周りが内定をもらっている中、NNTという状態に悩んでいませんか?
周りと比べて落ち込むのではなく、今できることを行ってNNTからの脱却を目指しましょう。そのためにも、まずはNNTの特徴を知り、自分に足りないことは何かを知ることから始めて下さい。
改善すべきポイントが明確でないまま就活を続けてもNNTからの脱却は難しいです。
本記事では、NNTになる7つの特徴や解決方法、人事が目を光らせているポイントを紹介します。よく読んで内定獲得のための行動をしていきましょう。
NNTとは?
NNTとは就活用語の1つで、weblio辞書によると下記のことを指しています。
NNTの対義語として、「有る内定」を示した「ANT」という略語も誕生してきています。
NNTになる7つの特徴
NNTになる人の特徴は何か知っていますか?下記にて自分が当てはまる項目があるか確認してみて下さい。
✓不安や焦りを強く感じている
✓大手や有名企業ばかりを見ている
✓ガクチカや強みがない
✓志望動機が薄い
✓エントリーが少ない
✓マナーがなっていない
就活と就職に意欲がない
意欲がない人は、就活と就職をする意味や価値を見いだせていない可能性があります。そうすると、ネガティブな思いのままズルズルと就活が長引いてしまいます。
その場合は、就活と就職のメリットを考え、理由や目的を明確にしてみましょう。
就活のメリットに関しては、例えば下記が考えられます。
・自分の強みを知ることができる
・就活で友達ができる 等
就職のメリットは、例えば下記が考えられるでしょう。
・年齢問わず幅広い人と繋がれる
・安定した収入が得られる 等
理由や目的を明確にする際は、例えば下記が考えられます。
・お金を稼いでお金持ちになりたい
・出来ることを増やして自信を持ちたい 等
ネガティブ面だけに目を向けていては、就活や就職に意欲が湧いてきません。そのため、メリット面に目を向け、目的や目標を持つことで自分が進むべき道が明確にして、前向きに就活を行いましょう。
不安や焦りを強く感じている
不安や焦りを感じる人は、周りと比較をして就活をしていませんか?「周りはやりたいことを見つけている」「すでに内定をもらっている」「自分はまだ内定が出ない」等の現状からネガティブな感情が出てきてしまっている可能性があります。
周りも就活を行っているため、一切比較をしないようにすることは難しいですが、比較をしても意味はありません。それは、早く就職先が決まれば良いというわけではなく、自分が行きたいと思える企業に出会い、楽しいと思える仕事をすることを目的とすべきだからです。
早期内定をもらっても就職後にギャップを感じて退職をする人がいれば、秋以降に内定をもらって興味のある分野に挑戦しながら長く同じ会社に努めている人もいます。
自分が行きたいと思えた企業に入社出来るように、相手に意識を向けるのではなく自分に向けて就活を行っていきましょう。
大手や有名企業ばかりを見ている
大手や有名企業ばかりを見ている人もNNTになりやすいです。人気のある企業は応募が多いことから、応募条件が高かったり独自のフィルターをかけていたりする可能性もあります。
中小やベンチャー企業よりも商品等のイメージがしやすく、「大手」「有名」というワードに憧れを抱くことは駄目ではありません。しかし、絞りすぎないようにしてください。
もし、中小やベンチャー企業を調べることが難しいと感じる人は、就活のプロである就職エージェントに相談してみましょう。あなたにマッチした求人を紹介してくれます。
ガクチカや強みがない
先にお伝えすると、ガクチカや強みは誰にでもあります。ガクチカでは、「〇〇大会で優勝した」「学園祭の実行委員長をした」等のエピソードでなくても構いません。
例えば、「ダイエットを4年間欠かさず続けた」「毎朝5時に起きて〇〇をし続けた」等のエピソードでもれっきとした頑張ったことです。
強みに関しては、自己分析で自分にとって大切なことや軸を見つけましょう。何かのアクションを起こしているときは、「好き・嫌い」「得意・不得意」等の感情があったはずです。自分はどんなときにモチベーションが上がるのかを明確にすることで、強みを見つけることが出来ます。
ガクチカも強みも実績を記載するだけでなく「なぜ行おうと思ったのか」「具体的に何をしたのか」「その出来事から何を学んだのか」というあなたの考えや価値観をより詳しく記載しましょう。
志望動機が薄い
志望動機が薄いこともNNTになりやすい要素の1つです。当たり前ですが、企業側は志望度が高い学生と一緒に働きたいと思っています。そのため、能力が優れ、ESや面接がどんなに素晴らしくても選考には通らな可能性が高いです。
とは言え、いくつもの会社をエントリーしている場合、「なせその会社でなければいけないのか」が分からなくなってきてしまうこともあるかと思います。さらに、会社で働いたことがない学生にとっては他社との比較がしにくいこともあるでしょう。
志望動機を書く際は、自分軸を基に各会社が大切にしていることや特徴とマッチしているか考えてみましょう。それは、成長性や製品に対する想い、理念等様々です。
もし志望動機を書くことや自分軸に合った企業を探すことが難しいと感じる人は、就活エージェントに相談してみて下さい。あなたに合った企業や「なぜその企業が合うと思ったのか?」について教えてくれます。
エントリーが少ない
エントリーが少ない人もNNTになりやすいです。現在、あなたがエントリー出来ている企業は何社ですか?
ディスコが調査した22卒の学生がエントリーをした平均は24.4社でした。他にもセミナーや会社説明会に参加した数は11.5社、ES提出をした数は12.1社です。これよりも少ない人は、そもそもの行動量が足りていない可能性があります。
「行きたい企業が1社しかない!」「他に興味がない!」という考えの人もいるかと思いますが、1社にエントリーと応募をして、内定が出る人はほとんどありません。
まずは、行きたい企業をエントリーし、興味のある企業とお取引のある企業、グループ会社等にも幅を広げてエントリーをしてみましょう。
▶参照元:株式会社ディスコ/22卒学生の4月1日時点の就職意識調査~キャリタス就活2022 学生モニター調査結果(2021年4月調査)~マナーがなっていない
面接では、話す内容だけでなくマナーにも気を使えていますか?もしかしたら話す内容に気を取られ、マナーがおざなりになっている可能性もあるかもしれません。
面接はとても緊張してしまうので、いつもなら気づけることでも気が回らないということもあるでしょう。しかし、事前に面接練習やマナーに関して復習をしていくだけでも違います。
何度も練習をすることで、流れやマナーが身につき、緊張をしてしまう場面でも適応できるようになるでしょう。
人事が目を光らせているポイントとは?
次に、NNTからANTになるために人事が見ているポイントをESと面接の観点から紹介します。「自分は何が出来ていないのか?」を確認し、改善していきましょう。
ES編
ESでは、論理的でわかりやすく書かれているかどうかが見られています。面接官に褒められるESを書くためには下記を意識して作成してみましょう。
✓エピソードを具体的に書く
■フレームワークに沿って書く
ESを作成していく際は、フレームワークに沿って書くことをオススメします。フレームワークを利用することで、論理的で分かりやすい文章を作成することが出来ます。
今回は、ガクチカのフレームワークを紹介するので、自分のエピソードがフレームワークに沿って書けているか確認してみて下さい。
【ガクチカのフレームワーク】
ESには、自己PRと志望動機もあり、それぞれでフレームワークが異なります。詳しく知りたい人は、下記URLを確認してみましょう。
▶参考:
・評価される「ガクチカ」の書き方を解説|見直しに役立つ”チェック表”つき
・企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説
・志望動機の書き方~選考通過率をUPさせる方法~
■エピソードを具体的に書く
ESの”あるある”で、書いている内容が相手に伝わっていないということがあります。
書いている本人は、抽象的なエピソード内容でも読んでいて違和感を感じたり意味が分からなかったりすることはあまりないかも知れません。しかし、面接官はあなたのESを見て初めてエピソード内容を知ります。
そのため、具体性のある内容が書けないと読んでいても「何を伝えたいのだろう?」となってしまうこともあるでしょう。具体的に書く際には、下記のチェック表を意識して作成してみて下さい。
【チェック表】
面接編
面接では、面接中の回答はもちろんのこと、身だしなみやマナーも評価基準として加わっています。自分には何が足りなかったのか、下記を見て改善していましょう。
✓身だしなみやマナーを再確認する
■フレームワークを意識して話す
面接のときにもフレームワークが存在します。意識しすぎて、面接官の設問に対する回答ができないと意味がありませんが、フレームワークを利用することによって論理的に話すことが出来ます。
「相手に上手く伝わらない」と悩んでいる人は、一度フレームワークを意識して練習をしてみて下さい。
【話すフレームワーク】
まず結論から話し始め、その結論に対してなぜ行おうとしたかの理由、行ったことの具体的例を順番に説明します。その上で再度、結論を話すと論理的に伝えることができます。そして大体の面接では、その後に面接官からの質問をされるので、それに対しての回答をしていきます。
ここで注意したいことは、話す際と書く際でフレームワークが異なるということです。書くときには「結果→動機→目標と課題→取り組みや対策→結果→学び」というフレームを使うため、注意しましょう。
詳しく知りたい人は下記URLを確認してみて下さい。
▶参考:面接官に好まれる”ガクチカ”の話し方|深堀り質問6選
■身だしなみやマナーを再確認する
先述しましたが、面接では、話す内容だけでなく身だしなみやマナーも重要なポイントです。どんなに素晴らしい話が出来ても乱れた服用や非常識な行動をしてしまっては受かりません。
身だしなみに関しては服装や髪型はもちろんのこと、対面面接で履歴書等を提出する際は紙が切れていないか、折れていないか等も確認しておきましょう。
マナーに関してはWEB面接と対面面接の2種類があります。最近は授業もオンライン化になり、WEB面接に抵抗がなくなっているかと思います。しかし、授業を受ける感覚で面接に臨まないようにしましょう。
注意点としては、「静かなところで受けているか」「背景はシンプルか」「ネット環境は適切か」「充電は十分にあるか」「マイクやイヤホンの確認は出来ているか」「開始5分前には入室しているか」です。
そして、対面では下記の流れを覚えておきましょう。最終面接だけ対面で行う企業も増えてきており、対面に慣れていないことから最終面接で落とされる人が増えてきています。
そのため、流れを理解した上で、面接に挑みましょう。
詳しい身だしなみやマナーについて知りたい人は、下記URLを確認してみて下さい。
▶参考:
・【就活】面接で好印象を与える服装|スーツから私服まで紹介
・面接官に好印象を与える面接マナー|入退室から回答方法、服装、持ち物まで
自信が持てない・・・ならすべきこと
自信がない人は「緊張しやすい」「マイナス思考」「周りと比べてしまう」「準備不足」「学歴にコンプレックスがある」「複数企業の選考に落ちている」等の特徴があります。
上手く行かないとネガティブになり、自信が持てなくなってしまうことは仕方がありません。しかし、後ろ向きなまま就活を進めていても良いことはありません。
先述した特徴で1つでも当てはまる人は、それぞれで対処法を紹介しているので、下記URLを確認しておきましょう。
▶参考:自信が持てない就活生必見!タイプ別に対策方法を紹介!
最短1週間で内定を獲得するには?
早く内定を獲得したいと思っている人は多いのではないでしょうか?就活情報サイト等で企業を探すことも手法としては良いですが、自分にマッチしている企業なのかどうかは分かりにくいかと思います。
そのような人は就活のプロである就活エージェントを利用してみて下さい。就活エージェントは、あなたの悩みや不安に耳を傾け、就活のサポートをしてくれる存在です。
他にも、あなたの過去のエピソード等を聞いた上で、マッチする業界・企業・職種を紹介してくれます。時期によって異なることもありますが、最短1週間で内定を獲得することも可能です。
就活エージェントについて詳しく知りたい人は下記URLを確認しておきましょう。
▶参考:就活エージェントとは?利用前に知っておくべき4つのポイントを紹介!
まとめ
本記事では「NNT」の特徴や人事が見ているポイントを紹介してきました。自分が何の原因でNNTになっているかをきちんと理解した上で、対策を行っていきましょう。
また、就活は選考に取らない数が増えれば増えるほど「自分が駄目だ」とネガティブに捉えがちです。しかし、あなたが悪いのではなく性格や特徴がマッチしない企業の選考を受けているだけかもしれません。
第3者に言われて気づく強みや特性も存在しますので、不安な気持ちを抱えている人は1人で悩まず、就活のプロである就活エージェントに相談してみましょう。
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とはいえ、「就職エージェントってなんか不安だな」と思われるかもしれません。ですが、仮にキャリアセンターに相談をしても、紹介できる求人数に限りがある場合もあります。
求人数が少ないと、あなたの本来の目的である「内定の獲得」を果たすことは難しい可能性が高いです。
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このまま何も行動を起こさなければ、ご自身の納得のいく企業に内定をもらうことができないかもれません。
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