「精神的に疲れてもう就活ができない」「不採用の連続で自信がないから就活をしたくない」などと悩んでいませんか?
度重なる不採用通知で自分を否定された気分になることは非常にきついことだと思います。
ただ就活ができないからといって自分を責める必要はありません。なぜなら自分を責めたところで問題を解決できるわけではないためです。
就活ができないのは必ず何かしらの原因が存在します。本記事では、”就活が怖くてできない”方が再起できるような内容を紹介していきます。
- 就活をできない自分を責めすぎない
- 就活における恐怖・不安の正体 3選
- ケース・状況別対策法
「就活が怖くてできない…」その不安・恐怖の正体とは?
就活ができない理由として、度重なる不採用通知などによる不安や恐怖心によるものが多いのではないでしょうか。
下記では、不安や恐怖心について深堀りたいと思います。
不安・恐怖の正体 3選
就活に対して漠然とした不安や恐怖を感じる3つの理由を紹介をしていきます。

面接に対する恐怖
面接に対する恐怖は大きく2つに分けることができます。
1つ目は「初対面の面接官と会話することの怖さ」です。人見知りな性格の方は特に初対面の人間と会話することが苦痛に感じるかもしれません。
仮に人見知りしない方でも圧迫気味に面接を行なう面接官の場合は尻込みをしてしまうケースもあるでしょう。
2つ目は「何を質問されるのかが分からないことに対する怖さ」です。選考経験が浅い場合、面接においてどのような質問がされるか検討がつかないケースがあります。
選考の落選に対する恐怖
度重なる不採用通知は自信を喪失させるでしょう。その結果として「選考に通過できない=自分に価値がない」と感じて、選考を受けることを避けている方が多いのではないでしょうか。
ですが、企業によって採用基準は大きく異なるため、たまたまこれまで選考を受けた企業との相性が良くなかった場合も十分に考えられます。
落ちることを恐れるがあまり行動をしないと未来に得られたであろう内定すら獲得できないかもしれません。つまり選考による恐怖と内定はトレードオフの関係にあるとも言えます。
自分の将来に対する漠然とした不安
そもそも将来の展望が明確に見えている学生の方が少ないです。ましてや昨今は価値観が多様化していることから、明確にやりたい仕事を見つけることはなかなか困難です。
もちろん、一部の就活生は「自分はこの仕事でこんな活躍をしたい」などと明確に仕事に対するイメージを持っている場合もあります。ですが、大半の方は頭にないものから答えを導き出すことはできません。
したがって、「やりたい仕事が見つからないことは真っ当なことである」と理解するといいでしょう。
就活ができない方のためのケース・状況別対策法
ケース・状況別の対策方法をご紹介します。
面接が怖い
上記で説明した「初対面の面接官と会話することへの怖さ」「何を質問されるのかが分からないことに対する怖さ」の2つの対策法をそれぞれ解説していきます。
初対面の面接官と会話することへの怖さ
初対面の人間との会話に慣れるには「場数を経験する」ことです。
面接で緊張して何も話せなくなるひとはその多くが練習不足である場合がほとんどです。
野球で例えるなら、バットとボールがまともに当たらないのに公式戦に出場しているようなものです。まずはバッティング練習をしてバットとボールをコンスタントに当てられるようにする必要があります。
つまり、まず面接における頻出質問をきちんと打ち返せるようにするべきなのです。
面接でよくされる質問をきちんと回答できるようになる練習をキャリアセンターや就職エージェントの模擬面接で行うといいでしょう。
ちなみに就職エージェントneoでも模擬面接を行うことができるのでぜひご活用ください。
何を質問されるのかが分からないことに対する怖さ
企業からされそうな質問とその回答を事前に可能な限り用意しておくことです。
面接は基本的に提出したESを基に質問されます。そのため、ESを提出する際に「この設問にはこのような派生質問がなされるだろうな」といった予想を事前に立てると良いでしょう。
このように事前準備をしておくことにより「何が聞かれるか分からない」という恐怖を軽減することができます。
以下の記事にて頻出質問をまとめた内容を共有しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
▶参考:【面接でよく聞かれる質問集】答え方のポイントと前日までに準備すべき対策も紹介
選考の落選に恐怖を感じている
落選の恐怖を解消したいのであれば、とうに就活を辞めているはずです。ですが、就活を辞めずに継続されている方は心の底では「就職を諦めたくない」という想いが少なからずあるのではないでしょうか。
就活を辞めないという選択以外で、落選による恐怖を消すにはやはり成功体験を作るほかありません。
したがって、逆説的ではありますが、恐怖を感じないためには選考を受け、結果を残す必要があります。
しかし、ただ闇雲に選考を受ければ良いわけではありません。結果を出すために、まずはなぜ落選したのかを明確にする必要があります。その理由・原因がわかることでその後の対策を施せます。
本サイトを運営している就職エージェントneoでは、企業の紹介に加えて、選考の合否理由のフィードバックを行い、選考の通過率を高めるお手伝いをしております。
フィードバックを基に自分の選考過程のどこに問題があるのかを把握し、対策を考えていきましょう。ぜひご活用ください。
自分の将来が不明瞭で漠然とした不安を感じている
先述したように、自分のやりたいことがしっかりと決まっている学生はそう多くはありません。
大半の学生が分からないなり自分の過去の経験や周囲のアドバイスに基づいて意思決定しているのです。
あまり深刻に考えすぎず、動きながら考えるくらいのイメージで行動するといいでしょう。
就職しない場合の選択肢
就職をしない場合、主に3つの選択肢が考えられます。しかし、以下の選択肢を容易に選ぶことは避けるべきです。
就職留年
1つ目の選択肢は「就活留年」です。
意図的に単位を落とし、卒業を1年間ずらし、再度就活することを指します。
- 時間がたっぷりある
- 新卒として就活ができる
- 多少就活をしている分アドバンテージはある
- 学費がかかる
- 留年のイメージがついてしまう
様々なメリットがあるものの、1年分の学費がさらにかかることはかなりネックにはなるではないでしょうか。
ましてや奨学金を借りている学生さんにとってはあまり現実的な選択とは言えないです。
就職浪人
2つ目の選択肢は「就職浪人」です。
就職浪人とは、大学を卒業したうえで再度就活をすることを指します。
- 学費がかからない
- 時間がたっぷりある
- 既卒扱いになる
- 孤独感、不安、焦りを感じる
就活をできないでいる状況を時間が解決してくれると考えているのであれば、安易に就活浪人の選択をするのは避けた方がよいです。
上記の考えを持っている場合、仮に就職浪人をしてもこれまでと同じ結果が待っている可能性が高いと言えるでしょう。
また、既卒扱いになってしまうことは就活において不利に働くことがあります。企業によって、新卒のみしか募集してないケースもあります。
このような点からも就職浪人を選択するひとは注意が必要です。
フリーター
3つ目の選択肢が「フリーター」です。
企業に就職をせずに、アルバイトなどで生活をしていくことを指します。
- 自分で時間の使い方を決められる
- 生涯賃金が減る
- 社会的地位が低く見られることもある
- 正社員で働く難易度が高くなる
フリーターは企業の正社員として働くより賃金が落ちてしまうことは避けられません。
メリットとして自分で時間の使い方を決められると書きましたが、現実問題アルバイトとして働かないと生計を立てることができないためある程度時間は取られます。
また、一度フリーターになり、既卒として就活をしてもなかなか就職先を見つけることは難しいです。
就活をしたくないという一時的な感情で新卒での就活を諦めた場合、後々後悔する可能性が大いに考えられます。
まとめ
本記事では、不安や恐怖により就活ができない状態にある方がどのようなマインドを持つべきで、どのような対処をするべきかについて解説をしてきました。
就活ができないからといって、就活を辞めてしまっていいわけではなく、しっかりと対処して就活を進めていくことが肝要です。就活を通して自分と向かい合い、前向きに就活に取り組んでいきましょう。
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