「インターンでどんな質問すればいいの…?」と不安を感じている人に向けて、本記事ではインターンで使える質問50例を紹介しています。
また「インターンでは絶対に質問しないといけないの?」と疑問を持っている人に向けて、質問するメリットも紹介しているので、悩んでいる人は参考にしてみてください。
インターンで積極的に質問するメリット
インターンでは積極的に社員さんに質問をしましょう。
なぜ質問をするべきなのか、以下ではインターンで社員さんに質問をするメリットを紹介していきます。
インターンで質問するメリット(1):社員の生の声を聞ける
説明会や企業のHPに載っている情報だけでは、リアルな情報を得ることは難しいですが、インターンで実際に働いている社員さんに話を聞くことでHPなどには載っていない情報を得ることができます。
直接コミュニケーションを取ることで、仕事への疑問や不安をその場で解決できるのもメリットの一つです。
インターネット上で情報を集めるよりも、より企業への理解を深めることができます。
インターンで質問するメリット(2):志望度をアピールできる
インターンで積極的に質問をすることで、志望度の高さをアピールすることができます。
積極的に質問をするということはその企業に対して興味があると評価されます。
インターンでの評価が本選考に影響する場合もあるため、積極的な姿勢を見せるようにしましょう。
インターンで質問するメリット(3):社員との接点を作ることができる
インターン中に企業の人とたくさん話しておくことで社員さんと接点を持つことができます。
実際に働いている社員さんと直接話せるのは貴重な機会であるため、インターンの場をうまく活用し積極的にコミュニケーションを取りましょう。
インターンで質問するメリット(4):自分に合う企業かどうかの判断軸になる
就活では”自分にマッチしている企業を探すこと”が最も大切だと言えます。
つまり、自分の就活軸と企業の情報を照らし合わせ、自分に適性はあるのか、社風や社内環境は自分にとって苦しいものではないかを確認する必要があるということです。
インターンでは、志望企業に対する疑問や不安を直接社員さんに確認することができるため、本選考前に自分の軸に合っているか、受けるべきかどうかを判断することができるでしょう。
インターンで聞くべき質問
「積極的に質問するべきって言われても何を聞けばいいんだろう…」と何を質問すればいいかわからないという人もいると思います。
そんな人に向けてインターンで聞くべき質問を紹介します。
「経営戦略」「仕事内容」「必要な能力、キャリアパス」「社風」「志望度」「自己PR」「面接官個人」のカテゴリーごとに質問を紹介しているので、自分が何に関する情報を得たいのか考え質問を選んでみてください。
経営戦略に関する質問
★5年後、10年後に描いているビジョンを教えてください
★御社が今、不足しているまたは、課題に感じていることはなんですか?
★今後注力していきたい事業を教えてください
仕事内容に関する質問
★どんな顧客を対象に、何人くらいのチームで仕事していますか?
★今の目標を教えてください。またそれを達成するために頑張っていることを教えてください
★仕事をしていて、楽しいと思ったことやつらいと思ったことを教えてください
★だいたいの1日の仕事の流れを教えてください
★仕事で最もやりがいを感じるのはどのような時ですか?
★御社における、クライアントに対する姿勢について教えてください
★今までの中で最も達成感を感じたエピソードを教えてください
必要な能力、キャリアパスに関する質問
★御社で評価されている人はどのような人ですか?
★〇〇という事業に興味があるのですが、配属はどのように決まりますか?
★御社で働く際に最も大切にすべきことを教えてください
★新入社員の間にやっておくべきことはありますか?
★若手社員に求めることや、今後こうなってほしいというイメージがあれば教えてください
★〇〇について学ぼうと思ってるのですが、このスキルは御社の役に立ちますか?
★〇〇という役職にあこがれているのですが、通常何年ぐらいかかりますか?
社風に関する質問
★社内でよく使われている言葉を教えてください
★社員の方はどのような人が多いですか?
★社員の方同士での飲みに行くことはありますか?
★上司の方や先輩方に質問させていただける環境はありますか?
★他部署との交流はありますか?
★御社は〇〇という社風と伺いましたが、どう思われますか?
★御社には部署や事業部によって、組織風土などに違いはありますか?
★社員同士が自発的に教え合うような風土はありますか
★社内では、上司の方をどのように呼んでいますか?
志望度をアピールする質問
★入社までにさらに勉強をしておくことはありますか?
★御社の〇〇という商品に憧れているのですが、その商品に携わることは可能ですか?
★御社の〇〇に強い興味があるのですが、どのような経緯で開発されたのか教えてください
★入社までに〇〇以外で勉強しておくことはありますか?
★社員教育に力を入れているとお聞きしましたが、独自の研修などはありますか?
★若手社員の方が、最初につまずくのはどんな場面が多いですか?
★入社後は責任あるポジションを目指したいと考えています。御社の評価制度・昇進制度について教えてください
自己PRできる質問
★異なる価値観でも受け入れられる性格ですが、配属先の雰囲気を教えてください
★〇〇の資格を持っていますが、御社の仕事で活かすことはできますか?
★大学時代は100人以上の部員がいる部活動で部長として全体を統括していました。御社では若手でもこうした経験が活かせるチャンスはありますか?
★学生時代の留学経験を活かしたいと考えていますが、若手のうちから語学をいかす機会はありますか?
面接官個人に関する質問
★〇〇さんが入社前後に感じたギャップはありますか?
★今の目標と、それを達成するためにどのような取り組みをしているか教えてください
★〇〇さんの働く上でのこだわりを教えてください
★〇〇さんが若手の時にぶつかった壁を教えてください
★これまでで最もやりがいを感じられた瞬間を教えてください
★〇〇さんが御社で最も魅力を感じているところはどこですか
インターンでは避けた方が良い質問例
ここではインターンに参加した際、なるべく聞かない方が良い質問例を紹介します。
質問によっては、聞くことでマイナスなイメージを持たれてしまうリスクがある質問もあるため、予め避けた方が良い質問内容を把握しておきましょう。
インターンでは避けた方が良い質問例(1):条件面に関する質問
条件面の質問というのは給与や待遇、福利厚生などに関する質問のことを指します。
条件に関する質問をすること自体がNGなわけではありませんが、質問内容が条件面ばかりだと「この学生は条件面のことばっかりだな…」「うちの仕事内容というより待遇にしか興味がなさそう…」と悪い印象を持たれてしまいます。
企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれる人材を探しているため、仕事への熱量が少ないと判断されてしまうと選考を通過することは難しくなってしまうでしょう。
条件面に関する質問をするのであれば、志望度をアピールできるような質問も一緒にすることをオススメします。
インターンでは避けた方が良い質問例(2):調べればわかる内容
企業のHPなど、自分で調べればすぐにわかる情報をインターンの場で質問するのは避けた方が良いです。
そのような質問をしてしまうと「この学生はうちの企業について何も調べてきてないのか…?志望度は低そうだな…」と思われてしまう可能性があります。
せっかくインターンに参加しても、マイナスなイメージを持たれてしまったり、インターネットでもわかるような情報しか得られず終わってしまっては非常に勿体ないです。
貴重な機会を有効活用するためにも、インターンでしか聞けない、実際に働いている社員さんだからこそ聞ける質問をするように心がけましょう。
インターンで質問をする際の注意点
質問する際は以下の3点に注意しましょう。
・丁寧な言葉遣いを意識する
・答えにくい質問は避ける
・情報を整理してから質問する
・事前に調べた内容をもとに仮説を立てる
なぜこれらに注意しなければいけないのか、それぞれ詳しく説明していきます。
インターンで質問する際の注意点(1):邪魔にならないタイミングで声をかける
質問をする際は邪魔にならないタイミングを見計らって質問しましょう。
インターン当日スムーズに質問をするためには、事前に質問内容を社員さんにメールしておくという手もあります。
他にも予め質問時間のアポをとっておくのも効果的です。
インターンのプログラムの最後に質問タイムが設けられている場合もありますが、そこで聞ける質問は1つか2つなどと限られています。
色々な質問がしたいという方は個別の質問タイムを取ってもらえるよう事前に頼んでおくとよいでしょう。
インターンで質問する際の注意点(2):丁寧な言葉遣いを意識する
質問をする際は丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
せっかく積極的に質問をしても、質問態度が悪いと逆にマイナスなイメージを持たれてしまう可能性もあります。
そのため質問する前に正しい敬語表現を身に着けておきましょう。
尊敬語:相手に対して敬う気持ちを表す敬語です。主に目上の方が主体になる時に使います。
謙譲語:へりくだった言い方で相手への敬意を表す敬語です。主に自分を下げて相手を立てる時に使います。

インターンで質問する際の注意点(3):答えにくい質問は避ける
社員さんが答えにくい質問は避けるようにしてください。
答えにくい質問とは漠然とした質問や、その社員さんが専門外とする分野についての質問などが挙げられます。
社員さんも何でもわかるわけではありません。直接質問できる機会はとても貴重であるため、その人だからこそ聞ける話を質問してみると良いでしょう。
インターンで質問する際の注意点(4):情報を整理してから質問する
質問したいことが多い場合は、事前に整理してから質問するようにしましょう。
自分の中でしっかりと整っていない状態で質問してしまうと、質問を受ける側の社員さんも何からどう答えれば良いのか困ってしまいます。
そのため、質問をする前に「いくつか質問させていただきたいのですがよろしいでしょうか?」「お聞きしたいことが2点あります」などと、今から複数の質問をすることを伝え、内容の順序を整理した上で質問するようにしてください。
インターンで質問する際の注意点(5):事前に調べた内容をもとに仮説を立てる
インターンで質問する際は、ただ疑問に感じたことをそのまま尋ねるのではなく、企業のHPなどから得られる情報をもとに自分なりの仮説を立てた上で質問することをオススメします。
簡単にいうと「自分の意見を持った上で質問する」ということです。
例えば「〇〇について私はこのように思っています。御社の考えをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。」など、自分の意見を伝えた上で、質問します。
そうすることで、ただ「〇〇についてどう思いますか?」と聞くよりも、「この学生は自分の意見をちゃんと持ってる人だな」と効果的なアピールをすることができるでしょう。
好印象を与える話の聞き方
話を聞く際は、聞く態度にも注意しましょう。
自分はちゃんと聞いているつもりでも、意外と相手にはその姿勢が伝わっていないこともあります。
ちゃんと聞いているとアピールするためにも以下の4点を意識してみてください。
相手の目を見て聞く
話を聞く際は話している人の目を見て聞きます。相手の目を見るということは話を聞いているという意思表示であるためです。
ずっと真顔で聞いていると「つまらないのかな…?」と話している人も不安になってしまうため、少し口角を上げながら話を聞くようにしましょう。
うなずく・あいづちを打つ
話を聞く際は相手の目を見て口角を上げると上述しましたが、それに加えうなずいたり、相槌を打ったりしながら聞きましょう。
うなづくことも話を聞いているというアピールになります。相手が話しやすい空気感を作るよう心がけてください。
相手の発言を遮らない
相手の話を遮ってしまうのはとても失礼な行為です。
遮ってしまうと「人の話を聞くのが苦手な人なのかな?」と思われてしまう可能性があります。
話を遮ってプラスになることはないため避けるようにしてください。
メモを取る
話してくれた内容を全て暗記するのは不可能です。大事な情報を忘れないようにするためにも、メモを取るようにしてください。
メモを取る際は「メモを取ってもよろしいでしょうか」とひと言伝えるようにしましょう。
まとめ
本記事ではインターンで聞くべき質問内容や注意点、積極的に質問する理由について紹介してきました。
インターンで社員さんに質問をする際は、その人だからこそ聞ける質問をするようにしましょう。
せっかくの機会を無駄にしないためにも、事前にしっかりと質問する内容を決めておくようにしてください。
また「就活に出遅れた」「今からでも受けられる企業を知りたい」「とにかく内定がほしい」と感じている就活生は就職エージェントneoを利用してみてください。

●インターンで質問するメリット
質問するメリット(1):社員の生の声を聞ける
質問するメリット(2):志望度をアピールできる
質問するメリット(3):社員との接点を作ることができる
質問するメリット(4):自分に合う企業かどうかの判断軸になる
●インターンで聞くべき質問
質問(1):経営戦略に関する質問
質問(2):仕事内容に関する質問
質問(3):必要な能力、キャリアパスに関する質問
質問(4):社風に関する質問
質問(5):志望度をアピールする質問
質問(6):自己PRできる質問
質問(7):面接官個人に関する質問
●インターンでは避けた方が良い質問例
避けるべき質問例(1):条件面に関する質問
避けるべき質問例(2):調べればわかる内容
●インターンで質問をする際の注意点
質問時の注意点(1):邪魔にならないタイミングで声をかける
質問時の注意点(2):丁寧な言葉遣いを意識する
質問時の注意点(3):答えにくい質問は避ける
質問時の注意点(4):情報を整理してから質問する
質問時の注意点(5):事前に調べた内容をもとに仮説を立てる
●好印象を与える話の聞き方
(1)相手の目を見て聞く
(2)うなずく・あいづちを打つ
(3)相手の発言を遮らない
(4)メモを取る
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