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ガクチカと自己PRが”かぶる”と悩んだら確認したい3つのこと|ガクチカと自己PRの例文つき

ガクチカと自己PRを作っていく中で「内容がかぶる…」「同じエピソードで、マイナスの評価はされないかな?」と不安に思う人は多くいます。

結論、別々のエピソードを記載した方が「様々な経験をした人」という高評価を得られやすい傾向にありますが、必ず別のエピソードにするという決まりはないので、「どうしてもない…」という人は、かぶってしまっても構いません。

しかし全く同じ内容を記載してしまうと、質問の意図を理解していないと思われ、評価が下がってしまします。本記事で紹介している書き方の違いや何を重視して書くべきなのかを確認して、エピソードの差別化をしましょう。

目次

ガクチカと自己PRの違い

エピソードがかぶってしまっても構いませんが、各質問の意図に沿った回答をする必要があります。そのため、まずはガクチカと自己PRの違いをきちんと理解することが大切です。

ここでは、ガクチカと自己PRを質問する背景と書き方の違いについて紹介します。

企業がガクチカと自己PRを質問する背景

まず、企業がそれぞれの質問で知りたいことは下記になります。

✓ガクチカ:困難への向き合い方から、仕事に対する意欲や取り組み方を知るため
✓自己PR  :あなたらしさから、企業が求める人材とマッチするのかどうかを知るため

質問をしている意図がそれぞれ異なるため、質問をされている背景を理解した上で回答をしていく必要があります。

ガクチカを質問する背景

社会に出ると学生の頃には経験しなかった壁に直面することがあります。困難を乗り越えた経験がないと入社後に現れる壁を乗り越えられるのか?解決しようとする意思があるのか?と面接官は不安になるため、その不安を解消する方法の1つとしてガクチカの質問をしています。

更に経験の有無だけでなく「困難の乗り越え方」を質問することで、入社後に生じる困難に対してどの様に行動するのか?仕事への向き合い方はどうか?を面接官は知ろうとしています。

自己PRを質問する背景

当たり前ですが、企業や職種によって求める人材が異なります。例えば「社員との相乗効果を考え、影でサポートしながらまとめられる人」「今後の会社の成長を考え、主体性を持って論理的な意見を言える人」「営業職なので、聞き上手でコミュニケーション能力が高い人」というように様々です。

ガクチカだけでは見えなかったあなたの強みや人柄等を自己PRで質問することで、求めている人物像とマッチするのか?社員や会社、職種とマッチしているのか?を見極めるために質問をしています。

書き方の違い

ここでは、書き方の違いを紹介します。書き方の流れに大きな違いはありませんが、「困難に対して」と「強みに対して」のエピソードを具体的に伝えるという違いがあります。

ガクチカのフレームワーク

ガクチカでは、下記のように作成すると論理的で分かりやすい文章を作成することが出来ます。早速、ガクチカの書き方を見てみましょう。

ガクチカの書き順

【結果→動機→目標と課題→取り組みや対策→結果→学び】の順番で記載します。

ガクチカでは、困難に対して「どんな目標や課題があったのか」「それに対してどんな行動をしたのか」「なぜそれをやろうと思ったのか」を具体的に伝えることが重要です。

更に詳しく書き方や評価されるガクチカの特徴等を知りたい人は、下記URLを確認してみましょう。

▶参考:評価される「ガクチカ」の書き方を解説|見直しに役立つ”チェック表”つき

自己PRのフレームワーク

自己PRでは、下記を使って作成していきましょう。

自己PRの書き順

【結論→出来事→目標と課題→取り組みや対策→結果と学び→今後の活かし方】の順番で記載します。

自己PRでは「強み」を中心にエピソードを展開し、「なぜそれを強みだと思ったのか」「どの様にあなたの強みを使って、課題を解決したのか」を伝えることが重要です。

さらに「まとめることが得意」と抽象的に伝えるのではなく、「先頭に立ち、引っ張りながらまとめることができる」あるいは「裏でみんなをサポートしてまとめることができる」と具体的に強みを伝えましょう。

▶参考:自己PRを書く際の注意点を詳しく知りたい人は、下記URLを確認してみましょう。

企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説

ガクチカと自己PRの例文

それぞれを質問する背景や書き方の違いを理解した人は、実際に自分のESを書いてみてください。その際に周りの学生がどれぐらいのレベル感なのか?を知りたい場合は、下記を参考にしましょう。

ガクチカの例文

ここでは良い点と修正点の解説付きで、ガクチカの例文を2つ紹介します。赤マーカーで印をつけた箇所がガクチカでは【困難を乗り越えた】エピソードに当たり、具体性を求められるところです。

■アルバイト

アルバイトをしている蕎麦屋で業務の改善と効率化に努めました。自分が一通りの業務を覚えた頃、複雑なレジの機械操作や、品数が多いセットメニューの場合、お盆の上に並べる小鉢の配置を間違えるなど、同じようなミスをする従業員が多いことに気が付いたからです。  状況を改善するため、従業員たちに間違えやすい箇所の聞き取り調査を行い、その結果を踏まえて、レジの操作手順やお盆の上の配置を図に示したメモをいくつも作り、皆がすぐに確認できる場所に貼り出しました。   こうした努力が実り、店長からはミスの報告とクレームが格段に減ったという褒め言葉を頂戴しています。この経験から、常に問題意識を持ち、現状の改善に向けて自ら行動することの大切さを学びました。

→しっかりと論理的な文章を作成することができています。「ミスの報告やクレームがどの程度減ったのか?」ということを定量的に表現することができれば、より成果が分かりやすく、質の高いESになったでしょう。

■インターン

不動産仲介営業で「月間売上100万円」というチャレンジングな目標を定めて達成に向けて励みました。なぜ100万円がチャレンジングかというと、業界経験10年以上のトップ営業の社員でも毎月200万円を達成するのが難しい中、出勤日数が社員の半分程度だったからです。達成に向けて3点工夫しました。   1点目は、限られた時間に対する成果を最大化するために、成約見込みが高いと考えた、引っ越し希望時期が45日以内の顧客のみ対応すること。2点目は、顧客アンケートで数値の低かった信頼度の数値を高めるために、営業活動に必要と考えられる知識を網羅したこと。3点目は、他業者に顧客が流れてしまうことを防ぐために、雑談力を鍛えて、私という人間を好きになってもらうこと。   以上3点です。これらの取り組みの結果、半年で目標を達成し、営業成績は学生インターン生12人中1位を達成することができました。

→「工夫・努力した点」をかなり詳細に書けている点が評価されるでしょう。改善点としては、「活動において活かした強み」を記載すると良いです。

h3自己PRの例文

ここでは良い点の解説付きで、自己PRの例文を2つ紹介します。自己PRの例文を2つ紹介します。赤マーカーで印をつけた箇所がガクチカでは【強みを活かした】エピソードに当たり、具体性を求められるところです。

■アルバイト(責任感)

私の強みは、妥協を許さないという責任感です。 これは、自分の仕事を最後までやり抜こうと毎日夜遅くまで働く父の姿を幼い頃から見て育ったことから培われたものだと思います。 この強みを最も発揮したのは、大学入学以来続けている個別塾の講師のアルバイトです。仲間の間では、私用で気軽に自分の担当生徒の代行授業を頼むことが普通になっています。  しかし、私は自分の力で生徒の成績向上に貢献したいという強い思いから、3年間で約1400コマの担当生徒の授業を、2コマを除いて全て受け持ち、毎回確実な学習進捗を追うことに努めました。  その結果、生徒との信頼関係を築くことができ、彼らの成績が上がると同時に、仲間からも熱意ある姿勢が認められ、生徒及び他講師それぞれによる講師評価アンケートにおいてどちらも教室内1位を獲得しました。貴社においても、この責任感を活かし周囲から信頼される人材として活躍できると考えます。

→結論部分で自分の長所を具体的に言い換えられていて、あなたの長所がイメージしやすくなっています。またなぜその強みが培われたのかについても過去の経験を用いて書けているため、あなたの人柄がよく伝わる自己PRと言えます。

■インターン(気配り)

私は「1を1+αにする意識」をもっています。  ‌昨年2月から長期インターンとして人材紹介会社で、新規取引先候補のリスト作りやホームページの編集などを行っています。   社長は忙しい人のため、+αの行動で業務の負担を減らすことを意識しました。社長宛の電話を繋ぐことを1とすると、要件を必ず聞いたり社長宛でも営業電話などは私が対応したりするという+αの行動をとりました。他にも◯◯について調べてと言われたときに、その情報に必要そうな追加情報を加え、報告するという行動をとりました。  結果、社長から「気が利くし、いてくれて助かる」とのお言葉をいただけました。このように1の仕事を1で終わらせるのではなく、自分で考えて+αの行動を心がけています。  入社後は駅員として働く上で乗り換えなどで困っている方にこちらから声かけをするなど、様々な場面でこの意識を活かしていきたいです。

→構成がしっかりしているだけでなく、入社後のどの場面で【1+αにする意識】を活かしていきたいかまで記載されており、分かりやすい文章になっています。

他の例文を知りたい人は下記のURLを確認してみてください。

▶参考:【自己PR例文】面接官に評価される自己PRとは?

自己分析から導き出すガクチカと自己PR

それぞれのエピソードを考えていく中で「どうしても何を書けば良いのか分からない」という人は、自己分析の深堀りが出来ていない可能性が高いです。

そのため、もっと深堀りができることはないのか?ガクチカに書けそうなエピソードはないのか?を探るために下記を参考にしながら、再度自己分析をしてみましょう。

マインドマップ

マインドマップは連想ゲームのように自分が好きなことやテンションが上がる瞬間等を紙に書き出すことで思考を可視化することができる自己分析の方法です。

自分の好きなこと等から「なぜそれを好きなのか?」「好きなことを続けてこれた理由はなにか?」を深堀りすることで、自分の頑張ったことを見つけてみましょう。

マインドマップでは自分の価値観をメインに深堀りすることができるため、特に【自己PR】を作成する際に役に立ちます。

マインドマップ

手順は下記の様になります。

①中央に主題を書く
②テーマを設定する
③それぞれの項目に「なぜ?」と問いかける
④価値観をまとめる
⑤分析結果と合うような企業を選ぶ

更に詳しいやり方を知りたい人は下記URLを確認してください。

▶参考:マインドマップを活用した自己分析のやり方|図付きでわかりやすく解説

モチベーショングラフ

モチベーショングラフは幼少期から現在までの出来事のモチベーションを書き出すことで、自分のモチベーションの源泉を知ることができます。どんな時に頑張ろうと思えるのか?どの出来事で頑張れたのか?を見つけられる自己分析の方法です。

テンションが下降している所から上昇した瞬間が「困難を乗り越えた出来事」の1つになります。そのため、モチベーショングラフでは特に【ガクチカ】の深堀りをする際に役に立ちます。

手順は下記になります。

①2つの軸を書く
②出来事を具体的に書く
③出来事が起こった際の感情や思考を書く
④感情や思考に共通点を探す
⑤言語化する

更に詳しいやり方を知りたい人は下記URLを確認してください。

▶参考:モチベーショングラフを活用した自己分析のやり方|図付きでわかりやすく解説

SWOT分析分析

SWOT分析は自分の長所・短所などの内部要因、就活市場、業界の動向などの外部要因をかけ合わせて、自分について考えていく方法です。

ここから自分の強みを活かせた瞬間はいつか?弱みを改善しようと努めた時はあるか?と考えてテーマを探してみましょう。SWOT分析では自分の強みや弱みを知ることができるため、特に【自己PR】を深ぼる際に役に立ちます。

SWOT分析

手順は下記になります。

①自分の長所・強みを書き出す
②自分の短所・弱みを書き出す
③就活市場における自分へのメリットを書き出す
④就活市場における自分へのデメリットを書き出す
⑤項目をまとめる

更に詳しいやり方を知りたい人は下記URLを確認してください。

▶参考:SWOT分析を活用した自己分析のやり方|図付きでわかりやすく解説

自分史

自分史は幼少期~現在までの実体験を書き出し、その出来事を深堀りしていくことで自分の価値観や行動パターンを見つけていく方法です。出来事の洗い出しにも使えますし、自分の価値観を見つけることで企業選びの軸や自分に向いている仕事を知ることもできます。

自分史を作ることで「〇〇の習慣を今も続けていた」「△△の時に困難を乗り越えていた」という気付きにも繋がるため、自分史では特に【ガクチカ】を深堀りしていく際に役に立ちます。

自分史

手順は下記になります。

①過去の経験を振り返る
②過去の経験を”喜怒哀楽”に分類する

更に詳しいやり方を知りたい人は下記のURLを確認してみましょう。

▶参考:自分史を活用した自己分析のやり方|図付きでわかりやすく解説

他己分析

他己分析では友人や先輩、家族等に自分の性格や長所・短所、印象等を聞く方法です。客観的な意見を知ることができるため、自分では気づかなかった強みや性格、出来事を知ることが出来ます。

大人に聞くと学生とは違う視点からのあなたを知ることができるため、社会人になった先輩やキャリアカウンセラー、就職エージェントに話を聞くのも1つの手です。

他人に自分のことを聞くのは気恥ずかしさがありますが、他己分析では【ガクチカ】【自己PR】の両方に役立ちますので、色んな人に聞いてみましょう。

他己分析の質問内容

上記のような質問をしながら、気になったところがあれば「なぜそう思ったのか?」と深堀りをするような質問をしていきましょう。

まとめ

本記事では、ガクチカと自己PRの違いについて紹介してきました。書けそうなエピソードがある人は書き方を見ながら実際に作成をしてみましょう。

もし書けそうなエピソードがないと悩んでいる人は、自己分析を行いながら本当にないのか?を考え直してみてください。それでも「どうしたら良いのか分からない」「自分の強みって何があるの?」と悩んでいる人は就職エージェントに相談することをオススメします。

就職エージェントを利用すると、面接対策や企業理解へのアドバイス等、あなたの悩みに応じたアドバイスをキャリアアドバイザーが行ってくれます。一人で悩まず誰かに相談することで、自分を客観視することができ、不安を解消することできるかもしれません。

就活エージェントについて詳しく知りたい方は、以下を読んでみてください。

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