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面接で「この業界を選んだ理由は?」と質問された時の正しい答え方~回答例10個紹介~

「業界の志望動機?企業の志望動機とはまた別に?」そのように思うかもしれませんが、実際によく聞かれる質問が「なぜこの業界を志望しましたか?」です。

本記事では、面接官が業界の志望動機を尋ねる意図や、聞かれた際の正しい回答の考え方について、詳しく解説していきます。

あらかじめじっくり考えておくと、安心して面接に臨めます。

目次

企業が面接で業界の志望動機を質問する意図

まずは、企業側が業界への志望動機を求める意図を知っておきましょう。企業が業界の志望動機を尋ねる意図は大きく分けて3つあります。

■志望業界への理解度を知るため
■志望の本気度を知るため
■就活生の価値観を知るため

面接ではその企業への志望動機はほぼ100%聞かれるので、答えを用意している方は多いでしょう。

それでは、その企業が位置する業界への志望理由はどうでしょうか。

その企業への志望動機と混同しないように、業界を志望した理由を語れるようにしておきましょう。

志望業界への理解度を知るため

企業側は、業界を志望する理由を尋ねることで、業界や仕事全体への理解度をみています。

大手や有名企業などは、知名度やイメージが先行した結果、応募が殺到することもあります。

実際にどのような業界でどのような仕事をすることになるのか、就活生に理解されていないと感じていることもあるのでしょう。

そこで、就活生に業界の志望動機を尋ねることで、その企業が社会のなかで担っている役目を理解しているかを判断するのです。

志望の本気度を知るため

採用担当者は、この質問で就活生の志望の本気度をはかっている面もあります。

ほとんどの就活生は、企業への志望動機を前もって用意してくるでしょう。

しかし、その企業が位置する業界をしっかり研究してくる就活生となると、ぐっと数が減ります。

志望企業への熱意はあっても、業界の動向に興味が感じられなかったり、企業と業界全体の関連性をうまく捉えられていなかったりすると、志望の本気度が低いとみなされてしまうかもしれません。

一方、業界地図を頭に入れ、俯瞰した視点から業界や企業について語ることができると、志望の本気度が高いとみなされ、高評価が期待できるものです。

他の就活生と差をつけられる質問でもあるので、志望業界への興味関心をもち、業界の志望動機を明確に伝えられるようにしておきましょう。

就活生の価値観を知るため

世の中にはたくさんの企業があり、業界があります。

あまたの業界のなかで、その他の業界ではなく、なぜあえてこの業界の仕事を求めたのかというのは、就活生の価値観を知ることにつながります。

「なぜ?」と聞かれても答えにくい面のある質問ではありますが、「興味があったから」と簡単に片づけず、そこは深掘りしてエピソードなどを拾い集め、自分なりの考えをまとめておきましょう。

ここでしっかり答えることができると、目的意識のはっきりした就活生という印象を与えられます。

価値観は人それぞれ。入社後のミスマッチを防ぐためにも、自分の価値観は熱意をもって伝えるのがよいでしょう。

面接で業界の志望理由を質問されたときの答え方

面接でなぜこの業界を志望したのか聞かれた場合は、下記のフレームワークに沿って回答するとすっきりと答えられます。

まずは結論部分で、業界の志望理由を述べましょう。次に、その理由となるエピソードや理由となった考えを述べます。

最後に、入社後に企業でどのような貢献ができるかに落とし込んで締めくくるとよいでしょう。

「面接の質問」への答え方の詳細、注意点、面接官のタイプ別対策方法を知りたい方は下記の記事をご覧ください。

▶参考:「【面接】質問の正しい答え方|面接官のタイプ別に特徴と対策を紹介」

面接で業界の志望理由を質問されたときの回答例

それでは、面接で業界の志望理由を聞かれたときの、具体的な回答例をみていきましょう。

回答した後に追加で質問されそうな内容も紹介しますので、回答例をもとに自分の場合を考えイメージを膨らませてください。

コンサル業界

❏例文1

私がコンサル業界を志望したのは、多くの業界に携わり自己成長したいという思いからです。この業界では、若手でも幅広い業界の経営層と仕事をすることになります。必然的に仕事に高い質が求められ、成長できる場になると考えております。

私はコンサル業界でのインターンシップに参加し、組織の意思決定の場に立ち会う重要性を間近で見て、経営コンサルタントに求められるレベルの高さを理解し、そのプロフェッショナルマインドに非常にやりがいを感じました。

努力を重ねて、社会に遠因的にでも良い影響を及ぼせられるコンサルタントとして成長していきたいと思っています。

【想定追加質問】

⇨インターンシップにおいて自己成長できた点は何ですか?

❏例文2

「企業や社会の役に立つ存在になりたい」という思いから、コンサル業界を志望しています。そのもととなった経験は、大学時代に所属するサークルの公演で、会場整備の責任者を務めたことです。

会場の手配からスタッフの配置、緊急時のシミュレーションなど連日真剣に考えぬきました。意見やスタンスの異なる部員との折衝にも粘り強く対応し、問題を一つずつ解決したことで、サークル員の結束も高まり、無事公演を成功に導けました。非常にやりがいを感じましたし、これをきっかけに「問題解決」のプロフェッショナルになりたいと考えるようになりました。

コンサルタントとして一つの企業にとどまらず、様々なクライアントの課題を解決することで、経済的価値だけでなく社会的な価値においても、大きな良い影響を与えられる仕事をしたいと思っています。

【追加想定質問】

⇨サークルで問題解決に当たるなかで気を付けていたことは何ですか?

金融業界

❏例文3

私が金融業界を志望しているのは、損害保険の大切さを人々に広く伝えたいからです。災害や事故など、思いがけない出来事に見舞われた人々の生活に経済的な安心を届ける、大切な役目を担いたいと思っております。

実際に、私の家も数年前の台風と水害で、屋根瓦が飛んだり、飛来物で家が損傷したりと被害を受けました。本当に大変な思いをしましたが、損害保険に入っていたおかげで補償を受けられたので、すぐに屋根や家の破損の補修工事をすることができました。もとの暮らしにスムーズに戻れて、家族みんなで安心しました。それをきっかけに、人々に安心をもたらす損害保険の分野でプロフェッショナルになりたいと決心したのです。

就活生時代にはラグビー部に所属し、体力はもちろん、保険の仕組みにもつながるオールフォーワンの精神を身に着けております。損害保険の業界で、自分を活かして貢献していきたいと思っております。

【追加想定質問】

⇨損害保険業界のなかのどのような職種で仕事をしたいと考えていますか?

❏例文4

私は金融を通じて、生まれ育った地元への地域貢献をしたいと思い、銀行業界を志望しております。

地域に数多くある中小企業や個人商店などのお客様への融資や経営アドバイスなどを通じて、深い信頼関係を築き、そういったお客様の経営発展に寄与したいです。金融を通して地域を活性化するエネルギーの一端を担いたいと考えています。

そうすることで、幼い頃から今まで私を地域ぐるみで育ててくれた、地元地域への恩返しをしたいと考えています。

私は、演劇サークルではサークル長を務め、運営や課題解決に先頭をきって対応してきました。問題解決力やコミュニケーション力をリテールや営業で活かしたいと思っております。

【追加想定質問】

⇨金融業界を選ぶ際に重視したポイントは何ですか?
⇨地域への貢献の仕方はたくさんあると思いますが、中でもなぜ金融を通じて貢献したいと思ったのですか?

広告・マスコミ業界

❏例文5

私が広告業界を志望している理由は、広告は「心を動かすこと」と「課題解決」をかけ合わせ、幅広い表現方法をとることができるからです。

大学では研究室のリーダーに任命され、グループ研究の方向性の舵取りから進捗管理まで、さまざまなことに率先して行動してきました。そのなかで、グループや個人の課題を解決できるような「変化のきっかけ」となる、みんなの心を動かすインスピレーションに寄与できたときに、素晴らしい達成感を感じたのです。

それ以来、周囲を巻き込むことで人の心を動かし、その人にとってよりよい生活や理想に邁進するきっかけを与える仕事がしたいと思い、生活者の行動や発想の素となる広告業界を志望するに至りました。

【追加想定質問】

⇨今までに「きっかけ」となった広告はありますか?

❏例文6

私がテレビ業界を志望している理由は、人の心を動かすドラマ制作に関わりたいからです。
私は子どもの頃から落ち込んだときには、いつもドラマに救われてきました。ドラマのストーリーから自身の価値観に気づいたり、新しい価値観に触れたりと刺激を受けたのです。たくさんの笑いと感動ももらってきました。

今度は私が制作側に立って、人生に彩りを与えるドラマを熱意をもって制作し、次世代のドラマファンへ感動を送っていきたいです。テレビ業界を志望するにあたって、大学の映画研究科で歴史などを専門的に学んだことを活かしていけると思っております。

【追加想定質問】

⇨ドラマ制作ではどのような職種で働きたいと思っていますか?
⇨自身の価値観に気づいたと言ってましたが、例えば過去にどのような自分の価値観に気づきましたか?

IT・通信業界

❏例文7

私はこれからの高齢化社会にむけて、人々の生活をITでより便利にしていきたいと考えています。私は大学時代に、飲食業や塾講師、食品工場などさまざまな分野でアルバイトをしました。飲食業では売り上げ管理やセルフオーダーシステム、塾ではオンライン授業、食品工場では製造管理システムなど、どの仕事もインターネットに繋がっており、ITインフラに支えられていました。

インターネットは世界中どことでも繋がれて、可能性を大きく広げてくれる手段です。大学時代にシステム開発系の研究室で学んだ経験を、人々の生活をより便利に豊かにし、社会を支える技術に役立てたいと思っております。

【追加想定質問】

⇨これからどのような場面でIT化が加速していくと思いますか?

❏例文8

私は地域や年齢に関係なく、誰もがいきいきと暮らせる社会を実現したいと思い、通信業界を志望しました。

私が地元に帰ったとき感じるのは、都心部と地方ではさまざまな事柄へのアクセスに大きく差があるということです。イベントやコンサートなどの開催は都心部にしかないものも多く、芸術や最先端の技術に触れられる機会は必然的に少なくなってしまいます。流行のお店も地方に来るまではタイムラグがあります。

地方の元気がないといわれるのは、そういった利便性の低い環境によるものだと感じました。

私は通信網の力で、この問題を解決できると思っております。MaaSやIoT推進の事業に関わることで、日本の社会をよりいきいきと、良くしていく力となりたいです。

【追加想定質問】

⇨通信業界のなかでも弊社を選んだ理由はなんですか?

不動産・デベロッパー業界

❏例文9

私が住宅業界を志望したのは、生活のもっとも近いところに寄り添った仕事がしたいからです。

私の父は転勤の多い仕事をしており、私たち家族は何度も引っ越しを繰り返しました。父が転職をして転勤がなくなったときに家を購入し、「ここがわが家」という実感にとても感動したのを覚えています。

以来、人生で一番高い買い物である住宅購入に責任をもって携わり、家を持つ喜びを多くの人に伝えたいと思うようになりました。

これからの高齢化社会を見据え、住宅リノベーションの提案にも力を入れ、何代にもわたってお客様の暮らしを支える仕事がしたいです。

【追加想定質問】

⇨入社後どのような職種で仕事をしたいと思っていますか?

❏例文10

私はゼミで公共経済学を専攻し、再開発や街づくりの社会的便益について研究したことから、街づくりに関わりたいと思い、デベロッパー業界を志望しました。

私は地方の出身で、その地方特有の文化や歴史に対する住民の想いの強さを、肌で感じて育ってきました。画一的な開発ではなく、街の歴史をひも解きコンセプトを意識した開発が理想だと考えています。一つひとつの街の文化に寄り添い、世界で唯一の街づくりに貢献できればと思っています。

【追加想定質問】

⇨あなたが良いと思った街づくりの事例を教えてください。
⇨街の歴史をひも解きコンセプトを意識した開発が理想と言ってましたが。その理想を持ったのはなぜですか?

面接でよく聞かれる質問集と回答例は下記の記事を参考にしてください。

▶参考:「【面接でよく聞かれる質問集】答え方のポイントと前日までに準備すべき対策も紹介」

面接で業界の志望理由を質問されたときのNG例

面接で業界の志望理由を聞かれて答える際に、マイナス印象を与えてしまう答え方を紹介します。注意点を把握して上手にアピールしましょう。

企業の志望理由とは分けて考えておく

面接では、ほぼ絶対と言っていいほど聞かれるのが企業の志望動機。業界の志望理由を聞かれた際にも同じことを言ってしまう人は多いです。

質問の意図が理解できていないとマイナスな印象になってしまうため、混同してしまわないように、前もって分けて考えておきましょう。

条件や待遇を理由にするのはNG

業界として給料が高めだったり、待遇が良い会社が多かったりすることから志望したとしても、面接で話す理由としてはNGです。

条件さえよければ、他の業界でもいいのかと感じられてしまっても仕方ありません。

業界の志望理由は、あくまでも仕事内容への熱意をアピールするようにしましょう。

まとめ

本記事では、面接官が業界の志望動機を聞く意図や業界の志望動機を聞かれた際の回答例などを紹介しました。

なぜ数ある業界のなかからこの業界を選んだのかは、企業への志望理由とリンクする部分もありますが、より深掘りをして業界と企業の関係を俯瞰して考えることが必要です。

あらかじめよく考えておくとよいでしょう。

下記ページに面接突破のためのノウハウ記事をまとめているので、面接に少しでも不安がある方は参考にしてください。

▶参考:「面接対策と質問回答例」

就活の不安・悩みは就職エージェントneoに相談

ここまでは、面接対策の情報をお伝えしてきました。

それでも、「自分の場合はどうすればいいの?」と不安な方も多いのはではないでしょうか。

そんな時は、自分ひとりで抱え込まず、客観的な視点からフィードバックをもらうべきです。

就職エージェントneoでは、企業人事の要望を把握したプロのアドバイザーが年間2万件以上の就活生の悩みにお応えしています。

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