●インターンシップ選考では「書類選考」と「面接」を行う企業が多い。
●インターンシップ選考では90%もの企業が「学びへの意欲があるか」を評価基準としている。
●インターンシップで良い評価を残すことができれば、本選考でプラスに影響すると回答した企業は約70%。
●インターンシップで評価される学生の特徴は「真剣な姿勢で取り組んでいる」。
「インターンシップの選考に落ちたら本選考で不利になる…?」
「インターンシップの選考に受かるにはなにをしたら良い?」
「インターンシップの選考の評価基準が知りたい…」
このような不安を感じている就活生もいるでしょう。
本記事では就職エージェントneo(株式会社ネオキャリア)が新卒採用を行っている企業様に向けて実施した【25年卒対象】インターンシップ実施状況に関するアンケートの回答を紹介します。
インターンシップに参加すべきか迷っている就活生はぜひ参考にしてください。
インターンシップの選考結果は本選考に影響する?
「インターンシップの選考結果って本選考に影響するのかな…」と思っている就活生は多いかもしれません
しかし本アンケートにて「 25年卒インターンシップの選考に通過できなかった学生は本選考の合否にも影響しますか?」と質問したところ、約84%の企業が「影響しない」と回答しました。
つまり、インターンシップの選考に落ちてしまったからといって、本選考も受からないということはないと言えるでしょう。
しかし約16%の企業は「影響する」と回答しているため、必ずしも影響しないとも一概には言えないため、インターンシップ選考に臨む際は、しっかりと選考対策を行ってから臨むことをオススメします。
企業が一番インターンシップを開催する時期はいつ?
25年卒向けインターンシップを実施している企業に「25年卒インターンシップの実施状況に該当するものを選択してください。」と質問したところ、最も多かった回答は「夏インターンシップ(2023年6月~2023年8月)」で全体の約87%でした。
次に多かった回答は「秋インターンシップ(2023年9月~2023年11月)」で全体の約70%だったことから、企業がインターンシップを実施する時期として多いのは夏から秋が多いということがわかります。
また、インターンシップの集客方法についても質問したところ、最も多かった集客手段は「求人サイト」で全体の73%、次に多かったのは「自社HP」で全体の約43%でした。
そのため、インターンシップを探す際は求人サイトか自社HPを活用することで、あなたに合ったインターンシップが見つかるでしょう。
インターンシップ選考に受かるためにすべきこと
ここではインターンシップ選考に受かるためにすべきことを2つ紹介します。
選考突破したいという就活生は以下を参考に対策してみてください。
インターンシップ選考のための対策をする
「25年卒インターンシップの選考ではどのような手段を用いて選考をおこなっていますか?該当するものを全て選択してください。」と質問したところ、最も多かった回答は「面接」で全体の約16%、次に多かった回答は「書類選考」で全体の約14%でした。
このことからインターンシップ選考では「書類選考」と「面接」の実施が多いことがわかります。
「それぞれの対策方法がわからない」という就活生はぜひ以下の内容を参考にしてみてください。
■書類選考の対策
一般的に書類選考では、エントリーシートというものを企業に提出します。
エントリーシートは企業独自で作成していることが多く、企業によって設問内容は異なります。
しかしどの企業でもよく聞かれる頻出設問というものも存在するため、書類選考では、頻出質問の回答を事前に考えておきましょう。
今回はエントリーシートの頻出質問である「志望動機・就職活動に関する設問」の一部を紹介します。
回答の考え方については以下記事で紹介しているので、気になる就活生はチェックしてみてください。
■面接の対策
面接対策では、まず面接当日の流れを理解しましょう。一般的に面接は以下の流れで行われます。
続いて、面接での質問の答え方について紹介します。今回は「自己PRを教えてください」と言われた際の答え方を解説していきます。
自己PRを答える際は以下のフレームワークに沿って答えましょう。
まず一番始めに自分の強みを簡潔に述べます。そのあと、その強みの根拠となるエピソードを過去の経験等を交えて伝えます。
エピソードはできるだけ具体的に伝えるようにしましょう。数字などを用いるとエピソードの説得力を増すことができ、効果的です。
最後はその強みを入社後にどのように活かしていくかを伝え、締めます。
面接で自己PRを伝える際は、ESの内容と合致しているか、強みをアピールする根拠があるか、志望企業の仕事内容に適している強みであるかをチェックしてからアピールするようにしましょう。
他の質問に対する回答の仕方や回答例文を見たいという就活生は、以下記事をチェックしてみてください。
インターンシップの選考の評価基準を知る
インターンシップの選考対策をする際は、インターンシップ選考の評価基準を知ることも大切です。
今回のアンケートで「25年卒インターンシップ選考の評価基準に該当するものを全て選択してください。」と質問したところ、全体の90%が「学びへの意欲があるか」を選択していました。
次に多かった回答は「コミュニケーション能力があるか」「自ら考え、行動できる人か」「自社への志望度が高いか」でした。
また企業は採用活動を通して志望度の高い人や将来活躍できる人を採用したいと思っています。
そのため「学びへの意欲があるか」「自社への志望度が高いか」では志望度の高さを、「コミュニケーション能力があるか」「自ら考え、行動できる人か」では将来活躍できる素質があるかを確認することができるため、この4点を評価基準としている企業が多いと言えるでしょう。
インターンシップへの参加は本選考で有利になることもある!
「インターンシップに参加することで本選考でも有利になるのかな…?」と気になっている就活生もいるでしょう。
今回のアンケートで「25年卒インターンシップに参加した学生の参加時の評価は本選考の合否に影響しますか?」と質問したところ、「評価が良かった人は本選考でプラスに影響する」と回答した企業が全体の約70%でした。
この結果からインターンシップで良い評価を残すことができれば、本選考でも有利になる可能性が高いということが言えます。
もちろん、参加しただけで本選考でプラスになるわけではないため、インターンシップに参加する就活生は、どうしたら評価されるのか事前に理解しておきましょう。
インターンシップで評価される学生の特徴
先程、インターンシップで良い評価を得ることができれば、本選考でプラスに影響する可能性が高いとお伝えしました。
ここでは、インターンシップで評価される学生の特徴を紹介します。
今回のアンケートで「25年卒インターンシップに参加した学生で評価が高い人に共通する特徴に該当するものを全て選択してください。」と質問したところ、最も多かった回答は「真剣な姿勢で取り組んでいる」で全体の約84%、次に多かった回答は「コミュニケーション能力がある」で全体の約70%でした。
先程もお伝えしましたが、企業は志望度が高く、自社に貢献してくれる人材を求めているため、インターンシップだからといって気を抜きすぎず、選考の一環という意識を持って参加するようにしてください。
そして将来活躍できる素養があることをアピールしましょう。
まとめ
本記事では就職エージェントneoで行ったアンケートの結果を紹介してきました。
アンケート結果を見ると インターンシップ選考に落ちたからといって、本選考に受からないというわけではないため、少しでも参加したいと思っている就活生は積極的に参加してみましょう。
参加する際は本記事で紹介したインターンシップ選考の評価基準やインターンシップ中に評価される学生の特徴を参考にしてみてください。
就職エージェントneoを活用して就活をしよう!
- 「志望企業に合わせた志望動機の作り方がわからない…」
- 「インターンシップの選考対策も練習したい…」
- 「インターンシップの選考対策と本選考の対策って同じでいいのかな…」
このように就活に関する悩みは人それぞれでしょう。
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