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【2024年最新】ブライダル業界の動向5選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介

✔ 本記事のまとめ
●ブライダル業界は時代の流れや景気、トレンドに大きく左右される業界。

●ブライダル業界の運営会社が提供する式場には大きく「ホテルウェディング」「専門式場・神社ウェディング」「レストランウェディング」「ゲストハウスウェディング」4つのスタイルに分かれている。

●ブライダル業界では清潔感も重要なポイントであることから、就活時も見た目に気を使えると評価されやすい。

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目次

ブライダル業界は幸せの瞬間に立ち会えることから、華やかでキラキラしているイメージを持っている就活生が多いと思いますが、実際の業務イメージはできていますか?

本記事では、「ブライダル業界の式場スタイルや職種ごとの業務内容って何?」「就活で気をつけたほうが良いことってある?」という就活生に向けて、ブライダル業界の動向や業務内容、就活でのメイク・髪型のポイント、自己PRの書き方についてわかりやすく解説していきます。

またブライダル業界の売上や利益、年収、従業員数、勤続年数をランキングで紹介しています。ビジネス規模や働きやすさ等がわかるので、志望企業が決まっていない人は参考にしてみてください

ブライダル業界とは?

ブライダル業界とは

ブライダル業界とは、ホテルや結婚式場を使って結婚式や披露パーティーを実施されるお客様にサービスを提供する企業を総称した業界のことを指します。

ブライダルは、人生の中で大きなイベントの1つである「結婚」に関わる仕事で、新郎新婦だけでなく親族や友人などにとって一生の思い出となる日をサポート・プロデュースする仕事です。

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ブライダル業界の仕組み

ブライダル業界_ビジネスモデル

ブライダル業界は挙式を提供する「結婚式場の運営企業」が結婚式をあげたい「新郎新婦」にプランニングしたサービスを提供し、それに対して費用をもらうことで成り立っています。

「新郎新婦」は数ある式場からお気に入りを見つけるために、ゼクシィなどの「媒体」を利用し、選択・見学をした上で式場を決める流れが主流です。

そして気に入った式場を見つけたら「結婚式場の運営企業」に予約する流れになります。

今回は結婚式場の運営企業について紹介していきます。運営会社が提供する式場には大きく4つのスタイルに分かれているため、興味のある企業がどういったスタイルなのか見てみましょう。

ホテルウェディング

ホテルウェディングの魅力は「知名度と格式の高さ」「宿泊施設とアクセスの利便性」「質の高いサービスを提供していること」が挙げられます。

費用感によって、30人前後の小規模から100人以上の大規模なものまで新郎新婦に合わせた式場を作り上げます。

宿泊・宴会・レストランなどの複合施設であるホテルは、新郎新婦はもちろんのことゲストへの配慮もできますが、一般の方の利用や1日の婚礼組数が多く、時間に制限があることでバタついてしまうこともあります。

ホテルウェディングを提供している企業の一例は「ツカダ・グローバル」「テイクアンドギヴ・ニーズ」です。

専門式場・神社ウェディング 

専門式場・神社ウェディングの魅力は「本格的なチャペルや神殿での挙式」「着付けや美容などゲスト向け設備も充実している」「高級感がある」ことなどが挙げられます。

「専門式場」は宴会場や挙式会場を複数有しており、「神社」は伝統的な神前式を行い、挙式や各家同士が結びつくことを重んじるカップルに人気です。

施設設備、知名度、扱っている商品の多さなど、どこを見ても過不足なく平均点が高いことも魅力でしょう。しかし休日の一日あたりの挙式組数が多く、ロビーなどの共有スペースには常に列席者や見学者など大勢の人がいることがあります。

専門式場・神社ウェディングを提供している企業の一例は「ワタベウェディング」「エスクリ」です。

レストランウェディング

レストランウェディングの魅力としては「料理がおいしい」「内装のテイストや雰囲気が様々である」「自由度が高くアットホームな雰囲気」が挙げられます。

通常はレストラン営業をしている店を貸し切るため、新郎新婦とゲストの距離・ゲスト同士の距離が近く、アットホームな雰囲気を重視するカップルに人気です。 

披露宴仕様のプランを用意をしていないレストランとは密な連携が必要ですが、最近では挙式を前提としたお店も出てきています。しかし、招きたいゲスト数とレストランの大きさによっては「狭かった」といった声もあります。

レストランウェディングを提供している企業の一例は「愛野グループ」「テイクアンドギヴ・ニーズ」です。

ゲストハウスウェディング

ゲストハウスウェディングの魅力は「貸し切りが可能」「自由度の高い演出も可能」「非日常感が味わえる」ことが挙げられます。

結婚式を専門として建てられた会場なので、チャペルなどの設備も充実しています。一軒の邸宅を貸し切って挙式を行うため、レストランとは違った意味でのアットホームな結婚式を挙げたいカップルに人気です。

新郎新婦のやりたいことに寄り添いながら非日常感溢れた式を作り上げることができます。しかし天候に左右されたり、非日常感を出すために駅から遠い場合もあります。

ゲストハウスウェディングを提供している企業の一例は「ツカダ・グローバル」「アイ・ケイ・ケイ」です。

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ブライダル業界の動向

ここではブライダル業界の動向を「ブライダル業界の市場規模推移」「ブライダル業界のトレンドの変化」に分けて紹介していきます。

それぞれ以下のトピックスについて紹介しているので、ブライダル業界の今後を理解するために確認しておきましょう。

■ブライダル業界の市場規模推移

■ブライダル業界のトレンドの変化
・結婚式のあり方が変化
・花嫁の情報収集源が変化
・ブライダル業界のDX化による変化
・同業同士の関わり方が変化

まず動向を学ぶ前にブライダル業界について数字で見てみましょう。

参照元:業界動向サーチ/2021年-2022年の業界レポート※2023年11月時点

ブライダル業界の市場規模推移

矢野経済研究所によると、2022年のブライダル関連市場規模は前年比118.5%の1兆7,577億円、2023年は2兆190億円を見込んでいるとのことです。

2020年は、コロナウイルスの影響で前年を大きく割り込んでいたものの、2021年には主力である挙式披露宴の施行が回復傾向となりました。

ブライダル業界の内訳をみると、ブライダルジュエリー市場が拡大をしています。

背景としては、コロナウイルスの影響でゲストの招待数などを減少し、挙式披露宴への支出を抑制していた分、その予算をジュエリーなどにかける人が増えたことで、市場が拡大しています。

参照元:株式会社矢野経済研究所|ブライダル市場に関する調査を実施(2023年)

ブライダル業界のトレンド変化

ブライダル業界は時代の流れや景気、トレンドに大きく左右される業界の1つです。

そのようなブライダル業界の現状を理解することは、業界の深掘りをするのにとても重要なので、ここでブライダル業界の変化について学びましょう。

結婚式のあり方が変化

例えば1980年代バブル期は「派手婚」、1990年代は「地味婚」、2000年代は「アットホーム婚」、現在では入籍だけで結婚式を行わない「なし婚」、金銭的な負担を軽減する「スマ婚」などのように時代のニーズにあわせて結婚式のあり方が変わってきました。

一例を挙げて昔と今での結婚式のあり方をまとめたので、確認してみましょう。

■昔
・総合結婚式場かホテルが主流
・両家の親が同席し、打ち合わせすることがほとんど。引き出物も親が決めるもの
・結婚式の【モノ・コト】を松竹梅形式で決められたプランの中から選ぶ
■今
・ホテル、専門式場、ゲストハウス、レストランなど多様に
・新郎新婦が主体で行うことが多い
・結婚式の【コンセプト・テーマ】を基に演出やアイテムなどを自由に決めていく

今後も時代のニーズなどに合わせて結婚式・ブライダル業界のあり方が変化していくため、トレンドをいち早くキャッチアップできるようにしておくことが重要になります。

花嫁の情報収集源が変化

昔は、結婚式を挙げたいと考えたときに、ブライダル情報誌を見たり、ブライダルプランナーに相談したりすることが一般的でした。

しかし、最近ではSNSやインターネットが広く普及し、「プレ花嫁」「卒花」と呼ばれる女性たちが自身の結婚式情報を発信する人が増えました。Instagramを始めとするSNSには結婚式に関する情報が多く発信され、式場だけでなくドレスや髪型などの情報収集が簡単にできるようになっています。

オンライン上で情報収集することが一般的になりつつあることから、WEB広告やSNS広告などで情報発信する企業も増えてきています。

結婚式やドレス、髪型の探し方や相談の仕方などが変わり、各社のアプローチ方法なども変化が見られています。

ブライダル業界のDX化による変化

コロナウイルスの影響によって、生産性を高めていきながら固定費を圧縮していくことが大切になってきました。従来、ブライダル業界は非常にアナログな業界で、発注関係はFAXが主流であり、式場によっては紙を使った顧客管理をしている企業もあります。

しかしコロナウイルスの影響でデジタルシフトへの投資が促進され、 成約後の打ち合わせで使用するオンライン接客などが広がり、生産性が大きく変わった企業も出てきました。

他にもオンライン結婚式もでてきており、オンライン上でのブライダルフェア・模擬挙式として利用されています。デジタル上での見込み客の獲得後、顧客への育成をしていくためには非常に有効な手段となってきます。

同業同士の関わり方が変化

矢野経済研究所によると、2022年9月1日、一般社団法人 未来ウエディングJAPANが立ち上げられました。

この団体は「ウエディング業界の維持・発展」「業界における連携強化、政府、各自治体との連携強化」「婚姻数、結婚式数の増加を通じた少子化対策、地域活性、観光文脈での日本社会・経済の持続的発展への寄与」を目的に設立されました。

2023年1月時点での会員企業は式場運営企業のほか、衣裳や装花といった付帯商品を扱う企業など、主要関連企業が名を連ねています。

従来、ブライダル業界では横のつながりが薄かったことで発信力に課題がありましたが、コロナウイルスをきっかけに、業界としてまとまった団体の活動や情報発信に期待が集まっています。

参照元:株式会社矢野経済研究所|ブライダル市場に関する調査を実施(2023年)

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ブライダル業界のメイン5職種の仕事内容

ブライダル業界_職種

ブライダル業界にある5つの職種についてご紹介します。自分は何がやりたくて、何職に興味があるのか自己理解にもつなげましょう。

ウェディングプランナー

会場の見学から結婚式が済んだ後まで、結婚式をプランニングする職種です。結婚式を挙げようとするカップルが式場などを訪れた際に、まず最初に対面する人物です。

主な業務は式場見学、打ち合わせ、会場のご案内やプランの説明、演出の提案、式の準備、結婚式の施行になります。打ち合わせでは、新郎新婦の価値観やニーズに耳を傾け、それをベストな形で実現するための提案を行います。

わかりやすくいえば、ブライダル業界における営業担当者とも言えるでしょう。一組一組のお客様と準備段階から深く関われるというのがウエディングプランナーの醍醐味です。

バンケットサービス

挙式・披露宴や一般の宴会において、準備からサービス、片付けまでゲストへのサービス全て行います。料理提供やゲストの案内などが主要業務です。ウエディングプランナーと共に式の進行に携わったり、親御様のご案内を専門に行うスタッフがいる会場もあります。

結婚式は同じ式場で一日に2・3回行うこともあり、時間の制約がある中で準備から撤収作業までをこなす必要があります。計画的に式が進んでいるのか、スタッフは的確に配置されているのかなどの管理力が必要です。

直接ゲストと直接触れ合うことができるので、ゲストのすぐ近くで喜びや感動を一緒に味わえる職種と言えます。

テーブルコーディネーター

披露宴での料理をおいしく、楽しく召し上がってもらうための演出をおこないます。料理は結婚式参列者の楽しみの一つでもあるため、味はもちろんのこと見た目も大変重要です。

和食・洋食・中華などの種類によっても印象が大きく異なり、テーブルコーディネートも披露宴の雰囲気に合わせなければなりません。

披露宴の食卓の周りには花やインテリアなども置くことが多いので、全体のバランス感覚も必要です。料理以外の花や食器、インテリアなどの知識も必要になってくるでしょう。

「食」という視点でゲストに楽しんでもらえる演出力が求められる職種です。

ブライダルスタイリスト

衣裳のアドバイスやメイク、ヘア、挙式・披露宴のスタイルなど、新婦の希望通りに全体をスタイリングする職種です。新婦のタイプや式場とのバランスなどを考慮しながら新郎新婦のイメージに合ったスタイルを提案します。

ドレスを選ぶ過程では、「イメージに合ったドレスがなかなか見つからない」「予算が厳しい」などスムーズに進まないことや和装にも対応しなければなりません。ブライダルに特化した専門的なヘア・メイクの知識・技能が求められます。

新郎新婦の想いに寄り添うことができるため、「一緒に夢を叶えてくれた存在」として特別に感謝されることもあります。

介添人(アテンダー)

主に新婦のメイク直し、ドレスの裾持ち、ドリンク提供、写真撮影や映像撮影の前に衣装のチェック、新郎新婦が移動する際の案内など身の回りのお世話をする役割です。事前に念入りな打ち合わせをしながら、式が円滑に進むようにサポートします。

滞りなく式が進むために注意深く全体を見渡し、突然のプニングにも慌てずに対応する冷静さも求められます。そして、新郎新婦や司会者などとのコミュニケーションが欠かせないです。

当日新郎新婦に最も近い位置で結婚式を手伝うため、ふたりの幸せな姿を間近で見ることができます。自分の行ったサポートが新郎新婦の当日の満足度に直結する点はやりがいと言えるでしょう。

ブライダル業界の動向や仕事内容を知ることは選考を突破するために必要です。

そのため「志望業界についてもっと知りたい」「選考の通過率を上げたい」という方は、ぜひ就職エージェントneoを利用してみてください。

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ブライダル業界の就活は見た目も大事

ブライダル業界_就活

ブライダル業界の従業員は清潔感が重要なポイントになっています。

コロナウイルスで就職活動の面接ではマスクをしたり、PC画面越しであることが多いですが、メイクや髪型・髪色次第で印象は大きく変わります。

第一印象を良くするためにもSNS、動画などをチェックしながらメイクの練習や髪型・髪色のチェックをしておきましょう。

メイク

ブライダル業界では、「明るさ」「優しさ」「賢さ」といった印象が求められることが多いです。

例えば、優しさを演出するために粒感が小さいブラウンやベージュ系でグラデーションを作り、細身のアイライナーでぱっちりとした目元にするといいでしょう。マスカラは一本一本丁寧に塗り、ダマにならないよう気をつけましょう。

オンラインの場合、リップをしたほうが良いです。しかし赤すぎるリップなどはきつく見られてしまう可能性もあるので、ご自身が持っているリップがどう反映されるか確かめましょう。

髪型・髪色

大人っぽく落ち着いた印象を与えられる髪型が良いでしょう。おくれ毛等は出さずに、きっちりまとめていることが重要です。特に指定はありませんが、後頭部の下の方でひとつ結びをするかシニヨンだとしっかりまとめられやすいでしょう。

髪色は最も無難なのは黒髪です。今の髪色が明るいとで不安になるのであれば、ヘアカラーで落ち着いた色に染めてしまうのが精神的にもおすすめです。

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ブライダル業界の志望動機の書き方

ブライダル業界_志望動機の書き方

ブライダル業界の志望動機を書く際は「なぜブライダル業界なのか」「なぜその会社なのか」をしっかりと深堀りしておくことが必要です。

具体的には自分が将来何を成し遂げたいのか、例えば「結婚という1つのライフステージを最高の時間として提供したい」などといったブライダル業界ならではの理由を述べるようにしましょう。

“なぜその会社なのか”については、他の企業ではなくその企業でなければいけない理由を伝えます。

例えばテイクアンドギヴ・ニーズであれば「人の心を、人生を豊かにする」というミッションを掲げています。企業ごとの特徴や強みを把握した上で、志望企業を決めるようにしましょう。

新聞業界の志望動機の例文を見てレベル感を掴みたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

【例文3選】ブライダル業界で評価される志望動機の書き方とは?例文をもとにポイントを解説!
ブライダル業界は「人の幸せな瞬間に立ち会える」「結婚式に関わる仕事ができる」といった理由から学生の人気を集めています。このような人気の業界は、企業研究なしに内定を得ることは難しいでしょう。本記事では企業研究以外にも志望動機の例文まで載せているので、是非ESを書く際の参考にしてみてください。

ブライダル業界でうける自己PRの書き方

自己PRの書き方について学ぶ前に、まずはブライダル業界の求める人物像を把握しておきましょう。

企業に評価される自己PRをするためには、その業界ではどのような人が求められているのか知っておくことが重要です。

ブライダル業界の求める人物像

自己PRの書き方について学ぶ前に、まずはブライダル業界の求める人物像を把握しておきましょう。

企業に評価される自己PRをするためには、その業界ではどのような人が求められているのか知っておくことが重要です。

人を喜ばせることや誰かのためにといった気持ちがあることは大前提必要です。他にもライフイベントの一部に関わる重要な仕事なため、結婚式に参加する人達が幸せになれるように細部まで目を配る几帳面さやビジネスマナーも必要です。

またたくさんの荷物を運んだり、広い会場を移動したり毎日が体力勝負の仕事でもあります。忍耐力や体力があるといいでしょう。

ブライダル業界の求める人物像について学んだら次は自己PRの書き方を学んでいきましょう。

自己PRの基本的な書き方

自己PRを書く際は基本的に「強み⇨エピソード⇨結果・学んだこと⇨入社後どう活躍できるか」の順番で書きます。

自己PRのフレームワーク_カメラ業界

(1)結論

自己PRを書く際は最初に「私は○○することができます」といったように自分の長所を端的に述べます。

最初に結論を述べ面接官に今から何の話をするのか伝えることで、聞き手側も話が入りやすくなります。

そのため、自己PRをする際は結論として、まず長所を伝えるようにしましょう。

(2)エピソード

長所を伝えたら、実際にその長所があることを証明できるエピソードを交えます。

ここではできるだけ具体的なエピソードを伝えるために、その出来事の中で生じた課題・目標や、その課題・目標に対してどのような行動をとったのかについてまで書くようにしましょう。

また企業は、課題・目標やそれ対する行動を通してその人の人柄や価値観を判断しているため、なぜその課題・目標に取り組もうと思ったのか、なぜそのような行動をとったのかについて、しっかりと見つめ直しておいてください。

(3)結果・学んだこと

エピソードの次は、自分がとった行動によってどのような結果になったかについても書きましょう。

結果を書く際は、定量的に表すことを意識してください。

例えば「〇〇というアイディアを出し実践したところ、売上を40%上げることができた」など数字を用いてアピールした方が相手に伝わりやすいです。

また、この経験を通して何を学んだのかについても書きます。

面接官はその人の学びからも価値観や人柄を判断しています。価値観や人柄はその学生を採用するかどうかの大きなポイントとなるため、自分がどういった人なのか、いかにその企業に必要な人材であるのかをアピールするようにしましょう。

(4)入社後どう活躍できるか

企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれる人材を求めています。つまり、面接官にこの学生は「自社で活躍する素養がある」と思わせるのが大事です。

そこで自己PRをする際は、最後に今伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくかまで伝えるようにしてください。

そのためには企業が求める人物像を把握する必要があります。業界研究・企業研究を通してどのような強みをアピールするのか考えておきましょう。

より詳しい自己PRの書き方について知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。

企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説
本記事では選考を通過するために、自己PRの作り方や書き方のポイント、合わせて注意点についても紹介しています。その他にも企業が自己PRを聞く意図や例文なども紹介していますので、参考にしながら自分の自己PRの作成にお役立てください。

また「志望企業に評価される志望動機・自己PRの書き方が知りたい」「選考通過率を上げたい」という方は、就職エージェントneoを利用してみてください。

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ブライダル業界ランキング

ここではブライダル業界のランキングを「業績」と「社内環境」に分けて紹介します。

ブライダル業界の業績ランキング

参照元:業界動向サーチ/ブライダル業界の売上ランキング(2021-2022年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです(※2023年11月時点)

売上については1位がツカダ・グローバルHD、2位がブライダルプロデュース、3位がテイクアンドギヴ・ニーズ、経常利益は1位がアイエーグループ、2位がブラス、3位が一蔵です。

ブライダル業界の中でもブライダル事業以外にホテルやカフェ、ファッションなどの事業展開をしている企業が上位にランクインしている傾向です。

売上や利益、利益率をチェックした方が良い理由は、以下の2点です。

・売上は企業の財務力を表しているから
・利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しているから

売上は企業の財務力、ビジネスの規模を表しています。つまり売上が高い企業の方が行っているビジネスの規模が大きいということです。

またA社とB社が同じ利益の場合、売上が大きい企業の方が金融機関からの融資を受けやすいとされているため、売上を見ることで企業の資金調達力もチェックすることができます。

次に利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しています。そのビジネスによる付加価値がどれくらいあるかを測る指標です。

つまり利益がほとんど出ていなかったり、赤字だとビジネスに何らかの問題があるということになります。

ただし、このランキングだけでなく、成長率も大事であるため各企業の過去についても振り返っていきましょう。

ブライダル業界の社内環境ランキング

参照元:業界動向サーチ/ブライダル業界の平均年収ランキング(2021-2022年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです(※2023年11月時点)

年収は1位が千趣会、2位がAOKIホールディングス、3位がアイエーグループ、勤続年数は1位がアイエーグループ、2位が千趣会、3位がツカダ・グローバルHDとなります。

勤続年数が長いということは定着率が高いということになります。一概には言えませんが、定着率が高い会社は良い会社である可能性が高いです。

また従業員数が多い会社は多様な人と関わり合うことができるというメリットがあります。しかし多いと自分の意見が通りにくい場合もあるというデメリットもあるため、自分にとってどの環境が合っているのか考えてみましょう。

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まとめ

本記事ではブライダル業界について、業界の仕組みや動向、職種などについて紹介してきました。

ブライダル業界は市況やトレンドなどに大きく影響を受けながらも、時代のニーズに合わせて変わり続けてきました。

ブライダル業界を志望している人は、変化をいち早くキャッチアップしながら業界理解を深めていく必要があるでしょう。

さらに業界研究の深掘りをしたい人は、下記をご確認ください。

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