就活の悩みや不安を相談できる就職エージェントneo

就活の悩みや不安を相談できる就職エージェントneo

更新日|

【2024年最新】ドラッグストア業界の動向4選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介

希望業界紹介します_CTA

目次

ドラッグストアは日常生活で利用する機会も多いことから、なんとなくの仕事内容はイメージできると思います。

しかし仕事内容の詳細まで理解できているという人は少ないでしょう。皆さんがよく見るレジ打ちや品出し以外にもたくさんの仕事があります。そこで本記事ではドラックストア業界の仕事内容について詳しく紹介していきます。

また、選考を通過するために学んでおくべきドラッグストア業界の動向や志望動機・自己PRの書き方も紹介していますので、参考にしてみてください。

ドラッグストア業界の仕組み

ドラッグストアは薬だけでなく、化粧品や食料品など、多彩な商品を販売しているという点が特徴です。

そんなドラッグストアは「ディスカウント型」「調剤薬局併設型」「インターネット通販型」に分かれています。

ディスカウント型は、割引や格安をうりとしており、プライベートブランド商品の開発と販売にも注力しているという点が特徴です。

調剤薬局併設型は、薬剤師が常駐しているドラッグストアで、処方箋をもとに医薬品を販売しています。

インターネット通販型では、自宅にいながら、洗剤やトイレットペーパーなど、ドラッグストアで販売している商品を購入することが可能です。マツモトキヨシやウエルシアなどもインターネット通販に対応しています。

ドラッグストア業界の仕事内容

ドラッグストアの仕事は、レジや販売が主な仕事ですが、医薬品や化粧品の仕入れや在庫管理など多岐にわたります。ここでは、ドラッグストアの仕事内容について詳しく説明します。

販売・レジ対応・顧客対応

販売やレジ対応、顧客対応は、ドラッグストアのメインの仕事です。レジ打ちや商品の販売、お客様の質問や相談への対応など、その仕事内容は幅広い知識を要します。

お客様と最も接する機会の多い仕事なので、そのドラッグストアの顔といえるでしょう。デリケートなことについても相談を受けることがあり、慎重な接客が求められます。

品出し・補充・陳列整理

商品が欠品することなく、店舗全体に目を配りながら品出しすることは非常に大切です。

また、商品がきちんと整理されていると見た目にもよく、全体的によく管理されていると良いイメージを持たれます。

季節ごとに売り出したい商品を店頭に配置したり、POPを作り商品を目立たせたりして宣伝することで売上に貢献できます。

気持ちのいい売り場づくりは地味な作業ですが、商品をきれいに陳列するなど細かな気配りで魅力的な店舗になるでしょう。

発注(バイヤー)

店舗で扱う医薬品や日用品、化粧品などの買付けを行なう仕事です。地域によって客層が異なるので、その店舗に合った品揃えが必要でしょう。

例えば、地方の高齢者の多い地域であれば介護用品を充実させる、また都会の街なかにある店舗なら幅広い年齢層の商品を取り扱うなど、柔軟に対応しなければなりません。

安定して売れている商品を常に確保したり新商品をいち早く買い付けたり、バイヤーの仕事はその店舗の売上を左右するといっても過言ではありません。

在庫管理

売上を見ながら、現在の商品の追加発注を行います。ドラッグストアは商品数が多いので、全ての商品を把握して漏れがないように在庫管理を徹底します。

一方、過剰在庫を抱えることがないように、ちょうどいいタイミングを見計らって発注しなければなりません。細かい作業が苦にならない人に向いています。

就活において業界研究は必要不可欠であり、ただ情報を集めるだけでなく、その情報を志望動機・自己PRの作成や面接対策などに活かすことが大切です。本記事では業界研究のやり方から注意点、情報を集める際に活用すべきものを紹介しています。

ドラッグストア業界の動向

ここではドラッグストア業界の動向を紹介します。ドラッグストア業界を志望している人は、選考を突破するためにも業界の動向をしっかりと把握しておいてください。

動向を見る前に、まずはドラッグストア業界を数字で見てみましょう。

業界研究_ドラッグストア業界_動向
参照元:業界動向サーチ(2021-2022)/業界ごとの合計、または平均を項目ごとにランキング。(対象企業23社)※2022年11月時点

ドラッグストアの販売額と店舗数の推移

ドラッグストアの販売額と店舗数は年々増加しています。

2020年は新型コロナウイルスの影響を受け、様々な業界が苦しみましたが、ドラッグストア業界の業績は好調となりました。

好調となった要因は、新型コロナウイルスによる特需が大きいと言えます。

新型コロナウイルスが流行し始めた当初、マスク不足が社会問題となり、数少ないマスクや消毒用アルコールを求め、開店前からドラッグストアに行列ができたことも記憶に新しいでしょう。また、巣ごもりや買いだめ需要が増加し、気軽に行ける且つ一店舗で幅広い商品が購入できるドラッグストアは生活インフラとして存在感を強めました。

2021年は巣ごもり需要や買いだめ特需の反動から売上の伸びに鈍さが見られましたが、2022年には売上・店舗数ともに増加となりました。

しかし、店舗数の増加に伴い売上げが伸びているため、2019年以降の一店舗当たりの売上げ自体はほぼ横ばいで推移しています。

セルフメディケーション

つまり、薬局などで購入できる一般用医薬品(OTC医薬品)を活用して、病気の予防や体調管理を行うということです。

このようなセルフメディケーションが注目されている背景には、少子高齢化社会による医療費の増大があります。

そのため、軽度な不調は自分で治すというセルフメディケーションを国も推し進めており、2021年には医政局経済課に「セルフメディケーション推進室」が新設されました。

このような流れにより、さらなるドラッグストア利用者の増加が期待されます。

調剤併設

近年のドラッグストア業界では、調剤薬局併設型のドラッグストアが注目されています。

調剤薬局併設型とは、ドラッグストア内に処方箋の受付があり、調剤、医薬品を販売しているドラッグストアのことを指します。

つまり調剤薬局が併設されてさえいれば、消費者はわざわざ調剤薬局に行かずとも、 自宅の近くのドラッグストアでささっと医薬品を受け取ることができるのです。

また、待ち時間に買い物を済ませることもできるため、消費者の利便性が高まっていると言えます。

ドラッグストア業界のM&A

上述したように(ドラッグストアの販売額と店舗数の推移)、ドラックストアの業績拡大に伴い、店舗数も年々増加していることから、ドラッグストア各社は生き残りをかけ、様々な取り組みを行っているようです。

例えば、2021年にマツモトキヨシHDはココカラファインと経営統合し「マツキヨココカラ&カンパニー」となりました。また、ウエルシアHDは専門総合店舗を目指しており、中でも調剤併設店舗の拡大を掲げています。2022年には、沖縄でドラッグストアを展開するふく薬品の株式を取得し、子会社化しました。

このようにドラッグストア業界ではM&Aが積極的に行われています。

ドラッグストア業界の動向を知ることは選考を突破するために必要です。

そのため「志望業界についてもっと知りたい」「選考の通過率を上げたい」という方は、ぜひ就職エージェントneoを利用してみてください。

業界研究について相談する_オレンジ

ドラッグストア業界の志望動機の書き方

ドラッグストア業界の志望動機を書く際は「なぜドラッグストア業界なのか」「なぜその会社なのか」をしっかりと深堀りしておくことが必要です。

具体的には自分が将来何を成し遂げたいのかを伝えます。例えば、ドラッグストアは医薬品から日用品、食品までと扱う商品の幅が広いといった特徴があります。その点から「人々の日々の生活を支える仕事がしたい」などといったドラッグストア業界ならではの理由を述べるようにしましょう。

そして“なぜその会社なのか”については、他の企業ではなくその企業でなければいけない理由を伝えます。

例えば、マツモトキヨシは化粧品に力を入れています。そのため「海外のオーガニック化粧品をもっと紹介したい」や「美容の悩みは人それぞれなので、お客様に寄り添った接客をしたい」など、具体的な理由を書くとより良いでしょう。

このように企業ごとの特徴や強みを把握した上で、志望企業を決めるようにしましょう。ドラッグストア業界の志望動機の例文を見てレベル感を掴みたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:
ドラッグストアの志望動機の書き方と例文

志望動機について相談する_オレンジ

ドラッグストア業界で評価される自己PRの書き方

ドラッグストア業界が求める人物像

ドラッグストアでの仕事は、人対人の接客スキルが非常に重要です。

理由としては、何らかの悩みを解決したくて来店するお客様が一定数おり、お客様の気持ちに寄り添いながら接客する必要があるためです。

非常にプライベートな内容が含まれることもあるので、慎重な対応が欠かせません。

そのため、接客経験や、こまっている人の役に立ちたいという純粋な気持ちはアピールポイントとなります。

また、商品数が多いこともあり、常に新しい商品を学ぶことが求められます。「自分から率先して学びます」という積極的な姿勢をアピールすることで、魅力的な人材と捉えてもらえるでしょう。

ドラッグストア業界で評価される自己PRの書き方

自己PRを書く際は基本的に「強み⇨エピソード⇨結果・学んだこと⇨入社後どう活躍できるか」の順番で書きます。

自己PRのフレームワーク_ドラッグストア業界

(1)結論

自己PRを書く際は最初に「私は○○することができます」といったように自分の長所を端的に述べます。

その際、ドラッグストア業界や自身が希望する企業の求める人物像に合わせ「真面目さ」や「向上心がある」といった長所を選ぶようにしましょう。

このように最初に結論を述べ面接官に今から何の話をするのか伝えることで、聞き手側も話が入りやすくなります。

そのため、自己PRをする際は結論として、まず長所を伝えるようにしましょう。

(2)エピソード

長所を伝えたら、実際にその長所があることを証明できるエピソードを交えます。

理由としては、企業は、課題・目標やそれに対する行動を通してその人の人柄や価値観を判断しているためです。

以下で「向上心がある」という長所を選んだ場合の例を紹介します。

  私は向上心が高い人間であり、これまで「不可能への挑戦」を信念として掲げてきました。それを表す一例として、イタリアでの留学中、当時学習歴のない現地語の授業に力を注いだ経験があります。

まず、非常に苦しい日々が続く中で真っ先に悟ったことは、受動的な姿勢は状況を変えてくれないということでした。そのため、数冊の参考書を用いた自宅学習に加え、日本語学科の学生との言語交換にも毎日取り組みました。

(3)結果・学んだこと

エピソードの次は、自分がとった行動によってどのような結果になったか、この経験を通して何を学んだのかについても書きます。

  その結果、私のイタリア語能力は4ヶ月間で中級レベルとなり、帰国時には中上級レベルに達しました。以上の経験から、「どんな不利な状況においても、能動的な姿勢と努力次第でそれを変えられること」を学びました。

また、結果を書く際は定量的に伝えることでよりイメージしやすい自己PRを作成することができるため「〇〇というアイディアを出し実践したところ、売上を40%上げることができた」など、数字を用いてアピールしてみましょう。

(4)入社後どう活躍できるか

企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれる人材を求めています。つまり、面接官にこの学生は「自社で活躍する素養がある」と思わせることが大事です。

  入社後は貴社の〇〇という業務でこの経験から学んだことを活かし、向上心を発揮していきたいと思います。

より詳しい自己PRの書き方について知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:
企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説

自己PRについて相談する_オレンジ

ドラッグストア業界ランキング

ここではドラッグストア業界のランキングを「業績」と「社内環境」に分けて紹介します。

ドラッグストア業界の業績ランキング

業界研究_ドラッグストア業界_ランキング1
参照元:業界動向サーチ/ドラッグストア業界の売上高ランキング(2021-22年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。また企業名にあるホールディングスを「HD」と省略しています。(※2022年11月時点)

売上については1位がウエルシアHD、2位がツルハHD、3位がコスモス薬局、経常利益は1位がウエルシアHD、2位がマツキヨココカラ&カンパニー、3位がツルハHDです。

ウエルシアHDは売上も経常利益も業界トップを誇っています。

売上や利益、利益率をチェックした方が良い理由は、以下の2点です。

・売上は企業の財務力を表しているから
・利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しているから

売上は企業の財務力、ビジネスの規模を表しています。つまり売上が高い企業の方が行っているビジネスの規模が大きいということです。

またA社とB社が同じ利益の場合、売上が大きい企業の方が金融機関からの融資を受けやすいとされているため、売上を見ることで企業の資金調達力もチェックすることができます。

次に利益、利益率は企業が行っているビジネスの成否を示しています。そのビジネスによる付加価値がどれくらいあるかを測る指標です。

つまり利益がほとんど出ていなかったり、赤字だとビジネスに何らかの問題があるということになります。

ただし、このランキングだけでなく、成長率も大事であるため各企業の過去についても振り返っていきましょう。

ドラッグストア業界の社内環境ランキング

業界研究_ドラックストア業界_ランキング2
参照元:業界動向サーチ/ドラッグストア業界の売上高ランキング(2021-22年)は上記企業の有価証券報告書に基づき作成しています。ランキングは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。また企業名にあるホールディングスを「HD」と省略しています。(※2022年11月時点)

年収は1位がクリエイトSD HD、2位がマツキヨココカラカンパニー、3位がウエルシアHD、勤続年数は1位がコスモス薬品、2位が日本調剤、3位がサンドラッグになります。

勤続年数が長いということは定着率が高いということになります。一概には言えませんが、定着率が高い会社は良い会社である可能性が高いです。

また従業員数が多い会社は多様な人と関わり合うことができるというメリットがあります。

しかし多いと自分の意見が通りにくい場合もあるというデメリットもあるため、自分にとってどの環境が合っているのか考えてみましょう。

まとめ

本記事では、ドラッグストア業界の仕組みから具体的な仕事内容、動向、志望動機・自己PRの書き方まで紹介してきました。

企業は採用活動を通して就活生の志望度を重要視しているため、準備不足だと思われないよう、業界研究は徹底的に行いましょう。

まだ志望企業までは明確に決まっていないという就活生は、本記事で紹介しているドラックストア業界内ランキングを参考に、企業研究を行ってみてください。

【本記事のまとめ】
●”ドラッグストア業界”の動向
動向(1):ドラッグストアの販売額と店舗数の推移
・一店舗当たりの売上げは横ばいで推移
動向(2)セルフメディケーション
動向(3)調剤併設
動向(4)ドラッグストア業界のM&A
●”飲食業界”の求める人物像
・人対人の接客スキルのある人
・積極的に学ぼうという意欲のある人

業界研究について相談する_赤

本記事に関するその他の記事

ここでは、本記事に関連するよく読まれている記事をご紹介します。合わせて確認してみてください。

【業界研究】化粧品業界の動向6選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介
【業界研究】コンビニ業界の動向6選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介
【業界研究】スーパーマーケット業界の動向7選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介
【業界研究】ホームセンター業界の動向6選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介
ドラッグストアの志望動機の書き方と例文

その他にも、本サイトでは志望動機・自己PRの書き方、面接対策に関するコンテンツなども多数公開しています。

自身の就職活動に少しでも不安がある方、行き詰まってる方は、以下ボタンからその他のコンテンツも参考にしてみてはいかがでしょうか?

就職エージェントneoの紹介

就職エージェントneoでは、専任のアドバイザーが個別面談を実施し、各人の就活状況や人柄を把握した上で、希望や適正に合致した企業の求人情報を紹介してくれるサービスを提供しております。

何千人もの就活生を見てきた就活のプロがあなたに合ったアドバイスをしてくれるのが特徴と言えます。

受けられるサービス

(1)個別面談(就活相談)
各人の抱える就活の悩みを相談することができます。

(2)企業紹介
面談をした上、あなたの希望や適正にマッチした企業を紹介してくれます。

(3)履歴書・ESアドバイス
専任のアドバイザーが企業から評価されるESの書き方の助言をしてくれます。

(4)面接アドバイス
面談を通して、自分という商材のアピール方法をアドバイスしてくれます。

メリット
  • サポートはすべて無料で受けることができる
  • 模擬面接の予約が取りやすい
  • 面接練習だけではなく本番の面接のセッティングもしてくれる
デメリット
  • 相性のいいコンサルタントに当たるとは限らない
  • 志望度が高くない企業を紹介される可能性がある

就職エージェントneoの専属アドバイザーは、あなたが内定を獲得する最後まで伴走してくれます。

また、サイト登録をすることであなたに適した未公開求人も紹介してくれるためさらに内定の確率がアップします。

とはいえ、「就職エージェントってなんか不安だな」と思われるかもしれません。ですが、仮にキャリアセンターに相談をしても、紹介できる求人数に限りがある場合もあります。

求人数が少ないと、あなたの本来の目的である「内定の獲得」を果たすことは難しい可能性が高いです。

一方で、就職エージェントneoならば多数の求人の紹介・就活の相談を同時に受けることが可能です。このサービスに登録することで、ご自身の人生を変えるキッカケを得ることができるのです。

このまま何も行動を起こさなければ、ご自身の納得のいく企業に内定をもらうことができないかもれません。たった1分の行動が「納得内定」へのキッカケになるでしょう。

本記事を読んで「就活エージェントに相談したい」「効率的な就活がしたい」という方は、ぜひ就職エージェントneoをご利用ください。

就職エージェントneoのサービス_今すぐ無料で相談する

前の記事
記事一覧へ
次の記事
ページトップへ