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企業に刺さる「計画性」の自己PRの作り方とコツ、先輩のES内容も紹介

この記事のまとめ

●企業が求める[計画性]は、『目標から逆算して行動計画を立て、予期せぬトラブルにも柔軟に対応しながら軌道修正できる力』である。

●自己PRで[計画性]をアピールする際は、「決めた計画に固執しすぎて、融通が利かない頑固な人だ」と誤解されないよう、注意が必要。

●[計画性]をアピールする自己PRを作成する際は、[結論→エピソード→成果・学び→入社後]の構成に沿って、「なぜその計画を立て、どう工夫したか」という主体的なプロセスを具体的に示すことが重要。

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目次
  • 「自己PRで計画性をアピールしたいけれど、企業が求めるレベルが分からない」
  • 「ただスケジュール管理ができるというだけでは不十分?」

このような不安や疑問を抱える就活生もいるのではないでしょうか。

就活において、企業が求める[計画性]とは、単に物事を予定通りに進める力ではなく『目標から逆算して行動計画を立て、予期せぬトラブルにも柔軟に対応しながら軌道修正できる力』を指します。

実際、多くの学生がアピールしがちな[予定通りに進める力]と、企業が本当に評価する[予期せぬ事態にも対応し、軌道修正できる力]との間には、大きなギャップがあります。

本記事では、学生がアピールしがちな計画性と、企業が本当に評価する計画性のギャップを埋めつつ、自己PRで計画性をアピールするための具体的な方法や注意点、効果的な例文を紹介しています。

自己PRで[計画性]を強みとしてアピールしたいと考えている人は、是非参考にしてください。

まず知っておこう!「計画性」をアピールする際の3つの基本

まず知っておこう!「計画性」をアピールする際の3つの基本

自己PRで[計画性]を強みとしてアピールする際、ただ「予定通りに物事を進めました」と伝えるだけでは、面接官の心には響きません。

なぜなら、面接官が本当に知りたいのは、その[結果]よりも、「あなたがどのように目標に向けて計画を立て、どう行動したか」という[プロセス(過程)]だからです。

ここでは、あなたの[計画性]という強みを、説得力を持ってアピールするための3つの基本ポイントを紹介します。

「計画性」をアピールする際の3つの基本

「計画性」を別の言葉に変換する

「私の強みは計画性です」と自己PRで伝えるだけでは、やや抽象的で、面接官にあなたの本当の魅力が十分に伝わらない可能性があります。

だからこそ、その[計画性]という言葉を、あなたの行動や経験に基づいた、より具体的な[スキル]や[力]に言い換えることがポイントです。

「計画性」の具体的な言い換え例
  • ゴールから逆算してスケジュールを組める
  • 限られた時間で効率的に物事を進められる
  • タスクの優先順位を見極めて管理できる
  • 自己管理・時間管理が得意である
  • 想定外の事態にも柔軟に対応できる
  • チーム全体の進行を見渡して調整できる

このように[計画性]という抽象的な言葉を、面接官が「仕事でどう役立つか」を具体的にイメージできる言葉に置き換えることができると、あなたの強みがより魅力的になるでしょう。

結果だけでなく「プロセス」も伝える

計画性をアピールする際に、「〇〇のプロジェクトを成功させました」と結果だけを語ってしまう人は少なくありません。しかし、それだけでは、なぜその成果が[計画性]の証明になるのか、面接官には十分に伝わらない可能性があります。

大切なのは、[どのように計画を立てたのか][何を意識してスケジュールを組んだのか][想定外の出来事が起きた際に、どう軌道修正したのか]といった、思考のプロセスです。

こうした1つひとつの工夫や判断の積み重ねこそが、あなたの計画性を裏付ける重要な要素になります。

自分視点だけでなく「周囲との連携」も伝える

計画性は個人のスキルとして語られることが多いですが、仕事はチームで進める場面が多いため、[周囲とどう連携したか]を盛り込むと、より好印象を与えることができます。

例えば、ゼミやサークル活動、アルバイトのチーム活動において、メンバーの進捗状況を考慮しながらスケジュールを調整した経験などがあれば積極的にアピールしましょう。

チーム全体を見渡し、周囲に配慮しながら行動できる姿勢は、企業にとっても非常に魅力的なポイントです。

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自己PRで「計画性」をアピールする方法

[計画性]という強みを自己PRで効果的に伝え、面接官に「この学生は活躍してくれそうだ!」と思わせるには、話の構成が非常に重要です。

ここでは、あなたの[計画性]が、具体的かつ論理的に伝わる、鉄板の構成テンプレートをご紹介します。自己PRを書く際は、以下の構成に沿って書くようにしましょう。

フレームワーク
  1. 【結論】自分の長所を端的に述べる
  2. 【エピソード】強みを裏付ける具体的なエピソードを交える
  3. 【結果・学んだこと】何を学んだのかを具体的に伝える
  4. 【入社後どう活躍できるか】どのように貢献できるかをアピールする

各ステップの例文

▼結論
私の強みは、目標達成に対する「粘り強さ」と「計画性」で、その強みが最も発揮されたのは大学受験です。

▼エピソード
私は高校入学時から、慶應義塾大学への合格を目標に掲げ、3年間勉強に打ち込んできました。まずはゴールから逆算し、3年間の学習計画を立てて、それに沿って日々の勉強に取り組みました。

しかし、当初は思うように成果が出ず、努力が結果に結びつかない焦りや、計画の甘さに直面し、心が折れそうになったこともありました。そこで私は、当初立てた計画をただこなすだけではなく、模試の結果を徹底的に分析して、苦手分野の克服に時間を重点的に配分するなど、常に計画の最適化を図りました。

▼結果・学んだこと
緻密な計画と粘り強い努力を重ねたことで、本番では冷静に実力を発揮し、第一志望校に合格するという目標を達成できました。

▼入社後どう活躍できるか
貴社に入社後は、計画的に業務へ取り組むことで業務の効率を高め、困難な状況でも粘り強く取り組む姿勢を大切にしたいと考えています。

ここまで、自己PRで[計画性]を効果的にアピールするための具体的な4ステップと例文をご紹介しました。

フレームワークに沿って構成を練ることはできても、いざ文章として書き始めると「文字数制限に収まらない」「表現が固すぎる」といった新たな壁にぶつかるかもしれません。

「フレームワークは理解したけれど、具体的な書き方をもっと知りたい」「他の強みの例文も見てみたい」という就活生は、以下の関連記事も是非参考にしてください。自己PRの完成度をさらに高めるためのヒントが得られるでしょう。

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【経験別】自己PR「計画性」の例文7選

ここでは自己PRとして計画性をアピールしている例文を7つのカテゴリーごとに紹介していきます。自己PRを考える際に参考にしてみてください。

自己PRで「計画性」をアピールする例文

例文①部活

私の強みは、目標から逆算してスケジュールを立て、着実に成果へとつなげる計画性です。
 
高校時代にはサッカー部の副キャプテンとして、県大会出場を目指し、練習メニューの計画を担当していました。大会から逆算して月ごとのテーマを設定し、特に課題だった守備力やスタミナ強化に重点を置いて取り組みました。また、メンバーのコンディションに応じて練習内容を柔軟に調整し、進捗の管理もおこないました。
 
その結果、チームは前年より2回戦多く勝ち進み、創部初の県大会出場を果たしました
 
この経験で培った逆算思考とスケジューリング力を活かし、入社後は業務の進行管理やプロジェクトの工程設計において、無理や無駄のない計画を立て、納期の遵守や成果の最大化に貢献していきたいと考えています。

例文②ゼミ

私の強みは、タスクの優先順位を明確にし、全体の流れを意識して動ける計画性です。
 
大学のゼミでは、3か月後の学会発表に向けて、グループで研究テーマに取り組みました。私はスケジュール管理を担当し、全体の進行を逆算して「資料集め・分析・スライド作成・練習」の4段階に分けて計画を立てました。また、作業の遅延を防ぐため、SlackやToDoアプリを活用し、進捗共有を徹底しました。
 
その結果、準備を余裕を持って終えることができ、学会では「完成度が高く、まとまりがある」と評価されました。
 
入社後もこの経験を活かし、プロジェクトや業務の進行において、目的から逆算したスケジュール設計とタスク管理を徹底することで、チーム全体の生産性向上と成果の最大化に貢献したいと考えています。

例文③アルバイト

私の強みは、忙しい場面でも冷静に優先順位を見極め、効率よく動ける計画性です。
 
ファミリーレストランでのホールスタッフのアルバイトでは、ランチタイムの混雑に備えて業務を細分化し、接客・案内・レジを時間ごとに振り分けたタスク表を作成しました。さらに、急な予約対応にも備えてバックアップ体制を整えたことで、ピーク時でもスムーズな接客が可能になりました。
 
その結果、回転率が向上し、月間売上は前年比で10%アップしました。
 
入社後もこの経験を活かし、業務の優先順位を的確に判断しながら、状況に応じた柔軟な対応と計画的な進行によって、チーム全体の業務効率向上に貢献したいと考えています。

例文④学業

私の強みは、自分で立てたスケジュールを着実に実行する自己管理能力です。
 
大学では、資格取得を目指して宅建試験に挑戦しました。半年間で合格ラインに到達するために、教科ごとの進捗管理表を作成し、毎週の学習目標を立てて取り組みました。模試の結果が振るわなかった際には、原因を分析し、復習に重点を置くなど柔軟に学習計画を調整しました。
 
その結果、1回目の受験で無事合格することができました。
 
この経験で培った計画力と自己管理力を活かし、入社後もスケジュールを主体的に設計・実行しながら、着実に成果を上げていきたいと考えています。

例文⑤趣味

私の強みは、限られた時間の中で目標を達成するためのスケジューリング力です。
 
趣味でピアノを続けており、毎年開催される発表会に向けて半年かけて練習しています。演奏する曲が難易度の高いクラシックだったため、最初に6か月の練習計画を立て、「導入⇒通し練習⇒仕上げ」と3段階に分けて取り組みました。また、練習の進捗を録音で振り返り、必要に応じて練習方法を見直すなど、柔軟な対応を心がけました。
 
その結果、本番ではノーミスで演奏を終えることができました。
 
この経験を通じて培った[目標に向けた計画力と柔軟な実行力]を活かし、入社後も限られた納期やリソースの中で安定した成果を出せるよう努めていきたいと考えています。

例文⑥受験

私の強みは、限られた時間の中で目標を達成するためのスケジューリング力です。
 
趣味でピアノを続けており、毎年開催される発表会に向けて半年かけて練習しています。演奏する曲が難易度の高いクラシックだったため、最初に6か月の練習計画を立て、「導入⇒通し練習⇒仕上げ」と3段階に分けて取り組みました。また、練習の進捗を録音で振り返り、必要に応じて練習方法を見直すなど、柔軟な対応を心がけました。
 
その結果、本番ではノーミスで演奏を終えることができました。
 
この経験を通じて培った[目標に向けた計画力と柔軟な実行力]を活かし、入社後も限られた納期やリソースの中で安定した成果を出せるよう努めていきたいと考えています。

例文⑦留学

私の強みは、長期的な目標に対して地道に取り組むための綿密なスケジューリング力です。
 
大学2年時にアメリカに1年間語学留学した際、「TOEFLのスコアを30点上げる」という目標を掲げました。学業・課外活動・語学学習のバランスを取りながら、週ごとに到達すべき単語数や演習量を具体的に設定し、Googleカレンダーで進捗を管理していました。生活リズムが乱れそうになった時期もありましたが、スケジュールの見直しや、友人との学習会などでモチベーションを維持しました。
 
その結果、TOEFLのスコアは32点アップし、目標を達成することができました。
 
入社後も、目標に向けて段階的に行動し、状況に応じて柔軟に計画を調整する力を活かして、着実に成果を出せる人材として貢献していきます。

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内定者はどう書いた?「計画性」をアピールしたES例

ここでは、実際に内定を勝ち取った先輩たちが、どのように「計画性」を説得力のある自己PRに仕上げたのか、具体的な例文を紹介していきますので、是非参考にしてください。

<日本ハム(26卒)>
Q. あなたが新しいことに挑戦する際、どのようにアプローチしますか(300文字)
 
A. まず達成目標を具体的に定め私の強みである計画性を発揮し、実現に向けた計画を練る。計画を立てることで時間を有効活用でき、新たな挑戦が可能となることで更なる付加価値を創出する余裕が生まれるからだ。その後、積極的に必要な知識や情報を幅広く収集し、実行可能な小さなトライを心掛ける。そして失敗を恐れずに小さなトライを重ね、課題や学びに対して柔軟に対応する。中高時代の部活動で監督からの助言を受け、課題改善への近道になった経験から計画と現状のギャップを確認し、他者からの助言を素直に受け止め、正しい改善や努力を続けることを大切にしたい。特に困難な状況でも粘り強く取り組むことが成功のカギを握ると考える。
 
引用:Unistyle/エントリーシート(営業部)(総合職)

<三菱鉛筆(26卒)>
Q. 幼少期から小学校以降の自分史と今の自分への影響についてお書きください。(500文字以内)
 
A. 小学生の頃から好奇心が旺盛で、色々な習い事をさせてもらい、多くのコンクールや大会出場、ピアノ伴奏などの経験につながりました。また休み時間には校庭に走り出していく活発な性格でもありました。中学生の頃は、小学生に培った好奇心や活発さ明るさを強みに人を引っ張る立場に挑戦しました。生徒会役員や応援団、学級委員長などに挑戦し、リーダーシップのやりがいや難しさを学びました。また同時に人間関係や目標とのギャップから、忍耐力や継続力の大切さを強く学びました。高校生では、陸上部のリーダーとして活動しながら学業との両立を目指してマルチタスクのための自己管理能力を高めました。大学では、これまで培った計画性やリーダーシップを活かし、よさこいチームの統括を行い、より相手の気持ちを考えながら目標に向かって進む力を身に付けました。
 
これまでの経験から、好奇心をもって色々なことに挑戦する強さや、人を巻き込んで目標に向かって努力をすることに魅力を感じる価値観が身についたと考えます。
 
引用:Unistyle/エントリーシート(総合職)

<味の素(25卒)>
Q. その状況を乗り越えるために、あなた自身が取り組んだことや、あなたならではの工夫を教えてください。(500文字以下)
 
A. この挑戦には準備期間が2ヶ月しかなく、大学の期末課題の提出時期が重なっているという課題があった。そこで、短い時間を効率的に使うために2つの施策を考え実行した。(1)研究では全国の発電所のデータ収集,先行研究の調査,プログラムの実行・分析,予稿執筆の計画を発表までの2ヶ月間の長期計画と数日毎の短期計画に分けて組み立てた。データ収集や先行研究の調査に遅れが出ている際は短期計画を変更し,シミュレーションの再計算を行う際には再計算に4日ほどかかるため,長期計画ごと変更を行った。シミュレーション結果は実行が完了してから一括で出力されるのではなく,途中経過を部分的に出力できるようになっていたため,実行中に分析を同時進行で行う事で対応した。さらに,週3回の頻度で教授に打合せをお願いし,疑問の解消や進捗確認を行った。(2)移動時間やシミュレーション実行の待ち時間など、隙間時間を活用して大学の課題に取り組んだ。最終的に、期末課題と研究を両立し同学年で1番に学会発表を経験できた。この経験を通じて、困難にも困難な状況でも諦めずに最後まで取り組む強い意志と課題解決に向けた的確な計画性を養うことができた。
 
引用:Unistyle/エントリーシート(デジタル情報システム)

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自己PRで「計画性」をアピールする際の注意点

自己PRで「計画性」をアピールする際の注意点

自己PRで[計画性]をアピールする際の注意点を紹介していきます。

せっかくの長所もアピールの仕方によって面接官に与える印象は大きく異なってしまうため、正しいアピールの仕方を理解しておきましょう。

[計画性]は多くの企業で求められる強みですが、伝え方次第では「融通が利かないのでは?」「当たり前のことを言っているだけでは?」といった、かえってネガティブな印象を与えてしまう恐れがあります。

ここでは、面接官にあなたの計画性を魅力的に伝えるための注意点を解説します。

自己PRで「計画性」をアピールする際の注意点

柔軟性がないと捉えられないように注意する

計画性を強調しすぎると、[融通が利かない][計画通りにしか動けない人]という印象を与えてしまうことがあります。企業が求めているのは、『計画を立てて着実に進める力に加えて、予期せぬトラブルや変更に柔軟に対応できる力』です。

そのため、自己PRでは[途中で計画を見直した経験]や[チームメンバーの状況に応じて調整した工夫]などを添えると、計画性と柔軟性の両方を兼ね備えた人物として好印象を与えられるでしょう。

スケジュールを守るだけで終わらせない

「スケジュール通りに行動しました」だけでは、計画性のアピールとしては弱く、面接官に魅力が十分に伝わりにくいことがあります。

自己PRでは[なぜそのような計画を立てたのか][どんな課題を解決しようとしたのか]といった背景や目的意識をあわせて伝えることが大切です。

そうすることで、単なる時間管理ではなく、“目的達成のための戦略的な行動”として、あなたの計画性がより高く評価されるでしょう。

エピソードに「成果・結果」を必ず入れる

計画性をアピールする上で重要なのは、[その計画によってどのような成果が得られたか]を明確に伝えることです。

例えば、「計画通りに準備を進め、発表会で表彰された」「進捗管理を徹底した結果、全員が期限内に目標を達成できた」といった成果があると、計画性の説得力が一気に高まります。

成果が大きなものでなくても、『目標にどう貢献できたか』『周囲にどんな良い影響を与えたか』などを具体的に示すことが大切です。

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自己PRの「計画性」に関するよくある質問

自己PRで[計画性]を伝える際、多くの就活生が悩むポイントがあります。ここでは、よくある質問5つに対して具体的にお答えします。

自己PRの「計画性」に関するよくある質問

Q1. どんなエピソードなら「計画性」のアピールになる?

計画性をアピールするには、[目標に向かって段階的に取り組んだ経験]を語るのが効果的です。

例えば、学園祭の成功に向けて数ヶ月前から準備を進めた経験や、第一志望校の合格に向けて逆算しながら学習計画を立てた経験などが挙げられます。

また、スケジュール管理だけでなく、[チーム内でのタスク分担]や[予期せぬトラブルへの対応]といった要素も盛り込むことで、あなたの計画性がビジネスの現場でも通用する、信頼性の高い能力であることをアピールできます。

Q2. 計画倒れになった経験は使わない方がいい?

いいえ、使っても全く問題ありません。

計画倒れになった経験でも、「そこからどう立て直し、何を学んだか」が明確であれば、むしろ絶好のアピールチャンスになります。

なぜなら、計画がうまくいかなかった経験をどうリカバリーしたかを伝えることで、計画性があることだけでなく、[柔軟性]や[問題解決能力]といった、企業がより高く評価する強みを、同時にアピールすることが可能になるからです。

Q3. 計画性は具体的にどうアピールすると説得力が出る?

説得力を出したいときは、「計画通りに進めました」という[結果]だけを話すのではなく、「どのように計画を立て、実行したか」という[プロセス]を具体的に語るようにしてください。

面接官は、その[プロセス]の中に、あなたの[計画性の質]を見ています。例えば、以下のような、あなた独自の工夫をエピソードに盛り込むと良いでしょう。

  • 目標から逆算して、行動計画を立てたこと
  • チーム内で、進捗管理の方法を工夫したこと
  • 予期せぬトラブルも想定し、あらかじめ余裕(バッファ)を持たせていたこと

このように、「なぜその計画を立て、どう工夫したのか」という思考プロセスまでを伝えることができると、あなたの[計画性]は、単なるスケジュール管理ではなく、[主体的な目標達成能力]として、説得力を持つでしょう。

Q4. 計画性だけだと地味な印象になる?

[サークル立ち上げ]や[留学]といった派手な経験と比べ、「コツコツ計画を立てた」という自分の経験が、なんだか[地味]に感じて不安になることもあるかもしれません。

しかし、全くそんなことはありません!

企業が自己PRで知りたいのは、結果の[派手さ]ではなく、「目標達成のために、どう考え、どう行動したか」という具体的な[プロセス]です。

むしろ、[計画性]は、あなたの[論理的思考力]や[課題を先読みする力]をアピールできる、面接官が最も評価しやすい強みの1つです。

Q5. 計画性を求めていない企業・職種もある?

基本的にどの職種でも一定の計画性は求められますが、[柔軟さ]や[瞬発力]をより重視する業界・職種(クリエイティブ系やベンチャー企業、接客業の一部など)では、計画性だけを強調するとミスマッチに感じられることもあります。

その場合は、[計画性を土台にしつつ、状況に応じて柔軟に対応した経験]を軸に伝えることで、どの業界でも通用する自己PRになります。

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まとめ

本記事では企業が求めている計画性や自己PRで計画性をアピールする方法・注意点を紹介してきました。

本文中でもお伝えしていますが、計画性をアピールする際は自身の計画性によって得られた成果を具体的に伝えるようにしましょう。そうすることであなたの魅力をより伝えることができるはずです。

実際に自己PRを作成する際は、今回文中で紹介した例文も参考にしてみてください。

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