●就職先が決まらないお子様を見ていると、つい自分が就活をしていた頃の経験をもとにアドバイスをしたくなるかもしれませんが、必要以上に干渉しすぎないようにしてください。
●大学の卒業式までに就職先が決まらずとも、3月31日までに就職先が決まれば新卒として就職することは可能です。
就活が思うように進まない息子を前にして、親としてどうサポートすべきか悩んでいる方も多いことでしょう。
この記事では、息子さんの就活がうまくいかない原因を探り、親ができる具体的なサポート方法と成功へのヒントを提供します。
息子さんの未来を共に切り開くための一歩を踏み出しましょう。
息子の就活が決まらない原因
息子さんの就活がなかなか決まらないと感じている親御さんは多いかもしれません。
息子さんの就活が決まらない原因を理解することは、適切なサポートをおこなう第一歩です。
以下にて[就活が決まらない学生に多い原因]を紹介していますので、息子さんに当てはまるものがないか確認してみてください。
エントリー数が少ない
就職エージェントneoが24卒(2023年実施)・25卒(2024年実施)の就活生を対象におこなったアンケートでエントリー社数について質問したところ、最も多かった回答は24卒は[21社~30社]、25卒は[1社~10社]でした。
当然、エントリー数が多ければ多いほど内定獲得のチャンスは増えるため、息子さんが何社エントリーしているかを確認し、少ないようであればエントリー数を増やすよう促すと良いでしょう。
参照元:就職エージェントneo/25卒就活生を対象とした4月1日時点での内定獲得率に関する調査結果
大手企業ばかり受けている
東洋経済の[内定の競争倍率が高い会社」ランキングTOP100]という記事によると、2023年8月時点で1番倍率が高い企業はシステム・ソフト業界のGMOインターネットグループという企業で476.5倍とのことです。
知名度が高く人気が集まりやすい企業は、応募者数に対して採用人数が多くないため、倍率が高くなりやすいです。
そのためもしもお子様が難易度の高い企業ばかりを受けているようであれば、多少視野を広げて企業を選びをすることを伝える必要があります。
参照元:東洋経済/「就職内定の競争倍率が高い」100社ランキング
やりたい仕事が定まっていない
やりたい仕事が定まっていないことは、就活がうまく進まない大きな要因の1つです。
多くの就活生が、自分の興味や適性を見つけるのに苦労しています。特に、現代の仕事環境が多様化し選択肢が増えたため、迷ってしまったり決めきれなかったりする人も多くなっています。
このような状況では、自己分析が重要です。
自分が何をしたいのか、どんな価値観を持っているのかを考えることで、やりたい仕事が少しずつ見えてくるのではないでしょうか。
また、インターンシップやアルバイトを通じて実際の仕事を体験することも、自分に合った仕事を見つける手助けになります。
親御さんは、息子さんのペースを尊重し、焦らずにサポートする姿勢が求められます。
エントリーシートの内容を作り分けていない
実際、エントリーシートの設問によっては他企業の選考でも使いまわすことが可能なものもありますが、[自己PR][志望動機]に関しては必ず各企業に合わせて内容を変更するようにしましょう。
以下で自己PRと志望動機を作成する際のポイントを簡単に説明します。
まず[自己PR]ですが、自己PRとは能力や人柄といった自分自身の良さや長所をアピールし、企業に自身を売り込むための項目です。
そのため自己PRでは、志望企業の採用ホームページや求人サイトに掲載されている情報をもとに、企業の求める人物像に当てはまる強みをアピールする必要があります。
続いて[志望動機]についてです。志望動機とは自分がなぜその企業に入りたいのか、なぜその仕事をしたいのかを企業に伝えるための重要な項目です。
特に新卒採用は中途採用とは異なり、今のスキルよりも今後大きな成長が期待できるかどうかというポテンシャルが重要視されます。
実際、スキルが同じくらいの学生が2人いる場合「この会社で頑張っていきたい!」という熱意や意欲がより伝わる学生を採用したいと思うのは普通のことでしょう。
なぜなら、熱意や意欲がある人であれば「入社後も仕事に前向きに取り組んでくれそう」「長く働いてくれそう」という印象を持つことができるためです。
もしも「自分の息子はめんどくさがり屋だから、毎回同じ内容でエントリーシート提出してそうだな…」といった親御さんは、自己PRや志望動機の内容を全企業同じ内容で提出していないかを息子さんに確認してみても良いかもしれません。
エントリーシートの書き方を理解していない
就活が決まらない息子さんの中にはエントリーシートの書き方を理解していない人もいるのではないでしょうか。
その中でも、特に自己PR・志望動機・ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の構成に問題があるかもしれません。
典型的な設問である上記3つは評価される書き方が存在します。そのため息子さんが自己流でこれらの設問を書いてるのであれば、一度確認してみてください。
またエントリーシートでは相手が読みやすい文章になっているかどうかも非常に重要です。もしも息子さんが自身のエントリーシートに対して誰からもフィードバックをもらったことがないということであれば、親御さんのほうで確認し、客観的な意見を伝えるのもありでしょう。
そもそもの書き方がわからないということであれば、以下の記事を共有してあげてください。
まだ自己PRを考えてない人も、すでに考えている人も自分の自己PRがこれで大丈夫か確認してみてください。
志望動機が浅い
志望動機が浅いと、採用担当者に本当にその企業や職種に興味を持っているのか疑問に思われてしまいます。
志望動機は、就活生の熱意や意欲を示す重要な要素であり、企業が求める人物像に合致しているかどうかを判断する材料となります。
特に新卒採用では、多くの学生が同じようなスキルや経験を持っているため、志望動機の内容が差別化のポイントとなります。
浅い志望動機では、就活生の魅力が最大限伝わらず、選考過程で不利になってしまう可能性もあるでしょう。
志望動機を具体的かつ深く掘り下げることで、企業に対する理解や自分の適性をアピールすることができます。
もし息子さんが志望動機の作成で悩んでいる場合は、どうしてその企業を志望しているのかを深掘りし、理由の言語化をサポートしてあげてください。
企業は、「志望度の高さや会社の社風・ビジョンとマッチする人材かどうか」を判断するために志望動機を聞きます。それらを満たす志望動機を作成するためには、以下の4点を含んでおく必要があります。
適性検査対策をしていない
多くの企業がエントリーシートと適性検査を同時に課すパターンが多く、仮にエントリーシートの内容が良くても適性検査の得点が悪いと落選する確率が非常に高くなります。
例えば、人気企業は採用枠に対してたくさんの応募が殺到します。
しかし採用担当の人数は限られており、そのすべての応募者の履歴書やエントリーシートを確認する時間を作ることは難しいでしょう。
そのため企業はテストの点数である程度の人数まで絞り、その次にエントリーシートなどの内容で判断するようにしています。
もしも息子さんが適性検査後の書類選考で落ちているのであれば、適性検査に向けた対策をしっかりおこなっているのかどうかを確認してみてください。
面接の基本マナーが身についていない
面接の基本マナーが身についていない人の特徴として、以下の例が挙げられます。
- スーツがしわだらけ
- ネクタイをきちんと結んでいない
- 革靴が磨かれていない
- 声が小さい
- 目を見て話さない
- 猫背になっている
- 髪型がセットされていない
このような基本的なマナーが抑えられていない場合、落選確率は高まる可能性があるため、普段の話し方や面接当日の服装には気を付けましょう。
面接に苦手意識がある
面接に苦手意識を持つことは、就活において大きな障壁となり得ます。特に、初めて面接を受ける場合や過去に失敗経験がある場合は、緊張や不安が増してしまう就活生が多いです。
面接は自己PRの場であり、自分をアピールするための重要な機会です。そのため、面接を受ける前に苦手意識を克服しておくと良いでしょう。
面接に対する苦手意識を克服するためには、まずは場数を踏むことが有効です。
模擬面接を繰り返しおこなうことで、自信をつけることができるでしょう。また、面接の基本的なマナーや質問に対する答え方を事前に学ぶことも重要です。
これにより、実際の面接でも落ち着いて対応できるようになります。
さらに、ポジティブな思考を持つことも大切です。なぜなら自分の強みや成功体験を思い出すことで、自信を持って面接に臨むことができるためです。
親としては、息子さんの努力や進歩を認め、励ますことで、彼の自信をサポートすることができるでしょう。
自己アピールが下手
自己アピールが下手な人は、自己PRやガクチカなどを伝える際に、面接官に響かない伝え方をしてしまっている可能性があります。
中には緊張してうまく話せなかったり、とにかく自分について知ってほしいからとダラダラと自分のことを話し続けてしまったりする人もいるかもしれません。
そのような状態に陥ってしまう気持ちもわかりますが、面接では学生が一方的に話す(アピールする)というよりも、面接官と会話することを意識するようにしてください。
親御さんは息子さんの自己PRやガクチカなどを聞いて、話し方に関するフィードバックをしてあげると良いでしょう。
内定がない原因とその対策についてより詳細に知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
本記事で紹介する4つのステップを実践することで、内定獲得に近づくでしょう。よく読んでこれからの行動につなげてください。
就活が決まらない息子と接するときの注意点
就活が決まらない息子さんと接する際は、親としてサポートしてあげることが大切ですが、過度な感想やプレッシャーをかけることは避けてください。
息子さんの気持ちに寄り添い、適切な距離感を保ちながらサポートする方法を考えましょう。
また、息子さんが自分自身で問題解決に取り組む力を養うことも大切です。
親が全てを解決しようとするのではなく、息子さんが自らの力で前に進むための環境を整えることが、長期的な成功につながります。
息子の意見を否定する
入社をして実際にその企業で働くのは息子さん自身です。そのため息子さんが選んだ選択を理解し、意見を尊重してあげましょう。
息子さんの意見に対して「その企業はやめた方がいい」「そんなんじゃ就活はうまくいかない」などと否定をしてしまうと、自分で決めたことを応援してもらえないとショックを受けたり、ネガティブな感情を抱いてしまったりすることに繋がってしまいます。
また、たとえ親御さんが思う[良い企業]に就職したとしても、適性が無ければ活躍できず、早期離職に繋がってしまう可能性もあります。
以上の理由から、息子さんの意見を否定することは避けましょう。
自分の意見・価値観を押し付ける(過度に干渉する)
つい自分の頃の就活や勤務経験をもとに選考を受ける企業を指定したり、自信満々に過干渉してしまうこともあると思います。
しかし、過去と現在では就活の事情は異なりますし、息子さんから「うるさく口出ししてくる親だ」と思われては、家族関係がこじれてしまう可能性もあります。
上から一方的に意見を伝えるのではなく、一緒に考えるプロセスを踏むことにより息子さんの納得感を生み出してあげることが大切でしょう。
他人と身内を比較する
ママ友ネットワークでの体裁を重視している親御さんは特に気を付けたほうが良いでしょう。
「同級生の○○君は○○(大企業)に内定が決まったらしいね!あなたはまだ内定がないなんて…」といったことを、つい口にしてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
中には、兄弟と比較して「お兄ちゃんは大手企業に入った」などと息子さんに言葉をかけてしまう人もいるでしょう。しかしこのように誰かと比較するのはやめてください。
比較されてしまうと自分自身を否定されているような気持ちになってしまいます。
それでなくても就活という日々ストレスを感じている中で、身内からもプレッシャーをかけられると心が休まる時間がなくなってしまうでしょう。
そのため兄弟や他人と比較して言葉をかけるのではなく、息子さんのペースで頑張れるように応援して一緒に並走してあげてください。
就活の進捗を細かく確認する
息子の就活をサポートする親として就活の進捗を細かく確認することは非常に重要です。
進捗を把握することで、どの段階でつまずいているのか、どの部分にサポートが必要なのかを明確にすることができます。
例えば、エントリーシートの提出状況や面接の回数、企業からのフィードバックなどを定期的に確認することで、具体的なアドバイスやサポートが可能になります。
また、進捗確認は息子さん自身のモチベーション維持にも役立ちます。親が関心を持ってくれていると感じることで、息子は自分の努力が認められていると感じ、さらに頑張ろうという気持ちになりやすいです。
一方であまり干渉されると信用されていない、などとネガティブに受け取られてしまう可能性もあるため、進捗確認の際はあくまでサポート役として、息子さんが自分で考え行動できるよう促すようにしましょう。
就活が決まらない息子のために親がやるべき5つ
ここでは就職が決まらない息子さんのために親御さんにできることを5つ紹介していきます。
以下を実践することで、息子さんの就職が決まるキッカケを得ることできるかもしれません。是非参考にしてみてください。
就活が決まらない息子を精神的にサポートする
就活は日々ストレスを感じる場面が多くあります。
そのため息子さんの言動や行動に対して、プレッシャーをかけないよう[認める・褒める・肯定する]を徹底した適切なサポートをしてあげましょう。
特に就活を頑張っているのにも関わらず内定獲得に至っていないような状況の息子さんは、選考に落ち続けて、自己肯定感が低くなってしまっている可能性があります。
そのため「あなたは頑張っている」「今はまだあなたに合った企業に出会えていないだけ」と励ましてあげてください。
また、もしも普段と比べてなんだか落ち込んでいそうだったり、辛そうだったりする場合は「何かあった?」と声をかけてあげましょう。話を聞いてもらうだけでも息子さんは気持ちが楽になるはずです。
息子の話に耳を傾ける(意見を言わない)
息子さんの話をしっかりと聞いてあげる姿勢を見せることが非常に大切です。
実際に、雑誌プレジデントの特集記事[東大生173人アンケート 学力を伸ばすたったひとつの親の習慣]では、[子供の話を聞くこと]が子供を伸ばす習慣であることが解説されています。
就活と受験は同じ前提条件とは一概には言えませんが、子どもを伸ばすという観点では同じです。
このように息子さんの話を傾聴することで、承認欲求が満たされ、その欲求がさらなる行動への原動力となるでしょう。
お子様と一緒に内定が出ない原因を特定する
息子さん自身も選考において自分がどの選考フローで最も落ちているかを理解していない可能性もあります。
冒頭で紹介した内容をもとに内定が出ない原因を息子さんと共に是非特定してみてください。原因がわかることで、次におこなうべき行動が見えてきます。
しかし息子さんの人柄や普段の関係性によっては、就活の状況を詳しく話したり、一緒に原因分析をしたりすることを嫌がられる場合もあると思います。
その場合は、無理やり一緒に分析をするようなことはしないほうが良いでしょう。
親御さんからしてみればまだ子供のように感じるかもしれませんが、大学生にもなると自分のことは自分でなんとかすることができます。
そのため息子さんの言動を温かく見守ってあげてください。
就活に必要な費用を援助する
就活はお金がかかるため、金銭的な援助も欠かせません。スーツ代はもちろん、面接などの交通費は大学生にとって負担になります。
特に地方在住の人で、家から通える範囲外での就職を希望している場合はなおさらです。
就活のためにアルバイトする学生も多くいますが、そうすると選考対策や面接などに参加する時間が足りなくなってしまいます。
もしも息子さんが金銭的な問題で就活に取り組めていないようであれば、費用の援助を検討してあげてください。
就活にかかる費用については、以下の記事で解説しています。以下の記事を参考に、必要な就活資金が用意できているのかを息子さんに確認してみてください。
人に相談する
もしも息子さんが就活に苦戦している原因の特定に苦戦していそうであれば、キャリアセンターや就活エージェントに相談してみてください。
キャリアセンターは予約が取りにくい場合もあるので、より早く相談したいという人は就活エージェントがオススメです。
就活エージェントでは各企業の評価基準をもとに担当のキャリアカウンセラーが面接のアドバイスをおこなってくれます。また、面接後仮に不採用になってしまった場合は、なぜ不採用だったのかを教えてもらえる場合もあります。
面接のフィードバックを受けると面接における自分の課題や改善点を知ることができるでしょう。
就活エージェントneoでは、紹介した企業の細かい情報提供や合否理由を知ることができます。また、専任のアドバイザーがあなたに合ったアドバイスや希望・適性に合った企業の求人紹介までおこなっています。
少しでも興味がある就活生は気軽にご利用ください。
「今の選考状況を打開するためにどんな対策をすべきかわからない」「自分に合った業界・企業がわからない」といった状況なのであれば、特にオススメの相談先と言えるでしょう。
【Q&A】就職先が決まらない息子がいる親のよくある悩み】
就職先が決まらない息子さんを持つ親にとって、この悩みは非常に深刻です。
息子さんの将来を心配し、どのようにサポートをすれば良いのか途方に暮れることもあるでしょう。ここでは、親が抱えるよくある悩みとその対策についてQ&A形式で解説します。
Q. 大学卒業までに就職先が決まらなかった場合どうなりますか?
息子さんが大学卒業までに就職が決まらなかった場合、[就職留年][就職浪人][フリーター・派遣]の3つの選択肢があります。
就職留年とは、大学を卒業せずに来年度の就職に向けてもう1年大学に通うことを指します。
一方、就職浪人とは、大学を卒業し既卒として就活を継続することです。2つの選択肢の大きな違いは『新卒扱いになるか、既卒扱いになるか』です。
そして3つ目の選択肢が[フリーター・派遣社員]になることです。しかし厳密にいうと卒業式までに就職先が決まらずとも、3月31日までに就職先が決まれば新卒として就職することは可能です。
とはいえそこまで採用活動をしている企業を自身で見つけるのは難しいでしょう。その場合は、就活エージェントにご相談ください。
Q. 子どもが就活にやる気を出しません。どうすればいいですか?
まずは息子さんがなぜ就活にやる気を示さないのかについて探ってみましょう。原因がわからないと、対策をしても有効な手立てであるか判断ができません。
原因を探る際には『お子様の意見を否定しない』ことに注意しましょう。
親心からついいろいろ意見を言いたくなるかもしれませんが、まずは息子さんの主張に耳を傾けることに意識を向けてみてください。
Q. 就職時に資格を取得しておく必要はありますか?
会計士などの資格がないと就職できない職種は異なりますが、就職時に資格が必要とされることはほとんどありません。
もちろん資格はあるに越したことはないですが、資格を取るのか取らないのかはお子様の就活事情や獲得単位の状況などを踏まえて相談する必要があります。
またもしも大学卒業間近にして、単位が取り終えていない状況下であれば、資格取得よりも卒業するためにすべきことを整理し行動すべきです。
会計士などの資格がないと就職できない職種は異なりますが、就職時に資格が必要とされることはほとんどありません。
もちろん資格はあるに越したことはないですが、資格を取るのか取らないのかは息子さんの就活事情や獲得単位の状況などを踏まえて相談する必要があります。
またもしも大学卒業間近にして、単位が取り終えていない状況下であれば、資格取得よりも卒業するためにすべきことを整理し行動すべきです。
就職せずに卒業する割合はどれくらいいますか?
文部科学省が実施した[令和5年度大学等卒業者の就職状況調査]によると就職率は以下の通りです。
短期大学:97.4%
高等専門学校及び専修学校:100%
上記からもわかるように、ほとんどの学生が学校卒業後、就職していることがわかります。
しかし就職しないという選択肢を選ぶ人もいるため、必ずしも就職しないといけないというわけではありません。
息子が就職しないと決断した場合、親御さんは息子がどのような理由で就職を選ばないのかを理解し、適切なサポートをすることが大切です。
まとめ
本記事では、息子さんの就職先が決まらない原因と就職先が決まっていない息子さんのために親御さんができることについて解説してきました。
就活は日々ストレスがかかる場面が多くあります。そんな中でも、お子様が納得のいく就活先に出会えるよう、適切な距離感を保ち、精神的に支えてあげられると良いでしょう。
最後に繰り返しになりますが、就職先に入社をして実際にその企業で働くのは息子さん自身です。そのため、最終的に息子さんが選んだ選択に関してはしっかり理解を示し、息子さんの意見を尊重してあげてください。
就職エージェントneoを活用して就活をしよう!
- 「息子の就活が決まらない…」
- 「何かサポートできることあるのかな…?」
- 「卒業するまでに就職先が決まらなかったらどうなるの?」
就職エージェントneoでは、専任のアドバイザーが個別面談を実施し、就活生1人ひとりの就活状況をお伺いした後に、状況にあった選考アドバイスの実施や希望や適性に合った企業の求人情報を紹介しています。
「志望企業の選考を突破するために、面接のアドバイスがほしい!」「自分のアピールポイントを一緒に考えてほしい!」など、少しでも就活に不安がある就活生は、是非就職エージェントneoにご相談ください。
本記事では、就活エージェントのサービス内容の紹介やエージェントを選ぶ際のポイント、エージェントの効果的な活用方法について解説をしていきます。