一旦休憩していた就活を再開しようと思ってはいるけど「実際今さらもう間に合わないのでは…と思っている方もいると思います。
確かに、辞めていた期間のブランクがあるため、現在進行中の就活生よりも大変ではあるでしょう。
でも、今の時期に再開をしても内定がもらえないというわけではありません。自分に足りないところを補いながら、内定獲得に向けて動いていきましょう。
就活を再スタートする人が間に合わないと思ってしまう理由
「間に合わないのでは?」と思ってしまう人は、例えば下記のような理由を持っています。

上記をまとめると「分からない」「自信がない」というネガティブな感情を抱いていることが要因になっています。
少しでも自信を持って就活を再スタート出来るように、下記の「やるべきこと」を見て就活を間に合わせましょう。
就活が間に合わないと思ったらやるべきこと
正直、人によってはこれから紹介する挽回方法が全て当てはまる場合があります。
しかし、就活を再開する人は時間も限られているので、すでに出来ていることよりも出来ていないことを中心に解消して、今の自分に足りないことを行ってみて下さい。
目的を明確にする
下記の様な人は、目的を明確にしてみましょう。
✓上手くいかなかったトラウマで自信がない
✓良い企業が残っているのか不安
✓周りに合わせてなんとなく就活をしている
目的を明確にするというのは、「就活をやり直す目的を明確にする」「目標を作る」「就活をすることでメリットになることを考える」「就職後のメリットを考える」等が挙げられます。
目的や目標に関しては、例えば「お金を稼ぎたい」「自分が開発した〇〇で世界を豊かにしたい」「自信を持ちたい」等何でも構いません。
1つ目的や目標を持つだけで、自分が進むべき道が見えてきやすくなり、やるべきことが明確化され、やる気を保ちやすくなります。
メリットを考えることに関しては、例えば就活でいうと「自分について知ることが出来る」「やりたいことや興味のあることが見つかる」「自分の強みを知れる」「就活で友達ができる」等があります。
働くことに対しては、「成長できる」「今まで経験出来なかったことができる」「人脈が広がる」「自分の可能性が見つかる」「やりたいことや夢が見つかる」「収入が得られる」等のメリットあるでしょう。
ネガティブな部分にだけに目を向けるとやる気が出なくなり、結局ズルズルと就活が伸びてしまい、更に苦しい思いをしてしまうかもしれません。
そのため、「メリットは何か?」という視点で就活を行ってみましょう。
自己分析
下記の様な人は、自己分析をしましょう。
✓上手くいかなかったトラウマで自信がない
✓やりたいことや気になる企業が見つからない
✓強みや頑張ったことがないと思い込んでいる
自己分析は、ただやれば良いというわけではなく「自分軸」「就活軸」「強み」「ガクチカ」「出来ること」「得意なこと」「やりたいこと」を見つけられるように動いていきましょう。
軸や強み等が定まっていないと面接で「なぜこの業界(会社)を選んだの?」と聞かれても曖昧な回答しかすることが出来ずに、面接官に悪い印象を与えてしまう可能性があります。
自己分析のやり方は6つあり、人によってやりやすい方法が異なってくるので、自分に合うやり方を見つけてみてください。
自己分析である「マインドマップ」「ジョハリの窓」「モチベーショングラフ」「SWOT分析」「自分史」の詳細なやり方を知りたい人は下記のURLを確認してみてください。
関連記事:
【まとめ】自己分析のやり方5選紹介!図付きでわかりやすく解説
業界研究
下記のような人は、業界研究をしましょう。
✓良い企業が残っているのか不安
✓やりたいことや気になる企業が見つからない
✓周りに合わせてなんとなく就活をしている
業界研究では自己分析で出てきた軸を基に、「興味のある業界」「自分の得意分野(強み)を活かせる業界」等の複数の軸で探してみましょう。
例えば「気になっているIT業界だけを受ける!」と絞り過ぎずに、「興味のあるIT業界と自分の強みであるコミュニケーションを活かせる人材業界」等というように軸ごとに希望業界を持っておくのをオススメします。
理由としては、1つの業界に絞りすぎてしまうともし選考が上手く行かなくなったときに、また一から自己分析や業界研究をし直さなくてはいけなくなるからです。
可能性の幅を広げておくためにも複数の業界を調べておくと良いでしょう。
志望企業を探す
下記のような人は、志望企業を探してみましょう。
✓良い企業が残っているのか不安
✓やりたいことや気になる企業が見つからない
業界研究を行ったら次は気になる企業を探し、企業研究を行っていきます。社会との接点が多くない学生にとって、企業の探し方がわからからないことは仕方がありません。
そのため、「分からない。そんな自分がダメだ」と思わないようにしてください。
企業を探す際は「就活サイト」「就活イベント」「就活エージェント」等の様々なツールを使ってみてましょう。始めは、テレビCM等で見るような企業から探すのでも大丈夫です。
もし気になる企業を見つけたら、そこと取引のある企業を探してみて下さい。そうすることで、企業の幅が広がり、さらに気になる企業を見つけることが出来るかもしれません。
探し方は、就活サイトの「関連企業」等の項目から探すことが出来ます。
就活エージェントでは、あなたにマッチする企業を紹介してくれるので、企業探しで苦戦している人は活用してみるのもオススメです。
企業を探すことが出来た人は企業HP等を見るだけでなく「会社説明会」「OBOG訪問」等に参加してみてください。
HPには基本的な採用情報や仕事内容が載っていますが、詳しい働き方や仕事内容、働いている社員の雰囲気等は載っていないことが多いです。
そのため、実際に気になっている会社で働いている人達と直接話して情報収集をし、入社後のミスマッチを防ぎましょう。
ESの作成
下記の様な人は、ES対策をしましょう。
✓上手くいかなかったトラウマで自信がない
自己分析を基に自己PRとガクチカを作成します。上記のような気持ちを持ってしまう人は、ESを作成する際に「書き方」「初見の人が読んでも分かりやすい文章」等に問題があるかもしれません。
面接官は何人もの学生のESを確認しているため、読みにくいものは詳細に見てくれない可能性があります。
そのためESの書き方を理解し、フレームワークに沿ってエピソードを書いてみましょう。そうすることで、論理的で分かりやすい文章を作ることができ、最後まで見てもらいやすくなります。
分かりやすい文章に関しては、「具体的に書く」「専門用語を使わない」「話の内容に一貫性をもたせる」「誤字脱字をなくす」等を意識してみましょう。
面接官はあなたのエピソード内容を詳細に知らない中、ESだけで内容を判断します。
相手に伝わりやすい文章を書くために、詳しい情報を知りたい人は下記URLを確認してみて下さい。
関連記事:
・志望動機の書き方~選考通過率をUPさせる方法~
・評価される「ガクチカ」の書き方を解説|見直しに役立つ”チェック表”つき
・企業から評価される自己PRの書き方とは?ポイントや注意点をわかりやすく解説
面接対策
下記の様な人は、面接対策を行いましょう。
✓上手くいかなかったトラウマで自信がない
就活の面接はアルバイト等の面接とは違い、今まであまり経験をしたことがないような独特の緊張感が漂います。
そのため、「分からない」「自信がない」等と思ってしまうことは仕方がありません。
しかし、面接対策をして面接に慣れたり伝え方や雰囲気等を理解したりすることで、不安を取り除くことが出来るかもしれません。
面接対策をする際は、「基本的な質問に対する回答を用意」「伝え方の理解」「身だしなみやマナーの理解」をしましょう。
面接でどんなに素晴らしい話ができても、身だしなみがだらしなかったり入退室時のマナーがなっていなかったりするとマイナスの印象を与えてしまいます。
反対に身だしなみやマナーがきちんとしていても企業が質問をする意味を理解していなかったり、言いたいことが伝わらなかったりすると選考には通りません。
そのため、「どんな質問がされるのかを想定しそれに対しての回答の用意」「模擬面接等で伝え方を理解」「身だしなみやマナーの確認」等をしておきましょう。
面接で質問をされたときの正しい答え方や好印象を与える服装・面接マナーについて、詳しく解説している記事を紹介しますので、確認してみてください。
関連記事:
・【就活】面接で好印象を与える服装|スーツから私服まで紹介
・面接官に好印象を与える面接マナー|入退室から回答方法、服装、持ち物まで
・【面接】質問の正しい答え方|面接官のタイプ別に特徴と対策を紹介
相談する
下記の様な人は、誰かに相談をしましょう。
✓何をしたら良いか分からない
✓上手くいかなかったトラウマで自信がない
✓良い企業が残っているのか不安
✓やりたいことや気になる企業が見つからない
✓強みや頑張ったことがないと思い込んでいる
誰かに就活について相談する場合は、「就活に対して意欲の高い学生」「内定をもらった先輩」「OBOG訪問先の社員」「インターン先の先輩」「就活エージェント」等に相談してみましょう。
上記の人たちは、就活での失敗談や成功談等を持っている可能性が高いです。
特に社会人は、仕事の業務に関するアドバイスもしてくれる場合があるので、入社後のギャップをなくすことも出来るかもしれません。
中でも就活エージェントは、あなたのような学生や企業との接点がある就活のプロなので、あなたならではのやるべきことや気付きを与えてくれます。
上述した自己分析や業界研究等をやってみたけど、上手く行かずに悩んでいる人や就活に不安を抱えている人は、相談してみましょう。
上記の項目をまとめたチェックリストを紹介するので、それを見ながら自分は何が出来ていないのかを確認してみて下さい。

就活をやりたくないと感じたら!?
やるべきことを理解しても、過去の就活でトラウマを持っていたり自信がなかったりする場合、緊張やストレスから「就活をしたくない」と感じてしまう人もいるかと思います。
ここでは、緊張の和らげ方とストレス解消の仕方を紹介していますので確認してみてましょう。
就活で緊張してしまう人がやったが良いこと
就活を進めていくの中でも、面接は特に緊張をしてしまう人が多いかと思います。
緊張してしまう人は、まず自分が緊張のどのタイプに当てはまるかを理解してみてください。理由としては、タイプによって対処法が異なるからです。

「過去にやった面接できついことを言われてトラウマになった」「上手く答えられずに怖い思いをした」等の感情を持っている人は、詳しい対処法を下記URLから確認して、実践してみましょう。
関連記事:
面接の緊張を和らげる超実践的手法~面接直前・面接中・事前にできる12選~
就活にストレスを感じているならやったほうが良いこと
就活を再スタートをする人は、過去にトラウマ等も持っていることからストレスを感じやすいかと思います。ここでは、ストレスを感じたときに行ったほうが良い対処法を4つ紹介します。

ストレスを溜めすぎてしまうと、せっかく再スタートをしても「もう辞めたい」とまた思ってしまうかもしれません。
勇気を出して就活を再開させた気持ちを保てるように、自分なりのストレス対処法を見つけておきましょう。
詳しい対処法を知りたい人は、下記URLを確認してみてください。
関連記事:
【就活ストレスを解消するための教科書】3大原因を解説!!
まとめ
本記事では、就活を再スタートするけれども「今からの就活では間に合わないのでは」と不安を持っている人に向けて、間に合わないと思う理由ややったほうが良いことを紹介してきました。
全てを一から取り組むことも良いことですが、自身の就活状況によっては出来ていることを後回しにし、出来ていないことをまずは出来るようにすることも必要です。
しかし、その判断をすることは簡単なことではありません。
もし悩んでいる人は、1人で就活を進めなくてはいけないという決まりはないので、誰かに頼ってみてください。
誰に頼ればよいのか分からないという人は就活のプロである就活エージェントに相談してみましょう。
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最後に、就職エージェントneoではオンライン面談が基本です。将来を見据えた手厚いサポートを受けたい就活生は是非チェックしてみてください。