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自己PRで”臨機応変な対応力”をアピールする方法・注意点|例文7選を掲載

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目次

急なトラブルが発生した際にも素早い対応ができる人や新しい環境にすぐに馴染める人は”臨機応変に対応できる力”があると言えます。

しかし「臨機応変に対応できることって自己PRになる?」「対応力をアピールする上で気を付けたほうがいいことはある?」といった不安や疑問がある人もいるでしょう。

本記事では、自己PRで”臨機応変に対応できる力”をアピールする際の方法や注意点、例文を紹介しています。

自己PRで”対応力”のアピールを考えている人はぜひ参考にしてみてください。

企業が求める”臨機応変な対応力がある人”とは?

あらゆることに対して臨機応変に対応できる人の共通点として「常に冷静で、客観的に物事を見ることができる」点があげられるでしょう。

またその場の状況に応じて柔軟に行動や考え方を変えられる人も、臨機応変に対応できる力が高いと言えます。

その他、企業が求める臨機応変に対応できる人の特徴を紹介します。

(1):あらゆる事態を想定できる

事前に様々な状況を想定しているため、なにかアクシデントがあった場合でも素早く対処し、リスクを回避もしくは最小限に抑えることが可能になるでしょう。

このように状況に応じ臨機応変に動ける人は、他の人が困って動けずにいる中でも、周りの人を動かしすぐに問題を解決出来るため、対応力があると言えるでしょう。

またこうした行動力とリーダー的な振る舞いで、周囲から頼られるという人が多くいます。

(2):予期せぬ状況にすぐ対応できる

イレギュラーな事象が発生した際、焦って対応をしてしまうとミスやトラブルを引き起こし、二次災害や想定以上の損失に発展するケースもあります。

しかし臨機応変な対応力のある人は、想定外な状況に対しても、冷静に原因を見極めたうえで、慌てずに次の行動を見極めることができるでしょう。

実際、仕事をしていると、急に締め切りが前倒しになったり、プロジェクトのメンバーが退職したりと、予期せぬ出来事が起こりうるのです。

このような思わぬ状況に対面した場合でも、心を落ち着かせて状況を見極めた適切な対処策を考えられる人は、会社にとって貴重な存在といえるでしょう。

(3):他人の意見ややり方を受け入れることができる

臨機応変な対応力のある人は、自分の考えややり方に固執しすぎず、他人の意見を柔軟に受け入れ行動することができるでしょう。

仕事以外においても色々な場面で、意見や考えの不一致は起こるものです。

しかしそのような状況において、自分とは異なる意見を否定せず、他人の意見を尊重した上で、判断・行動ができる人は、価値観や視野が広がりやすく、相手との信頼関係を築きやすい人柄と言えます。

この柔軟性はとくにチームプレイが必要となるケースに発揮されることが多く、仕事に置いても役立つでしょう。

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自己PRで”臨機応変に対応する力”を効果的にアピールする方法

自己PRを書く際は上記のフレームワークに沿って書くようにしましょう。

自己PRのフレームワーク_臨機応変な対応力

 結論では自分の長所が”対応力”であることを端的に述べ、その後に自身の”対応力”が証明できるエピソードを具体的に伝えます。

また”臨機応変は対応力”を具体的に伝えるため、下記のような言葉に言い換えることもおすすめです。

 例文 私の強みは柔軟な対応力です。これらは3年間続けている個別塾講師のアルバイトを通じて磨かれました。これまで約30名の生徒を担当してきましたが、彼らが持つ個性や課題は皆異なるため、個々に合わせた授業展開には彼らを良く知ることに加え、私の授業に興味を持ってもらうために信頼関係を築くことが不可欠でした。そこで問題を解く様子を観察して課題を分析し、更にコミュニケーションによって一人一人からの信頼を得ると同時に彼らへの理解を深めることで授業の質を高めました。例えば卓球好きの生徒には授業中に卓球に関する豆知識を披露することで退屈しない環境作りを心がけました。

そして自分のとった行動によってどんな結果になったか、その経験を通してどのようなことを学んだのかを伝え、入社後に自分の長所である”忍耐力”を活かし、どうやって志望企業に貢献するかを述べましょう。

 例文 その結果、最初は私語ばかりしていた生徒がしっかり授業に集中するようになり、また中学2年時の英語の定期考査が50点だった生徒が、都立高校一般入試の英語で98点を取るまでに成長したこともあります。この経験を通じて私の強みは鍛えられました。

自己PRの詳しい書き方については以下の記事で紹介しているので、自己PRを考える際は参考にしてみてください。

関連記事:
企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説

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自己PRで “臨機応変に対応する力”をアピールする際の注意点

“臨機応変に対応する力”をアピールする際には下記の2つには気をつけましょう。

(1):主体性がないと思われないようにする

臨機応変な対応ができる人は、相手やその場の状況に合わせることが得意で、誰とでも円滑に付き合うことができるため、主体性がなく、周りに流されやすい性格とネガティブに捉えられてしまう可能性があります。

周りに合わせられる能力は必要ですが、言うべき時には自分の意見をしっかりと言える人でなければ頼りない印象に繋がってしまうでしょう。

本当は主体性があるのに「対応力がある」という抽象的な伝え方をしてしまったことによって、面接官との齟齬が生まれてしまっては勿体ないです。

そのため、自己PRのエピソードは主体的に行動したことが伝わるようなものを選ぶようにしてください。そのうえで対応力を具体的な言葉に言い換えてアピールすると良いでしょう。

言い換えが思いつかないという人に向けて、以下で言い換えの例を紹介します。

  • 判断力がある
  • 機動力がある
  • 要領がいい
  • メンタルが強い
  • 執着心が少ない
  • 問題解決力がある
  • 気持ちの切り替えが早い
  • 周囲に気を配ることができる
  • 突然の出来事にも柔軟に対応できる
  • ミスを引きずらずに前向きに行動できる

(2):面接の質問にも焦らず回答する

予期せぬ質問にうろたえたり、表情が固まってしまったりすると、いくら臨機応変さをアピールしても説得力がありません。

自身のアピールに説得力をもたせるため対応力をアピールする際は、面接で思わぬ状況に陥ったとしても何事にも柔軟に対応することを心がけてください。

例えば、予期せぬ質問に出会った場合は「面接官はどういう意図でその質問をしているのか?」という視点で考え、意図にあった回答ができるよう焦らず回答しましょう。

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自己PRで“臨機応変に対応する力”をアピールした例文

ここでは自己PRとして”臨機応変な対応力”をアピールしている例文を、2つのカテゴリーごと紹介していきます。

自己PRを考える際、ぜひ参考にしてみてください。

自己PRのフレームワーク_臨機応変な対応力
【例文内のハイライトカラーの凡例】 ●結論⇨  緑  ●エピソード⇨  青  ●結果・学んだこと⇨  ピンク   ●入社後⇨  オレンジ 

自己PRで“臨機応変に対応する力”でアピールした例文:アルバイト・インターンシップ編

■例文1

 私はまわりの人の状況を客観的に見つめ個人に対して細かな気配りをすることが得意だ。私は周りを見て困っている人を助け、支え合うことは、仲間と仕事をする上でも重要だと考えている。   そのため学校やサークル、アルバイトでは、孤立する人がいれば積極的に声をかけ、輪の中に誘うことで、色々な人との関係性構築のきっかけを作ることを意識していた。過去のインターンシップにおいては持ち前のコミュニケーション力を活かし、インターン生のみの交流会を独自で開き、交流を深め合い、繋がりを強固にすることに成功した。   このように人望を得た結果、インターンでは○○リーダーを、研究室の集まりでは幹事を、アルバイトでは教育担当を任していただいた。   貴社に入社をさせて頂いた際には、気遣いの心を大切にし、周りの人達と強い信頼関係を築いていきたいと考えている。 

⇨自身の強みだけでなく、大事にしている考え方が明確に記載されています。また実際に人柄が評価された結果、そして入社後の意気込みがわかりやすく書かれています。

■例文2

 私の強みは「常に相手の立場に立って行動し続け、問題解決できること」です。それはアルバイト先で、新人研修を改革した場面でも現れています。  飲食店のアルバイト先では、新人が定着せず1ヵ月以内に辞めていく状況が続いていました。理由を聞いたところ、マニュアル通りの行動のみを求められるため、分からないことを聞きづらいなどといった不満がありました。そのため、従来のマニュアルに依存した研修をやめ、1人1人の個性や習得度を分析した上で課題を設定するよう心掛けました。具体的には、教育の進捗度合を皆で共有出来るノートを作成し、指導を効率的に行いました。さらに、後輩に対し仕事の方法だけでなく、なぜその仕事を行うのか、理由の部分まで伝えたことで、新人がより納得して業務に取り組める環境作りに尽力しました。  結果、定着率も着実に上がっていき、新人や社員から信頼を得ることができました。  この経験から、相手を尊重する考え方や傾聴力が身に付き、この能力をお客様の声やニーズに応える場面にも活かすことが出来ると考えています。 

⇨文頭に記載した自身の強みが、具体的かつわかりやすく書かれています。また強みが入社後にどういう場面で活かせそうかまで考えられている点も素晴らしいでしょう。

■例文3

 私の強みは、物事に臨機応変に対応できることです。  接客のアルバイトを行なっているのですが、様々な性格・年代のお客様がいらっしゃいます。ただマニュアル通りに接するのではなく、その人に合わせた接し方や、会話の内容を変えることで、よりお買い物を楽しんで頂けていると感じます。例えば、幼いお子様が迷子になり、泣きそうになっていた時に、お子様の目線までしゃがみ、手に持っていたぬいぐるみを動かしながら、「どうしたの?」とお声かけしました。すると、そのぬいぐるみを見て、落ち着いてくれて、状況を話してもらえました。また、お子様と会話をしながら他のスタッフに素早く情報共有し、その後、無事親御さんを見つける事ができました。この時に見たお子様の笑顔と「お姉ちゃんありがとう」の言葉は忘れられません。  これから私は、この強みを活かし、クライアントの要望や社会の変化に柔軟に対応していきたいです。 

⇨状況が詳細に記載されているため、対応時のイメージをすることができ、その人らしさを感じることができます。

しかしそのエピソードを受けて、何を学んだのかなどが記載されておらず、感想文のように見受けられます。

その時「なぜその行動を取ることができたのか」「この事から学んだこと」といった点を追記できるとより良い内容になるでしょう。

自己PRで“臨機応変に対応する力”でアピールした例文:部活・サークル・学生団体編

■例文1 

 私の強みは、人に働きかける積極性があることです。  私は高校時代、女子バレーボール部のマネージャーとして活動していたのですが、”思うように物事が進まないとき雰囲気が急激に落ち込む”といった課題があり、なかなか結果が伴わない時期がありました。そこで私は、試合中雰囲気が悪くなれば率先して大きな声で前向きな言葉をかけ、場を盛り上げることを心がけました。また、選手たちの表情や動き、性格を考慮して個人に適した言葉をかけ続けた結果、徐々に雰囲気が好転していると感じました。またメンバーに不満があるように感じた際は、すぐにチーム全体で意見を共有する機会を何度も設け、解決策を見出すことができました。  このように積極的に働きかけたことで、チーム全体の信頼関係を強くすることができたと実感しています。顧問には「チームの核になったな」と言っていただけました。またチーム全体の士気も上がり、少しずつではありますが、結果にも効果がでていたように感じました。  このように積極的に人と関わった経験は、社会に出ても人を巻き込んで活動することで活きてくると考えています。 

⇨マネージャーとして、状況に応じた行動ができていることがよくわかる内容になっています。

”人と関わった経験”が、社会人になってからどういう場面で活かすことができるか、といった点まで考えられるとより良くなるでしょう。

■例文2 

 私は向上心を持ち、自ら先頭に立って行動できます。  私は4人兄弟の末っ子ということもあり、両親や周囲の人に他兄弟と比較される機会が多く、兄弟へ対抗心を持っていたことから向上心が培われました。高校でテニスを始めたのですが、やるからには成果を出したいという思いから、地区大会の団体戦で入賞を目指すことにしました。  そこで、基礎練習の復習を欠かさず行い、粘り強い努力でチームを引っ張り、近畿大会ベスト32という結果を収めました。  新しい環境でも、常に向上心を持って目標を立て、主体的に取り組むことができると考えます。 

⇨少ない文字数制限の中で、自身の強みが培われた背景・高校時代のエピソードが記載されているため、全体を通して深みのある内容になっています。

■例文3

 私の強みは“相手のニーズを正確に捉える力”と“それに応えることのできる対応力”です。  これらの能力はサークルでのテニス指導によって培われました。初めは、練習全体を見渡す余裕がなく、全員に対して技術的な事を教えるだけで手一杯でした。しかし、慣れて余裕ができるにつれ、人によって練習へのニーズが違うことに気付き、その後は「一人一人が練習に何を求めているのか」を常に意識し、それらのニーズに応える練習を行うように努めました。  この結果、一回戦敗退が殆どだったテニス未経験者の大会では入賞するメンバーもでました。 

⇨こちらも少ない文字数制限の中で、自身の強みを裏付けるエピソードがわかりやすく書かれています。

入社後に“相手のニーズを正確に捉える力”と“それに応えることのできる対応力”という強みをどのように活かしたいかまでを記載できるとより良い内容になるでしょう。

■例文4

 私は、自ら考えて自発的に動くことが出来ます。  こ〇〇の学生団体代表を務めていますが、今期はオンライン活動になったためメンバー間でやる気に差が生まれたと感じていました。直接の会話が減ったことで仲間同士の結びつきが薄れ、参加率は対面時の40%ほどでした。私は、この状況を打破し全員で同じ方向を向くために、団体のミッション・ビジョン・バリューを作る提案をしました。皆で何度も話し合うことで自然と仲が深まり、当事者意識の向上に繋がりました。  結果として参加率は対面時まで戻り、やる気を引き出すことに成功しました。  この経験から行動を起こさないと現状は何も変わらないと痛感し、考えたことを実行に移せることは私の長所であると思いました。 

⇨フレームワークに沿って綺麗な構成で書けています。参加率を数字で説明することで、リアルな状況をイメージすることができ、説得力のある内容になっています。

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まとめ

本記事では自己PRで”臨機応変な対応力”をアピールする際の方法や注意点、例文を紹介してきました。

仕事をする上で臨機応変に対応する力は必須となるため、うまくアピールできれば好印象を与えることができるでしょう。

ただ、本文でもお伝えしていますが、”臨機応変な対応力”とはやや抽象的な言葉であり、言葉を聞いただけではイメージが湧きづらいです。

そのため、エピソードを詳細に話す、対応力という言葉を言い換えるなど、具体的に伝えるということを意識してみてください。

【本記事のまとめ】
●企業が求める”臨機応変な対応力がある人”とは?
「常に冷静で、客観的に物事を見ることができる人」
●”臨機応変な対応力”がある人の特徴
特徴(1):あらゆる事態を想定できる
特徴(2):予期せぬ状況にすぐ対応できる
特徴(3):他人の意見ややり方を受け入れることができる
●自己PRで”臨機応変に対応する力”を効果的にアピールする方法
方法(1)強みを書く
方法(2)エピソードを具体的に書く
方法(3)結果・学んだことを書く
方法(4)入社後に強みをどう活かすのかを書く
●自己PRで “臨機応変に対応する力”をアピールする際の注意点
注意点(1)主体性がないと思われないようにする
注意点(2)面接の質問にも焦らず回答する

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