●学歴フィルターは[説明会][エントリーシート][適性検査]の選考過程で設定されることがある。
●日東駒専の学生が内定を獲得するためにすべきことは[就活対策を早めに始める][エントリーシート・Webテスト・面接対策をする][夏インターンシップに参加する][卒業生が就職している企業を受ける][就活エージェントを利用する]である。
「日東駒専の就職実績はどうなの?」「学歴フィルターはあるの?」「日東駒専でも有名企業から内定もらうことはできる」このような不安を感じている就活生もいるでしょう。
本記事では日東駒専の有名企業への就職率ランキング、学歴フィルターの実態、おこなうべき選考対策などについて紹介します。
日東駒専の学生は本記事を参考に選考対策をおこない、効率的に内定を獲得しましょう。
日東駒専の就職状況
「日東駒専の就職状況ってどうなんだろう…?」このような不安を感じている人もいるのではないでしょうか?
まずは日東駒専の中でも有名企業への就職に強い大学をランキング形式で紹介します。
順位 | 400社実就職率 | 卒業生 | 400社就職者数 | 大学院進学者数 | |
日本大学 | 102位 | 8.0% | 15,913人 | 1,177人 | 1,247人 |
東洋大学 | 107位 | 7.5% | 6,169人 | 437人 | 328人 |
駒澤大学 | 150位 | 4.8% | 3,266人 | 153人 | 83人 |
専修大学 | 138位 | 5.5% | 3,668人 | 197人 | 84人 |
参照元:「有名企業への就職に強い大学」トップ200校/東洋経済
上図からもわかるように、日東駒専の中で有名企業への就職に最も強いのは日本大学ということがわかります。
続いては日東駒専、各校の就職先を一部紹介します。
日本大学出身者の就職先
日本大学出身者の就職先は以下になります。今回は経済学部の就職先を紹介しています。
引用元:日本大学
東洋大学出身者の就職先
東洋大学出身者の就職先は以下になります。今回は経済学部の就職先を紹介しています。
引用元:東洋大学
駒澤大学出身者の就職先
駒澤大学出身者の就職先は以下になります。今回は経済学部経営学科の就職先を紹介しています。
引用元:駒澤大学
専修大学出身者の就職先
専修大学出身者の就職先は以下になります。今回は経済学部の就職先を紹介しています。
引用元:専修大学
日東駒専でも学歴フィルターはある?
就活を進めていく中で学歴フィルターという言葉を聞いたことがあるという就活生も多いのではないでしょうか。
実際、企業によっては学歴フィルターを設定しているところも存在します。応募者数が多い企業、特に誰もが知っているような大手企業や総合商社などは、早慶以上またはMARCH・関関同立以上としている企業もあるようです。
ここでは、選考過程のどこで学歴フィルターによる足切りがおこなわれるのか説明していきます。
説明会
選考を受けるにあたって説明会の参加が必須の企業もあります。しかし企業によっては説明会の座席数を大学によって設定しているケースもあるようです。
このような企業は明確に学歴フィルターを設定しており、一定以下の学歴の人は採用しない方針であるため、説明会の予約がいつになってもできない場合は諦めて違う企業を受ける方が良いです。
エントリーシート
学歴によってエントリーシートの評価を変えている企業もあります。この場合はエントリーの内容にかかわらず学歴で足切りしたり、高学歴のエントリーシートには加点をしている可能性があると言えるでしょう。
しかし企業がエントリーシートの段階で学歴フィルターをかけているか知る方法はないため、学歴フィルターについては気にせず採用担当者が読みたいと思うようなエントリーシートを作成することに注力しましょう。
適性検査
適性検査で学歴フィルターをかけている企業もあります。その場合、日東駒専の学生は高学歴の学生よりも高得点を獲得しなければなりません。
しかし適性検査もエントリーシート同様、企業が学歴フィルターを設定しているか確認する方法がないため、できるだけ高得点を取れるよう、適性検査の対策をするようにしましょう。
日東駒専の学生が就活で勝ち組になるコツ
ここでは日東駒専の就活生が内定を勝ち取るコツを紹介していきます。日東駒専の学生で就活に不安がある人は以下を参考に選考対策をおこないましょう。
就活対策を早めに始める
就活対策はできるだけ早く始めた方が良いです。対策すべきことは、就活生の皆さんが思っている以上にたくさんあるため、取り掛かるのが遅いと間に合わなくなってしまう可能性があります。
まだ対策をしていないという人は、本記事を読んだ後すぐに対策を始めましょう。
■エントリーシート対策
エントリーシートでは主に[志望動機・自己PR・ガクチカ]の3点が問われます。以下で各設問のフレームワークを紹介しますので、参考にして作成してみてください。
▼志望動機
志望動機は以下のフレームワークに沿って書きます。
(2)業界・企業を選んだ理由を述べる(過去のエピソードも交える)
(3)入社後どのような仕事がしたいかを述べる
志望動機の詳しい書き方や例文は以下の記事で紹介していますのでチェックしてみてください。
▼自己PR
自己PRは以下のフレームワークに沿って書きます。
(2)強みを表すエピソードを述べる
(3)強みをどのように活かしたのかを述べる
(4)経験を通して学んだことを述べる
(5)入社後にこの強みをどう活かしていくかを述べる
自己PRの詳しい書き方や例文は以下の記事で紹介していますのでチェックしてみてください。
▼ガクチカ
ガクチカは以下のフレームワークに沿って書きます。
(2)なぜその事柄に取り組んだのか述べる
(3)その中で困難だったこと、それに対して取った行動を述べる
(4)取り組みを通して学んだことを述べる
(5)学んだことを企業でどのように活かすかを述べる
ガクチカの詳しい書き方や例文は以下の記事で紹介していますのでチェックしてみてください。
■Webテスト対策
Webテストの対策をする際は以下の流れでおこなうと効率的に進めることができます。
(1)解説がわかりやすい参考書を一通り解く
まずは難しいものではなく、解説が自分にとってわかりやすい参考書を1冊選びます。腕試しに解いてみることで、勉強の必要なく解ける問題やそうでない問題の傾向を掴むことができます。さらに解説を読むことで効率的な解法を知り、さらにスピードアップできるようになるはずです。
(2)間違えた問題の解説を読む
間違えた問題は、ただのミスなのか、それとも理解できていないのかを区別しておきましょう。単なるミスの場合は、他の問題でも同じような間違いをしてしまわないよう注意することで正答率を上げることができます。また、理解できていない問題は理解できるまで集中的に勉強し、理解できたら別の問題を解き、考え方の理解が進んでいるかを確認しましょう。
(3)できなかった問題を繰り返し解く
間違えた問題を何度も繰り返し解きます。だいたい参考書を2〜3周すると7~8割の問題を解くことができるようになってくるはずです。
■面接対策
面接対策では、まず面接のマナーを抑えましょう。
ボソボソと俯いて話している人や身だしなみに全く気を使えていない人を採用したいという企業はありません。
話の内容も重要ですが、実は態度やマナーの方も面接官はしっかり見ています。具体的には以下のポイントをチェックしているため、特に注意して面接に臨みましょう。
意外と自分では笑顔のつもりが実は全く笑えていなかったり、普通に話しているつもりが志望動機などが棒読みになってしまっていることは多々あります。
このようなことを避けるためにも、面接前に練習をしておきましょう。
その際は自分が話している姿の動画を撮影し見返してみてください。そうすることによって客観的な自分の姿を見ることができるため、オススメです。
その他の面接対策は以下の記事をチェックしてみてください。
夏インターンシップに参加する
夏インターンシップに参加することで、志望企業の業務や社風について早めに理解することができます。またインターンシップに参加すると、早期選考に案内される可能性もあるようです。
夏インターンシップに参加するにはインターンシップ選考を突破しなければならない企業もあります。インターンシップ選考を受けることで、本選考の前に選考経験を積むことができ、インターンシップに参加していない就活生と比べて有利な状態で本選考に臨むことできます。
そのため、できるだけ夏インターンシップには参加するようにしましょう。
卒業生が就職している企業を受ける
同じ大学の卒業生が就職している企業を受けるのも1つの手です。理由としては先輩が入社しているということは学歴フィルターは問題ないということになります。
学歴フィルターがなければあとはあなたの努力次第と言えるため、就活対策をしっかりとおこなって選考に臨みましょう。
就活エージェントを利用する
就活エージェントとは、専任のアドバイザーが個別面談を実施し、各人の就活状況や人柄を把握した上で、希望や適性に合致した企業の求人情報を紹介してくれるサービスです。
何千人もの就活生を見てきた就活のプロがあなたに合ったアドバイスをしてくれるのが特徴と言えます。
就活に関するアドバイスをもらうだけでなく、模擬面接などイベントを開催している場合もあるため、1人で就活を進めるのに不安を感じている就活生は気軽に利用してみてください。
日東駒専から売上1兆円企業に内定した学生のインタビュー
ここでは売上1兆円企業から内定を獲得した日東駒専学生にインタビューした内容を紹介していきます。
Q:就活を始めた当時の就活状況はどうでしたか?
私は就活を5月中旬ごろに本格的にスタートしました。6~7月にかけてサマーインターンの選考があったのですが、最初は連敗に次ぐ連敗でした。
選考の大半が書類選考で落ち、一部が面接で落ちるという感じでしたね。正直、当時はかなり落ち込みました。
Q:その後、どんな戦略で就活に臨みましたか?
日東駒専の学生は書類選考(ESと適性検査)で落ちる可能性が高いと考え、徹底的に書類選考の対策をおこないました。
具体的には、ESは社会人の方に何度も添削してもらいました。一読した際に、すんなりと理解ができる解像度の高い文章を書けるまで繰り返しましたね。
一方、適性検査は市販のテキストを3~5周くらいやり込みました。適性検査の解き込みは書類選考を通過する上で非常に重要です。
Q:資格は取りましたか?
就活のためにあえて取った資格はありません。ただ大学の授業の関係でTOEICも受験しました。ちなみに点数は600点程度です。
就活において資格の優先度は高くはありませんが、取る余裕があるのであれば取った方が良いと思います。
同じ大学の知り合いでTOEIC900点以上を取り、専門商社に行った人間もいるため、資格が全く必要ないとは一概には言えないです。
Q:就活を通して学歴フィルターがあるように感じましたか?
結論としては、全体的に学歴フィルターを強く感じた場面はあまりありませんでした。
まず前提として、一般的に学歴フィルターが利用されるのが説明会の予約と書類選考の時と仮説を立て、この2つに焦点を絞ります。
説明会の予約において特段、学歴フィルターを感じたことはないです。あくまで仮説に過ぎないですが、説明会がオンラインで開催されることが最近では一般的になったため、学歴フィルターはないのではないでしょうか。
つまり、今までオフラインで開催されていたことから物理的に人数を絞らざるを得なかったのが、オンライン化により人数を絞ることがなくなったということです。
続いて、書類選考については企業によっては学歴フィルターはあるのかもしれません。ですが、こちらについてもフィルターはほとんどないと感じています。
というのも、大半がフィルター以前に自身の努力不足により書類選考を通過できていない場合であると感じるためです。
就活をしていた当時、早慶などいわゆる高学歴の学生と一緒に活動していたのですが、どの学生も非常に基準値が高かったです。
例えば、高学歴の学生は問題集を平気で3周とかしていましたが、私の周りの日東駒専学生はそもそも適性検査の対策をしていなかったりします。
つまり、努力を怠り、結果的に書類選考に落ちているに過ぎないということです。
私自身は、高い基準値に合わせて、適切量の努力をしたため、本選考の書類選考では8割程度通過することができました。
最後にまとめると、多少学歴フィルターはあるのかもしれませんが、学歴は今さら変えることはできません。
変えることができないものに固執するのではなく、変えることができる未来に時間を投資するのが最も大事な考え方です。
Q:就活においてブレイクスルーとなった出来事はありますか?
一つあげるとしたら、就活エージェントを活用したのが良かったです。エージェントを利用する前は、面接がなかなか通過せず、原因がイマイチ分からない状況が続いていました。
ですが、就活エージェントで担当の方に面接のコツをアドバイス頂き、そのアドバイスをもとに創意工夫した結果、最終面接以外で落ちることはなくなりました。
私の場合は就活で飛躍するきっかけをくれたので、就活に行き詰っている方は利用してみると良いかもしれまん。
Q:就活が上手くいった要因は何ですか?
先ほどもお話しましたが、ESを信頼できる社会人に何度も添削していただき読みやすい内容にできた点が成功要因です。
ちなみにガクチカや自己PRは200~500字のパターンを本選考前までに完成させていました。そのためスムーズに書類提出をすることができました。
面接については第一印象をこれでもかというくらいに気を付けました。
具体的には、最初の挨拶をする際には体育会のような声の大きさで挨拶し、身なりはその企業のトップ社員をイメージしていました。
例えば、銀行を受ける際にはオールバックに近い髪型するなど工夫していました。
その他にも、ネームコーリングやお礼状の速達などもおこなっていました。ネームコーリングとは文字通り、相手の名前を呼ぶことを指します。
このテクニックを使うことで、自分に対して無意識に親近感を抱いてくれるそうです。
お礼状の速達は、具体的には、面接終了後すぐに当日の面接官宛に手書きでお礼状を郵送することを指します。
これは他の学生よりも印象を持ってもらうことを意図しておこなっていました。
Q:就活中を振り返って、今就活中の学生に何かアドバイスはありますか?
就活をしている中で、日東駒専という学歴に不安を感じることが何度もあると思いますが、過去のことには執着せず、変えられる未来のために行動してほしいと感じています。
就活を早めに始めた人は、書類対策はできていると思うので、様々なひとと面接練習をするなどしてとにかく面接の場数を増やすと良いでしょう。
就活に出遅れた人は、まずは焦らないことです。焦っても良いことはありません。
現状を把握して、今から行わなければならないタスクを整理してみると良いでしょう。や
るべきことがわかると人間は落ち着いて行動できるものです。もし何をやれば良いのかわからないならば、キャリアセンターやエージェントの方に相談することも検討してみてください。
まとめ
本記事では日東駒専の就職先や学歴フィルター、日東駒専の学生がやるべき選考対策などについて紹介してきました。
学歴フィルターは企業によって設定されているケースもありますが、あまり学歴フィルターは意識せず、やるべき選考対策をおこないあなた自身の就活レベルを上げることに注力しましょう。
その際は本記事で紹介した対策を実践してみてください。
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