
「就活まだ何もしてない…今からでも間に合うのかな…?」「何から手を付ければいいかわからない」
今から就活を始めようと思っている人の中で、上記のような不安を感じている人もいると思います。
そんな人に向けて本記事では、就活を始めた人が最初にすべきことや、出遅れから大逆転する方法を紹介しています。
就活の進め方に少しでも不安がある人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

“何もしていない”人は今からできることを着実にこなそう
「もっと早くから就活を始めればよかった」「就活に乗り遅れたな」と過去を後悔する方がいるかもしれません。
ですが、過去の自分に後悔をしたところで、過去が変わるわけではありません。未来をよりよいものにするには今できることから行動を変えるしかないのです。
現1000円札の肖像である野口英世さんも以下のように言葉を残しています。
過去を変えることはできないし、変えようとも思わない。なぜなら人生で変えることができるのは、自分と未来だけだからだ。野口英世
つまり、就活の命運を握るのは今後のご自身の行動です。以下では、具体的にどのような行動をしていけばいいのかについてご紹介していきます。
就活を”何もしてない”人が最初にやるべきこと3選
まだ就活を何もしていない方が最初にやるべきことを3つ紹介します。選考開始時期によってもやるべきことの優先順位が変わります。
ご自身がどのパターンに当てはまるのかもご確認してみましょう。優先順位は以下の通りです。
<大学3年3月までの間に開始>
(1)→(2)→(3)
<大学4年4月以降に開始>
(2)→(3)→(1)
<大学4年6月以降に開始>
(3)→(2)→(1)
(1)就活サイトに登録する
マイナビやリクナビなどのいわゆるナビサイトにアカウント登録をしましょう。
ナビサイトには多くの求人が紹介されています。ご自身の希望条件を入れ、志望企業を探すようにしましょう。
その他に、逆オファー型の就活サイトを活用するのも一つの手段です。ですが、まずはナビサイトでご自身の興味がある業界や企業を検索してみましょう。
(2)就活に必要なものを揃える
就活で準備しておくべきアイテムを4つ紹介します。

■スケジュール管理ツール
メモ帳付きのスケジュール帳、スマートフォンのアプリなどを活用してスケジュール管理を行ないましょう。就活では一日に複数の選考が被ることも非常に多いので、必ず用意するようにしましょう。
■スーツ
いわゆるリクルートスーツと呼ばれる就活用のスーツを準備しましょう。大学の入学式などで着用するため、多くの方がスーツは持っているのではないでしょうか。
ちなみに就活では黒色のスーツが一般的であると言われています。もちろんスーツの色で減点されることはないとは思いますが、念のため黒色のスーツで就活に臨むのが無難でしょう。
その他にも、スーツを購入した当時と現在で体形に変化が生じている場合は、スーツを仕立て直しましょう。体形に合わないスーツは不自然な印象を与えかねません。
就活では見た目の印象も重要であるため、選考を優位に進めるためにも、ご自身の身体にフィットしたスーツを着ましょう。
■カバン、靴やネクタイなどの小物
カバンなどをはじめとする小物もしっかりと用意しましょう。カバンならなんでもいいことは一切ありません。その他の小物でも同様のことが言えます。
カバンであれば、自立ができるビジネスバックが理想です。靴も一般的には黒色の革靴を準備するケースが多いです。ネクタイについても寒色系のモノを選ぶのが無難であると言えます。
スーツ専門店に行けば、上記の小物を手に入れることができます。したがって、スーツと併せて購入しましょう。
■照明ライト
最後の必須アイテムは、スタンドライト(照明器具)です。
昨今の就活オンライン化に伴い、オンラインで面接が行なわれることが増えています。
パソコンのカメラのみで面接を実施した場合、面接官に自分の顔が暗く映る可能性が高いです。暗い印象を与えたことにより面接の印象点が下がることも考えられます。
そのような事態を避けるため、スタンドライトは必須アイテムであると言えます。
ちなみにスタンドライトを活用することで得られる効果は以下の通りです。
✓ 明るい印象を与えることができる
Web面接の特性上、対面の面接よりも顔がアップされるため、スタンドライトによって顔を照らすことは面接官に良い印象を与えるのに有効な手段です。
製品により価格差は多少ありますが、ほとんどのスタンドライトは約3000円程度で購入できるので、ぜひ利用してみてください。
(3)キャリアセンターやエージェントで就活戦略を練る
これまで就活を何もしてこなかった方は他の就活生よりも効率的に就活を進める必要があります。したがって、就活戦略が重要になります。
とはいえ一から就活に関して情報を収集して、戦略を練る余裕はありません。
そのため、就活についての知見があるキャリアセンターやエージェントにて一緒に就活戦略を練ることが必要です。
キャリアセンターやエージェントでは同時期・同レベル学生がどのような就活をしてきているかの情報を毎年蓄積しています。よってそのデータに基づいて、今後の就活の方向性を示すお手伝いをしてくれるでしょう。
つい一人でなんでもこなそうとしてしまうかもしれませんが、頼れるもの・使えるものはなんでも活用するのが就活では大事な考え方です。
「エージェントで就活に関して相談してみたい」と思う方はぜひ就職エージェントneoをご利用ください。

大逆転就活するための5STEP
逆転就活するためのノウハウを5つのSTEPに分けて解説をしていきます。少しでも選考の通過率を上げたい方はご参考ください。

STEP1:自己分析を行う
就活において自己分析は必須です。
自己分析を行わなければ、適性がある仕事を見つけることも、あなたの本当の強みを見つけることもできません。
また、志望動機や自己PRに関しても自分の過去をしっかりと振り返った状態で作成しないと、内容に説得力や信憑性がなく、あなたの魅力が伝わらなくなってしまう可能性があります。
そのため、就活を始める際はまず自己分析を行うようにしてください。やり方は複数ありますので、自分に合ったやり方を見つけましょう。
以下の記事では5つの自己分析のやり方を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:
【まとめ】自己分析のやり方5選紹介!図付きでわかりやすく解説
STEP2:ガクチカ・自己PRを200・300・400字の3パターン作成する
ガクチカと自己PRは3パターン準備しましょう。理由としては、ESでは200~400字のいずれかでガクチカや自己PRを書くのを求められることが多いためです。
ガクチカ
ガクチカを書く際は以下の観点に気をつけましょう。
✓ なぜその事柄に取り組んだのかに述べる
✓ その中で困難だったこと、それに対して取った行動を述べる
✓ 取り組みを通して学んだことを述べる
✓ 学んだことを企業でどのように活かすかを述べる
関連記事:
評価される「ガクチカ」の書き方を解説|見直しに役立つ”チェック表”つき
自己PR
自己PRを書く際は以下の観点に気をつけましょう。
✓ 強みを表すエピソードを述べる
✓ 強みをどのように活かしたのかを述べる
✓ 経験を通して学んだことを述べる
✓ 入社後にこの強みをどう活かしていくかを述べる
関連記事:
企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説
STEP3:面接官の思考を理解する
面接官を思考を把握することで、面接攻略のための糸口を掴むことができるようになります。
面接官の思考を理解しとくだけでも他の就活生よりも一歩リードをすることができるので、しっかりと頭に入れておきましょう。
面接官に関わらず、人間は「感情(直感)で動き、論理(内容)で納得する」と言われています。
これは面接を攻略するうえで非常に大事な考え方です。この原則を面接に当てはめると、面接官は以下のような思考の流れをします。
面接官が「この人材は非常に優秀そうだ」と直感的に感じる
↓
なぜ優秀そうに感じるのかを様々な質問を通して論理で「やはり優秀である」と納得する
(アルバイトの経験を通してリーダーシップがあると分かるなど)
↓
面接通過
逆もまた然りです。
面接官が「この人材はあまり活躍してくれなさそう」と直感で感じる
↓
なぜ活躍しないと思うかの根拠を集める
↓
不採用
このようにいかに直感的に「優秀そう」と思わせるのかがカギになってきます。
もちろん直感的に活躍してくれそうな人材だと思わせることが出来たとしても、内容が伴っていないと意味はないので、内容もしっかりと対策をするようにしましょう。
STEP4:面接のマナーを抑える
ボソボソと俯いて話している人や身だしなみに全く気を使えていない人を採用したいという企業なんてありません。
話の内容も重要ですが、実は態度やマナーの方も面接官はしっかり見ています。
具体的には以下のポイントをチェックしているため、特に注意して面接に臨みましょう。
(2)言葉遣い:語尾は伸ばさず、丁寧に話す
(3)目線:面接官の目をしっかりと見て話す
(4)声のトーン・大きさ:ハキハキと明瞭に話す
(5)棒読み:暗記するのではなく、自分の言葉で話す
(6)身だしなみ:スーツの着こなし、清潔感を大事にする
意外と自分では笑顔のつもりが実は全く笑えていなかったり、普通に話しているつもりが志望動機などが棒読みになってしまっていることは多々あります。
そのようなことを避けるためにも、面接前に練習をしておきましょう。
その際は自分が話している姿の動画を撮影し見返してみてください。そうすることによって客観的な自分の姿を見ることができるため、オススメです。
関連記事:
面接官に好印象を与える面接マナー|入退室から回答方法、服装、持ち物まで
STEP5:頻出質問を抑える
面接には面接官から頻繁に質問される内容が存在します。
頻出質問にどう回答するか事前にある程度考えておくと本番でも焦らずに質問に答えることができるでしょう。
ちなみにオススメの面接練習法は「一人で壁に向かって練習をすること」です。
面接において頻出の質問を壁に向かってひたすら独り言する練習方法です。人目を気にする必要がないため気軽に面接の練習を行なえます。以下が頻出質問です。
- 自己PRをしてください
- 長所を教えてください
- 短所を教えてください
- 周りからどんな人と言われますか?
- 苦手な人はいますか?
- 尊敬する人を教えてください
- 趣味、特技は何ですか?
- ストレス発散方法は何ですか?
- リーダーシップを発揮した経験を教えてください
- 休日の過ごし方を教えてください
- 企業選びの軸は何ですか?
- 今までで一番嬉しかったことは何ですか?
- 今までで一番辛かったことは何ですか?
- どのようなアルバイトをしていましたか?
- 失敗談を教えてください
- 学部を選んだ理由を教えてください
- 当社の弱みを教えてください
- 最後に一言ありますか?
各質問の効果的な回答方法や回答例は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:
【面接でよく聞かれる質問集】答え方のポイントと前日までに準備すべき対策も紹介
就活を何もしてない方のための大逆転就活マニュアル‐まとめ‐
今回は、就活を何もしてこなかった方はどのような心構えで就活を始め、どのような手順で就活を進めていけばいいのかについて解説をしてきました。
行動を起こして初めてご自身の就活に何かしらの変化が起こります。本記事を参考に何かしら行動を起こしてみましょう。
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