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【2024年最新】カメラ業界の動向4選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介

✔ 本記事のまとめ
●カメラ業界はカメラとその付属品を製造するメーカー企業の総称

●スマートフォンのカメラ性能が向上したことにより、カメラ業界の市場全体の伸び率は右肩下がりになっている。

●カメラ業界の縮小から脱却すべく、大手メーカーはM&Aカメラ事業で培った技術を活かした新規事業の立ち上げなど、新たな可能性を模索している。

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目次

従来、カメラは高価で操作が難しいとされることから誰でも手軽に持てるものではありませんでした。

しかし、今では初心者でも簡単に扱えるカメラが増え、軽量化されたモデルも登場しています。

女性や子供でも手軽に持てるカメラが市場に広がり、多くの人がカメラを持つ時代になったと言えるでしょう。

また、最近では1980年代にブームを巻き起こした使い捨てカメラ「写ルンです」が、女子高生や若いカメラユーザーの中で再び注目を集めています。

他にも、YouTubeやインスタグラムのリール動画を作成する人が増えたことから、「GoPro(ゴープロ)のようなデジタルビデオカメラ需要も増加しており、今後もSNSに適した新たなトレンドが生まれることが予想されます。

本記事では、動向や仕組みについて紹介するだけでなく「カメラ業界の将来性」「企業の強み」を知りたいという就活生に向けて、カメラ業界の動向やキャリア、資格、自己PRの書き方についてわかりやすく解説していきます。

カメラ業界の売上や利益、年収、従業員数、勤続年数をランキングで紹介しているので、ビジネス規模や働きやすさ等確認してみましょう。

カメラ業界とは?

カメラ業界とは?

カメラ業界とは、カメラとその付属品を製造するメーカー企業の総称です。

カメラは下記の2種類が製造されています。

・フィルムカメラ
記憶媒体が『フィルム』のカメラで、フィルムを現像しプリントすることで写真となるもの。

・デジタルカメラ
フィルムの代わりに『イメージセンサー』と呼ばれる撮像素子(光を電気信号に変換する半導体センサ)が組み込まれたカメラで、光の情報を記録・変換し、メモリーカード等の記録媒体に記録する機能を持つもの。

また、デジタルカメラは大きく『レンズ一体型カメラ(コンパクトデジタルカメラ含む)』『レンズ交換式カメラ(一眼レフ・ミラーレス)』に分類されます。

カメラ業界の仕組み

カメラ業界の仕組み

カメラ業界は卸売業者等を介して消費者の元へ商品を届けるビジネスモデルが一般的です。

カメラ等の商品を[カメラメーカー]から[卸売業者]が仕入れ、[小売業者]へ商品を卸します。そして[小売業]から[消費者]へ商品が販売されます。

カメラ等の商品を[カメラメーカー]から[卸売業者]が仕入れ、[小売業者]へ商品を卸します。そして[小売業]から[消費者]へ商品が販売されます。

カメラ業界の動向

カメラ業界の動向

ここではカメラ業界の動向を4点紹介していきます。それぞれ以下のトピックスについて紹介しているので、確認しておきましょう。

■デジタルカメラの売上推移から見る現状
・交換レンズの需要拡大

■カメラ業界のM&A動向
・キヤノン
・オリンパス

■生き残るための新規事業
・キヤノン
・富士フイルム
・ニコン
・オリンパス

■SNS需要増加によりカメラが再注目
・ミラーレス一眼カメラの需要増加
・写ルンです・チェキが流行

まず動向を学ぶ前にカメラ業界の全体について数字で見てみましょう。

近年、スマートフォンの撮影性能の向上によってカメラを使わず綺麗な写真が撮れるようになったため、市場全体の伸び率が右肩下がりになっていると考えられます。

カメラ業界の市場規模
参照元:業界動向サーチ/2021-22年の業界レポート ※2024年1月11日時点

デジタルカメラの売上推移から見る現状

下記のグラフは2011年から2022年までのデジタルカメラの総出荷台数の推移になります。

カメラ業界推移グラフ

参照元:カメラ映像機器工業会「デジタルカメラ統計」/2011‐22年の統計。※2023年8月時点

グラフにある通り、デジタルカメラの出荷台数は年々減少しており、2022年の801万台は、2011年のピーク時と比べて14分の1以下になっていることがわかります。

出荷台数が年々減少している要因としては、スマートフォンの普及とコモディティ化(※)が考えられるでしょう。

スマートフォンのコモディティ化が進み、各社はカメラ性能で他社との差別化を図ろうと模索しています。

近年では、ボケ表現やズーム性能、夜間モードなどの普及価格帯カメラの性能を取り込んだスマートフォンが広く普及しており、多くの消費者が求める”手軽に綺麗な写真が撮影できる”というニーズに十分応えられています。

また、撮影した写真をその場でSNSに投稿できる点において、カメラよりスマートフォンのほうが使いやすいため、カメラを利用する人が減少してしまいました。

(※)「コモディティ化」は、同じような商品が広く出回ることで商品同士に差がなくなることを指します。

■交換レンズの需要拡大

写真に対する意識向上や高画質への要求により、カメラ市場の中でも交換レンズの需要が拡大しています。

被写体によって最適なレンズが異なり、プロフォトグラファーやハイアマチュア層が多用な写真を撮影しようとする場合に、多数のレンズが必要となるためです。

特に、遠くの景色や被写体を近づけるために使用される望遠レンズは、野生動物やスポーツの撮影を目的とした写真家から広く求められています。

参照元:ニュースイッチ「脱コロナ禍…回復鮮明のデジカメ市場はレンズで勝負」

カメラ業界のM&A動向

上記の通り、カメラ業界は規模縮小の一途を辿っています。

そこで、多くの会社では、自社のカメラ事業の減益を補うための対策としてM&Aを用いており、革新的な製品の製造などを通して新たな可能性と将来性を模索しています。

■キヤノン

キヤノンは2016年に東芝メディカルシステムズをM&Aしました。東芝メディカルシステムズは、コンピューター断層撮影装置(CT)や超音波診断装置などの画像診断装置を手掛ける会社です。

キヤノンは新規事業として医療機器業界への進出をねらっており、キヤノンの画像処理技術・生産技術、東芝メディカルシステムズの医療機器技術とその販売網のシナジーを期待されM&Aに至りました。

■オリンパス

オリンパスのカメラは初心者でも使いやすいモデルが多く、中でもPEN(ペン)シリーズはコンパクトでデザイン性に優れていることから女性から多くの支持を得ていました。

しかし、カメラ市場の衰退による赤字が続いたため、2021年にデジタルカメラなどの映像事業を分社化、日本産業パートナーズに譲渡しカメラ事業から撤退することとなりました。

カメラ市場の縮小が続く中、長年培ってきたオリンパスブランドを存続させるためのM&Aだったと言えるでしょう。

現在は光学技術などカメラで培った技術を活かし、内視鏡や治療機器などの医療機器において海外メーカーと肩を並べるべく、経営資源を集中させています。

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生き残るための新規事業

カメラの需要低下に伴い、各社は新規事業に踏み込み、生き残りを図っています。ここではキヤノン・富士フイルム・ニコン・オリンパスの新規事業を紹介します。

各社の新規事業を知っておくことはESを書く上でとても重要になってくるため、しっかりと対策しましょう。

■キヤノン

キヤノンではカメラ市場の成熟化を見越して、早い段階からM&Aなどの経営手法を使いつつ、『印刷』『ネットワークカメラ』『メディカル』『産業機器』という4つの新規事業を始めました。BtoC(企業から消費者)からBtoB(企業間取引)中心の事業ポートフォリオ(※)に入れ替えた『戦略的大転換』を推進しています。

※「事業ポートフォリオ」は、企業が利益を生み出している事業を組み合わせて一覧化したものを指します。

■富士フイルム

富士フイルムでは、2006年に女性向けの効能化粧品『ASTALIFT(アスタリフト)』シリーズの販売をきっかけに化粧品業界に参入しました。

『写真フィルムの半分以上が真皮の主成分であるコラーゲンでできている』、そしてどちらも『紫外線で劣化・老化する』という共通点を手掛かりに、自社の技術を化粧品開発に用いました。

販売から4年で売上高100億円を突破し、2021年には男性用化粧品も販売開始されました。

参照元: ASTALIFT MEN「なぜ富士フイルムは男性用化粧品を作ったのですか?」より
「野中郁次郎の成功の本質vol.64 アスタリフト/富士フイルム」より

■ニコン

ニコンは、2019年の金属材料を用いた積層造形である『光加工機』、いわゆる金属3Dプリンター開発をはじめ、デジタルマニュファクチャリング事業の1つである材料加工領域に注力をしています。

光加工機は、既に流通していた他社の金属3Dプリンターが「高額のため手が出せない」という声から開発が始まり、半導体露光装置で培った高精度の微細加工技術や計測技術の応用によって、約3,000万円という低価格化とコンパクト設計が実現しました。

また2022年には強化の一環として、ドイツの大手3DプリンターメーカーであるSLMソリューションズ・グループを買収しました。SLMは、大型部品を高速で造形する技術に強みがあり、宇宙航空や自動車業界などに大手顧客を持っている企業です。

ニコンは金属製の粉を吹き付けて自由に成形する方式であるのに対し、SLMは複数のレーザーで金属を溶かして造形する方式を採用しているため、2社の技術のかけ合わせによって、競争力強化と幅広い分野での活躍が期待されています。

参照元: 日本経済新聞「ニコン、ドイツの3Dプリンター大手買収 約840億円」

■オリンパス

[カメラ業界のM&A動向]で紹介したように、デジタルカメラを中心とする映像事業を分社化し、日本産業パートナーズに譲渡したオリンパスは、2021年に医療分野における戦略的な方針を発表しています。

この方針では、診療分野と疾患領域の診断水準を向上させることを目標に、さらなる成長と収益性の向上を目指しています。

また、消化器科、泌尿器科、呼吸器科の領域における慢性疾患への治療法の提供にも力を入れるとともに、患者の診断プロセスの向上も目指しています。

SNS需要によりカメラが再注目

総務省が令和5年5月に発表した[令和4年通信利用動向調査の結果]によると、令和4年(2022)の国内SNSの利用率は80.0%で、年々増加傾向にあります。

SNSの中でもInstagramは『インスタ映え』という言葉が生まれるほど、投稿する写真にこだわっている人が多く、自分のカメラで撮影した写真のみを投稿するアカウントを作っている人も少なくありません。

Instagramでは[#カメラ好きな人と繋がりたい][#カメラ女子][#カメラ初心者]とハッシュタグを付けて投稿している人が多くいることからも、SNS需要の増加に伴い、カメラへの注目度が上がってきていることは間違いないでしょう。

参照元:総務省「令和4年通信利用動向調査の結果」

■ミラーレス一眼カメラの需要増加

[デジタルカメラの売上推移から見る現状]で掲載したグラフの通り、デジタルカメラ自体の販売台数は年々減少を続けています。

しかし、デジタルカメラの中でもミラーレス一眼カメラの需要は増加傾向にあるようです。

一眼レフカメラに比べてコンパクトで軽量なのが特徴のミラーレス一眼カメラは、カメラ初心者や女性から人気の高い商品です。

また、上述したようにInstagramなどで自分が撮影した写真をシェアする人が急増したことも、ミラーレス一眼カメラの需要増加に影響を与えていると考えられるでしょう。

■写ルンです・チェキが流行

デジタルカメラが普及する前に一般的に使われていたフィルムカメラは、再び若者から大きな注目を集めています。

富士フイルムによると、最盛期(1997年頃)には使い捨てカメラである『写ルンです』の年間販売台数は約9000万本を記録しましたが、その後減少し、2012年にはピーク時の20分の1まで減少してしまいました。

しかし、2015年の夏ごろから再び売れ始め、販売台数が増加に転じました。特に10〜20代の『フィルムカメラを使ったことがない世代』の間で人気があります。

フィルムカメラは写真を現像してからでなければ、撮ったものを確認することができません。現像するまでわからないというワクワク感が若い世代にうけている要因と言えるでしょう。

また、同じく富士フイルムの『チェキ』は、SNSとの親和性が1つの強みとなっています。チェキで撮った写真をスマートフォンで撮影してSNSにアップすることが流行しており、iPhone発売後も順調に販売台数を伸ばしているカメラの1つです。

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カメラ業界の主な企業

カメラ業界の主な企業

ここでは、カメラ業界の主な企業と各社の強みや特徴を紹介します。

キヤノン

キヤノンは初心者向けの製品を数多く取り扱っている企業です。70年代前半には世界初の普通紙複写機、70年後半には世界最小の小型レーザービームプリンター、80年代にはバブルジェット方式(※)によるインクジェットプリンターなど、日本初や世界初となる独自技術を開発してカメラから事務機への[多角化]を積極的に進めてきました。

1950年代半ばから世界市場にも目を向け、事業を展開してきた結果、今では連結ベースで74%が海外での売上となっています。

このように、基本戦略である[多角化]と[グローバル化]によって、製品・地域それぞれにバランスの取れた事業構造を実現している点がキヤノンの強みと言えるでしょう。

また、キヤノンのカメラは素早い被写体を綺麗に撮影できるという点が大きな魅力です。

2021年に開催された東京オリンピックにおいて、キヤノンの報道用カメラはプロフォトグラファーに最も使用されたカメラとなりました。

(※)バブルジェット方式とは、インクを加熱し、その熱によって気泡が発生し、その圧力でインクを噴出する方法のことを指します。

参照元:ニコン「キヤノンってどんな会社?~Q&Aでわかるキヤノン~」

ソニー

ミラーレス一眼カメラの発売は、パナソニックとオリンパスに次いで3番目であったのにも関わらず、2022年現在で最も多くのミラーレス一眼カメラを発売している企業はソニーです。

また、フルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼カメラの製品化にはじめて成功した企業でもあります。

ソニーのカメラは自社独自に開発したイメージセンサー(※)を使用している点が大きな特徴です。

このイメージセンサーは世界シェア50%を超えており、ミラーレス一眼カメラのみならずスマートフォンなどにも搭載されていることが多いです。

また、下記で紹介する大手カメラメーカーのニコンは、ソニーが開発したイメージセンサーを採用しているため、イメージセンサーはソニーの大きな強みと言えるでしょう。

(※)カメラのレンズから入射した光を電気信号に変換し、データ転送をおこなう、という原理のこと。デジタルカメラやスマートフォンのカメラ機能で使われています。

参照元:Rentio PRESS「[2024最新]SONY(ソニー)のミラーレス一眼カメラを完全解説。全16機種の比較や特徴、おすすめモデルを紹介」

富士フイルム

クラシカルなデザインが特徴的なカメラを販売している富士フイルムは、数々の[No.1]を獲得しています。

例えば、X線やCT、MRIなどで撮影した検査画像をサーバーに保管し、まとめて管理する医用画像情報システムの世界シェア・国内シェアや液晶ディスプレイに必要不可欠な偏光板保護フィルムの世界シェア、 そして、A3カラー複合機のアジア・パシフィック地域における販売台数シェアなどが挙げられます。

このように、シェアNo.1の獲得数の多さが同社の強みでしょう。

参照元:就活会議「【就活ガイド】富士フイルム株式会社の企業研究〜企業分析で選考突破〜」

ニコン

ニコンはキヤノンと並ぶ日本の代表格カメラメーカーで、一眼レフカメラの世界シェアはニコンとキヤノンが二分しています。

ニコンでは、デジタルカメラや交換レンズを取り扱う映像事業、FPD露光装置や半導体露光装置を取り扱う精機事業、顕微鏡や超広角走査型レーザー検眼鏡を取り扱うヘルスケア・医療事業、自動車や航空宇宙への材料加工などをおこなうデジタルマニュファクチャリング事業などを展開しています。

このように、1917年の創業以来培ってきた『光利用技術』と『精密技術』を組み合わせた商品が特徴であり、企業の強みです。

また、2020年からスタートした中期経営計画では、デジタルマニュファクチャリング事業を戦力事業と位置づけるとの発表があり、急速な市場拡大が見込まれるアディティブマニュファクチャリング(付加加工)事業の強化に注力しています。

参照元:日本経済新聞「ニコン、アディティブマニュファクチャリング事業の統括会社を米国に設立」

パナソニック

パナソニックは世界で初めてミラーレス一眼カメラを製品化・実用化し世に送り出した企業です。

今では多くの企業で採用されている手ぶれ補正機能を、世界で初めてデジタルカメラに搭載したのも同社になります。

パナソニックが発売した[GHシリーズ]は写真のみならず映像も高画質で撮影ができる一眼レフカメラとなっており、実際に多くのクリエイターが利用しています。

また、2021年に発売した後継機[GH5M2(マーク2)]では、専用のアプリ上ですぐに[YouTubeで配信]という項目をタッチするだけで動画配信ができるカメラとなっており、今後市場規模の拡大が大きく見込まれるYouTubeクリエーターのニーズに答える商品開発をおこなっています。

参照元:パナソニック「ルミックス ヒストリー」

たった4ステップで業界研究を完璧に!誰でも簡単にできるやり方を紹介
就活において業界研究は必要不可欠であり、ただ情報を集めるだけでなく、その情報を志望動機・自己PRの作成や面接対策などに活かすことが大切です。本記事では業界研究のやり方から注意点、情報を集める際に活用すべきものを紹介しています。

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カメラ業界の就職難易度

カメラ業界の就職難易度

ここでは、カメラ業界に就職するにあたっての、資格・経験の必要性や難易度について紹介します。

難易度を把握することができれば、今やらなければならないことが見つかり、具体的な対策案を立てられるようになるため、是非参考にしてみてください。

無資格・未経験でも働けるの?

ほとんどの企業では特定の資格や受賞歴、経験を募集資格として設けていません。事務系であればどの学部に所属している学生であっても応募できます。

しかし、近年どの企業においても海外展開に力を入れており、英語力を必要とする機会が非常に増えているため、英会話力やTOEICのスコアが高い方が重宝されるでしょう。

また、志望動機・自己PRの質を上げることも、他の就活生と差を付けるという意味では重要となります。

記事の後半では、志望動機・自己PRの書き方を紹介していますので、そちらも是非参考にしてみてください。

難易度はどれくらいなの?

駿台予備学校と大学通信の調査を合わせ算出した[2022年入社が難しい有名企業]ランキング200社のうち、この記事で紹介しているカメラ企業は以下の5社がランクインしています。

カメラ業界_入社が難しい有名企業

参照元:東洋経済オンライン「入社が難しい有名企業ランキングTOP200社」

この難易度は、[大学の平均難易度✖その大学からの就職者数]を企業ごとに合計し、その企業の就職者数の合計で割り出したものになります。

この中ではニコンが一番低い順位ですが、順位が下だからと言って簡単に就職できる訳ではもちろんありません。

平成27年時点で、日本には264万を超える法人企業があります。また、このランキングが有名企業のみを対象としていることから、ランクインしているだけでも十分難易度が高いと考えるべきでしょう。

そして、数多くのカメラ業界がランクインしている事実からカメラ業界の難易度は比較的高いと言えるでしょう。

ここでは、カメラ業界の全体的な難易度を紹介しました。この後は志望動機と自己PRの書き方を紹介していますので、是非対策に役立ててください。

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カメラ業界の具体的な仕事内容

カメラ業界の具体的な仕事内容

カメラ業界の仕事は大きく『営業・事務系』と『技術系』に分けられます。以下では、それぞれの仕事内容をより具体的に紹介します。

営業・事務系

営業・事務系の仕事には、営業の他に企画・マーケティング、財務・経理、人事・総務などがあります。以下では、各種の仕事内容について簡単に紹介します。

■営業

日本国内だけでなく、グローバル市場における製品・サービスの拡販、そしてマーケットの開拓を担う仕事です。

B to Bから B to C(※)まで幅広い事業の営業戦略を立案し、セールス活動を通じて顧客に新たな価値を提案しています。

(※)「B to B」は”Business to Business” の略称です。企業が企業に対してものやサービスを提供するビジネスモデルのことを指します。それに対して、「B to C」は”Business to Customer”の略称で、企業がモノやサービスを直接個人に提供するビジネスモデルを意味します。

■企画/マーケティング

新製品・新サービスの企画、マーケットや消費者に直接提供するまでのプロセス・戦略を検討し、立案する仕事です。

より良い商品を提供するために、消費者のニーズや業界のトレンドを常に把握することも重要となります。

■財務・経理

会社の資産を定量的視点から把握・運営し、会社の経営をサポートする仕事になります。

■人事・総務

会社の成長を支える人的資源を確保・育成します。

また、全ての社員が自身の能力を最大限に発揮でき、活き活きと働くことができるよう、人事諸制度や福利厚生などを企画・運営するのも仕事の1つです。

技術系

技術系の仕事には、材料開発やソフトウェア開発、生産技術・製造技術から知的財産・特許などがあります。以下では、各種の仕事内容について簡単に紹介します。

■材料開発

有機化学、高分子化学等をベースとして、電子ディスプレイなどに用いられる高機能材料の新規開発から製品への応用までを担います。

■ソフトウェア開発

3D CADや解析ソフトなど、製品開発の基盤となるソフトウェアから、製品内外で制御するソフトウェアの開発などをおこなう仕事です。

■生産技術・製造技術

生産工程や生産設備の設計を通して、高い品質を維持しながらより高効率低価格で生産できる仕組みを考え、最終的には事業拡大を目指した技術開発をおこなう仕事です。

■知的財産・特許

会社にとって重要な知的財産を特許・意匠・商標(※1)として取得し、活用する仕事です。また、自社の新商品が第三者の知的財産権(※2)を侵害しないよう予防することも仕事の1つです。

(※1)発明、音楽、営業秘密などのように物理的には存在しないが、財産的には価値があるものを『知的財産』と呼びます。知的財産は、発明を守る『特許』、デザインを守る『意匠』、名前やロゴを守る『商標』を取得することによって保護することができます。
(※2)知的財産権とは、上記のような特許権、意匠権、商標権、その他知的財産に関して法令により定められた権利又は法律上保護される利益のことを指します。

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カメラ業界の求める人物像

カメラ業界の求める人物像

カメラ業界の仕事内容は大きく分けて営業・事務系と開発系の2つがあるため、どこに配属されるかによって求められる能力は異なります。

まず営業系の場合には、大前提のコミュニケーション能力はもちろん、豊富な商品知識や提案力が必要です。

他方、開発系である場合は、開発に必要な専門知識はもちろん、最新のトレンドやお客様の声をキャッチアップしていく情報収集力、それらを通して新たな商品を生み出す発想力・企画力が求められます。

また、カメラ業界自体が衰退を続ける今だからこそ、企業が生き残るためのまったく新しい商品の提案や斬新な経営戦略を考えられる人も求められているでしょう。

カメラ業界で評価される自己PRの書き方

カメラ業界で評価される自己PRの書き方

自己PRを書く際は基本的に『強み⇨エピソード⇨結果・学んだこと⇨入社後どう活躍できるか』の順番で書きます。

(1)結論

自己PRを書く際は最初に「私は○○することができます」といったように自分の長所を端的に述べます。

その際、カメラ業界や自身が希望する企業の求める人物像に合わせ『情報収集力がある』や『コミュニケーション能力が高い』といった長所を選ぶようにしましょう。

このように最初に結論を述べ面接官に今から何の話をするのか伝えることで、聞き手側も話が入りやすくなります。

そのため、自己PRをする際は結論として、まず長所を伝えるようにしましょう。

(2)エピソード

長所を伝えたら、実際にその長所があることを証明できるエピソードを交えます。

理由としては、企業は、課題・目標やそれに対する行動を通してその人の人柄や価値観を判断しているためです。

以下で『情報収集力がある』という長所を選んだ場合の例を紹介します。

  大学のゼミで○○会社の商品の学生に対するPR方法の立案をおこないました。私はSNSで認知を促進するグループに所属し、○○を活用する担当でした。

学生ならではの視点が求められていましたが、提案の却下が何度も繰り返され、何が欠けているのか見当たらず行き詰まってしまったのです。そこで、学生のニーズを知るために女子大学生100人に協力してもらい、独自のアンケート調査をおこないました。

すると彼女たちはスタンプに、会話を終わらせる一言のものや感情が伝わりやすいものを求めていることが明らかになり、そのデータを利用して生の声を反映させた提案をおこないました。

(3)結果・学んだこと

エピソードの次は、自分がとった行動によってどのような結果になったか、この経験を通して何を学んだのかについても書きます。

  その結果、企業の方に私の企画したPR方法を認めてもらうことができました。この経験を生かし、情報収集や分析をおこないお客様のニーズを的確に把握していきたいと思います。

また、結果を書く際は定量的に伝えることでよりイメージしやすい自己PRを作成することができるため「〇〇というアイディアを出し実践したところ、売上を40%上げることができた」など、数字を用いてアピールしてみましょう。

(4)入社後どう活躍できるか

企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれる人材を求めています。つまり、面接官にこの学生は『自社で活躍する素養がある』と思わせることが大事です。

  入社後は貴社の〇〇という業務でこの経験から学んだことを活かし、情報収集力を発揮していきたいと思います。

より詳しい自己PRの書き方について知りたいという人は以下の記事を参考にしてください。

企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説
本記事では選考を通過するために、自己PRの作り方や書き方のポイント、合わせて注意点についても紹介しています。その他にも企業が自己PRを聞く意図や例文なども紹介していますので、参考にしながら自分の自己PRの作成にお役立てください。

カメラ業界で評価される志望動機の書き方

カメラ業界で評価される自己PRの書き方

カメラ業界の志望動機を書く際は『なぜカメラ業界なのか』『なぜその会社なのか』をしっかりと深堀りしておくことが必要です。

具体的には自分が将来何を成し遂げたいのか、例えば「スマートフォンで簡単に写真を撮ってデータに残すことが可能な現代だからこそ、写真を印刷してアルバムにすることや、誰かに贈ることの楽しさを味わってもらいたい」などといったカメラ業界ならではの理由を述べるようにしましょう。

“なぜその会社なのか”については、他の企業ではなくその企業でなければならない理由を伝えます。

例えばキヤノンであれば、積極的な研究開発による独自技術で差別化した製品力を強みにしています。

レンズ、センサー、映像エンジン全てを独自に開発することで、それぞれのデバイスの能力を最大限に引き出し合うことを可能にし、デジタルカメラの世界シェア1位を獲得しています。

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カメラ業界ランキング

カメラ業界ランキング

ここではカメラ業界のランキングを[業績]と[社内環境]に分けて紹介します。

カメラ業界の業績ランキング

業界研究_カメラ業界_ランキング1
参照元:業界動向サーチ/カメラ業界の売上高ランキング(2021-22年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。また企業名にあるホールディングスを「HD」と省略しています。(※2023年2月時点)

売上については1位がキヤノン、2位がソニーグループ、3位が富士フイルムHD、経常利益は1位がソニーグループ、2位がキャノン、3位が富士フイルムHDです。

順位の変動はありますが、海外展開や新規顧客を獲得するための取り組み等を積極的におこなっている3社が上位にきています。

売上や利益、利益率をチェックした方が良い理由は、以下の2点です。

・売上は企業の財務力を表しているから
・利益、利益率は企業がおこなっているビジネスの成否を示しているから

売上は企業の財務力、ビジネスの規模を表しています。つまり売上が高い企業の方がおこなっているビジネスの規模が大きいということです。

またA社とB社が同じ利益の場合、売上が大きい企業の方が金融機関からの融資を受けやすいとされているため、売上を見ることで企業の資金調達力もチェックすることができます。

次に利益、利益率は企業がおこなっているビジネスの成否を示しています。そのビジネスによる付加価値がどれくらいあるかを測る指標です。

つまり利益がほとんど出ていないか、赤字だとビジネスに何らかの問題があるということになります。

ただし、このランキングだけでなく、成長率も大事であるため各企業の過去についても振り返っていきましょう。

カメラ業界の社内環境ランキング

業界研究_カメラ業界_ランキング2
参照元:業界動向サーチ/カメラ業界の売上高ランキング(2021-22年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。また企業名にあるホールディングスを「HD」と省略しています。(※2023年2月時点)

年収は1位がソニーグループ、2位が富士フイルムHD、3位がニコン、勤続年数は1位が富士フィルム、2位がキャノン、3位がソニーグループとなります。

勤続年数が長いということは定着率が高いということになります。一概には言えませんが、定着率が高い会社は良い会社である可能性が高いです。

また従業員数が多い会社は多様な人と関わり合うことができるというメリットがあります。

しかし多いと自分の意見が通りにくい場合もあるというデメリットもあるため、自分にとってどの環境が合っているのか考えてみましょう。

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まとめ

本記事ではカメラ業界について紹介してきました。

高性能なカメラを搭載しているスマートフォンの登場により、カメラの需要は低下し、カメラ業界の市場規模は縮小の一途を辿っています。

この状況が続けば、オリンパス同様にカメラ事業から撤退する企業が出てくるでしょう。

そこで、各社はカメラ事業での技術を他の分野に適用させ、新規顧客を獲得するための動きを強めています。

カメラ業界の動向について理解ができた人は、自分のキャリアややりたいことにも目を向けてみましょう。自分の言葉で話せるようにしておくことで、面接で説得力を増すことができます。

さらに業界研究を深堀りしたい人は、下記をご確認ください。

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