商品改善をする必要があります。また他社でも新商品を発売し続けていることから、商品開発の回転率が目まぐるしい業界です。
そのため、世の中のニーズを敏感に汲み取りながら時代に合った商品を作り続けることが大切です。
広報・広告宣伝
1つ1つの商品が安価で、各社成分に大きな違いがない商品を発売しています。そのため、他社商品との差別化や商品の魅力を消費者にきちんと伝える必要があります。
その上で、出来上がった商品を消費者の手にとってもらうために、「どうアピールしたら良いか」という施策を考える必要があります。
宣伝の場としてよく使用されるのがTVCMやインターネット広告で、一度に多くの消費者に商品の魅力をアピールすることができます。
トイレタリー業界の日系企業と外資系企業について
トイレタリー業界は日系と外資に業態を分けることができます。それぞれに違いがありますので、気になる企業がどちらの業態に当てはまるのかを確認しておきましょう。
日系企業
日系企業には「花王」「ライオン」「ユニ・チャーム」などが挙げられ、実際に商品を使ったことがある人も多いかと思います。これらの企業は主に国内で商品の研究・開発を行っており、日本人が好む匂いの商品や体質に合った商品の展開が行われています。
日系企業は、大手であればあるほど「年功序列」「組織主義」「教育体制が整っている」等の特徴があります。そのため、コツコツ仕事をこなしながら組織の一員として働いていきたい人は、日系企業が向いているかもしれません。
外資系企業
外資系企業には「P&G」「ユニ・リーバ」などが挙げられ、日系企業より企業数が少ないです。P&Gは子ども用おむつのパンパース等が有名で、ユニ・リーバはラックスやダヴなどのヘアケア商品等が世界中で愛されるブランドとして知られています。
外資系企業の場合は「年収が高い」「個人主義」「成果主義」等の特徴があります。そのため、実力を成果に繋げたい人や自分で考え、自ら行動ができる人は、外資系の企業に就職できると良いかもしれません。
トイレタリー業界の動向
ここでは「トイレタリー業界の売上」「ユニバーサルデザインの浸透」「広がるデジタル化」「海外展開」の観点から動向を紹介していきます。それぞれ以下のトピックスについて紹介しているので、動向を把握しておきましょう。
・メーカー出荷ベースの推移
・売上が伸びている商材
■ユニバーサルデザインの浸透
■広がるデジタル化
・ECサイトの展開
・SNSで顧客にアプローチ
・動画を使って商品の良さをアピール
■海外展開
まず動向を学ぶ前にトイレタリー業界について数字で見てみましょう。
トイレタリー業界は、1つの商品の価格が高くないため大幅な成長率を見込むことは難しい業界です。しかし、コロナに関連した商品の売上が伸びていることもあり、利益率は増加したと考えられます。

トイレタリー業界の売上
ここでは、トイレタリー業界の売上推移と売上が伸びている商材について紹介します。
メーカー出荷ベースの推移
トイレタリー製品は、生活必需品で価格が安いものが多いことから各社が売上を伸ばすために、大量の商品を製造・出荷し続けなければいけないという構図になっています。
矢野経済研究所の調べによると、国内のトイレタリーのメーカー出荷ベーズの市場規模は2018年で前年度比99.6%の1兆9,195億5,000万円でしたが、消費税増税前に駆け込み購入をする人が増えた2019年度は前年度比103.6%の1兆9,877億300万円と増加しました。
2020年~2021年はコロナの影響もあり、訪日外国人によるインバウンド需要は大幅に減少していますが、感染予防に関するハンドソープや消毒液などの売上が右肩上がりだったことに比例して市場の売上も伸びています。
日本石鹸洗剤工業会によると、2020年の石鹸・洗剤の国内販売額は前年比+2%の9130億2200万円で、中でも浴用固形石鹸、手洗い用液体石鹸、洗顔・ボディ用身体洗浄剤といった商品が前年比+7%の2322億6500万円と好調でした。この業界は、世の中のニーズに敏感に対応していくことで売上増加に繋がります。
売上が伸びている商材
上記した感染予防に関するマスクなどの衛生品の売上だけでなく、付加価値を付けた商品の売上も伸びています。例えば、お皿拭きを時短できる食器用洗剤や香りのバリエーションを豊富に取り揃えた柔軟剤などが挙げられます。
似たような商品が店頭に並びがちなトイレタリー商品だからこそ、各社で「高付加価値」を付けた商品を開発・販売し、差別化を図りながらシェアを拡大する動きが取られています。
他にも少子高齢化に伴い、従来では赤ちゃん向けのおむつが多く発売されていましたが、今では大人向けの商品も店舗に多く並ぶなど、ターゲットの幅を広げながら商品展開がされています。
ユニバーサルデザインの浸透
ユニバーサルデザインとは「年齢や能力、状況などにかかわらず、できるだけ多くの人が使いやすいように、製品や建物・環境をデザインする」という考えのことを言います。トイレタリー業界でも誰もが使いやすいように追求した商品が開発されています。
例えば、ボトルの頭に凹凸のラインを入れることで、目で見なくても触るだけで識別できるシャンプーとリンスや、センサー感知で石けん液を吐出するタッチフリーの衛生手洗い器、片手でプッシュするだけで簡単に計量ができる洗濯用洗剤等があります。
今後はより「老若男女問わず全ての人が使いやすい商品」はなにかを考えながら商品開発していくことが重要視されそうです。
広がるデジタル化
トイレタリー業界のデジタル化は、顧客との接点を最大化しながら商品の良さを伝えるために行われている場合が多いです。ここでは実際にどのようなデジタル化が行われているか紹介します。
ECサイトの展開
コロナの影響で実際に店舗に足を運んで商品を買いに行く機会が減ってきています。そこで、以前から各社でECサイトの取り組みが行われていましたが、顧客接点を最大化するために更に力を入れている企業も出てきています。
ECサイトの展開では、外出できなくなった国内にいる人を対象にしつつも、数年前に拡大したインバウンド需要を取り戻そうと海外にいる人に対しても販売しています。
消費者にとっては、感染症対策以外にも口コミを見ながら商品購入ができることやまとめ買いがしやすいというメリットもあるためECサイトを利用する人も増加してきています。
SNSで顧客にアプローチ
近年ではTwitterやInstagram、LINE等のSNSを利用して商品を発信し、SNSマーケティングを行っている企業が増えてきています。TwitterやInstagramは拡散力もあるため、商品認知を高めるために企業のアカウントでプレゼント企画を行ったり、商品専用のアカウントを作成したりしている企業もあります。
LINEにおいてはLINE公式アカウントの運用だけでなく、各社で様々な機能をカスタマイズしながら数十万人規模をターゲットにした「LINEビジネスコネクト」を行っている企業が増えてきています。
公式アカウントでは企業側から全ユーザーに対して一方通行の配信しかできませんでしたが、LINEビジネスコネクトでは特定のユーザーに対してメッセージを送り分けることができため、メッセージの反応率をA/Bテストしながら活用することができます。
動画を使って商品の良さをアピール
ECサイトを利用している人や企業が増えてきていると紹介しましたが、トイレタリー商品の中でもハンドクリーム等のようなテクスチャが異なる商品は「実際に店頭で試したい」というニーズも存在します。
そのため、使用感をイメージさせることができる動画配信を活用している企業も出てきています。各社HPでの商品紹介やYou Tube等での動画配信を行っている企業や無料動画配信コンテンツの「C CHANNEL」で動画配信を行っている企業もあります。
「C CHANNEL」は1分前後の動画で、モデルが商品を使用しながら使用感についても説明しているため、写真では分からなかった商品の中身やテクスチャをイメージすることができます。今後も商品アピールの場として、動画を使う企業が増えてくるでしょう。
海外展開
少子高齢化や人口減少という世の中の課題等から今後のトイレタリー業界の売上を伸ばすため、積極的に海外市場に参入している企業が出てきています。
例えば、ライオンは1950年代からと非常に早い段階で海外展開を行い、2021年8月末時点でアジアを中心に8カ国と地域に展開しています。
花王は2016年に中国の消費者向け越境電子商取引サイト「JD Worldwide」での販売を開始し、創業当社から海外志向の強いユニ・チャームはアジアを中心に、世界の約80の国と地域で事業を展開しています。

実際にあった選考内容
様々な業界がある中で、トイレタリー業界を希望する学生は他の業界に比べて比較的多いです。そのため、選考で勝ち抜くための情報収集をして本番に備えておくことをオススメします。ここでは実際にあった面接内容について紹介します。
比較的、深堀りをしてくる質問や世の中に関心があるかを問う質問が多く出題されています。他にもマーケティングに力を入れている企業も多いことから将来的な消費者のニーズに目を向けられているかを問うような質問も多く出題されている傾向があります。
基本的な質問だけでなく、希望している業界や企業で実際に出された設問内容を確認し、それに対する回答を準備しておくことをオススメします。
トイレタリー業界の志望動機の書き方
トイレタリー業界の志望動機を書く際は「なぜトイレタリー業界なのか」「なぜその会社なのか」をしっかりと深堀りしておくことが必要です。
具体的には自分が将来何を成し遂げたいのか、例えば「私生活で触れる機会の多い日用品で、日々の生活を豊かにしたい」などといったトイレタリー業界ならではの理由を述べるようにしましょう。
“なぜその会社なのか”については、他の企業ではなくその企業でなければいけない理由を伝えます。例えば花王であれば、消費者起点の「よきモノづくり」という考えを持っており、時代によって変わる消費者ニーズをいち早く発掘する力に強みを持っています。
企業ごとの特徴や強みを把握した上で、志望企業を決めるようにしましょう。トイレタリー業界の志望動機の例文を見てレベル感を掴みたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
▶参照:トイレタリー業界の志望動機の書き方・例文~花王など3社の選考通過ESを公開~
トイレタリー業界でうける自己PRの書き方
自己PRの書き方について学ぶ前に、まずはトイレタリー業界の求める人物像を把握しておきましょう。
企業に評価される自己PRをするためには、その業界ではどのような人が求められているのか知っておくことが重要です。
トイレタリー業界の求める人物像
消費者や時代のニーズに合わせて新しい商品を作る必要があります。「既存の商品を良くするためには?」「ヒットする新しい商品は?」と何度も試行錯誤を繰り返し、たくさんの時間や労力を使わなければなりません。そのため創造力はもちろんですが、失敗しても諦めない強い意志が必要です。
また、多くの商品が存在する中でいかにリピートしてもらえるかが大事であるため、消費者視点に立ち物事を判断できる素養やニーズを素早くキャッチできる情報収集力も重要となります。他にも多くの企業がチームを作って商品開発や改善向けて仕事をします。そのため、協調性やコミュニケーション能力があることも必要です。
トイレタリー業界の求める人物像について学んだら次は自己PRの書き方を学んでいきましょう。
自己PRを書く際は基本的に「強み⇨エピソード⇨結果・学んだこと⇨入社後どう活躍できるか」の順番で書きます。
自己PRの基本的な書き方
(1)結論
自己PRを書く際は最初に「私は○○することができます」といったように自分の長所を端的に述べます。
最初に結論を述べ面接官に今から何の話をするのか伝えることで、聞き手側も話が入りやすくなります。
そのため、自己PRをする際は結論として、まず長所を伝えるようにしましょう。
(2)エピソード
長所を伝えたら、実際にその長所があることを証明できるエピソードを交えます。
ここではできるだけ具体的なエピソードを伝えるために、その出来事の中で生じた課題・目標や、その課題・目標に対してどのような行動をとったのかについてまで書くようにしましょう。
また企業は、課題・目標やそれ対する行動を通してその人の人柄や価値観を判断しているため、なぜその課題・目標に取り組もうと思ったのか、なぜそのような行動をとったのかについて、しっかりと見つめ直しておいてください。
(3)結果・学んだこと
エピソードの次は、自分がとった行動によってどのような結果になったかについても書きましょう。
結果を書く際は、定量的に表すことを意識してください。
例えば「〇〇というアイディアを出し実践したところ、売上を40%上げることができた」など数字を用いてアピールした方が相手に伝わりやすいです。
また、この経験を通して何を学んだのかについても書きます。
面接官はその人の学びからも価値観や人柄を判断しています。価値観や人柄はその学生を採用するかどうかの大きなポイントとなるため、自分がどういった人なのか、いかにその企業に必要なトイレタリーであるのかをアピールするようにしましょう。
(4)入社後どう活躍できるか
企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれるトイレタリーを求めています。つまり、面接官にこの学生は「自社で活躍する素養がある」と思わせるのが大事です。
そこで自己PRをする際は、最後に今伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくかまで伝えるようにしてください。
そのためには企業が求めている人物像を把握する必要があります。業界研究・企業研究を通してどのような強みをアピールするのか考えておきましょう。
より詳しい自己PRの書き方について知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。
▶参照:企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説
また「志望企業に評価される志望動機・自己PRの書き方が知りたい」「選考通過率を上げたい」という方は、就職エージェントneoを利用してみてください。

トイレタリー業界ランキング
ここではトイレタリー業界のランキングを「業績」と「社内環境」に分けて紹介します。
トイレタリー業界の業績ランキング

▶参照元:業界動向サーチ/トイレタリー業界の売上高ランキング(2020-2021年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです(※2022年6月作成時点)
売上については1位が花王、2位がユニ・チャーム、3位がライオン、経常利益は1位が花王D、2位がユニ・チャーム、3位がライオンです。海外展開を積極的に行っている企業や1つの商材だけでなく様々な商品展開をしている企業が上位にきている傾向があります。
売上や利益、利益率をチェックした方が良い理由は、以下の2点です。
・売上は企業の財務力を表しているから
・利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しているから
売上は企業の財務力、ビジネスの規模を表しています。つまり売上が高い企業の方が行っているビジネスの規模が大きいということです。
またA社とB社が同じ利益の場合、売上が大きい企業の方が金融機関からの融資を受けやすいとされているため、売上を見ることで企業の資金調達力もチェックすることができます。
次に利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しています。そのビジネスによる付加価値がどれくらいあるかを測る指標です。
つまり利益がほとんど出ていなかったり、赤字だとビジネスに何らかの問題があるということになります。
ただし、このランキングだけでなく、成長率も大事であるため各企業の過去についても振り返っていきましょう。
トイレタリー業界の社内環境ランキング

▶参照元:業界動向サーチ/トイレタリー業界の平均年収ランキング(2020-2021年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。(※2022年6月時点)
年収は1位がユニ・チャーム、2位が花王、3位がピジョン、勤続年数は1位が花王、2位がエステー、3位がライオンとなります。
勤続年数が長いということは定着率が高いということになります。一概には言えませんが、定着率が高い会社は良い会社である可能性が高いです。
また従業員数が多い会社は多様な人と関わり合うことができるというメリットがあります。しかし多いと自分の意見が通りにくい場合もあるというデメリットもあるため、自分にとってどの環境が合っているのか考えてみましょう。
まとめ
本記事ではトイレタリー業界について紹介してきました。業界の仕組みや動向について理解できたと思います。
動向を理解するだけでなく、日系企業と外資系企業のどちらに就職した方が自分がやりたいことができるのかをきちんと理解しておきましょう。
その上で、自分の言葉で面接に望めるよう準備をすることが大切です。「業界研究って他に何をしたらいいの?」と思っている人は下記の参考記事を見ておくことをオススメします。
▶参照:たった4ステップで業界研究を完璧に!誰でも簡単にできるやり方を紹介

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