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インターンの感想文で高評価を獲得しよう!書き方や例文を紹介

✔ 本記事のまとめ
●インターンの感想を求める意図は『インターンの趣旨が学生に伝わっているかを確認するため』『学習意欲があるかを見極めるため』

●インターンの感想文は『(1)インターンで感じたことを書き出す』『(2)書き出した内容をグループ分けする』と簡単に作成することができる。

●インターンの感想文では学びや感じたことを具体的に書けると高評価を得られる。

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目次

インターンシップの参加後に感想文の提出を求められた際、「どうして感想文を提出しないといけないの?」「どうやって書けばいいの?」という疑問を持っている就活生に向けて、感想文を書く前にすべきことや書き方、ポイントなどについて紹介しています。

また、ありがちな例文とその例文の修正点も解説していますので感想文を書く際に是非参考にしてみてください。

企業がインターンの感想を求める意図

企業がインターンの感想を求める意図

まずは企業がインターンの感想を求める意図を3つ紹介します。

インターンの趣旨が学生に伝わっているか確認するため

参加者に感想文を提出してもらいその内容を確認することで、企業は参加者である学生たちがインターンの趣旨を理解してくれているかどうかを知ることができます。

インターンに対する学生たちの理解度が高ければそのインターンは成功であるといえますが、もし趣旨が伝わっていなければ企業はインターンの内容を改善しなければなりません。

企業にとっては学生たちから直接参加した感想が聞ける貴重な機会なのです。

学習意欲があるかを見極めるため

同じインターンに参加しても学生の吸収力には個人差があるため、その差を感想文を通じて見極めようとしています。

多くの人が参加するインターンでは、グループとしての成果を判断することはできますが、個人の能力までを正確に判断することは難しいです。

そのため、企業は学生に感想文を提出してもらうことで個人の能力を判断しようとしているといえます。

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インターンの感想を書く前にすべきこと

インターンの感想を書く前にすべきこと

ここではインターンの感想を書く前にすべきことを2つ紹介します。

事前に以下で紹介する2点をおこなうことで、感想文が書きやすくなるため、押さえておきましょう。

(1)インターンで感じたことを書き出す

まずはインターンに参加して感じたことを箇条書きでもなんでも構いませんので、書き出します。良い感想を作成するためにも、些細なことでも書くようにしましょう。

  例  ・実際の仕事のスピード感を体験することができた
・積極的に意見交換をおこなうことの重要性を感じた
・インターンを通じて自分の強みと弱みを再認識することができた
・タスクの優先順位付けや時間管理が難しかった
・実際に働くことで、業界や職種に対する興味がさらに深まった
・プレゼンテーションスキルが足りていないと思った
・新しいツールを使った

(2)書き出した内容をグループ分けする

感想を書き出したら、その内容をグループ分けします。

グループ分けをすることで、同じことを繰り返し書いてしまったり、伝えたかった内容を漏らしてしまったりする可能性を減らすことができます。

  グループ分け例  感想
・実際の仕事のスピード感を体験することができた
・積極的に意見交換をおこなうことの重要性を感じた
・インターンを通じて自分の強みと弱みを再認識することができた
・実際に働くことで、業界や職種に対する興味がさらに深まった

内容
・新しいツールを使った

課題
・タスクの優先順位付けや時間管理が難しかった
・プレゼンテーションスキルが足りていないと思った

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評価される!インターンの感想文の書き方

評価される!インターンの感想文の書き方

ここでは、インターンの感想文の書き方を紹介します。感想文をまだ書いたことがないという人は、以下の流れに沿って書いてみましょう。

誰でも書ける5ステップ!インターンシップの感想文の書き方

(1)インターンのお礼

感想文の冒頭では簡潔にお礼と参加した理由を書きます。参加理由を書くときに注意することは、選考の時に提出したESや面接で言ったことと大きな矛盾がないようにすることです。

  例  この度は『新規事業に挑むインターンシップ3DAYS(インターンのタイトル)』に参加させていただきありがとうございました。

新規事業を立ち上げる経験をしたことがなかった私にとって、すべてが新しい経験の連続でとても充実した三日間でした。

(2)学んだことや感じたこと

インターンのプログラムの中で何を学んだかを具体的に述べましょう。

グループで苦戦した課題やその解決までのプロセスといった具体的なエピソードを交えながら述べるとより伝わりやすくなります。

具体的に書くことは意識しつつも長くならないように気を付けましょう。

感じたことについて書く際は、自分に足りなかったことや改善点を述べるのがポイントです。

(3)今後どのように活かしていくか

インターンを通して得た経験や知識を今後どのように活用していくかを述べます。

ここでは吸収力や学習能力を判断されるため、具体的に『どういった場面で』『どのように活用し』『どんな結果を求めるのか』まで書けると良い印象を与えられるでしょう。

(4)その他印象に残ったこと(あればでOK)

インターンでは学生参加者以外にも、社員の人たちと関わる機会も多くあります。

そのため、『誰から』『どのようなアドバイスやフィードバックをもらい』『どう役立ったのか・どのように印象に残ったのか』を述べましょう。

社員の名前まで覚えているとさらに好印象を与えることができるため、アドバイスの内容や社員の名前などを忘れないためにもその場でメモを取ることをオススメします。

(5)あらためてのお礼

感想文の文字数に余裕があれば最後の締めとして再度お礼を述べましょう。序論と全く同じ文にならないよう工夫する必要があります。

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インターンの感想例文

インターンの感想例文

ここでは、実際の感想文をもとに良い点・悪い点を紹介していきます。

修正前の感想文には上述した5ステップがわかりやすいように(1)~(5)の番号を振っていますので、感想文の流れを掴んでいきましょう。

(1)インターンのお礼
先日は貴社のインターンに参加させていただきありがとうございました。営業業務を体験してみたいと思いインターンに参加しました。 店舗を想定して社員の方をお客様として営業をするという設定で行われた営業体験の中で、私は自分自身を売り込むのが営業であると学びました。

(2)学んだことや感じたこと
「営業とは商品を売り込むのではなく自分自身を売り込むものです。」というフィードバックを頂いたことで、私の営業に対する意識が変わりとても参考になりました。

(3)今後どのように活かしていくか
また、お客様と信頼関係を築くことが重要であることにも気が付きました。

(4)その他印象に残ったこと(あればでOK)
このような今回の営業体験から、私は営業とは商材の魅力を伝えることよりもお客様と信頼関係を築き自分自身を売り込むことの方が重要であるということを学びました。

多くの学生が例文と似た構成や内容の感想文を提出しているのではないでしょうか?

読みやすい文章で端的に感想が伝わりますね。しかし、具体性や根拠が抜けている部分があります。文章のどこを修正していけばいいのか詳細に解説していきます。

(1)インターンのお礼

序論はこの文章でも問題ありません。しかし簡単な感想を一言付け加えるだけで感想文全体の印象が大きく変わります。

なぜなら、自分がインターンに参加してどのような感想を持ったかが最初に明確にわかるためです。

細かい部分かもしれませんが、細かいからこそ他の学生と差をつけるポイントになりうるのです。

  修正例  先日は貴社のインターンに参加させていただきありがとうございました。営業業務を体験してみたいと思いインターンに参加しました。私が考えていたよりも営業は奥が深く、今回は非常に貴重な機会となりました。

(2)学んだことや感じたこと

具体的にどんなフィードバックをもらったのかについて書けているのはとても良い意識ですね。

ただ、インターンに参加する前と参加した後でどのように変化したのかを具体的に示す必要があります。理由としては、意識の変化を具体的に書くことでなぜ参考になったのかを明確にできるためです。

また、具体的に書くことでインターンの趣旨を理解できていることもアピールできるため、『なぜ』『どのように』の2点は意識してみてください。

  修正例  私が社員の〇〇さんに模擬的に営業をおこなった際に「営業とは商品を売り込むのではなく自分自身を売り込むものです」というフィードバックを頂きとても参考になりました。

私は営業とは商品を魅力的に伝える業務だと考えていましたが、営業をする自分自身が魅力的でなければお客様は自分から商品を買いたいと思わないのだという意識に変わりました。

(3)今後どのように活かしていくか

ここも(2)と同じです。『なぜ』重要であると思ったのかを詳しく書きましょう。

  修正例  どんなに商品が優れていても担当者がきちんと説明してくれなかったり、頼りがいがなかったら商品を買いたいとは思いません。そのため、お客様とのコミュニケーションの中でいかに信頼関係を築けるかが重要であることに気が付きました。

(4)その他印象に残ったこと(あればでOK)

結論を簡潔にまとめている点はわかりやすくて良いです。しかし『(3)今後どのように生かしていくか』の部分が抜けてしまっています。

今後の活かし方まで書くことでインプットするだけでなくアウトプットする能力があることもアピールすることができるでしょう。

  修正例  今回の営業体験から、私は営業とは商材の魅力を伝えることよりもお客様と信頼関係を築き自分自身を売り込むことの方が重要であるということを学びました。

今後私が営業をおこなうときには、お客様に満足度の高いお買い物をしてもらえるよう、お客様に寄り添った丁寧な対応をして信頼関係をしっかりと築きたいと思います。

(5)あらためてのお礼

最後にもう一度お礼を述べておきましょう。そうすることで感想文の最後であることが明確になり、文章全体の締めの一文となります。

ビジネスの場では、インプットすることも非常に重要ですが、インプットした経験を実践していかに自分のものにできるかがさらに重要となります。

  修正例  この度は営業体験という貴重な機会を体験させていただきありがとうございました。

以下では上記修正を加えた感想文を紹介します。

  例文(修正後)  先日は貴社のインターンシップに参加させていただきありがとうございます。実際に営業業務を体験してみたいと思いインターンシップに参加しましたが、私が考えていたよりも営業は奥が深く、今回は非常に貴重な機会となりました。

店舗を想定して社員の方をお客様として営業をするという設定でおこなわれた営業体験の中で、私は自分自身を売り込むのが営業であると学びました。

私が社員の〇〇さんに模擬的に営業をおこなった際に「営業とは商品を売り込むのではなく自分自身を売り込むものです」というフィードバックを頂きとても参考になりました。

私は今まで営業とは商品を魅力的に伝える業務だと考えていましたが、営業をする自分自身が魅力的でなければお客様は自分から商品を買いたいと思わないのだという意識に変わったのです。私自身もどんなに商品が優れていても担当者がきちんと説明してくれなかったり、頼りがいがなかったら商品を買いたいとは思いません。

そのため、お客様とのコミュニケーションの中でいかに信頼関係を築けるかが重要であることに気が付きました。

今回の体験から、営業とは商材の魅力を伝えるよりもお客様と信頼関係を築き自分自身を売り込むことの方が重要であるということを学びました。

今後私が営業を行うときには、お客様に満足度の高いお買い物をしてもらえるように、お客様に寄り添った丁寧な対応をして信頼関係をしっかりと築きたいと思います。

この度は営業体験という貴重な機会を体験させていただきありがとうございました。

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インターンの感想文を作成する際に意識すべきこと

インターンの感想文を作成する際に意識すべきこと

最後にインターンの感想文を作成する際に意識すべきことを4つ紹介します。好印象を与える感想文を作成するためにも以下のポイントは押さえておきましょう。

ただの感想で終わらせない

企業はただ学生の感想を聞きたいがために感想文を課しているわけではありません。そのため「面白かった」「参考になった」のような、感想を伝えているだけの内容では他の学生と差別化を図ることはできないでしょう。

インターンシップを通して具体的にどんなことを学んだのかを伝えます。

  例  Web記事を書くときには難しい言葉を使わない方がいいということが学べて非常に勉強になりました。

感想を述べる時は根拠も加える

感想を述べる時は根拠も一緒に伝えることが重要です。

根拠の考え方は[なぜ面白いと感じたのか][なぜ参考になったのか]というように、『なぜ』を意識して書くと考えやすいでしょう。

  例  〇〇ということを学び、これまで△△という考え方だったのが××という考え方に変わったため、今回のインターンシップはとても勉強になりました。

学びを具体的に書く

インターンシップから『何を学んで』『何を得たのか』を具体的に書くようにしましょう。

学びを具体的に書くことで、企業は学生がインターンシップの趣旨を理解しているのか確認することができ、学生は自分の理解度を伝えることができます。

  例  今回のインターンシップに参加し〇〇のプログラムで学んだ〇〇という考え方から、今まで××という意識が××という意識に変わったため、今後△△という場面で非常に役立つ考え方であると感じました。そのため、今後△△をするときには××という意識をもって取り組もうと思います。

自己アピールメインにならないようにする

感想文はあくまでもインターンで得た学びを伝えるものであるため、自己アピールがメインにならないように気を付けましょう。

本記事でも紹介したように企業がインターンの感想文を求める理由は[インターンの趣旨が学生に伝わっているか確認するため][学習意欲があるかを見極めるため]です。

自己アピールばかりしてしまうと、企業の意図に沿えず評価されにくい感想文になってしまう可能性があるため、学びをメインで伝えるようにしましょう。

インターンのまとめにならないようにする

インターンでおこなったことをただ記載しているだけになってしまっている人もいます。

上述していますが、企業が知りたいことは学生がインターンを通してどのような学びを得たかです。インターン内容は企業も知っている情報であるため、改めて書く必要はありません。

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まとめ

本記事ではインターンの感想文の書き方や書く前にすべきこと、感想例文を紹介してきました。

感想文も評価対象であるため、インターンで学んだことをしっかりとアピールしましょう。その際は本記事で紹介したポイントを意識してみてください。

就職エージェントneoを活用して就活をしよう!

  • 「インターンの感想文って出さないとダメなの?」
  • 「感想文ってどう書けばいいの?」
  • 「評価される感想文ってどんなの?」

このように就活に関する悩みは人それぞれでしょう。

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