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【業界研究】インテリア業界の動向8選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介

「ニトリ」「良品計画」「イケア」等の有名企業があるインテリア業界は実際に日常生活で触れる機会も多く、商品や仕事内容のイメージがしやすいかと思います。また企業についてはテレビCM等で目にすることも多いことから、認知度も高い業界です。

コロナの影響を受けた業界ではありますが、海外展開や新ブランドの展開等、様々な取り組みがされています。

本記事ではインテリアの動向だけでなく、「インテリア業界ってどんな業態があるの?」「どんな取り組みが行われている?」という人に向けて、インテリアの種類、取り組み、志望動機・自己PRの書き方などについてわかりやすく解説していきます。

またインテリア業界の売上や利益、年収、従業員数、勤続年数をランキングで紹介しています。ビジネス規模や働きやすさ等がわかるので、志望企業が決まっていない人は参考にしてみてください。

目次

インテリア業界の仕組み

インテリア業界は「インテリアメーカー」が企画し発注した商品を「製造企業」が製作し、「インテリアメーカー」に納品します。そして「インテリアメーカー」が「小売店」に商品を販売し、「小売店」から「消費者」に商品が届けられます。

インテリア業界ではインテリア商品を専門的に扱う製造企業や小売店もありますが、ここではインテリアメーカーにフォーカスして説明していきます。

インテリアメーカーは大きく「日系」と「外資系」、もしくは「家具中心のメーカー」と「雑貨中心のメーカー」に分ける事ができます。

日系

日系企業は「ニトリ」「良品計画」等が挙げられ、大手企業の場合は商品企画から製造、流通、販売までをノンストップで行っていることが多いです。

インテリア業界は中小企業も多く存在しており、ある分野に特化させ企業のオリジナリティを売りにしていることが特徴です。例えば、レトロ感が程よく温かみのあるカラーを使った商品を展開する「カンディハウス」や柔らかな座り心地、機能性、デザインの調和を強みにしている「イリア」等が挙げられます。

外資系メーカー

外資系企業は「イケア」等が挙げられ、企業数としては日系企業のほうが多く展開されています。国内メーカーではあまり見ないような海外特有のデザインやカラーを用いた商品や比較的大きめの商品を取り揃えていることが特徴です。

家具中心のメーカー

家具をメインに扱う企業では、「ニトリ」「オカムラ」「カッシーナ・イクスシー」等が挙げられ、ベッドやソファ、椅子等の比較的大きいサイズの商品を扱っています。実店舗ではお客様がイメージしやすいようにリビングやベッドルームなどの生活のシーンを再現し、季節ごとにコーディネートを変えて展示をしている企業も多いです。

雑貨中心のメーカー

雑貨をメインに販売する企業には「良品計画」「ナフコ」「アイリスオーヤマ」等が挙げられ、バス用品や洗濯用品、キッチン用品等の小物関連を扱っています。多くの企業がプライベートブランドを展開しており、各企業の特徴を生かした商品展開を行っています。

インテリア業界の動向

ここでは「インテリア業界の売上推移」「生活スタイルの変化による影」「事業展開」「広がるデジタル化」の観点から動向を紹介していきます。

それぞれ以下のトピックスについて紹介しているので、動向を把握しておきましょう。

■インテリア業界の売上推移

■生活スタイルの変化による影響 
・商品ニーズの変化
・ユニバーサルデザインの浸透

■事業展開
・M&A
・海外展開
・新ブランドの立ち上げ 

■広がるデジタル化
・ECサイトで手軽に買い物ができる
・VRで部屋のシミュレーションが可能に

まず動向を学ぶ前にインテリア業界について数字で見てみましょう。インテリア業界は低価格でコストパフォーマンスが高い商品が売れています。そのため、売上のインパクトに大きな変化がなく、前年からあまり伸び率がプラスにならなかったと考えられます。

▶参照元:業界動向サーチ/2020年-2021年。2021年8月17日作成

インテリア業界の売上推移

一般社団法人日本家具産業振興会の家具小売業時系列データによると、家具・オフィス業界は、1980年代から1990年代にかけて市場規模が2兆円を超えていましたが、2000年頃に1兆円台に下がり、2009年にはリーマンショックが起きたことから更に売上が落ち込みました。

しかし2011年の東日本大震災の後、地震によって壊れた家具を買い換える人が増えたことから市場規模はV字回復しました。その後も売上は堅調な推移を見せ、2020年にはコロナ感染拡大による巣ごもり需要やリモートワークを背景に、家具やインテリアなどの販売が更に好調な推移をみせています。

帝国データバンクの調査によると、2020年の国内における家具・インテリア販売市場(事業者売上高ベース)は前年度比+6.1%の1兆5000億円となりました。

生活スタイルの変化による影響 

近年、長寿社会が進行していることもあり、長く快適に家の中で過ごしたいという需要から内装やインテリアのメンテナンス・リフォームをする人が増えてきています。

また、働き方改革やコロナの影響でリモートワークを行う人が増え、快適さを求めたアイテムが増加しています。ここでは生活スタイルの変化によって変わった商品ニーズやデザインについて紹介します。

商品ニーズの変化

従来は家具といえば「高級感のあるアイテム」を求める人が多くいました。しかし、近年は高級感を求めた家具よりも低価格の商品需要が増加しています。コスパが高く、質の高い商品を展開している「ニトリ」「良品計画」「イケア」等は若者からお年寄りまでどの世代でも手が出しやすいです。

他にもソファーやベッドなどの大きい家具を購入する需要が減少し、家の中で快適に過ごすための小物等のアイテムの購入が増加しています。例えば、在宅勤務をしても体が疲れない椅子や机等です。

ユニバーサルデザインの浸透

ユニバーサルデザインとは、「年齢や能力、状況などにかかわらず、できるだけ多くの人が使いやすいように、製品や建物・環境をデザインする」という考えのことを言います。

障害者や高齢者の安心・安全な生活をサポートする家具の開発が進められ、高齢化社会である日本では階段リフトの設置やお風呂で転ばないようにする支えとなるアイテムなど高齢者への配慮が重要となってきます。今後は更に高齢者や障害者に向けたアイテムが増加してくるでしょう。

事業展開

ここでは、インテリア業界で行われている事業展開について紹介していきます。

M&A

売上を伸ばすための施策の1つとしてM&Aをする企業が出てきました。最近では、同業だけでなく異業界とのM&Aを行う事例が増えています。

例えば2020年4月には、フォーバルがオフィス機器、オフィス家具、文房具用品の販売・保守を行っているえすみの全株式を取得し、完全子会社化しました。2020年11月にはニトリが島忠を買収し、2021年9月には大塚家具がヤマダデンキ等を展開するヤマダホールディングスの傘下に入りました。

今後も異業界とのM&Aを行いながら、収益担保に向けた事業展開をしていく企業が増えていく可能性があります。

海外展開

M&Aだけでなく、海外展開をしながら事業を伸ばしている企業も出てきています。例えばコスパの高い「ニトリ」「良品計画」では海外展開を積極的に行っており、認知度も売上も伸ばしています。

ニトリは、インドネシアやベトナムに生産拠点を置き、今では中国、台湾、東南アジア、アメリカに店舗を展開しています。良品計画は1991年から「MUJI」としてイギリス・ロンドンに海外店舗1号店をオープンし、2019年2月時点では全975店舗のうち53%を海外で展開しています。

日本の企業にはない海外らしさを武器に「イケア」が日本で人気を博しているように、今後も日本らしさが詰まったインテリア商品を武器に海外でも店舗を展開をしながら、売上を伸ばす企業が増えてくるでしょう。

新ブランドの立ち上げ 

事業展開で売上を伸ばすだけでなく、新しいブランドを立ち上げてターゲットの幅を広げる企業も出てきています。

ニトリは2011年に「毎日でも立ち寄れる店」をコンセプトに「デコホーム」というインテリア雑貨を中心に扱う新ブランドを立ち上げました。さらに2019年には「N+」というアパレルブランドも立ち上げています。

インテリア雑貨のフランフラン(FRANCFRANC)は、2019年に家具の新ブランド「モダンワークス(MODERN WORKS)」というデザイン、品質、価格のバランスを重視したブランドを4月にオープンしました。

消費者のニーズや元々展開しているブランドの特徴を活かしながら新ブランドを展開している企業が比較的多いです。今後も新たなブランドを展開しながら様々なニーズに対応したブランドが誕生するでしょう。

広がるデジタル化

IT化が進む中、比較的大きい商品が多いインテリア業界は持ち運び等を考え、デジタル化を進めている企業が増えてきています。以下でどのようなデジタル化が行われているか紹介します。

h4ECサイトで手軽に買い物ができる

手軽さからECサイトを使って商品を購入する人が増えてきています。そのため中には、実店舗での販売はせずにECに特化した「LOWYA」という新しい会社も誕生しています。ネット販売だけにすることで、店舗の人件費等を抑えることができ、コスパと質の高い商品を販売することが可能になります。

他にも実店舗で家具のデザイン等を確認した上で、ECサイトで購入させる仕組みを取っている企業もあります。ニトリでは「手ぶらdeショッピング」というサービスを行っており、ニトリのアプリで商品バーコードをスキャンすると読み取られた商品は買い物リストに追加され、好きな時に注文が可能となります。

今までは自分でカートに商品を入れてレジまで運び、配送してもらうまたは自分で持ち帰るという流れでしたが、バーコードをスキャンするだけなので重い商品を運ぶ手間や配送手続きの手間を省く事ができます。

VRで部屋のシミュレーションが可能に

VRとは特殊な機械を装着することで、仮想空間を体験することができるサービスのことを言います。ゲーム業界等で使われていたVRが今では、インテリア業界でも使われるようになりました。

フランフランの青山店は、家具を自室においた場合のシミュレーションをVRで行うことができるサービスを導入しています。リモコンを操作することで場面が変わり様々な部屋の様子を見ることができます。

VRを使うことで、今までは買ってみないと分からなかった家具のイメージが手軽にできるため、顧客満足度に繋がります。

インテリア業界の志望動機の書き方

インテリア業界の志望動機を書く際は「なぜインテリア業界なのか」「なぜその会社なのか」をしっかりと深堀りしておくことが必要です。

具体的には自分が将来何を成し遂げたいのか、例えば「触れる機会の多いインテリアという商材を使って、日々の暮らしを特別なものにしたい」などといったインテリア業界ならではの理由を述べるようにしましょう。

“なぜその会社なのか”については、他の企業ではなくその企業でなければいけない理由を伝えます。例えばニトリであれば、ECサイトはもちろんのこと「手ぶらdeショッピング」という独自のシステムを展開しながら幅広い層をターゲットにし、他社よりも低コストの商品展開を実現できているという強みがあります。

企業ごとの特徴や強みを把握した上で、志望企業を決めるようにしましょう。インテリア業界の志望動機の例文を見てレベル感を掴みたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

▶参考:インテリア業界の志望動機の書き方と例文~ニトリなど3社の選考通過ESを公開~

インテリア業界でうける自己PRの書き方

自己PRの書き方について学ぶ前に、まずはインテリア業界の求める人物像を把握しておきましょう。

企業に評価される自己PRをするためには、その業界ではどのような人が求められているのか知っておくことが重要です。

インテリア業界の求める人物像

インテリアに興味があることは大前提必要ですが、見積もりや資料作成を行う機会もあるため、パソコンスキルが求められます。

またユーザーのニーズをいち早くキャッチし、企画に落とし込みながら提案をする場面もあります。そのため、トレンドや世の中が求めている需要を見つけ出す情報収集力、企画力があると良いです。また社内外問わずコミュニケーションを取ることもあるので、コミュニケーション能力があると仕事に活かせます。

デザイナー職を希望する場合は、図面を描くためのCADソフト、Illustrator、Photoshop等を使えると、即戦力として有利に働くことができます。

インテリア業界の求める人物像について学んだら次は自己PRの書き方を学んでいきましょう。

自己PRを書く際は基本的に「強み⇨エピソード⇨結果・学んだこと⇨入社後どう活躍できるか」の順番で書きます。

自己PRの基本的な書き方

(1)結論

自己PRを書く際は最初に「私は○○することができます」といったように自分の長所を端的に述べます。

最初に結論を述べ面接官に今から何の話をするのか伝えることで、聞き手側も話が入りやすくなります。

そのため、自己PRをする際は結論として、まず長所を伝えるようにしましょう。

(2)エピソード

長所を伝えたら、実際にその長所があることを証明できるエピソードを交えます。

ここではできるだけ具体的なエピソードを伝えるために、その出来事の中で生じた課題・目標や、その課題・目標に対してどのような行動をとったのかについてまで書くようにしましょう。

また企業は、課題・目標やそれ対する行動を通してその人の人柄や価値観を判断しているため、なぜその課題・目標に取り組もうと思ったのか、なぜそのような行動をとったのかについて、しっかりと見つめ直しておいてください。

(3)結果・学んだこと

エピソードの次は、自分がとった行動によってどのような結果になったかについても書きましょう。

結果を書く際は、定量的に表すことを意識してください。

例えば「〇〇というアイディアを出し実践したところ、売上を40%上げることができた」など数字を用いてアピールした方が相手に伝わりやすいです。

また、この経験を通して何を学んだのかについても書きます。

面接官はその人の学びからも価値観や人柄を判断しています。価値観や人柄はその学生を採用するかどうかの大きなポイントとなるため、自分がどういった人なのか、いかにその企業に必要なインテリアであるのかをアピールするようにしましょう。

(4)入社後どう活躍できるか

企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれるインテリアを求めています。つまり、面接官にこの学生は「自社で活躍する素養がある」と思わせるのが大事です。

そこで自己PRをする際は、最後に今伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくかまで伝えるようにしてください。

そのためには企業が求めている人物像を把握する必要があります。業界研究・企業研究を通してどのような強みをアピールするのか考えておきましょう。

より詳しい自己PRの書き方について知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。

▶参考:企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説

インテリア業界ランキング

ここではインテリア業界のランキングを「業績」と「社内環境」に分けて紹介します。

インテリア業界の業績ランキング

▶参照元:業界動向サーチ/インテリア業界の売上高ランキング(2019-2020年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。2021年8月17日作成

売上については1位がニトリHD、2位が良品計画、3位が島忠、経常利益は1位がニトリHD、2位がナフコ、3位が島忠です。海外出店数が多く、グローバルにも力を入れている企業の売上が比較的好調です。

売上や利益、利益率をチェックした方が良い理由は、以下の2点です。

・売上は企業の財務力を表しているから
・利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しているから

売上は企業の財務力、ビジネスの規模を表しています。つまり売上が高い企業の方が行っているビジネスの規模が大きいということです。

またA社とB社が同じ利益の場合、売上が大きい企業の方が金融機関からの融資を受けやすいとされているため、売上を見ることで企業の資金調達力もチェックすることができます。

次に利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しています。そのビジネスによる付加価値がどれくらいあるかを測る指標です。

つまり利益がほとんど出ていなかったり、赤字だとビジネスに何らかの問題があるということになります。

ただし、このランキングだけでなく、成長率も大事であるため各企業の過去についても振り返っていきましょう。

インテリア業界の社内環境ランキング

▶参照元:業界動向サーチ/インテリア業界の平均年収ランキング( 2020年-2021年 )は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。2021年8月17日作成

年収は1位がニトリHD、2位がナフコ、3位が良品計画、勤続年数は1位がナフコ、2位が大塚家具、3位がニトリHDとなります。

勤続年数が長いということは定着率が高いということになります。一概には言えませんが、定着率が高い会社は良い会社である可能性が高いです。

また従業員数が多い会社は多様な人と関わり合うことができるというメリットがあります。しかし多いと自分の意見が通りにくい場合もあるというデメリットもあるため、自分にとってどの環境が合っているのか考えてみましょう。

まとめ

本記事ではインテリア業界について紹介してきました。業界の仕組みや動向について理解できたと思います。

インテリア業界はメーカー1つとっても、「日系」と「外資」や「家具」と「雑貨」等に分類することができます。自分が興味のあることややってみたい仕事が希望する企業で行っているのかをきちんと把握しましょう。

その上で、自分の言葉で面接に望めるよう準備をすることが大切です。「業界研究って他に何をしたらいいの?」と思っている人は下記の参考記事を見ておくことをオススメします。

▶参考:たった4ステップで業界研究を完璧に!誰でも簡単にできるやり方を紹介

就活相談は就職エージェントneoへ

ここまでは、業界研究に必要な情報をお伝えしてきました。

それでも、「自分の場合はどうすればいいの?」と不安な方も多いのはではないでしょうか。

そんな時は、自分ひとりで抱え込まず、客観的な視点からフィードバックをもらうべきです。就職エージェントneoでは、企業人事の要望を把握したプロのアドバイザーが年間2万件以上の就活生の悩みにお応えしています。

就活でモヤモヤしている方は、少しでも早くそのお悩みを解決し、自信をもって本番に臨んでください。

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