●小売業界の主な職種は「バイヤー」「セールスマネージャー」「スタイリスト」「販売」。
●小売業界の求める人物像は「コミュニケーション能力がある」「顧客視点に立ち物事を考えられる」「情報収集力がある」「臨機応変に対応できる柔軟性や行動力がある」「企画力や発想力がある」を満たす人。
●小売業界はメーカーが作ったものを仕入れて商品を売るため、どの店舗も同じ商品を売ることが多く、差別化がしにくいからこそ、競合他社との差別化ポイントを含めた志望動機を作成すると良い。
小売業界は、業種の幅が広く、日常生活への関わりが深い業界です。もちろん大手であれば倍率も高い企業が多くあります。
そのため、志望動機の質をあげなければ内定を勝ち取ることはできません。
小売業界のデータや特徴を今一度把握し、例文を参考に書き方のコツを掴みましょう。
小売業界の特徴とは?
小売業界は卸売業者から商品を仕入れ、消費者に届ける仕事です。
卸売業者から仕入れた商品を消費者に販売することで、仕入価格と販売価格の差額から利益を生み出しています。
小売業界の中でもデパートやスーパーマーケット、コンビニエンスストア、アパレルなど、幅広い業種があります。
小売業界の動向について詳しく知りたいという就活生は、以下の記事をチェックしてみてください。
本記事では、小売業界への就職を考えている就活生向けに、小売業界の特徴やビジネスモデル、動向などをお伝えします。
小売業界の業種
小売業界に含まれる様々な業種の中でどの業種を選ぶべきか、それぞれの特徴と差別化ポイントを勉強しておきましょう。
百貨店
百貨店とは、[衣食住に関する様々な商品を部門別に揃え、商品を対面で販売する大型店舗]を指します。
2016年頃までは訪日外国人の増加により、百貨店の売上は増加傾向にありました。
しかし、時間帯を選ばず気軽にショッピングが楽しめるECサイトの台頭により、若者の百貨店離れが加速し、実際に大手百貨店が閉店するなど、百貨店業界の転換期が訪れていると言えます。
スーパー
スーパー業界は、私達の生活に欠かせない多くの「食」を取り扱っています。
以下で説明するコンビニと同様に日々の暮らしを支える存在ではありますが、精肉・鮮魚・青果などを取り揃え、店舗によっては常時10,000点以上の商品を販売しています。
最近では、人手不足の解消を目的として自ら会計を行うセルフレジや、地元で作られた商品を販売する地域密着型モデルが導入されています。
また共働きやひとり暮らしなど、様々なライフスタイルに合わせた惣菜や野菜の詰め合わせなど市場や消費者心理を把握した店舗展開が行われています。
スーパーマーケット業界のキャリアパスや求められる人物像などを紹介していますので、業界研究に役立てましょう。
コンビニ
コンビニ業界は、食品や菓子、日用品と言った生活雑貨を24時間、いつでもどこでも購入可能であることが大きな特徴とされてきましたが、今はそれが物議を醸しています。
人材確保に苦戦する店舗の増加や競争の激化により、年々増加し続けていたコンビニの店舗数も2019年には初めて減少し、コンビニのあり方についての議論が繰り広げられています。
家電量販店
家電量販店は、生活家電やAV機器、携帯電話、PCなどの家電製品の販売に携わる産業のことを指します。
高い技術力と品質を誇る日本ですが、国内の家電量販店は合併と吸収を繰り返し、5強体制となり国内での競争が高まりました。
また、Amazonや楽天などに対抗するために、各社共インターネット通販に注力し始めており、自社でECサイトを運営している企業が多くあります。
リサイクル
近年成長している業界の1つであるリサイクル業界。リサイクルとは不要となった品物や中古品を買取り、再販売することです。
最近では、個人でリサイクルが可能なフリマアプリが登場し、人々にとってリサイクルがより身近なものになっています。
欲しい物を安く手に入れたいといった若者の需要も合わさりこのように伸びています。
また、ITの標準化によりリサイクルに必要とされるフローが簡略化されるようになりました。
無料で査定できるアプリが登場し、誰でも簡単に使えるようになったため、今後も利用者の増加が見込まれ成長が期待できる業界です。
アパレル
人々に必要な3要素「衣食住」の衣を支えるアパレル業界。
毎日身につけるものでもあり、街に出ればアパレルショップを見ないことはないほど溢れているため仕事のイメージはしやすいでしょう。
アパレルと言えば華やかな印象がある一方で、実は様々な問題を抱えています。例えば低コスト思考です。
一昔前は安いと品質が悪くすぐにだめになってしまうことが多く結局お金がかかってしまうため、長持ちする高いものを買うという認識がありました。
しかし縫製技術や繊維の品質等様々な品質が良くなったことで、安くて高品質、更にはデザイン性がある服を求める人が増えました。
スポーツ用品
スポーツ用品業界の市場規模は、堅調に伸びています。
健康志向の高まりにより、ランニングを始める人が増えたことや、筋トレ・ヨガ・登山など趣味として始める人が増えたことにより、シューズやウエアの売れ行きは好調で初心者に留まらず、中上級者向けの高価格帯の商品も伸びている状態です。
直近の業界を見ると、好調に見えるポーツ用品業界ですが、長期的な視点で見ると少子高齢化やゴルフのようなお金のかかるスポーツを行う人口が減り縮小傾向と言えます。
そのため海外での売上を伸ばす必要がありますが、海外には有名ブランドが軒を連ねているため、それらといかに戦っていくかが課題となってきます。
トイレタリー
トイレタリーというと、トイレの業界だと思われがちですが、そうではありません。
トイレタリーとは、身体を洗う石鹸やシャンプー、入浴剤といった、身だしなみを整えたり、身体をケアするために用いるための商品を指します。
トイレタリー業界が取り扱う製品は生活必需品であるため安価な商品が多く、各社は売上を伸ばすために大量に生産し、随時出荷をし続けなければならない薄利多売の構図になっています。
そのため各社は互いに付加価値をつけるなど様々な施策を行っています。
インテリア
インテリア業界は、ベッドやカーテン、コップや照明器具と言ったインテリア雑貨や室内の装飾品等家具全般を取り扱う業界です。
インテリア業界の市場は年々増加しており、比較的安定している業界であると言われています。
2011年3月に起きた東日本大震災以降、安さよりも高品質なものを求める消費者が増え、高価格帯の商品を購入する人も増加していることから高単価な製品のニーズが増えていることが伺えます。
化粧品
化粧品業界は景気に左右されにくい安定した業界と言われています。化粧品業界は、化粧品の開発、製造、販売などを手掛ける仕事を行う業界です。
近年は、女性向けの化粧品のみならず男性向けの化粧品の販売が始まり新たな市場を作りつつあります。
また他業種からの参入も見られ、その市場はとどまることを知りません。
また、高品質な日本の化粧品は海外からの人気も高く、リピートする外国人が多くいます。
そのため海外進出を図る企業は多く、海外で働きたいと考える学生からも人気な業種です。
小売業界の職種
職種によって業務内容も異なってくるため、自分がやりたいことは何なのかや、キャリア形成のイメージをある程度もって入社する必要があります。
バイヤー
バイヤーは店頭に並べるための、様々な商品のマーケティングや仕入れ、店頭支援などをおこなう仕事です。
流行や消費者の動向に目を光らせ、ニーズを満たせる商品を仕入れ、販売する必要があります。
常に情報に敏感であるだけでなく、取引先との信頼関係の構築、仕入れのために必要な下地作りも任されることがあり、様々な仕事に携わる重要な仕事です。
セールスマネージャー
セールスマネージャーは、店頭のプロデューサーとも言える仕事です。イベントの企画・実施や店頭で行われるプロモーションをプロデュースします。
また、セールスマネージャーは、店頭に立つ販売員のマネジメントも担います。
店頭で働くスタッフの育成やキャリア形成支援を行い、個々のレベルを上げることで組織の成熟度を高めることも重要な仕事です。
スタイリスト
スタイリストとは、販売に直に関わる従業員を指します。店舗によっては販売スタッフと呼ばれることもあります。
スタイリストは顧客への接客を主な仕事とします。スタイリストの成熟度が高ければ顧客からの評価が上がり、店舗全体の評価向上に繋がります。
そのため、大手百貨店等では研修が頻繁に行われ、スタイリストの育成に力を入れています。
顧客への接点が多いため、トラブル対応など柔軟かつ丁寧な対応が求められる職種でもあります。
販売
販売は、小売の仕事でも特に販売促進企画や景品の提案・作成・納品といった販売促進に携わります。
例えば、雑誌の付録のようなものです。普段はあまり買わないけれど、この付録がほしいから買うという消費者もいるため、消費者の購買意欲を掻き立てつつ、メーカーの期待に答える提案を行っていく必要があります。
また企画提案だけでなく、それらの生産管理や納品まで、全てを管理する必要があるため責任重大な仕事です。
小売業界で評価される志望動機を作る3つのステップ
ここでは小売業界の志望動機を書く際に意識してほしいポイントを3つ紹介します。
これから志望動機を作成するという人は、以下のポイントを参考に作成してみてください。
(1)志望動機に必要な要素を把握する
志望動機を作成する際は「なぜ小売業界か」「なぜその企業なのか」をしっかりと深掘りしましょう。
“なぜ小売業界なのか”については、数ある業界の中でもなぜ小売業界を選んだのかについてしっかりとした理由を準備しておく必要があります。
「人の暮らしをより豊かなものにする仕事に就きたいと考えており、サービスや商品によって新しい価値を提供することができる小売業界に興味を持った」のような小売業界ならではの理由を入れましょう。
“なぜその企業なのか”については、志望企業の強みや事業形態などの特徴を調べて、競合他社と差別化しながら伝えます。
ニトリであれば「お値段以上」というキャッチコピーで、主に家具や家電を中心に、インテリアやエクステリア、ペットや介護などさまざまな商品を販売しています。
トレンドを抑えつつ、値段もお手頃というのがニトリの特徴です。
このように企業ごとの特徴や強みを把握した上で、志望動機を作成してください。
(2)小売業界の求める人物像を把握する
小売業界は人々の生活に深く結びつく「衣食住」を支える仕事です。
そのため、toCの仕事が多く、特に販売スタッフには高いコミュニケーション能力や顧客視点に立ち物事を考えられるという素養が大切です。
また、消費者の購入意欲を高めるためのプロモーションや、ニーズに合った商品企画を行うこともあります。
そのためには今どんなニーズがあるのか、トレンドは何なのかを把握していないと、消費者にうける商品をつくることはできません。
つまりトレンドをキャッチアップする情報収集力、ニーズの変化に臨機応変に対応できる柔軟性や行動力、新しい商品やプロモーションを作り上げる企画力・発想力が求められると言えるでしょう。
(3)志望動機のフレームワークを知る
情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは書くだけです。必ずしもオリジナルの構成にする必要はありません。
シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり、読んでもらうコツです。
文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうことで、「て・に・を・は」、接続語、「です・ます」調など細部まで整えましょう。
(1)志望動機をひと言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか
志望動機の考え方、書き方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
本記事では志望動機のセオリーともいえる書き方のコツをお伝えします。
小売業界の志望動機の例文
実際に選考を通過したESの志望動機の例文および考察から、書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。
百貨店業界の志望動機の例文
→百貨店業界で何を成し遂げたいのかが書かれています。もう少し説得力がある志望動機にするためには過去の経験等を交えて書けると、あなたが百貨店業界を志望している理由をよりアピールすることができるでしょう。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(高島屋22卒)
スーパー業界の志望動機の例文
居酒屋でのアルバイトでは、コースの新設や、メニューの充実に力を入れて取り組みました。
そういった接客だけでなく商品づくり、店舗づくりへの創意工夫に注力していきたいと思い、小売業を目指しています。
また貴社が、ディスカウントストアとして売り場づくりや、プライベートブランドの商品づくりに力を入れて取り組んでいるところに魅力を感じました。
入社後は、品出しや検品をしながら、売り場づくりや商品の仕入れ、開発に携わっていきたいと思っています。
→業界を志望する理由→企業を志望する理由→将来やりたいことの順で、自分の過去の経験を交えながらわかりやすく書かれています。
コンビニ業界の志望動機の例文
中でも貴社はおにぎりの商品化など時代のニーズにいち早く対応してきたため、お客様本位での提案をしていけると考え特に志望しています。キャリアを通してお客様のニーズに応えていき、貴社へ貢献していきます。
→なぜコンビニ業界を志望しているのか、またコンビニ業界の中でもなぜその企業が良いのかについても書けていて、志望度の強さが伝わる内容となっています。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(セブン‐イレブン・ジャパン22卒(OFC部))
家電量販店業界の志望動機の例文
高校で野球部の副部長、大学の野球サークルで副会長と、補佐の役割に就いたことで、視野の広さや課題の把握と解決力、部員へのヒアリング力が養われた。部内環境改善のため部員と信頼関係を築き、ヒアリングを行った上でより良いチームを作った。
これは貴社でも活きると考えており、お客様の細かなニーズを予測、対応してより良いご提案ができると確信している。 ◯◯さん(自分)だから買ったと言っていただける店員になりたい。
→志望企業で活かせると思った強みについて、過去の経験を踏まえて書けているため説得力のある内容になっています。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(ノジマ23卒)
リサイクル業界の志望動機の例文
その点、貴社では衣料・服飾、中古ゲーム、携帯電話、楽器、文具など幅広いジャンルの商品を取り扱っており、新たな知識を得られるきっかけになると考えます。また、店舗の買い取り業務では、お客様から様々な商品をお預かりするため、今まで見たことのないようなものに出会うことができると思います。
私は、この好奇心を常に持ちながら貴社の業務に携わっていきたいと思いました。
→自分の強みを交えながら書けており、しっかりとアピールできています。また、リサイクル業界の中でもその企業が良い理由を具体的に書けており熱意の伝わる志望動機と言えるでしょう。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(ゲオホールディングス22卒)
アパレル業界の志望動機の例文
インナーウェアに代表される商品を通じて社会の多様な価値観と向き合い、誰もが自分らしくいられる社会を実現したいと考えています。
2つ目は御社が【信頼資産】を大切にしているからです。特に創業の地京都では、他企業とのコラボや京町家事業を通して地域・人との相互理解を重視しておられます。私は京都と世界を繋ぐ仕事がしたいと考えています。
御社であれば、京都の伝統を社会の需要に合った状態で世界へ届ける事ができると考え志望しました。
→志望企業を選んだ理由を過去の経験を交え、具体的に書けています。説得力のある志望動機と言えるでしょう。
参照元:unistyle/内定者本選考ES(ワコール24卒)
スポーツ用品業界の志望動機の例文
この経験から、今後はスポーツの多様な魅力を世界中に届けたいと考えている。その中で貴社にこだわる理由は、スポーツをアパレル・健康といった事業に活かすことで、スポーツに触れる人口を増やすことが可能であるからだ。選手だけでなく、幅広い層に寄り添うことが出来ると考える。
そのため貴社では、ブランドマネジメントに携わりたい。私が常に意識している「人の思考を分析し理解する点」や、大学時代に様々な企画を行った経験を活かせると考える。消費者の思考分析や、御社のブランドを伝えるイベントを実施することで、スポーツに触れる人口の拡大を目指す。
→綺麗な構成で書けています。将来何を成し遂げたいのか、なぜそのような夢を持ったのかを過去の経験を交えてしっかりと書けています。またスポーツ用品業界の中でもなぜその企業を志望しているのか、その企業でどんなことをしたいのかまで書けており、読み手が理解しやすい志望動機と言えるでしょう。
参照元:unistyle/内定者本選考ES(アシックス24卒)
トイレタリー業界の志望動機の例文
貴社は幅広いターゲットや生活シーンに向けた商品を展開しているため、多様な消費者の日々を豊かにする事が出来ると感じた。また説明会を視聴し、研究のシーズと消費者のニーズを融合した「よきモノづくり」で、世界中の人々や社会に貢献する貴社の姿勢に強く共感した。
常に消費者と積極的に向き合ってきた貴社の一員として、未来の生活者の当たり前を創り、人々の豊かな暮らしに最前線で貢献したい。
→なぜトイレタリー業界で働きたいのかについて実経験を踏まえて書けています。また、トイレタリー業界の中でもその企業を選んだ理由を具体的に書けており、企業研究をしっかりしてきたんだなという印象を与えることができるでしょう。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(花王24卒)
化粧品業界の志望動機の例文
貴社は手に取りやすい商品からハイブランドまで、幅広く展開しており、お客様一人一人に合わせた満足度の高い商品を生み出している。ITの力によってより手軽な情報収集手段を得たからこそ、貴社の商品の情報をより多くの人に届けることでお客様と貴社の商品が出会う場を創り出し、必要としている人の元に必要な商品を届けると共に情報弱者にも知ってもらえる仕組みを整えたいと考え志望する。
→過去の経験を踏まえた上で自分が持つ仕事観について書けており、説得力のあるエピソードと言えます。志望企業を選んだ理由についてもしっかりと書けています。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(コーセー24卒)
まとめ
本記事では小売業界の動向や仕事内容から、小売業界で評価される志望動機の書き方や例文を紹介してきました。
小売業界は私たちの生活に密接に関わってることから業界認知も高く、人気がある業界と言えます。
当然ですが、人気のある業界の選考を通過することは簡単ではありません。選考を通過するには、他の就活生と差別化することが大切です。
そのためにも、まずは本記事で紹介した志望動機の書き方や例文を参考にし、小売業界で評価される志望動機を作成してみてください。
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- 「小売業界で評価される志望動機を書くにはどうしたらいい…?」
- 「小売業界の書類選考を突破したい!」
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