「自己PRで計画性をアピールするには?」「計画性をアピールする上で気をつけた方がいいことはある?」そんな不安や疑問がある人に向けて、本記事では自己PRで計画性をアピールする際の方法や注意点、例文を紹介しています。
自己PRで計画性をアピールしようと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
自己PRで企業が求めている”計画性”
“計画性”とひと言で言っても色んな意味があります。
例えば「限られた時間で合理的に仕事を進められる」「自己管理ができる」「リスク管理をきちんと行える」などが挙げられます。
企業によってどのような計画性を求めているかは異なるため、企業のHPで事業内容や経営理念をチェックし、志望企業が求めている素養は何か調べるようにしましょう。
自己PRで”計画性”をアピールする方法
自己PRを書く際は上記のフレームワークに沿って書くようにしましょう。

(1)結論
自己PRを書く際は最初に「私は計画性があります」といったように自分の長所を端的に述べます。
理由としては、最初に結論を述べ面接官に今から何の話をするのか伝えることで、聞き手側も話が入りやすくなるためです。
ここでのポイントは、ただ「私の長所は計画性です」と伝えるのではなく「私は目標達成に向けて緻密に計画を立てることができます」など、どのような計画性があるのか具体的に伝えられると良いでしょう。
(2)エピソード
長所を伝えたら、実際にその長所があることを証明できるエピソードを交えます。
理由としては、企業は、課題・目標やそれに対する行動を通してその人の人柄や価値観を判断しているためです。
以下で「計画性がある」という長所を選んだ場合の例を紹介します。
(3)結果・学んだこと
エピソードの次は、自分がとった行動によってどのような結果になったか、この経験を通して何を学んだのかについても書きます。
(4)入社後どう活躍できるか
企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれる人材を求めています。つまり、面接官にこの学生は「自社で活躍する素養がある」と思わせることが大事です。
より詳しい自己PRの書き方について知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。
自己PRで“計画性”をアピールする際の注意点
自己PRで”計画性”をアピールする際の注意点を紹介していきます。
せっかくの長所もアピールの仕方によって面接官に与える印象は大きく異なってしまうため、正しいアピールの仕方を理解しておきましょう。
短所として受け取られないようアピールする
“計画性”もアピール次第で、短所に繋がってしまうことがあります。
例えば「融通がききにくく、柔軟性にかける人」「慎重すぎて瞬発性にかける人」といった印象を持たれてしまう可能性があります。
マイナスな印象を持たれないようにするためにも、計画を立てながらも周りの意見を巻き込んで柔軟に対応したエピソードを選ぶようにすることをおすすめします。
計画性を具体的に伝える
計画性という言葉は抽象的であるため、自己PRで「私は計画性がある人間です」とだけ伝えても、面接官にあなたの人間性は伝わりません。
あなたの魅力を最大限アピールするためには、自身の計画性によって得られた成果を具体的に伝えていく必要があります。
具体的に伝えるためには、数値を使うことと、計画性の言い方を変えることが有効的です。
まず、数値を用いることで、具体的なスケジュール感や成果をイメージすることができます。「計画を練る際のこだわり」や「計画を遂行するための工夫点」なども意識して作成してみましょう。
また、言い換えについては「目標達成のために、ゴールから逆算した計画を立てることを意識している」などといったように具体的な言葉で伝えるようにしてみてください。
このように数値と言い換えをするだけで“計画を立て実行する力”を際立たせることができるでしょう。
以下で言い換えの例を紹介していますので、”計画性”の言い換えが思いつかないという人は参考にしてみてください。
- リスク管理ができる
- 目標に向けスケジュールを立て行動することができる
- 限られた時間で成果を出すことができる
- 自己管理、時間管理が得意
- 物事の優先順位を決めて効率的に行動できる
- ゴールから逆算して、目標を立てることができる
- スケジュール管理能力がある
- 物事に対して順序立てて取り組むことができる
自己PRで“計画性”をアピールした例文
ここでは自己PRとして計画性をアピールしている例文を7つのカテゴリーごとに紹介していきます。自己PRを考える際に参考にしてみてください。

●結論⇨ 緑 ●エピソード⇨ 青 ●結果・学んだこと⇨ ピンク ●入社後⇨ オレンジ
ゼミ編
■例文1
→【3つの計画も立てながら行動】と記載されていますが、どんな計画を立てて行動したのかが書けると良いでしょう。
また半年間の中で【1ヶ月目に〇〇を行い、2ヶ月目に〇〇を行いました】とさらに細かく記載できると、より分かりやすくなります。
アルバイト編
■例文1
→目標達成を目指すために入社後、どう強みを活かすかが記載されており分かりやすい文章となっています。
しかし優先順位をつけて行動した内容が少ないのため、具体的に行った行動の数を増やすかより具体的な内容を記載できると良いでしょう。
学業編
■例文1
→【無理のないペース】とは負荷をかけたくないからか、他の教科との両立を図ってのことなのかが分からないため、面接官によってはネガティブなイメージを与える可能性があります。
そのため、【無理のないペース】がどんなペースかを記載できると良いでしょう。また逆算思考を入社後にどう活かしていくかも記載できると良いでしょう。
■例文2
→テスト勉強で行った2点目について、【聞いた内容】や【どのように行動したのか】まで詳細に記載できると【計画性】がより引き立ちます。
趣味編
■例文1
→入社後について書かれていないので、【計画を立てて行動ができる】強みをどのように活かしたいかを記載できると良いでしょう。
資格取得・受験編
■例文1
→試験までの半年間で行った行動が記載されており、計画性がイメージできる文章です。なぜ独学で学ぼうと思ったのかといった思いも記載できるとより良いでしょう。
■例文2
→【効率的に勉強に育むことができた】ことに関して、効率的とはどんなことかを記載できると良いでしょう。
それにより【優先順位を記載し、可視化した】行為の効果を具体的に伝えることができます。
■例文3
→例えば【半年後にはTOEIC500点を取り、8ヶ月後には~】のように具体的なスケジュールと点数を上げるために行った行為が記載できると、より目標に対しての計画性がイメージできます。
まとめ
本記事では企業が求めている計画性や自己PRで計画性をアピールする方法・注意点を紹介してきました。
本文中でもお伝えしていますが、計画性をアピールする際は自身の計画性によって得られた成果を具体的に伝えるようにしましょう。
そうすることであなたの魅力をより伝えることができるはずです。
実際に自己PRを作成する際は、今回紹介した例文も参考にしてみてください。
●自己PRで企業が求めている”計画性”
(1)限られた時間で合理的に仕事を進められる
(2)自己管理ができる
(3)リスク管理をきちんと行える
●自己PRで“計画性”をアピールする際の注意点
注意点(1):短所として受け取られないようアピールする
注意点(2):計画性を具体的に伝える
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