小売業界は、業種の幅が広く、日常生活への関わりが深い業界です。もちろん大手であれば倍率も高い企業が多くあります。
そのため、志望動機の質をあげなければ内定を勝ち取ることはできません。
小売業界のデータや特徴を今一度把握し、例文を参考に書き方のコツを掴みましょう。
小売業界の特徴
ここでは小売業界の動向・業種・職種についてを解説してきます。
小売業界の動向
小売業界は個人の消費や購買意欲が増税や景気などの社会情勢に直接影響しやすいことから、社会の動きを体感しやすい業界と言えます。
近年では、新型コロナウイルスの影響により小売業界の中でも業種別で明暗が別れました。
好調に推移したのは家具や衛生用品、食品などのインテリアや100円ショップ、ドラッグストア、スーパー業界です。
これらの業種はテレワークの普及や外出を控える消費者による「巣ごもり需要」が追い風となり、業績は好調となりました。
一方で、オフィス街や繁華街では上述した巣ごもり需要により人出が減ってしまったため、コンビニや百貨店、アパレル業界は苦しい期間だったと言えるでしょう。

小売業界の業種
様々な業種の中でどの業種を選ぶべきか、特徴と差別化ポイントを勉強しておきましょう。
■百貨店
百貨店とは、「衣食住に関する様々な商品を部門別に揃え、商品を対面で販売する大型店舗」を指します。
2016年頃までは訪日外国人の増加により、百貨店の売上は増加傾向にありました。
しかし、時間帯を選ばず気軽にショッピングが楽しめるECサイトの台頭により、若者の百貨店離れが加速し、実際に大手百貨店が閉店するなど、百貨店業界の転換期が訪れていると言えます。
■スーパー
スーパー業界は、私達の生活に欠かせない多くの「食」を取り扱っています。
以下で説明するコンビニと同様に日々の暮らしを支える存在ではありますが、精肉・鮮魚・青果などを取り揃え、店舗によっては常時10,000点以上の商品を販売しています。
最近では、人手不足の解消を目的として自ら会計を行うセルフレジや、地元で作られた商品を販売する地域密着型モデルが導入されています。
また共働きやひとり暮らしなど、様々なライフスタイルに合わせた惣菜や野菜の詰め合わせなど市場や消費者心理を把握した店舗展開が行われています。
■コンビニ
コンビニ業界は、食品や菓子、日用品と言った生活雑貨を24時間、いつでもどこでも購入可能であることが大きな特徴とされてきましたが、今はそれが物議を醸しています。
人材確保に苦戦する店舗の増加や競争の激化により、年々増加し続けていたコンビニの店舗数も2019年には初めて減少し、コンビニのあり方についての議論が繰り広げられています。
■家電量販店
家電量販店は、生活家電やAV機器、携帯電話、PCなどの家電製品の販売に携わる産業のことを指します。
高い技術力と品質を誇る日本ですが、国内の家電量販店は合併と吸収を繰り返し、5強体制となり国内での競争が高まりました。
また、Amazonや楽天などに対抗するために、各社共インターネット通販に注力し始めており、自社でECサイトを運営している企業が多くあります。
■リサイクル
近年成長している業界の1つであるリサイクル業界。リサイクルとは不要となった品物や中古品を買取り、再販売することです。
最近では、個人でリサイクルが可能なフリマアプリが登場し、人々にとってリサイクルがより身近なものになっています。
欲しい物を安く手に入れたいといった若者の需要も合わさりこのように伸びています。
また、ITの標準化によりリサイクルに必要とされるフローが簡略化されるようになりました。
無料で査定できるアプリが登場し、誰でも簡単に使えるようになったため、今後も利用者の増加が見込まれ成長が期待できる業界です。
■アパレル
人々に必要な3要素「衣食住」の衣を支えるアパレル業界。
毎日身につけるものでもあり、街に出ればアパレルショップを見ないことはないほど溢れているため仕事のイメージはしやすいでしょう。
アパレルと言えば華やかな印象がある一方で、実は様々な問題を抱えています。例えば低コスト思考です。
一昔前は安いと品質が悪くすぐにだめになってしまうことが多く結局お金がかかってしまうため、長持ちする高いものを買うという認識がありました。
しかし縫製技術や繊維の品質等様々な品質が良くなったことで、安くて高品質、更にはデザイン性がある服を求める人が増えました。
■スポーツ用品
スポーツ用品業界の市場規模は、堅調に伸びています。
健康志向の高まりにより、ランニングを始める人が増えたことや、筋トレ・ヨガ・登山など趣味として始める人が増えたことにより、シューズやウエアの売れ行きは好調で初心者に留まらず、中上級者向けの高価格帯の商品も伸びている状態です。
直近の業界を見ると、好調に見えるポーツ用品業界ですが、長期的な視点で見ると少子高齢化やゴルフのようなお金のかかるスポーツを行う人口が減り縮小傾向と言えます。
そのため海外での売上を伸ばす必要がありますが、海外には有名ブランドが軒を連ねているため、それらといかに戦っていくかが課題となってきます。
■トイレタリー
トイレタリーというと、トイレの業界だと思われがちですが、そうではありません。
トイレタリーとは、身体を洗う石鹸やシャンプー、入浴剤といった、身だしなみを整えたり、身体をケアするために用いるための商品を指します。
トイレタリー業界が取り扱う製品は生活必需品であるため安価な商品が多く、各社は売上を伸ばすために大量に生産し、随時出荷をし続けなければならない薄利多売の構図になっています。
そのため各社は互いに付加価値をつけるなど様々な施策を行っています。
■インテリア
インテリア業界は、ベッドやカーテン、コップや照明器具と言ったインテリア雑貨や室内の装飾品等家具全般を取り扱う業界です。
インテリア業界の市場は年々増加しており、比較的安定している業界であると言われています。
2011年3月に起きた東日本大震災以降、安さよりも高品質なものを求める消費者が増え、高価格帯の商品を購入する人も増加していることから高単価な製品のニーズが増えていることが伺えます。
■化粧品
化粧品業界は景気に左右されにくい安定した業界と言われています。化粧品業界は、化粧品の開発、製造、販売などを手掛ける仕事を行う業界です。
近年は、女性向けの化粧品のみならず男性向けの化粧品の販売が始まり新たな市場を作りつつあります。
また他業種からの参入も見られ、その市場はとどまることを知りません。
また、高品質な日本の化粧品は海外からの人気も高く、リピートする外国人が多くいます。
そのため海外進出を図る企業は多く、海外で働きたいと考える学生からも人気な業種です。
小売業界の職種
職種によって業務内容も異なってくるため、自分がやりたいことは何なのかや、キャリア形成のイメージをある程度もって入社する必要があります。
■バイヤー
バイヤーは店頭に並べるための、様々な商品のマーケティングや仕入れ、店頭支援などを行う仕事です。
流行や消費者の動向に目を光らせ、ニーズを満たせる商品を仕入れ、販売する必要があります。
常に情報に敏感であるだけでなく、取引先との信頼関係の構築、仕入れのために必要な下地作りも任されることがあり、様々な仕事に携わる重要な仕事です。
■セールスマネージャー
セールスマネージャーは、店頭のプロデューサーとも言える仕事です。イベントの企画・実施や店頭で行われるプロモーションをプロデュースします。
また、セールスマネージャーは、店頭に立つ販売員のマネジメントも担います。
店頭で働くスタッフの育成やキャリア形成支援を行い、個々のレベルを上げることで組織の成熟度を高めることも重要な仕事です。
■スタイリスト
スタイリストとは、販売に直に関わる従業員を指します。店舗によっては販売スタッフと呼ばれることもあります。
スタイリストは顧客への接客を主な仕事とします。スタイリストの成熟度が高ければ顧客からの評価が上がり、店舗全体の評価向上に繋がります。
そのため、大手百貨店等では研修が頻繁に行われ、スタイリストの育成に力を入れています。
顧客への接点が多いため、トラブル対応など柔軟かつ丁寧な対応が求められる職種でもあります。
■販売
販売は、小売の仕事でも特に販売促進企画や景品の提案・作成・納品といった販売促進に携わります。
例えば、雑誌の付録のようなものです。普段はあまり買わないけれど、この付録がほしいから買うという消費者もいるため、消費者の購買意欲を掻き立てつつ、メーカーの期待に答える提案を行っていく必要があります。
また企画提案だけでなく、それらの生産管理や納品まで、全てを管理する必要があるため責任重大な仕事です。
小売業界で評価される志望動機を作る3つのステップ
ここでは小売業界の志望動機を書く際に意識してほしいポイントを3つ紹介します。
これから志望動機を作成するという人は、以下のポイントを参考に作成してみてください。
(1)志望動機に必要な要素を把握する
志望動機を作成する際は「なぜ小売業界か」「なぜその企業なのか」をしっかりと深掘りしましょう。
“なぜ小売業界なのか”については、数ある業界の中でもなぜ小売業界を選んだのかについてしっかりとした理由を準備しておく必要があります。
「人の暮らしをより豊かなものにする仕事に就きたいと考えており、サービスや商品によって新しい価値を提供することができる小売業界に興味を持った」のような小売業界ならではの理由を入れましょう。
“なぜその企業なのか”については、志望企業の強みや事業形態などの特徴を調べて、競合他社と差別化しながら伝えます。
ニトリであれば「お値段以上」というキャッチコピーで、主に家具や家電を中心に、インテリアやエクステリア、ペットや介護などさまざまな商品を販売しています。
トレンドを抑えつつ、値段もお手頃というのがニトリの特徴です。
このように企業ごとの特徴や強みを把握した上で、志望動機を作成してください。
(2)小売業界の求める人物像を把握する
小売業界は人々の生活に深く結びつく「衣食住」を支える仕事です。
そのため、toCの仕事が多く、特に販売スタッフには高いコミュニケーション能力や顧客視点に立ち物事を考えられるという素養が大切です。
また、消費者の購入意欲を高めるためのプロモーションや、ニーズに合った商品企画を行うこともあります。
そのためには今どんなニーズがあるのか、トレンドは何なのかを把握していないと、消費者にうける商品をつくることはできません。
つまりトレンドをキャッチアップする情報収集力、ニーズの変化に臨機応変に対応できる柔軟性や行動力、新しい商品やプロモーションを作り上げる企画力・発想力が求められると言えるでしょう。
(3)志望動機のフレームワークを知る
情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは書くだけです。必ずしもオリジナルの構成にする必要はありません。
シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり、読んでもらうコツです。
文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうことで、「て・に・を・は」、接続語、「です・ます」調など細部まで整えましょう。
(1)志望動機をひと言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか
志望動機の考え方、書き方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
小売業界の志望動機の例文
実際に選考を通過したESの志望動機の例文および考察から、書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。
百貨店業界の志望動機の例文
百貨店の洋菓子店でのアルバイトを3年間続けた経験の中で、百貨店は商品やサービスだけではなく新しい文化との出会いでお客様を楽しませる場だと感じました。
その中でも貴社は特別な買い物だけではなく「くらしのあたらしい幸せを発明する」ということをビジョンとし、日々の不満や不安を解消することを重視しているという点に魅力を感じました。
今の百貨店という業態に危機感を持ち、将来を見据えて時代の変化に合わせた明確な取り組みをここまで推し進めている百貨店は貴社だけだと感じます。
私はそんな貴社の一員として今まで部活動の経験で培った自身の向上心を活かし新しいことにもどんどんチャレンジしながら共に成長していきたいと考えています。
→自らの経験を基に、「なぜ百貨店を志望しているのか」を書くことができています。
企業研究はしっかりできていますが、自分の経験についての具体性がないので、「部活動で培ったどんな経験から向上心が生まれたのか」を書けるとより良いでしょう。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(大丸松坂屋百貨店20卒)
スーパー業界の志望動機の例文
居酒屋でのアルバイトでは、コースの新設や、メニューの充実に力を入れて取り組みました。
そういった接客だけでなく商品づくり、店舗づくりへの創意工夫に注力していきたいと思い、小売業を目指しています。
また貴社が、ディスカウントストアとして売り場づくりや、プライベートブランドの商品づくりに力を入れて取り組んでいるところに魅力を感じました。
入社後は、品出しや検品をしながら、売り場づくりや商品の仕入れ、開発に携わっていきたいと思っています。
→業界を志望する理由→企業を志望する理由→将来やりたいことの順で、自分の過去の経験を交えながらわかりやすく書かれています。
コンビニ業界の志望動機の例文
貴社のインターンシップ参加を通じて、少子高齢化や単身世帯の増加などの社会問題をビジネスチャンスとして捉え、徹底的にお客様の需要の本質を探る『コト』発想を意識した店舗作りに取り組んでいることを学びました。
この発想を生かすことで、人と人とのコミュニケーションを最重要視し、時代や環境の変化に対しても順応することが可能になるのだと思いました。
このように、お客様のことを常に考えているからこそ、今後の多様化するニーズに柔軟に対応できるサービスを提供できるのではないかと私は考えております。
入社後は、地域の地場産業と協力をして各地域の嗜好に合わせた商品をさらにお客様に提供し、街の活性化に貢献していきたいと強く志しております。
→企業について詳しく書くことができており、企業研究を熱心に行ったことが分かる内容です。
この内容を簡潔に書き、自身の経験に基づいた内容を書くことができるとより良くなります。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(セブン‐イレブン・ジャパン(OFC部))
家電量販店業界の志望動機の例文
人の生活の中で最も身近なものは電化製品であると思っており、その電化製品の販売に関わることで、人々の生活の向上への貢献ができると考え志望しました。
さらに、御社ならば、業界ナンバーワンの地位にあるだけでなく、創造と挑戦という経営理念の元、家電に留まらず雑貨や家具などの新しい分野にも挑戦している環境で、私自身も成長できると感じ、志望しました。
→自分の意思をきちんと伝えることができています。
欲を言えば、なぜ「生活の質を向上させる仕事をしたいのか」を自分の過去の経験に基づき書けるとより、説得力のある志望動機になります。
リサイクル業界の志望動機の例文
世界的に環境問題への関心が高まる中、廃棄物のリサイクルは今後も継続的に必要とされる分野です。
貴社では○○○や△△△といった取り組みを行っており、リサイクルを通して環境問題にアプローチできると思いました。
また、貴社は海外にも事業展開しており、高い評価を得ていることも魅力だと思い志望しましたです。
→入社後の自分の強みをどう生かしていけるかを書けていると、人事に働いている姿をイメージしてもらいやすくなります。
アパレル業界の志望動機の例文
それは、貴社のお客様のニーズを適確にとらえ、それに見合った商品をお客様にお届けするというこだわりから、世の女性に美しくなってもらうことで日本が元気になると信じているからです。
また、私が部活動で培った「今自分に何が求められ、何をどうすべきか。」を常に考え、行動する力を発揮出来る場だと確信しています。
→短い字数制限の中、志望動機とそう思った理由を端的に述べることができています。また、自己PRもうまく組み込まれておりわかりやすい文章です。
参照元:unistyle/内定者本選考ES(ワコール20卒)
スポーツ用品業界の志望動機の例文
私はこれまでテニスを始めとする様々なスポーツにふれあい、体を動かすことの充実感、また見る側としても夢や希望を与えてくれるものとして、その素晴らしさを肌で感じてきました。
そしてスポーツをする上で命とも言える用品の面から、自信を持って提案する側に立ち、サポートしていきたいと思うようになりました。
これは業界売り上げ圧倒的1位、海外比率8割という実績が物語るように、日本だけでなく世界中のお客様から高い信頼を得る貴社でこそ可能だと考えます。
徹底したお客様目線の追及と技術力によって生み出された貴社の製品を、多くの方々のニーズに寄り添いながら提供することで、競技パフォーマンスの向上や健康増進を始めとする、充実したライフスタイルの実現に貢献していきたいと考えています。
→この業界・企業を選んだ理由を数字を用いて述べられていますが、感想が多いため、何がきかっけでそう感じたのかを書くとよりよい文章になります。
トイレタリー業界の志望動機の例文
人生の中で、日常的な時間が1番長く、そこに笑顔が増えれば、人の幸せの質の向上につながると考えているからです。
そのため、人々の日常に不可欠な日用品に興味を持ちました。その中で、貴社の「今日を愛する」という理念に強く魅かれ、志望しました。
この理念を持つ貴社であれば、ただ便利で性能が良いモノを追求するのではなく、さらに一歩先の消費者のニーズにも寄り添った製品開発を行うことができると考えています。
そして、退屈な日常を楽しくて素晴らしい日常に変えられるような製品を開発し、笑顔があふれる日常を作りたいと思います。
→最初に結論から述べ、その結論に至った理由、その中でも○○社を選んだ理由をしっかりと述べられています。この理念に惹かれた理由があるとより良くなります。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(ライオン(LION)20卒)
化粧品業界の志望動機の例文
私は高校時代まで自分で化粧したり、基礎化粧品でケアをすることなく過ごしていました。
しかし、そのせいで肌はカピカピ、当時はケア不足が原因と知らずにただ悩むばかりでした。
大学生になり化粧品を使用するようになってから、肌質を周りに褒められるようになり、特別な日にメイクアップすることで楽しい気持ちになりました。
その経験から、私は普段化粧品を使っている方はもちろん、今使っていない方も日常的に使用してもらえるような化粧品を作りたいと感じました。
貴社は、心や体といったあらゆる方向から化粧品の研究を進めておられ、化粧品の本質に迫ることができ、さらに世界中で貴社の商品が売られています。
まずは、研究で学んだ生物学、特に蛋白質の知識を活かし、どんな人も気軽に、楽しみながら使える、お肌に優しい化粧品の開発に取り組みたいです。
研究を通して貴社の技術を学んだ後、サプライチェーン部門において、身につけた技術や強みである「交渉力」を活かし、新商品の製造のサポートに携わることで、世界中の化粧品の普及に貢献したいです。
→会社を志望している理由→キッカケ→具体例→将来の目標の流れで論理的にわかりやすい文章です。
また事実だけでなく心理面を書くことで採用担当者が共感しやすい表現ができています。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(資生堂20卒)
上記例文の他にも就活支援サイトunistyleでは選考通過者のESを7万件以上掲載しています。 下記画像からサイトに移動できるので、ぜひES作成の参考にしてください。
まとめ
本記事では小売業界の動向や仕事内容から、小売業界で評価される志望動機の書き方や例文を紹介してきました。
小売業界は私たちの生活に密接に関わってることから業界認知も高く、人気がある業界と言えます。
当然ですが、人気のある業界の選考を通過することは簡単ではありません。選考を通過するには、他の就活生と差別化することが大切です。
そのためにも、まずは本記事で紹介した志望動機の書き方や例文を参考にし、小売業界で評価される志望動機を作成してみてください。
●”小売業界”の動向
最近の小売業界は新型コロナウイルスの影響により、業種別に明暗が大きく分かれた。
好調:インテリア業界、ドラッグストア業界、スーパー業界
不調:コンビニ業界、百貨店業界、アパレル業界
●”小売業界”の求める人物像
(1)コミュニケーション能力がある
(2)顧客視点で物事を考えられる
(3)情報収集力がある
(4)臨機応変に対応できる柔軟性・行動力がある
(5)新しい商品を作る企画力・発想力がある
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