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自己PRで「吸収力」をアピールする方法・注意点|例文8選を掲載

志望動機と自己PRの作り方とは?_CTA

目次

「自己PRで吸収力をアピールするには?」「吸収力ってどう言い換えたらいいのだろう?」

上記のような不安や疑問がある人に向けて、本記事では自己PRで吸収力をアピールする際の方法や注意点、例文を紹介しています。

ぜひ本記事を参考にして、あなたにしかない”吸収力”をアピールしましょう!

企業が求めている「吸収力」とは?

まず、吸収力とはどのような力を意味するのか確認しておきましょう。

吸収力とは、文字通り「自らいろいろなことを吸収できる力」のことです。さらに言えば、良い面も悪い面も吸収した上で、自分事に捉え、自分に置き換えて、行動できる力とも言えるでしょう。

吸収力があるということは、社会人にとってメリットが大きいといえます。

なぜなら、はじめて行う業務の飲み込みが早かったり、貪欲に知識を学ぶことができたりするといった印象を与えられるからです。

特に、新卒1年目は研修が多いため、先入観を持たずに素直に上司の教えを吸収することは欠かせません。

また、ここで積極的に知識を吸収することができれば、その人の自己成長を早めることにも繋がります。

自己PRで”吸収力”をアピールする際には、上記のことを伝えられるよう意識して書くと、より熱意のこもった自己PRを書くことができます。

また、企業が求める人物像に合わせて伝え方も変えなければなりません。業界研究や企業研究をして、企業が求める人物像を知ってからどのような吸収力をアピールするのか決めましょう。

就活において業界研究は必要不可欠であり、ただ情報を集めるだけでなく、その情報を志望動機・自己PRの作成や面接対策などに活かすことが大切です。本記事では業界研究のやり方から注意点、情報を集める際に活用すべきものを紹介しています。

自己PRで「吸収力」をアピールする方法

自己PRを書く際は下記のフレームワークに沿って書くようにしましょう。

自己PRのフレームワーク

結論では自分の長所が”吸収力”であることを端的に述べ、その後に”吸収力”が証明できるエピソードを具体的に伝えます。

そして自分のとった行動によってどんな結果になったか、その経験を通してどのようなことを学んだのかを伝え、入社後に自分の長所である”吸収力”を活かし、どうやって志望企業に貢献するかを述べましょう。

自己PRの詳しい書き方については以下の記事で紹介しているので、自己PRを考える際は参考にしてみてください。

関連記事:
企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説

自己PRについて相談する_オレンジ

自己PRで 「吸収力」をアピールする際の注意点

自己PRで”吸収力”をアピールするのは問題ありませんが、「吸収力があります」とだけ伝えてしまうと、面接官との齟齬が生まれ本当に伝えたいことが伝わらない可能性があります。

場合によっては「ただ言われたことしかできない受け身の人間」「自分の意見を持っておらず、周りに流されてしまいやすい」といった印象を与えてしまうことも考えられます。

そのため、吸収力があることにとどまらず、知識を吸収したうえでどのように行動したかというアウトプットまで伝えると良いでしょう。

例えば「アルバイトにおいて、先輩の接客アドバイスを素直に聞いたうえで、自分でも最高の接客を目指し、工夫をして取り組んだ」などといったように具体的な言葉で伝えるようにしてみてください。

言い換えの例をあげますので、確認しましょう。

  • 業務への順応性が高い
  • 飲み込みが早い
  • 素直に先輩や上司の教えを吸収できる
  • 外から内に取り入れて自分のものにする
  • 素直である
  • 他者の意見を否定せず、受け入れることができる
  • 一つの意見に固執せず、柔軟に対応できる
  • 約束や規律を守り、指示、命令に従い、確実に応えていける
  • 人の意見やアドバイスから学び、自分の成長に役立てようとする

自己PRについて相談する_オレンジ

自己PRで「吸収力」をアピールした例文

ここでは自己PRとして吸収力をアピールしている例文をエピソード別に紹介していきます。自己PRを考える際に参考にしてみてください。

自己PRのフレームワーク
【例文内のハイライトカラーの凡例】
●結論⇨  緑  ●エピソード⇨  青  ●結果・学んだこと⇨  ピンク   ●入社後⇨  オレンジ 

アルバイト

  私の強みは吸収力だ。  これは居酒屋のアルバイトで発揮された。当初は接客不備でお客様から多々叱責を受けた。そこで、お客様本位の接客を徹底する必要があると考え、お客様に指摘されたことはその都度ノートに書き、以後同じミスを繰り返さないようにした。  結果、姿勢が評価されバイトリーダーに任命された。以上より、積極的に吸収する姿勢が大切だと学んだ。  貴社でもこの強みを活かし、一早く活躍する営業マンに成長したい。 

⇨短い文字数ながらフォーマットに沿ってきれいに書けています。文字数に余裕があれば、入社後の自身の強みの活かし方についてより詳細に書けると良いでしょう。

学業

■例文1

  私は「人の助言から素直に学び、自己成長に役立てられる人間」だ。    この強みを発揮した例として、第二外国語として専攻した中国語学習を挙げる。当初は中国語が好きになれず、再試験を受けるほどであった。しかし、好きになれないからやらないという考えは自己成長の妨げになると思い、まず中国語担当教授から助言を得ることとした。具体的には、文法やライティングの基礎から学ぶほか、中国語で会話する機会を増やした方がよいと伺った。そこで、毎日必ず二時間勉強時間を割き、復習もした。また、中国人留学生と積極的に会話し、正確な発音を実践的に学ぶようにした。    結果、テストで満点を取るまでに成長した。 私が教授から学ぶ姿勢を重視するのは「学ぶことは上級者を真似ることから始まる」という信念を持っているからである。  入社してからも、上司から徹底的に学ぶ姿勢を大切にして自己成長することで、貴社に貢献したい。 

⇨単に”吸収力”というのではなく、「人の助言から素直に学び、自己成長に役立てることができる人間」と示されていることで具体性があり、非常に人物像が想像しやすい例文になっています。

■例文2

  私の強みは、自分で施策を立て、必要な知識を積極的に身につける吸収力だ。    これは、1年間でTOEICの点数を200点上げた経験で発揮した。大学1年生で初めて受けたテストは、目標600点に対して500点という結果に終わった。そこで悔しさを感じ、1年間で必ず目標を達成すると決め、2つの施策に取り組んだ。1つ目は、中学生の基礎英文法から学び直したことである。電車などの隙間時間も活用して、学習時間をできるだけ確保した。2つ目は、趣味で鑑賞していた海外ドラマを活用することだ。具体的には、英語音声・日本語字幕で内容を把握した後、英語字幕で見返した。そして初めて知ったフレーズをノートにまとめたり、発音を真似したりすることを繰り返し、知識を定着させていったのである。    結果、1年後のテストでは700点を獲得し、目標以上の成績を残すことに成功した。 このことから、目標に向けて自分で施策を立て、知識を吸収する姿勢が大切だと学んだ。  貴社に入社してからも、常に学ぶ姿勢を忘れず、様々な知識を吸収して仕事で成果を上げたい。 

⇨全体的に数字を用いて定量的に示されていることで、吸収力という強みの根拠が分かりやすい文章になっています。

ただし、文字数に対して入社後の強みの活かし方の記載量が少ないため、もう少し具体的に書けるとよいでしょう。

部活動

  私の強みは、周囲の意見を素直に受け入れ、自己成長に繋げられることだ。   これは、大学時代のサッカーの経験で発揮された。当初、レギュラーへの選出を目標として掲げていたが、課題である持久力の無さから叶わなかった。そこで私は持久力を上げるため、練習メニューの改善に努めた。具体的には、サッカー部の部員のほか、陸上部の長距離選手や水泳部の仲間にトレーニング方法を聞いて回り、全て実践した。ま ‌これは、大学時代のサッカーの経験で発揮された。当初、レギュラーへの選出を目標として掲げていたが、課題である持久力の無さから叶わなかった。そこで私は持久力を上げるため、練習メニューの改善に努めた。具体的には、サッカー部の部員のほか、陸上部の長距離選手や水泳部の仲間にトレーニング方法を聞いて回り、全て実践した。また、それらの中から自分に適したトレーニングを選び、オリジナルメニューを作ってさらに練習に励んだ。   その結果、持久力が格段に向上し、目標であったレギュラーの座を勝ち取れた。   この強みを生かし、‌‌貴社に入社した際には、意見やアドバイスを聞くことに加え、必ず実践して自分のものにすることで成果を上げていきたい。 

⇨フォーマットに沿ってきれいに書けています。文字数に余裕がある場合は、トレーニングやオリジナルメニューの内容をより詳細に書けるとさらに伝わりやすい文章になるでしょう。

教育実習

  私の強みは、「周囲の意見を素直に吸収し、課題解決に役立てられる」ことだ。    この強みは、3年生の時の教育実習の経験で発揮された。当初の私は、良い授業=難しい受験問題が解けるようになる授業だと考えていた。しかし、授業中の生徒の反応は悪く、寝てしまう生徒も多く見受けられた。その最大の原因として、自分と生徒の授業に対する定義のズレが挙げられるのではないかと考え、教師や実習生、生徒たちから客観的な意見をもらった。すると、クラスによって授業に求めるものが異なり、各々のニーズに合った授業を作り上げていく必要性があると学んだ。そこで、クラスごとに難易度や形式を変えた授業を作っていくと、   生徒からの評価も次第に上がり、授業中に寝てしまう生徒もいなくなったのである。    以上の経験を活かし、貴社においても様々な立場の人からの意見を素直に吸収した上で、課題に対して適切に対処することで貢献していきたい。 

⇨フォーマットに沿ってきれいに書けています。文字数に余裕がある場合は、「各々のニーズ」についてより詳細に書けるとさらに伝わりやすい文章になるでしょう。

長期インターン

  私の強みは、「吸収力」である。    私は、7ヶ月間に渡りベトナム・ハノイにある人材紹介会社にて、在ベトナム日系法人向け営業に取り組んだ。当初は慣れない環境での活動に非常に苦労した。フルタイムで社員の方と同条件での仕事、発展途上国での過酷な生活、外国人とのコミュニケーション、それも現地に知人が一切おらず頼れる人もいない状況だった。時には辞めたいと考えることもあったが、自分で始めたインターンであるが故、まずは自分の姿勢を改め、現地の人から営業のノウハウを吸収することから始めた。 具体的には、発展途上国特有の周囲の人との距離の近さを活用し、自ら勉強する機会を創り続けた。その際には、現地で働いている方や取引先の方にお願いし、営業のコツをご指導頂いた。そして得たコツはすぐに実践に移し、できなかったことはノートにまとめた。そのノートを営業毎に見返しながら、実践を繰り返すことで営業の知識を徐々に吸収できたのである。    その結果、約100万円を売り上げ、グループ11カ国26拠点にいるインターン生の最高営業成績を樹立できた。   このように、自身の強みである「吸収力」を存分に生かし、貴社の成長に貢献したいと考えている。 

⇨文字数の多さを生かして、エピソードが詳細に書かれており、とても場面が想像しやすい文章になっています。

ただし文字数に対して、「自分の強みを入社後にどう活かせるか」の記述が少ないため、もう少し具体的に書けるとより説得力の増す文章になるでしょう。

留学

  私の強みは、スポンジのような吸収力があることです。   私は、将来英語を使った仕事に就きたく、英語力を身につけるため、大学2年生で1年間カナダに語学留学をしました。 当初は全く英語が話せず、現地の人々との会話に苦戦しました。そこで私は、基礎的な知識と会話量の不足に原因があると考え、2つの施策に取り組みました。1つ目は、勉強方法の改善です。毎日現地の学校に通っていましたが、ついていけないことが多々ありました。そこで、英語力に長けた先輩の勉強方法を真似することを徹底したのです。具体的には、週に1回自分で小テストを行い、間違えた部分を復習することを継続しました。2つ目は、積極的に外国人に声をかけ、話す機会を増やしたことです。相手のイントネーションやフレーズなどを真似して、ネイティブに近い会話ができるように心がけました。   結果、1年間で英語力が向上し、自然な会話をすることができるようになりました。このことから、何事も最初は真似をして吸収することが上達への近道だと分かりました。   この強みを活かし、まずは先輩の営業を見て積極的に学び、一刻も早く成長することで、貴社に貢献したいと考えています。 

⇨施策を1点目は~。2点目は~。と順序立てて記載できており、非常にわかりやすい構成になっています。

さらに、「自分の強みを入社後にどう活かせるか」についても営業という具体的な部署を記載することで再現性が増しており、意欲が伝わりやすい文章になっているでしょう。

サークル

  私の強みは素直に学び、成長に繋げる吸収力があることです。    その一例として、大学で所属しているフットサルサークルを挙げます。私は大学からフットサルを始めたため、当初は周りの経験者についていけず、試合にも出場できませんでした。そこで、基礎力から強化しようと考え、経験者の基礎トレーニングを徹底的に真似することを意識しました。また、部員からもらったアドバイスはすぐに実践してみることに加え、ノートに書き留めて練習毎に見返すようにしました。    結果、試合にレギュラーで出場できるようになったのです。   この強みを生かして、貴社でも先輩方を参考にいち早く仕事を吸収して、即戦力として活躍できる人材になります。 

→自分から行動を起こし、積極的に技術を身に着けようとする姿勢が分かりやすく書けています。課題に対する施策部分をもう少し具体的に書けるとさらに良い文章になるでしょう。

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まとめ

本記事では自己PRで吸収力をアピールする際の考え方や注意点、例文を紹介してきました。

吸収力を自己PRとしてアピールしようと思っている方は、本記事で紹介した考え方を参考に書いてみてください。

自己PRについて相談する_赤

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