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専門学校の就職率や就活でのメリット・デメリットを詳しく解説

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目次

「専門学生って就活で不利になる?」「専門学校から就活するデメリットって何だろう」

上記のような疑問を持っている人に向けて、今回は専門学生と大学生の就職率やスケジュールの違い、専門学生が就活をする際のメリット・デメリットについて紹介していきます。

また専門外の業界への就職を目指す方がどのように動き出せばいいのかについてステップバイステップで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

専門学生って就活に不利なの?

専門学生は大学生と比較すると就活に不利なのでしょうか。まずは大学生と専門学生の就職率を見てみましょう。

大学生と専門学生の就職率

以下の画像は大学生と専門学生の就職率を表にまとめたものです。
※専修学校=専門学校

■令和元年度大学・専修学校卒業者の就職状況調査

令和元年度大学・専修学校卒業者の就職状況調査
参考:
厚生労働省「令和2年3月大学等卒業者の就職状況を公表します」

データを見ると令和元年度の大学生の就職率は98%で、専門学生の就職率は96.8%であり、両者とも前年度より就職率がアップしています。

このように、大学生と専門学生の就職率に大きな差は見られませんでした。つまり専門学生だから就活に不利になるということはなさそうです。

しかし企業や職種によって採用条件なども異なってくるため、自分の学歴や素養に合う企業を選ぶようにしましょう。

続いては専門学生と大学生の就活のスケジュールの違いについて見てみましょう。

専門学生の就活の理想的なスケジュール

専門学生の就活の理想的なスケジュール

大学生は3年生の3月にエントリーをし始めますが、専門学生は1年生の3月にエントリーし始めるため、専門学生の方が約2年取り掛かるのが早くなります。

エントリー後の流れに関しては大学生も専門学生も大きな違いはなく、春先に説明会などが本格的に開催され、大体の学生は2年生の秋頃に内定を獲得しているという流れになっています。

しかし志望企業の採用計画によっては、2年生の2月頃に内定を得るというケースもあります。

就活対策については、大学生は早い人では3年生の夏頃から就活の対策を始めていますが、専門学生は大体が2年制であり、あっという間に就活の時期になってしまうため、入学した年の夏頃から就活準備を始めておくと、余裕を持った就活対策ができるでしょう。

専門外の就職を考えている方はなおさら早めに行動する意識が必要です。とはいえ、仮に就活に出遅れてしまっても悲観的にならないようにしましょう。手立てはいくらでもあります。

もし「就活に出遅れたな」と感じたなら、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:
就活の出遅れを挽回するための7つの対策~人に頼るのが正解~

専門学生が就活する際のメリット、デメリット

ここまで専門学生の就職状況やスケジュールなどについて紹介してきました。

続いては専門学生が就活する際のメリット・デメリットについて紹介いきます。メリット・デメリットを踏まえた上で就活対策をしていきましょう。

メリット

専門学生が就活する際のメリット、デメリット

■専門性を活かした仕事に就ける

専門学校では授業の中で資格を取得できたりと特定分野に特化した教育を受けることができます。

業界によっては資格を持っていないと働けない職種もあるため、既に資格を持っているとなると有利になる可能性があります。

また、企業によっては全く専門知識がない人を教育するには時間も費用も膨大にかかってしまうことから、既に専門知識を持っている専門学生を高く評価している企業もあります。

■業界とのコネクションがある

専門学校の教師や講師は、特定の業界の企業とコネクションがある場合が多いです。例えば、自分自身が元々働いていたり、友人が店舗を経営しているなど様々な形でのコネクションが存在します。

そういったコネクションの中で得られる情報は就活サイトなどには載っていない場合が多いです。

また、ナビサイトなどには公開されていない求人情報が専門学校の教師のコネクションを通じて得られることも専門学生のメリットだと言えます。

■即戦力として評価されやすい

専門学校ではより実践的な内容を授業の一環として学ぶことができます。新卒採用はポテンシャル採用であり、就活生が即戦力になるとは思っていません。

しかし、既に実践的な授業を経験している専門学生なら、実際の現場での経験やスキルをアピールすることができるため、他の就活生よりも一歩リードすることができると言えます。

■学校からのサポートが手厚い

専門学校は4年生大学とは異なり、クラス担任制をとっている学校が多くなっています。

大学生は自分で企業を探し、自分で就活対策を行わなければなりませんが、専門学生の場合は、学校での基礎的な就活指導プラス、個人ごとにクラス単位での就活指導を行ってくれるため、就活に対する知識をより深く得れることが強みであると言えます。

デメリット

専門学生が就活する際のメリット、デメリット

■就職先が限定されがち

上述したように専門学校では特定の分野に特化しているため、その分野の職業に就く際には有利になる可能性があります。

しかしその分、全く異なる業種に就きたいとなると、企業によっては「なぜ全く関係のないこの業種なの?」という疑問を持たれてしまう可能性があります。

もちろん、必ずしも専門学校で学んだ分野の職業に就かなければならないわけではありませんが、異なる業種を受ける際はそのような質問にしっかりと回答できるように準備をしておく必要があります。

■学歴重視や、採用条件がある場合採用されにくい

就活では企業ごとに募集要項があります。企業によっては選考を受ける条件として「大学卒業」という条件を提示しているところもあります。

そういった採用条件がある場合は、どうしても専門学生では選考を受けることができなくなってしまいます。

また、大学卒業という条件がなくても、有名企業や大企業の中には、学歴を重視している企業も正直少なくありません。

学歴によって選択肢が狭まってしまう可能性もありますが、専門知識を持っている学生を求めているという企業ももちろんあるため自分に合った企業を探してみるようにしょう。

■就活までの時間が少ない

大体の専門学校は2年制となっているため、就活の準備期間は一般の4年生大学と比較すると短いと言えます。

大学生は約3年の準備期間がありますが、専門学生は約1年程しかないため、人によっては時間が足りないと感じてしまうかもしれません。

もし自分で進めるのが難しいと思う方は就活のサポートをしてくれる就活エージェントなどもあるため、活用してみるのも1つの手だと思います。

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専門内の就職をするなら 3STEP

専門学校は特定の分野に特化した内容を学んでいるため、入社の早い段階から戦力になります。

よって専門内での就職は非常に有利に就活を進めることができるでしょう。

以下のステップを参考に専門内での納得内定を目指しましょう。

STEP1:就職する業界の候補を決める

第一段階は「就職する業界の候補を決める」ことです。

ご自身の専門性の中でどのような業界に就職をできるのかを検討してみましょう。

例えば、美容系の専門学校に通っているとした場合、以下のような業界が考えられます。

✓美容院
✓エステ(ネイル、脱毛など)
✓美容部員
✓メイクアップアーティスト

このように可能性のある業界を書き出したうえで就職する業界を探すか、ご自身のやりたいことから就職する業界を探すのもいいでしょう。

STEP2:自身のポートフォリオをまとめる

第二段階は「自身のポートフォリオをまとめる」ことです。

志望業界や職種によりますが、ものづくりに関する仕事に就く場合はポートフォリオを制作する必要があります。

具体的には、広告デザイン・イラスト・ゲームの制作などが挙げられます。

専門学生を採用したい企業の採用担当者とって、ポートフォリオは学生がどのようなことを学んできたのか、どのような能力があるのかを知るための重要な資料です。

担任の先生などの協力を得ながら、少しずつでもいいのでポートフォリオの作成を進めていきましょう。

STEP3:学校に寄せられた求人から受験企業を決める

第三段階は「学校に寄せられた求人から受験企業を決める」ことです。

専門学校には専門業界の企業から多くの求人が来ます。その求人の中から、STEP1で決めた業界の企業を選定していくと良いでしょう。

また、担任の先生が企業選定についてアドバイスをしてくれるので、その内容も参考にしてみるのも手です。

専門外の就職に就くなら 3STEP

再三お伝えしてきましたが専門学生は特定の分野に特化して学んできているため、その分野での就活は有利になりやすいと言えますが、全く異なる業界を受けざるを得ない場合もあります。

特に音楽系や芸能系などのような採用枠が少ない業界はその道に進めない人の方が多くなってしまう可能性もあるため、専門学校で学んでいた分野とは異なる職に就くことも考えなければならなくなってしまいます。

以下の内容を参考に専門外での納得内定を目指しましょう。

STEP1:自己分析をする

第一段階は「自己分析をする」ことです。

専門内での就職を目指していた人も元から専門外の就職を目標としていた人も、自己分析は必要になります。

というのも、企業は「この学生はなぜ専門内の業界ではなく専門外のこの業界を志望しているのかな?」という疑問を必ずと言っていいほど、面接で質問してきます。

そういった際にしっかりと自分の考えを答えることができなければ「ほんとに志望しているの?」といったマイナスイメージを持たれてしまう可能性があります。

しかし「~~といった理由があって自分はこの業種を志望している」といったことが具体的に話すことができれば問題はありません。

具体的に話すためには、そう思うようになったきっかけの経験などを交えて話すと具体的且つ信憑性を持たせることができるため、必ずエピソードも一緒に伝えるようにしましょう。

専門内での就職を目指していた人にとって、専門外の業界の志望動機を考えるということはなかなか困難であると思います。

そんな方は、あまり深く考え込まず他人に相談してみるのも手です。

STEP2:学校の担任(キャリアセンター)や就活エージェントを利用する

第二段階は「学校の担任(キャリアセンター)や就活エージェントを利用する」ことです。

学校の担任あるいはキャリアセンターは過去の先輩のデータを多く保有しているはずです。そのデータをもとに今後どのように就活を進めていくべきかについて考えてみましょう。

一方、就活エージェントにおいても専門学生が別業界で納得内定を果たした事例を多数持っています。

さらに人事よりの目線から各志望業界の対策について指導をしてくれます。

少しでも就活エージェントに興味を持った方はぜひ本サイトを運用している就職エージェントneoを活用してみてください。

STEP3:選考対策をする

選考対策には大きく二つの対策があります。

まず一つ目は「書類選考の対策」です。そして二つ目は「面接対策」です。

■書類選考

書類選考では、学生時代に力をいれたこと(ガクチカ)・志望動機・自己PRなどがよく問われます。

今回は自己PR・志望動機の書き方に関しては割愛をしますが、以下の記事に詳細に記載されております。ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:
・企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説
・志望動機の書き方~選考通過率をUPさせる方法~

本記事では、学生時代に注力したこと(ガクチカ)の書き方について解説をしていきます。

まずは、学生時代に力を入れた内容について詳細に書き出すことから始めましょう。具体的には、ガクチカを5W2Hで文章を具現化しましょう。

ちなみに5W2Hとは、

(1)Who:誰が、誰に対して
(2)When:大学何年の何月に開始して
(3)Where:どの組織のどの場所で
(4)What:どんなことを
(5)Why:それをした理由
(6)How:どのような方法・手段で
(7)How much:何人・何時間・何万など

例えば、塾講師のガクチカを例にすると、

(1)Who:自分が、担当生徒に対して
(2)When:大学1年の5月に開始して
(3)Where:○○塾の個別指導課で
(4)What:学習計画の策定を
(5)Why:生徒の目標を叶えてあげたいと感じたから
(6)How:上司と相談しながら
(7)How much:半年間

ちなみに、ガクチカでは「なぜ取り組んだのか(Why)」「どのような行動を起こしたのか(How)」が特に重要になります。

以上のように、5W2Hでガクチカを書き出すことで内容を具現化することができます。

次に、具現化したガクチカを以下のフレームワークに当てはめてみてください。

このフレームを活用することで、読み手が納得するようなガクチカを記述できるようになります。

ガクチカ_フレームワーク

まずは、どういう場所でどういう役割としてどういうことに取り組んだのか一文で示しましょう。

次に取り組みを行なった背景・理由を簡潔に述べましょう。面接官は学生時代に取り組んだことに対する動機を通して「あなたのモチベーションの源泉は何なのか」を知ろうとしています。

続いて、目標と困難についてわかりやすく伝えましょう。面接官は「あなたがどのように考えて行動したのか」という結果に至るまでのプロセスを通して、仕事でも活躍できる人材かどうかを判断したいと考えています。

最後に取り組みを行なった結果とそこで学んだことを伝えましょう。

■面接選考

本記事では、面接を勝ち抜く上で理解しておくべき内容について共有をしたいと思います。

その内容は「面接官の思考を理解すること」です。

面接官を思考を理解することよって、面接攻略のための糸口を掴むことができるようになります。

面接官の思考を理解しておくだけでも他の就活生よりも一歩リードをすることができるので、しっかりと頭に入れておきましょう。

面接官に関わらず、人間は「感情(直感)で動き、論理(内容)で納得する」と言われています。

これは面接を攻略するうえで非常に大事な考え方です。

この原則を面接に当てはめると、面接官は以下のような思考の流れをします。

面接官が「この人材は非常に優秀そうだ」と直感的に感じる

なぜ優秀そうに感じるのかを様々な質問を通して論理で「やはり優秀である」と納得する
(アルバイトの経験を通してリーダーシップがあると分かるなど)

面接通過

逆もまた然りです。

面接官が「この人材はあまり活躍してくれなさそう」と直感で感じる

なぜ活躍しないと思うかの根拠を集める

不合格

このようにいかに直感的に「優秀そう」と思わせるのかがカギになってきます。

もちろん直感的に活躍してくれそうな人材だと思わせることが出来たとしても、

内容が伴っていないと意味はないので、内容についてもしっかりと対策をするようにしましょう。

どのように直感的に「優秀である」と感じてもらえるのか、どのように論理的に「優秀である」と思ってもらえるのかについては以下の記事で詳細に説明してるので確認してみてください。

関連記事:
就活で落ちるのはなぜ?‐通過率を向上させる裏ワザ4選 を紹介!!‐

専門学校の就職率や就活でのメリット・デメリットを詳しく解説‐まとめ‐

今回は専門学校の就職事情について解説をしてきました。また、専門外での就活を目指す方向けにどういう行動を起こしていけばいいのかについても説明しました。

本記事のまとめとして、最後に要点について整理したいと思います。

【メリット】
1.専門性を活かした仕事に就ける
2.業界とのつながりがある
3.即戦力として評価されやすい
4.学校からのサポートが手厚い

【デメリット】
1.就職先が限定されてしまう
2.採用条件によって受けられやすい
3.就活までの時間が少ない

【専門内の就職をするなら 3STEP】
STEP1:就職する業界の候補を決める

STEP2:自身のポートフォリオをまとめる

STEP3:学校に寄せられた求人から受験企業を決める

【専門外の就職をするなら 3STEP】
STEP1:自己分析

STEP2:学校の担任(キャリアセンター)や就活エージェントを利用する

STEP3:選考対策をする

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