就活の悩みや不安を相談できる就職エージェントneo

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本屋の志望動機の例文・書き方

「本屋の店員さんの仕事」と聞くと多くの人は「立ちっぱなしで疲労する仕事」「単調なルーティンワーク」というマイナスイメージを抱くのではないでしょうか?

あるいは「膨大な数の本のタイトルや著者名を暗記する必要がある」と思っている人も少なくないでしょう。

しかしながら、本屋での仕事は「単調そうに見えて、実は変化に富んだ業務」であり「たくさんの書籍を取り扱える楽しさ」がある仕事です。

また、毎日本屋を訪れる「多くの人々との出会い」があり、その人たちにおすすめの本を紹介することで「日本の読書文化に貢献しているという充実感」を得られる職業なのです

目次

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本屋の最新情報

明治時代から長く続く日本の活字文化を長年支えてきた本屋ですが、本屋における現在の社会情勢は大変厳しいものがあります。本屋ならびに出版業界をとりまく現状を見てみましょう。

実店舗の減少

2000年代から急加速し続けるインターネットの普及は出版業界に大きな影響を及ぼしてきています。

特に本という紙媒体の出版物をエンドユーザーに手渡しで提供する本屋は、ECサイトなどネット販売が年ごとに増加の一途をたどっています。

紙媒体の出版物も電子書籍に変容してきており、特に若い世代ではもはや「本屋で本を買う」という習慣さえなくなりつつあるのが現状です。

求められる専門性

昔から本屋には「陳列棚から良さそうな本を探し出す」という目的で来店する人が多い傾向があります。

この点が本屋の特色であり、ネットでは味わえない本屋本来の魅力を感じて来店する客がいることを考えると「あの本屋の店員は本に詳しい」と評価される「本のエキスパートとしての存在価値」が書店員に要求される時代になってきているのです。

本屋での勤務で得られるスキル

本屋で仕事することで身につくスキルを以下に挙げてみましょう。

書籍流通の業務スキル

出版業界は、出版社から取次店を通して本屋に本が送られる流通システムが確立しています。そして定価販売や返品規定など出版業界独特の決まりごとである「再販制度」が存在します。

本屋で働く書店員も、ある程度の経験を積むと本の仕入れについて取次店と折衝する業務をこなすようになります。

他の業種とは異なる部分が多いだけに、実務交渉でのスキルは大きな財産となり、出版業界への転職にも有利です。

接客で得られるスキル

本屋は雑貨店や服飾店などと同じ小売店ですが、商品(本)の種類と数が膨大であらゆる年代層が数多く来店する特色があるだけに、毎日の業務は本専門の接客業としての経験を蓄積され、短期間で接客に関するスキルが習得できます。

多くの書籍を取り扱う貴重な経験値

本屋での業務は、膨大な種類の書籍類を取り扱うことで成り立っています。すなわち、日常業務そのものが本に関するエキスパートとしての経験を積むことを意味しています。

エンドユーザーと触れ合う環境で数多くの本を仕入れ販売する実務は、出版業界では本屋の店員しか経験できません。

本屋での仕事内容

単調そうに見える本屋での仕事ですが、実はかなり多くの実務があります。以下に本屋の仕事内容を紹介しましょう。

仕入れ

「今、どんな本が売れているのか」というのは誰もが分かります。書店員としての腕の見せ所は「ベストセラーに関連した過去の本も売れるのでは」という「目利き」にあります。

「売れる本を仕入れる」という作業で大切なのは「売れる本を見出して仕入れる」ことで、これができる社員は本のエキスパートといえるでしょう。

店内レイアウト

本屋の内部装飾や書棚の配置、来店客の導線、カテゴリ別の本の並べ方など、書店員としてのセンスが問われる職務です。

店内レイアウトを変えただけで売上がアップする実例も多く、本屋の業務としての重要度の高い業務です。

取次店との折衝

「本屋は取次店のいいなり」と誤解されている傾向があります。しかし、毎日エンドユーザーと接する書店員こそ、顧客のニーズを肌で感じています。

取次店との折衝に手腕を発揮することは、店の売上げアップにつながります。

計数管理

本屋は、1日の来店客数が多いだけに、売上金の計数管理も煩雑です。今はレジや計数算出も専用ソフトによって客の年代や本の種別ですばやく管理できるシステムが導入されています。

それだけに、本屋の計数管理にはITスキルが欠かせません。

売上計画

本屋での毎月の売上計画は原則として店長の仕事です。しかし一般社員であっても、積極的に計画書の立て方・書き方を勉強しておくことが大切です。

就活で何をしたら良いかわからない、または効率的に就活を進めたいという方はぜひ就職エージェントneoを利用してください。

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本屋・書店員の志望動機を書く際のポイント

志望動機を書く際は、なぜその職種なのか、その職種の中でもなぜその企業なのかを明確にし、ロジカルにアピールできるようにしましょう。

なぜ本屋なのか?

「なぜ本屋で働きたいのか」という本屋を志望するに至った経緯を簡潔にまとめます。

例えば、「たくさんの本を取扱うことが自己研鑽となり、同時に本を求める多くの人々と触れ合うことで、本を通して書籍文化の一翼を担うことにもつながると考えました」というような本屋でしかできない社会貢献の方法について書きましょう。

さらに本屋で勤務しながら自分の見識を広げたいという風につなげます。

本屋でアピールすべき強み

■本が好きで好奇心が旺盛なこと

まず読書が好きであることと、読書によって培ってきた知識欲が旺盛な性格を強くアピールします。

好奇心が強い人ほどさまざまな本に興味を示す傾向があり、書店員としての適性を打ち出すことができます。

■販売書籍に関する知識

読書に対するある程度の造詣を簡潔にまとめてみましょう。これによって自分の本に対する情熱が相手に伝わります。仕事に情熱を持っている人は歓迎されます。

■コミュニケーションスキル

本屋は、毎日多くの来店客がある職場だけに、人とのコミュニケーションが得意であることも重要な要素です。

学生時代の経験から自身に人付き合いを得意とするコミュニケーション・スキルの素養があることをアピールしましょう。

■美的センス

店のレイアウトでは美的センスが問われます。特に誰が見ても美しいと思えるデザインや色彩感覚は大切です。仮に絵を描くのが不得意であっても、美的感覚があれば店内装飾に役立ちます。

なぜその企業か

本屋にはどんな企業があり、どんな特徴があるのかをリサーチして、どの企業のどんなところが自分にあっているかを書くようにしてください。

たとえば、本屋には大型店舗型・専門書店舗型・古書店舗型など、客層別にいくつかの種類があります。

「自分は将来各店舗を統括するエリアマネージャーになりたいので大型店舗を志望しました」という風に自分の希望を明確に主張するのがよいでしょう。

下記のフレームワークに沿って書いてみましょう。

■志望動機の構成例
(1)志望動機をひと言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか

志望動機の書き方、考え方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

関連記事:
・「志望動機の書き方~選考通過率をUPさせる方法~」
・「志望動機の正しい考え方やコツ~「志望動機がない…」と悩んでいる人必見~」

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本屋・書店員の志望動機のNG例

「書いてはいけない志望動機」として志望動機のNG例を以下に紹介します。

志望動機のNG例
私は、子供の頃から漫画やアニメ好きで、よく家の近くの本屋に行っていました。中学生頃からラノベも読むようになり本屋通いも増えました。本屋の店員さんとも顔なじみとなり、店員さんに本屋の仕事を聞くと「君でもできるよ」と言われたことがきっかけで本屋で働きたいと思うようになりました。たくさんの本に囲まれて仕事をするのは、学校の図書館で働くようで楽しそうだと思います。

→店員に「君でもできるよ」と言われたのがきっかけというのがあまりにも単純過ぎます。

まるでアルバイトの延長のような感覚だと思われて「入社してもすぐに辞めるタイプ」と判断されかねません。

また入社後「こうなりたい」という将来の夢を書いていない点もマイナスとなります。

本屋の志望動機の例文

以下に、本屋を志望する場合の志望動機の例文を示します。例文とともに解説をよく読んで参考にしてください。

志望動機の良い例
私は、幼い頃から本を読むことが好きで、読む本は趣味のジャンルから始まり、持ち前の好奇心も手伝って、数多くのジャンルの本を読み漁る「本の虫」になりました。書店を訪れることも多くなり、親しくなった書店の店長さんから「本屋で働くことの難しさと楽しさ」を教わりました。

やがて「書店員のエキスパート」になりたいと願うようになり、本屋を多角的に経営されている御社なら、多くのことを学べ将来的には店長となり店舗経営を任せられる存在になりたいと考えて御社を志望しました。他人とのコミュニケーションも苦にならず、むしろ大好きなので、性格的にも毎日多くのお客さんと接する書店員は自分に向いていると思います。 入社後は、店の業務をこなすだけでなく、書店のマネジメントなどもしっかり身につけていきたいと思っています。

→志望するきっかけをきちんと語り、自分は好奇心旺盛であることと、本屋での業務の実態もよく把握していることが伝わってきます。

「書店員のエキスパート」になりたいという明確な目標があり、書店マネジメントを学んで店舗経営をしたいという将来の夢を語っています。

企業にとって「真面目に長く頑張ってくれる人材」であると評価される可能性が高い志望動機の文章になっている点に好感が持てます。

レベルの高い例文集を見たい方は下記記事をご覧ください。

関連記事:
「志望動機のおすすめ例文10選!」

まとめ

企業側にとって、本屋での書店員としての業務に対し、どれほどの情熱を持っているかが採用の大きなポイントとなります。

志望動機を伝える上で、入社後の自分のイメージを具体的に語ることが大切です。

決して「アルバイトの延長」的な感覚で志望したと思われるような表現は御法度です。

本屋が社会に果たしている役割を充分に認識し「将来、店舗を任せられるような人材」と思ってもらえるような志望動機を作成するようにしましょう。

志望動機の基礎から応用まで網羅的にノウハウを知りたい方は下記をご覧ください。

関連記事:
「志望動機の書き方・例文」

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