「丸紅の強み・弱みは?」「どのような選考対策をすればいいの?」「会社の安定性や成長性はどうなの?」などと考えていませんか?
本記事では丸紅の事業や会社の強み・弱みなど、企業研究に役立つ情報を紹介していきます。
他にも内定を獲得するために知っておくべき”過去の選考情報”なども紹介していくので、企業研究に自信が持てない人や選考に不安を抱えている人は、確認してみてください。
また当サイトを運用している就職エージェントneoは内定支援実績が約40,000件にのぼり、就活における様々な悩みを日々解決しております。ぜひ本記事を参考に悩みを解決していきましょう。
総合商社業界のホットニュース
総合商社は、幅広い産業分野で、原料や加工品、サービスなどあらゆる商材を扱って、国内外問わず売りたい相手と買いたい相手を結び付け、取引の仲介をしています。
また、事業や商材を売り出すために、販売チャネルの開拓や新たな物流ネットワーク作りを行い、金融・保険機能を果たしつつ、国際的なプロジェクトも手がけています。
中でも、今までの総合商社は、海外の資源ビジネスに大量に投資し、その資源を世界中に販売することで巨額の利益を上げてきました。
しかし資源分野の収益は資源価格の市況次第で大きく変動するため、収益がコントロールできないという側面があります。
実際、2016年に起きた「資源の急激な値崩れ」によって、総合商社業界は大きな影響を受け、現在は多くの企業が「非資源分野への注力」を掲げています。
非資源分野とは資源分野に含まれない事業のことを指しており、様々な商材があります。特に有名なものを挙げると、食料品や機械、住宅、繊維、情報通信事業などです。
非資源分野の取り組みとしては、各社強みを生かした事業再編を行っていますが、全社的に取り組んでいるテーマはDX(デジタルトランスフォーメーション)が挙げられます。
人口が減少する日本において、「生産性の向上」や「新しいビジネスの構築」は待ったなしの課題です。
バリューチェーン全体を押さえている総合商社にとって、DX導入のインパクトは非常に大きいものです。総合商社のこうした取り組みは、日本の産業全体のDXを加速させる可能性を秘めています。
丸紅のホットニュース
グループの在り姿として「Global crossvalue platform」を掲げ、商社の枠組みを超える価値創造企業を目指す丸紅は、既存事業の強化と新規事業領域の開拓などに向け、DX戦略が進められています。
2021年2月には「DX戦略GC2021」を公表しました。具体的なDX戦略の基礎となる施策として、ビジネスナレッジだけでなくデータサイエンス・デザイン思考を併せ持つデジタル人財基盤の計画的な拡充、安全・安定・便利かつ柔軟なITインフラの提供をIT戦略ロードマップに沿って実践していくと公表しています。
実際DXの推進により丸紅グループの事業も大きく変容しています。
例えば、丸紅フットウェアが展開する子ども靴ブランド「IFME(イフミー)」では、「子どもたちの足を健やかに育む。」というコンセプトのもと、子どもの足のサイズを自宅で簡単に計測できるアプリ「ぴったりIFME®」を提供しています。
このサービスにより、計測結果に応じたお薦めのサイズ提案、計測結果の保存、定期的な計測のリマインド機能もあり、子どもの足の成長に合わせてちょうど良いサイズの靴選びを可能にしました。
その他の取り組みに関しては以下のリンクからご確認ください。
参照元:丸紅|DX戦略に関するお知らせ
参照元:丸紅|DX戦略 GC2021>>DX
データで見る丸紅の企業研究
ここでは、企業研究で見るべき事業内容や業績について紹介します。さらにSWOT分析という企業研究を深堀りする際に役立つ分析方法についても紹介するので、見てみましょう。
丸紅の企業概要
丸紅の企業概要について紹介するので、以下の情報を参考に企業選択をする手段の1つとしてご利用ください。
設立年月日 :1949年12月1日
資本金 :262,686百万円
グループ従業員数 :4,389名(丸紅グループの従業員数 45,470名)
全社拠点数 :133拠点(本社、国内支社・支店・出張所 12カ所、海外支店・出張所 58カ所、海外現地法人 29社およびこれらの支店・出張所等 33カ所)
▼2021年3月31日時点の人事データ
平均年齢 :42.2歳
平均年間給与:約1,192万円
平均勤続勤務年数:17年5ヶ月
丸紅の事業内容
丸紅は国内外のネットワークを通じ、広範な分野において、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引だけでなく、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発等の事業活動を多角的に展開しています。
以下にて、5つのグループそれぞれの概要、またグループに含まれる本部に関して簡単に紹介します。
▼生活産業グループ
①ライフスタイル本部
衣料品、フットウェア、雑貨、化粧品等、幅広い分野において海外ブランド並びに自社ブランドの国内外での展開を行っています。
その他、ゴム原料販売の川上分野から、タイヤ・コンベヤベルトなどゴム製品の輸出入・三国間トレード、海外での小売事業など、川中・川下分野に至るまでの幅広いゴムバリューチェーンを構築しています。
生活用品
繊維原料、産業資材
ゴム原料、タイヤ、コンベヤベルト等のゴム資材
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②情報・物流本部
ネットワーク回線・データセンター・クラウドなどの情報通信サービスの提供、ネットワークシステム構築・ソリューション提案、デジタルトランスフォーメーションを支援・推進するコンサルティングサービスなど、あらゆる角度から顧客のニーズに応えるため、先端技術をも取り込んだ総合的ICTサービス(※1)を展開できる営業基盤を備えています。
その他、携帯電話事業者の代理店として、全国に携帯電話販売網を展開し、業界トップのポジションに立っています。
また、法人向けに通信費の最適化、端末導入・管理、請求代行、セキュリティ管理などのサービスを提供するほか、中古携帯端末の流通やレンタルサービスの提供を行い、リユース・リサイクルへの取組みも推進しています。
モバイル販売事業
ネットワーク事業
物流事業
デジタルSCMソリューションの提供
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※1:ICTサービスとは?
ICTは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称です。
③食料第一本部
国内では、菓子専業卸の最大手である山星屋、国分グループ本社との共同事業である冷凍食品卸のナックス、加工食品・酒類卸の国分首都圏といった卸売業各社に出資しており、また首都圏を地盤とする食品スーパーマーケットへの出資等による流通各社との戦略的提携を通じて、強固な食品流通網を築いています。
海外では、ベトナムにおいて、即席麺市場で最大のシェアを持つエースコックベトナム社へ経営参画するなど、海外成長市場での内需取り込みに向けた積極的な事業展開を進めています。
小麦粉・砂糖・油脂などの食品原料
コーヒー・茶・果汁などの飲料原料
生鮮食材(農産、水産)分野の原料及び加工品
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④食料第二本部
総合商社でもトップクラスの取扱量を誇る穀物を扱う部署です。
北米・南米を中心に全世界からの穀物調達体制と、全世界への販売展開により、国際競争力のある穀物を日本国内に安定供給するのみならず、増加する世界の穀物需要に対しても柔軟に供給する体制を築き上げています。
穀物および油糧種子(トウモロコシ・小麦・大麦・大豆・菜種・食用豆類など)の取り扱い(集荷・販売および輸出入)
大豆粕・菜種粕・魚粉など飼料副原料
配合飼料
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⑤アグリ事業本部
丸紅は英国、オランダやブラジルにも大手農業資材リテーラーを、また、日本、マレーシア、ミャンマーなどに肥料・農薬の製造販売事業会社を保有しており、グローバルに農業資材事業拡大を進めています。
施肥・農薬散布など請負サービス提供
精密農業など技術サービス提供
農薬製剤の受託
肥料のトレード
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▼素材産業グループ
①フォレストプロダクツ本部
植林、パルプ生産事業および紙製品の製造からトレードまで多岐にわたりビジネスを展開しています。また、今後需要の増加が見込まれるバイオマス燃料事業において、ベトナム産ペレット販売事業などの取り組みをさらに強化しています。
パルプ、古紙
紙製品、板紙製品、衛生用品
建材、木材製品
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②化学品本部
オレフィン、アロマ、合繊原料、合成樹脂、塩ビ、肥料原料は、有力サプライヤ―との連携を通じて世界的に販売網を拡大しています。
中でも特にオレフィン取引においては、アジア・中東地域を中心に業界でトップクラスの地位を維持しています。
塩およびクロール・アルカリ
食品機能材・飼料添加剤、オレオケミカル、パーソナルケア素材などライフサイエンス関連製品
電子材料、無機鉱物資源、肥料原料および無機化学品
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③金属本部
丸紅は、豪州に複数の原料炭炭鉱権益を保有し、中でも高いコスト競争力を有しているジェリンバイースト炭鉱ならびにレイクバーモント炭鉱については、それぞれ38.3%、33.3%の権益を保有し、最大出資者として事業運営に関与しています。
また伊藤忠丸紅鉄鋼、丸紅建材リースへの出資を通じ、あらゆる産業に関わりのある鉄鋼製品関連の事業を推進しています。自社の各本部および国内外のグループ会社と連携し、総合力を活かしながら鉄鋼製品事業の収益拡大を図っているようです。
アルミニウム、マグネシウム製錬
鉄鋼・製鋼原料、セメント関連資材のトレード
非鉄軽金属原料・地金・製品のトレード
鉄鋼製品のトレード、事業投資
重仮設鋼材のリース
鉄、非鉄軽金属、レアメタル関連のリサイクル
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▼エナジー・インフラソリューショングループ
①エネルギー本部
低炭素・脱炭素社会の到来を見据えた新エネルギー事業を推進しています。
その中で、水素を用いたプロジェクトとして、豪州において褐炭から製造された水素を液化・輸送するサプライチェーン構築、また、アンモニアを用いたサプライチェーン構築についても取り組み等を強化しています。
天然ガス事業(生産、液化、トレード、インフラ)
石油・ガスの探鉱・開発・生産事業
石油・LPGのトレード・物流・マーケティング事業
原子力事業(ウラン鉱山開発、原子燃料サイクル、関連機器販売・サービス)
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②電力本部
発電事業では、強固な地域営業力と国内外に保有する案件開発拠点および資産管理体制、長年培ったEPC(※2)の知見やファイナンス組成力を活用することで事業案件の開発・建設並びに保守・運転に主体的に参画し、安全かつ安定した電力の供給と発電所の運営を行っています。
-再生可能エネルギー発電事業
-LNG to PowerなどFuel to Power
-ガス焚きなどの火力発電事業
●電力サービス事業
-電力小売事業
-分散型電源事業
-スマートシティ・地域密着型ユーティリティサービス事業
-ストレージ・VPP・V2X・アグリゲーション事業
-新事業
-EPC事業およびO&M事業
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※2:EPCとは?
EPCとは、設計(Engineering)、調達(Procurement)、建設・試運転(Construction)の3つを略した表記です。一般的にはエンジアリング事業のワークフローの仕組みをいい、それぞれの頭文字をとって「EPC事業」「EPC契約」といった名称で使われます。
③インフラプロジェクト本部
交通・社会インフラ事業では、米州・欧州・アジアなどの地域において、国内外の戦略的パートナーと協業し、鉄道・道路・港湾・空港など幅広い分野のインフラ事業投資の拡大、ならびに優良資産の積み上げ、事業価値の向上に取り組んでいます。
上下水処理・海水淡水化などの水事業
ガス配送・小売、石油・ガスの生産・処理・輸送・貯蔵などのエネルギーインフラ事業
廃棄物発電・燃料転換・CO2回収などの脱炭素・サーキュラーエコノミー事業
鉄道システム、水事業関連設備、産業プラント、廃棄物発電などのEPCおよび運転保守 インフラファンドの運営
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▼社会産業・金融グループ
①航空・船舶本部
航空機・エンジンの部品トレード事業や整備の代理店事業、アセットマネジメント事業、エンジン開発投資、空港グランドハンドリング事業、空港車両自動化事業など、航空機の各ライフサイクルに応じたさまざまな事業展開により、航空機資産のバリューアップ機能の拡充を図っています。
民間航空・防衛装備品代理店、宇宙関連事業、エアモビリティ分野
ビジネスジェット販売代理店および事業
空港グランドハンドリング事業、空港車両自動化事業
一般商船の売買・用船仲介、および保有運航事業
船舶プール事業、船舶ファンド事業
LNG等液化ガス輸送船事業
自律運航船事業、船員向けデジタルプラットフォーム事業
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②金融・リース・不動産本部
自動車関連のファイナンス事業では、米国・チリ・オーストラリア・インドネシアのBtoB、BtoCの各顧客向けに、業界における先進的なサービス、商品など、ニーズに応じた各種機能を提供しています。
自動車分野においては、長年に亘り培った業界でのノウハウや競争力のあるデータ分析技術を活かして、顧客の利便性の向上、更なる事業成長を目指しています。
冷凍・冷蔵トレーラー、商用車、貨車のレンタル・リース事業
航空機・航空機エンジンリース事業
総合リース事業およびノンバンク事業、次世代金融事業
プライベートエクイティファンド・インフラファンド運営事業
国内外不動産開発事業
J-REIT・私募リート・不動産私募ファンド運用事業
プロパティマネジメント事業
米国不動産アセットマネジメントサービス事業
保険事業
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③建機・産機・モビリティ本部
自動車のディーラー事業では、自動車のトレード、卸売、小売事業から部品・サービス販売などのアフターサービス事業をグローバルに展開しています。
また新技術やデジタル技術により従来型の事業モデルを変革しつつ、電動車両への取り組みやEV用急速充電器の開発・販売と分散型電源を掛け合わせたモビリティ・エネルギーマネジメントビジネスを創出しています。
自動車ディーラー事業およびアフターマーケット部品販売事業
EVインフラ・分散電源開発事業
自動車関連設備機械・工作機械販売、および周辺事業
産業機械の販売、および周辺事業
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▼CDIO(次世代事業開発本部)
①次世代事業開発本部
次世代事業開発本部では、下記の事業、技術、サービスを提供しています。
・脱炭素新技術
・オフショアDX
・医薬品・医療機器
・医療サービス
・次世代小売事業
・ウェルネス・ビューティー
・教育事業
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②次世代コーポレートディベロップメント本部
「アジアの成長を丸紅に取り込む」というテーマを追求し、専門性の高いプロフェッショナル人材のスキル・ノウハウを活用し、投資・M&Aを軸としてアジアの次世代消費者向けの成長事業を丸紅グループに取り込むと共に、投資先企業の長期的なパートナーとして成長支援、価値向上施策を推進しています。
スタートアップ投資
次世代メディア事業
→詳細はこちら
丸紅の業績
次に、過去3年間における丸紅の売上高・営業利益(本業で稼いだ利益)を紹介します。
丸紅の売上高
売上高とは、営業活動として商品やサービスを提供した際に、対価として受け取った販売額のことを指します。
*各年度の決算書より就職エージェントneoが独自に作成
参照元:丸紅|2020年度有価証券報告書
丸紅の営業利益
営業利益とは、販売した商品の「売上高」から「売上にかかったコスト」を差し引いた残りのもののことを指します。営業利益が大きいほど優良企業だとされています。
*各年度の決算書より就職エージェントneoが独自に作成
参照元:丸紅|2020年度有価証券報告書
丸紅のSWOT分析
以下にて、SWOT分析というフレームワークを活用して、丸紅の事業環境を分析していきましょう。
SWOT分析とは、競合や法律、市場トレンドといった自社を取り巻く外部環境と、自社の資産やブランド力、さらには価格や品質といった内部環境をプラス面、マイナス面にわけて分析する手法です。
この分析により、企業の置かれた状況を客観的に俯瞰して見ることができ、将来性のある企業かどうかを判断することが可能になります。
・資源・非資源のバランスが良好
・穀物の取扱量が多い
・独立系発電事業者として、業界トップクラスの持分発電容量
〈弱み〉
・資源・エネルギー分野において、市況の変動が業績に与える影響が大きい
・他上位商社と比べると投資に回せるキャッシュフローが少ない
〈脅威〉
・金属資源・エネルギー価格の下落
・既存ビジネスモデルの陳腐化リスク
〈機会〉
・ 国内での電力事業の自由化
・デジタル化の浸透加速と拡大
・超緩和的金融環境の正常化
*就職エージェントneoが独自で作成したSWOT分析になります
丸紅が求める人物像
丸紅の経営理念として、”社是「正・新・和」の精神に則り、公正明朗な企業活動を通じ、経済・社会の発展、地球環境の保全に貢献する、誇りある企業グループを目指します。”ということを掲げています。
また丸紅はグループの目指す企業風土を個人の行動に落とし込んだ以下5つの「丸紅スピリット」を2013年に定めました。
また丸紅の新卒採用ページでは、「とがった丸になれ、丸紅。」というメッセージが大きく記載されています。
これには時代が求めるソリューションを旧態や常識を超えた自由な発想で、総合商社のビジネスモデルを一新し、事業間、社内外、国境、あらゆる障壁を突き破り、タテの進化とヨコの拡張、価値と価値の融合で新たな変化を生み出そうという意味が込められているようです。
最後には”「丸は丸、とがった丸など存在しない」そんな既成概念を覆せ。”という力強いメッセージで締められています。
このように丸紅では若いうちから意欲と実力さえあれば、大きな仕事にチャレンジできるカルチャーがあります。
そのため挑戦的かつ前衛的な環境に身を置き、社会や顧客の課題と向き合い、自分を磨き、世の中をよりよくする大きなビジネスに挑みたい、そんな大志のある人材を求めています。
丸紅の選考対策
ここでは、丸紅の選考対策について紹介していきます。
丸紅のインターンES対策
丸紅のインターン参加にむけたエントリーシートでは、自己PRや学生時代に最も熱心に取り組んだ”学問”また過去の経験についてなど、自身について問われることが多いそうです。
以下にて、ES通過者のESの内容を紹介します。
丸紅の本選考対策
過去の情報によると丸紅では、下記の選考フローが組まれています。最新の情報では選考フローが変更されている恐れもありますので、予めご了承ください。
→一次面接(面接の4時間後に電話にて結果連絡)
→二次面接(面接の翌日夕方に電話にて結果連絡)
→三次面接(面接の7日後昼頃に電話にて結果連絡)
→最終面接(面接の翌日午前中に電話にて結果連絡)
以下で実際に丸紅のESと面接で問われた内容を紹介していきます。本選考対策として、ぜひご活用ください。
▼エントリーシート(ES)
丸紅のエントリーシートでは、学業で、また学業以外で力を入れた点についての質問が問われているようです。本記事では、丸紅内定者の志望動機をご紹介します。
2.チームを強固にまとめるリーダーシップ
3.自分の世界に入り浸る持続性の集中力
4.思い立ったらまず動いてみる行動力
5.森林に関する幅広くかつ深い知識
▼面接
下記にて、丸紅の各面接においてどのような質問があるのかについて紹介します。人によっては、質問の内容が異なることもあるので、参考程度に見つつ自分であればどのような回答をするか考えてみましょう。
自己紹介、学生時代頑張った事、志望動機について約30分間深堀りされました。その後30分間は逆質問の時間でした。
●雰囲気とコメント
雰囲気はかなり厳かで、こちらをしっかりと見極めている様子。30分ほどあった逆質問の時間では、しっかりと志望する部署の研究をしていた事をアピールできたので手応えはありました。
一次面接と同様に、自己紹介、学生時代頑張った事(学業以外)、志望動機について約30分間深堀りされました。
●雰囲気とコメント
若手社員3人だったので、面接中は笑いもあり、かなり和やかな雰囲気でした。1次面接と同様に、逆質問の時間が30分ありました。1次面接では聞けなかった事を中心に、より踏み込んだ内容の逆質問をした事が評価されたと思います。
一次・二次面接と基本的には同じで、志望動機・学生時代頑張った事・逆質問でしたが、あまり深堀りはされませんでした。
●雰囲気とコメント
部長クラス2人が面接官でしたが、臆せずに質問に答えることができた点が評価されたと思います。
一次から三次面接と同じような内容で、突飛な質問はなく、逆質問の時間も20分ありました。
●雰囲気とコメント
三次面接までの評価でほぼ決まっているような印象を受けました。
上述でもお伝えしましたが、年次によって質問・選考内容が異なってくる場合もあるので、選考前は最新の情報を各サイトから確認して情報収集しておいてください。
丸紅の財務状況
ここでは、丸紅の財務状況を「会社の安定性を図る指標」「会社の成長性を図る指標」の2つの観点から説明していきます。
”安定性”を図る指標
まずは、会社の安定性を図る指標である「流動比率」について紹介します。
丸紅の流動比率
「流動比率」とは会社の安全性を測る代表的な指標です。自己資本比率とは異なり、短期的観点から企業の安定性を判断できます。以下の公式により流動比率の算出が可能です。
「流動比率=流動資産÷流動負債×100」
丸紅の流動比率は以下のようになりました。
流動比率=3,381,592(百万円)÷2,692,352(百万円)×100%=125.6%
*丸紅の当連結会計年度末(2021年3月31日現在)の流動資産合計と流動負債合計より就職エージェントneoが独自に計算
流動資産は原則として1年以内に現金化できる資産を表し、流動負債は1年間以内に返済可能な金銭債権のことを表します。
この流動比率を計算することで会社にどれだけすぐに現金化できる資産があるかがわかり、流動比率が120%の会社であれば安全であると言われています。
ちなみに流動比率はあくまで簡易的に会社の安定性を判断する指標であるため、流動比率が低いからといって丸紅が破産することを示唆するものではありません。
”成長性”を図る指標
続いて、会社の成長性を図る指標である「売上高」「純利益」「純利益率」について紹介します。
上記の表は丸紅の直近3年の売上高・純利益・純利益率を表したものです。
ちなみに純利益とは、法人税など企業が支払うべき費用を差し引き、最終的に会社に残ったお金のことを指します。
2020年は記録的な原油安に加え、石炭や天然ガス、鉄鉱石などの資源価格が下落したものの、中国経済の影響を強く受ける銅や鉄鉱石等の価格は総じて上昇が続きました。
しかし2021年は一転して、世界的な金融緩和や渡航制限による労働者不足・経済再開期待などを背景に資源価格が上昇していることから、増収増益が期待されています。
上記で紹介した各事業部ごとの経営成績が気になる方はこちらのリンクからご確認ください。
まとめ
本記事では、丸紅の企業研究に役立つ情報を紹介してきましたが、いかがでしょうか。
企業研究は内定獲得をするための重要な要素の1つですが、ただ情報を見るだけでは内定を獲得することはできません。
ぜひ本記事を参考にし、丸紅への理解を深め、内定までの一歩を踏み出してください。
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とはいえ、「就職エージェントってなんか不安だな」と思われるかもしれません。ですが、仮にキャリアセンターに相談をしても、紹介できる求人数に限りがある場合もあります。
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このまま何も行動を起こさなければ、ご自身の納得のいく企業に内定をもらうことができないかもれません。たった1分の行動が「納得内定」へのキッカケになるでしょう。
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