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面接で「他の企業の選考状況」ついて質問されたときの正しい答え方〜回答例10個紹介〜

将来の夢や志望動機など面接に臨む際には、さまざまなシミュレーションをおこなうかと思います。

では「他の企業から内定を受けていますか」や「他にどのような企業を受けていますか?」といった質問をされた場合、どのように答えるのが正解なのでしょうか。

今回は企業が就活状況や他企業からの評価を尋ねる意図や正しい答え方、NGな回答例を紹介します。

就活生は面接官の意図を汲んだうえで、適切な回答をおこなってください。

目次

企業が面接で「他の企業の選考状況」について質問する意図

そもそも面接官は何のため、就活生に対して「他の企業での就活状況」を尋ねるのでしょうか。

面接官が就活生の現状を把握しようとする背景には、以下4つの理由が考えられます。

■自社への志望度をはかりたい
■一貫性をもって就活しているのか知りたい
■他社の動向をチェックしたい
■就活生の他社での評価を知りたい

それぞれの意図について、もう少し詳しく説明しましょう。

なぜその質問がされるのか、質問への返答から何を判断しているのかを考え、質問の意図を汲んだうえで、ベストな回答をおこなってください。

自社への志望度をはかりたい

前提として面接官は「確実に入社してくれそうな人を選びたい」と考えて、人材を選んでいます。

どんなに優秀な人材でも、自社に入社してもらえないと分かっている就活生は選ばれません。

しかし「確実に入社してくれるかどうか」を判断するのは難しいため、就活状況を尋ねるケースが多くあります。

つまり、企業側は自社への「志望度」を見極めたいということでしょう。

人事担当者には「来年までに◯人採用する」といった計画があります。

しかし、せっかく内定通知を出しても、就活生から承諾してもらえないと目標は達成できません。

そのような点からも、就活生の志望度を見極めるのは、面接官にとって非常に重要なことだと分かります。

一貫性をもって就活しているのか知りたい

その就活生の活動に「一貫性」があるかどうか、見極める際の判断材料にするといった意図もあります。

企業選びに一貫性がないと「この人は本当にこの会社(業界)で働きたいのかな」と疑問を持たれてしまうこともあるでしょう。

そのような印象を持たれてしまうと、やはり志望度や本気度が低いと判断されてしまう可能性があります。

具体的な企業名を伝える際にも、同じ業界の会社を伝えてください。

他社の動向をチェックしたい

「採用したい就活生を他社に取られてしまう」といったケースは多々あります。

能力が高く、就活にも熱心な就活生は、どのような企業でも「自社に入ってほしい」と考えるでしょう。

そのため面接官は、常に他社の動向をチェックする必要があります。

競合他社に後れをとってしまうと、欲しい人材はどんどん他社から内定をもらってしまうでしょう。

面接官が就活生の活動状況を尋ねるのは、他社がどのようなペースで採用活動をしているのか、知っておくためでもあります。

就活生の他社での評価を知りたい

その就活生が、他社からはどのように評価されている人材なのか知りたい場合にも、就活状況は聞かれます。

面接官も一人の人間。いつも自分の判断に、100%自信が持てるわけではありません。

他社の選考を通過している就活生は、面接官から見ると「能力が一定基準に達している」と判断できます。

そのため、自分の判断にもより自信が持てるというわけです。

面接で「他の企業の選考状況」について質問されたときの答え方

他の企業での就活状況について聞かれた際には、以下のフレームワークに沿って回答してください。

結論の個所では、まずはっきり「◯社が選考途中です」と述べます。次に選考状況の詳細をを伝えます。

もちろん受けている企業や落ちてしまった企業をすべて、正確に答える必要はありません。2〜3社の名前を挙げ、状況を説明するだけでよいでしょう。

そして最後には、志望理由を絡めて受けている企業が第一志望であることを伝え、回答を締めくくります。

「面接の質問」への答え方の詳細、注意点、面接官のタイプ別対策方法を知りたい方は下記の記事をご覧ください。

▶参考:「【面接】質問の正しい答え方|面接官のタイプ別に特徴と対策を紹介」

面接で「他の企業の選考状況」について質問されたときの回答例

これまでの内容から「他の企業での就活状況はどうですか?」と聞かれた際におこなう、回答の流れは把握できたのではないでしょうか。

ここからは実際に、就活状況に関する質問された場合の回答例を紹介します。

回答例をチェックし、自分の状況に近いものを参考にして、スムーズに返答できるようにしましょう。

また、回答に対して想定される追加の質問も紹介するので、併せてチェックしてみてください。

何もかもを正直に伝える必要はなく、ごく一部で構いません。気負わずに答えましょう。

他の企業から内定を受けている場合

まずは他の企業からすでに、内定を受けている場合の回答例を紹介します。

内定をもらっている企業よりも、どういった点で魅力に感じて第一志望としているのか、具体的に伝えられるとよいでしょう。

❏例文1

現在、私は御社の競合にあたる企業様から内定をいただいています。しかし、私としては企業カルチャーや挑戦できる環境などを考慮して、慎重に会社選びをおこないたいと考えています。その結果、御社に最も魅力を感じたため、ぜひ働きたいと考えています。

【想定追加質問】

⇨弊社と内定をもらっている会社との違いはどのような点ですか?
⇨弊社の企業カルチャーのどういった部分に魅力を感じましたか?

❏例文2

現在、私は「消費者へ安全な食品を届けたい」という理由から食品業界を中心に、就職活動をしております。その結果、ありがたいことに1社から既に内定をいただいています。

しかし、私としてはより幅広いジャンルの食品に携わりたいという希望があるため、それができる環境が整った御社を第一志望と考えています。そのため、内定のお返事はお待ちいただいている状況です。

【想定追加質問】

⇨内定をもらった企業と弊社、一番の違いはどのようなところだと思いますか?
⇨弊社から内定の通知を送ったら、あなたはどうしますか?

選考途中の企業がある場合

選考途中の企業がある場合は、何次面接の段階なのかまで具体的に説明します。

選考に進んでいるというだけで、他の企業からも評価されている人材であるとアピールできるかもしれません。

❏例文3

私は御社が第一希望ですが、現在、二次選考を控えた会社が1社と、最終面接を控えた会社が1社あります。どちらも御社とは違う業界ですが、同じ人事系の職種への応募となります。しかし、人事系の職種のなかでも特に、金融関連の業界に興味があるため、この業界で活躍したいと考えています。

【想定追加質問】

⇨人事活動において自社の業界が、他業種と違うのはどのような点だと思いますか?
⇨弊社から内定が出た場合、あなたはどうしますか?

❏例文4

私は現在、三次面接を控えた銀行が1社、二次面接が1社、一次面接の結果を待っている銀行が2社あります。
企業の発展を資金面から支えたいという想いから、銀行業界を中心にして就職活動をおこなっています。そのうえで具体的な選考状況を申し上げますと、A銀行は二次面接、B銀行は三次面接を翌週に控えています。また、C銀行とD銀行の選考にも進んでいますが、どちらも一次面接の結果待ちという状況です。

インターンシップで学生に投資業務を体験させていることなどを踏まえて、御社はかなり早い段階から「投資」への理解を深められるという印象をもっております。
企業を資金面から支える役割を担いたいという目標がある私としては、御社を第一志望と考えています。

【想定追加質問】

⇨なぜ資金の面で、企業を支えたいと思ったのですか?
⇨他銀行と弊社には、どのような違いがあると考えていますか?

❏例文5

御社の他に2社の選考が進んでおります。私は営業職を中心に、就職活動をおこなっています。自分の頑張りが数字となって表れ、会社に貢献できる点に魅力を感じているためです。A社やB社ともに営業職で選考に進んでいます。

しかし、新しいシステムをより多くの方へ届けたいという思いから、私としましては御社を第一志望と考えております。

【想定追加質問】

⇨他社と弊社の違いはどのような点だと思いましたか?

❏例文6

私は現在、若い世代に多様なファッションの在り方をサジェストできるような企業様を軸として選考に参加している次第です。

現在は御社以外に5社の選考を受けています。うち1社、A社は三次面接まで進んでおり、B社とC社の2社が二次面接の結果待ち、D社は一次面接のグループディスカッションを終えたところで、E社はエントリーシートの結果待ちです。

しかし、現在受けている企業様のなかでも、御社が若い世代に対する発信力が特に飛び抜けていると感じています。そのため採用していただいた暁には、御社に入社すると心に決めております。

【想定追加質問】

⇨どういった点で、弊社が若い世代に対する発信力が高いと感じたのですか?
⇨多様なファッションの在り方とは、具体的にどのようなスタイルだとお考えですか?

同業他社を複数受けている場合

同業他社を複数受けている場合は、具体的な企業名を出すと効果的でしょう。ときには同業他社の情報が流れることもあります。

選考が厳しい他社から高評価を得ていると採用担当者からの評価が上がるかもしれません。

企業名を挙げることで、個人としての能力レベルを具体的に伝えられます。

❏例文7

私は現在、化粧品業界を中心に就職活動をおこなっています。「美しさ」と「気持ちよさ」という2点を軸に、人の心や気持ちに影響を与えたい想い、化粧品会社を選んだ次第です。

現在の他社の就活状況は、化粧品会社2社で選考が進んでいます。具体的にはファンケルとポーラ・オルビスが二次面接の段階です。

私の希望について申しますと、メークアップの力を幅広い女性にお届けしたいと考えております。そのため百貨店向けのハイブランドから、若い女性でも気軽に購入できるブランドまで、幅広くカバーしている御社が第一志望です。

【想定追加質問】

⇨お客様が感じる「気持ちよさ」とは、どのようなことだと思いますか?
⇨ハイブランドとその他のブランドで、共通する点は何だと思いますか?

❏例文8

私は現在、建築業界を中心として就職活動をおこなっています。大きなプロジェクトに携わりたいと考えているので、企業規模の大きさに重点をおいて選んでいます。

現在の活動状況を申し上げますと、住友林業、ダイワハウスが最終面接まで進んでおります。またパナソニックホームズと旭化成ホームズが三次面接の結果待ちです。日本ハウスホールディングス、大成建設ハウジング、イノスグループが二次選考まで進んでいます。

【想定追加質問】

⇨弊社から内定通知がきたら、あなたはどうしますか?
⇨企業規模の他に、選択する基準はありますか?

職種を絞って複数受けている場合

職種を絞って複数受けている場合も、しっかりと「御社が第一志望であること」を伝えてください。

そのうえで、似た仕事内容でも他の業界よりも今受けている業界の方が、自分は魅力的に感じているという伝え方をすると良いでしょう。

❏例文9

私は現在、御社と同じ薬品メーカーの企業を4社受けています。

しかし、私としては御社が提供している△△商品に大きな魅力を感じております。そのため、こちらの商品に関わる業務をさせていただければと考えております。御社から内定をいただいた暁には、△△商品のさらなる進化のため尽力する所存です。

【想定追加質問】

⇨似た商品はたくさんあるかと思いますが、弊社のものが優れていると感じるのはどんな点ですか?

❏例文10

現在私は、マーケティング職を中心に、就職活動をおこなっています。ユーザーに何かを届けるため、あらゆる角度から戦略を練り、効果を測定することに魅力を感じているため、この業種に絞って活動しています。現在はA社とB社のマーケティング事業部で、第二選考まで進んでいます。

しかし、同じマーケティング事業部であっても、この業界で力を発揮したいと考えています。そのため私としましては御社を第一志望と考えております。

【想定追加質問】

⇨なぜこの業界のマーケティング事業に携わりたいのですか?
⇨仕事の面で他業界との違いは何だと思いますか?

面接でよく聞かれる質問集と回答例は下記の記事を参考にしてください。

▶参考:「【面接でよく聞かれる質問集】答え方のポイントと前日までに準備すべき対策も紹介」

面接で「他の企業の選考状況」について質問されたときのNG例

最後に、面接で現在の就活状況を聞かれた際の「NGな回答例」を紹介します。最低限、避けるべきNG例を知ったうえで面接に臨んでください。

嘘をつく

NG例としてまず挙げられるのは「嘘をつくこと」でしょう。選考を有利に進めたいという気持ちは、就活生なら誰もが感じていることです。

また面接では、タテマエを述べる場合もあります。しかし、嘘はいけません。

まだ出ていないはずの内定を「もらった」と言ってしまったり、内定をもらっているのにもかかわらず他の企業は一切受けていないと言ってしまったりするのは避けましょう。

面接官によっては、同業他社の採用スケージュールを把握している場合があります。嘘がばれてしまっては、まず選考は通過できません。

選考中であるすべての企業の話をする

自身の就活状況を全て話すのは、一見するとポジティブに聞こえますが実はNGです。

全てを話そうとするとどうしても話が長くなってしまい、面接官に伝わらない可能性があります。

また、落ちた会社まで説明してしまうと、自身のイメージを下げてしまう恐れもあるでしょう。

「正直であること」と「すべて話すこと」は違うので、くれぐれも注意してください。

まとめ

面接の際に「他の企業での状況はどうですか?」と、就活状況を聞かれたときの答え方について説明しました。

企業がその質問をする意図や答え方の流れ、回答例、NG例などを参考にして、少しでも有利に面接を進めてください。

下記ページに面接突破のためのノウハウ記事をまとめているので、面接に少しでも不安がある方は参考にしてください。

▶参考:「面接対策と質問回答例」

就活の不安・悩みは就職エージェントneoに相談

ここまでは、面接対策の情報をお伝えしてきました。

それでも、「自分の場合はどうすればいいの?」と不安な方も多いのはではないでしょうか。

そんな時は、自分ひとりで抱え込まず、客観的な視点からフィードバックをもらうべきです。

就職エージェントneoでは、企業人事の要望を把握したプロのアドバイザーが年間2万件以上の就活生の悩みにお応えしています。

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